◆ 楓が如く…





3日ほどお休みを頂きました。

まだ激痛が走りそうな
嫌な前兆を抱えたままなのですが。



4日前は快方に向かっています…
などと記事には書いておりましたが、

その数時間後に
とうとう救急車にて運ばれました。



命に別状は無いとはいえ…

あまりの痛さに気が狂い
自身をあやめかねないとも思ったりも。

独りで
「死にたい!」「死にたい!」「死にたい!」
と叫び続けてました(笑)(笑)(笑)


幼い頃からなので耐性があるとはいえ…。

ひょっとして女性の出産は
これよりさらに痛みを伴うもの?

痛みの中いろんなことが頭中を駆け巡り…
なんとか耐え抜き…
やや収まったところで救急車を。



病名がほぼはっきりとしました。
「機能性ディスペプチア」

新しい病名らしく
昔は大腸炎やら潰瘍などとされていたものであるとか。

これほどの痛みを伴うのは
併発して横隔膜が引っ張られている可能性が高いとも。


「治ることはありません!」
はっきりと言われました(笑)


「六君子湯(りっくんしとう)」という漢方薬が今のところもっとも有効であるとされ、
処方されました。

これとて特効薬ではなく、
徐々に…多少の予防を…的なもの。

効果はほとんど無い可能性すらも。

あくまで漢方薬ですから。
副作用が無いだけええかなと。


分かってはいたものの…
治ることなく自身の最期まで付き合わねばならないということを

突き付けられました。


さいわいにして
退院後連絡を取り合った勤務先上司とは
できる範囲で仕事を…と認めて頂けた。

これまでもかなり休んだりしているため
普通の会社ならとうにクビなのでしょうが、
完全歩合制の仕事でもあるので。

その分収入はさらに激減…。




さて…
そろそろ身の振り方も考えねばなりません。


ここ数年は無謀とも言えるチャレンジを
自身に課してきました。

もうムリだ(笑)




これからの余生は
「楓(かえで)が如く…」というテーマを持って。


花(樹?)言葉は
「美しく変化する」。


晩秋は「紅葉」
早春は「萌黄(もえぎ)」

死と再生を繰り返す植物。
不死鳥が如く再生し続けようかと。



もともと美意識が高い人らしいです。
美へのこだわりが(クセが)強い人らしいです。
少々ナルシストらしいです。

…自覚はあります。


車もイタ車、アルファロメオ。

しかも最も華やかだった時代のデザイナーを召集して生み出された、
平成15年式初代「アルファ147」を3代も乗り継ぐという、こだわりのアホさ加減(笑)


奈良の広告会社をやっていた時は…

奈良の40代50代男子の
ファッションを変えてやる!…くらいの意気込みで活動していた時代も。


もうそんな気概は微塵もないですが…
すっかり老いぼれましたが…
貧乏暮らしが続きますが…


自分自身を少しは顧みて
「美しく変化」させてみましょうか!



より美しいお社の写真を撮り
より美しく魅せることもその一つですね。


丹波国船井郡(南丹市日吉町) 多治神社境内


「萌黄」の「楓」。 大和国山邊郡(天理市苣原町) 九頭神社

大和国城上郡(桜井市桜井) 等彌神社 (2021年 献灯祭ライトアップ)

出雲国意宇郡(安来市広瀬町) 金屋子神社境内社

大和国城上郡(桜井市初瀬) 愛宕神社

伊勢国度会郡(度会郡大紀町) 頭之宮四方神社(こうべのみやよもじんじゃ)


丹後国竹野郡(京丹後市峰山町) 橃枳神社(からたちじんじゃ)