☆ 橿原遺跡



大和国高市郡
奈良県橿原市畝傍町



200点近くの大量の土偶が出土した、西日本を代表する縄文晩期の遺跡。
「畝傍山」の南東麓、南から「桜川」に沿って延びる微高地上とその周辺に渡ります。

この場所は橿原神宮の「神宮外苑」。
外苑内には神武天皇陵も。

神武天皇が実際に即位した地というのは御所市柏原の神武天皇社、実の御陵は「丸山宮跡」と考えていますが。
ただ然るべき地に、神武天皇を祀る社と御陵を明治期に比定されたのだろうとも思います。
現在は遺跡跡に奈良県立橿原考古学研究所附属博物館や各種競技場が建てられています。


遺跡は平安時代までの複合遺跡。
なんといっても縄文晩期の特に土偶が出色で、およそ200体近くが出土したようです。

またクジラ・タイなど海産物の骨が残っていること、東北地方、中部山岳地帯、北陸と同じ様式の土器も出土していることから、広域の交流があったようです。

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(橿考研附属博物館 館長)



現在は各種競技場、橿考研附属博物館などが建てられています。



以下、橿考研附属博物館より。






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