三十八神社
(さんじゅうはちじんじゃ)


大和国山邊郡
奈良県天理市南六条町223
(境内に駐車可、ただし入口がかなり狭いので北にある池の東南端に路駐して200mほど歩くか)

■祭神
御年神


石上神宮の布留の神域に災いが入らないように、結界を示す傍示を立てる八社のうちの一社。毎年10/1の榜示浚(さらえ)神事で、八所に榊を立てていきます。
◎その八社は「北郷」は石上市神社(石上町)、岩上神社(富堂町)、八剱神社(田井之庄町)、当社、「南郷」は春日神社(内馬場町)、神明神社(川原城町)、天皇神社(備前町)、厳島神社(田町)。
◎三十八神社といえば主に2系統があり、その多くが役行者が吉野の金峯山寺に主な三十八神を祀ったのを起源とするもの。もう一方は宮中三十六神にイザナギ・イザナミ神を祀るもの。当社はいずれかは分かりません。そして御年神が祀られています。
◎創建由緒等も不明、奈良県神社庁のHPでは「みそは」ではなく「さんじゅうはち」と読むとあります。なお当地から移住した人たちが柳生一族として名を馳せました。当地には「元柳生」という地名も残っています。



鳥居は改修中、小型重機が境内に。


ご本殿背後から。