天皇神社 (天理市備前町)


大和国山邉郡
奈良県天理市備前町カイト
(P無し、社前は道も狭く軽がギリギリ、東側のミニストップから200m ほど)

■祭神 
素盞嗚尊


石上神宮「榜示浚(ぼうじざらえ)神事」が行われる一社。「布留川」が「大和川」に合流する直前、その「布留川」に合流する支流の南岸に鎮座しています。かつての「備前庄」は備前国からの移住があったとも、或いは荘園領主からきたものとも、よく分かっていないようです。
創祀は正応五年(1292年)と新しい神社。山邊郡「備前庄」の鎮守社であったとされます。社名の「天皇」は素盞嗚尊の「牛頭天王」からの転訛。
神仏混淆の影響が甚だしく仏の木像が4体あったらしく、うち1体は盗難にあったとか。衰微していた当社を再興したのも僧侶。
「傍示」に建つという神社らしく境内には塞神神社が鎮座、八衢比古命と久那戸命が祀られています。

*写真は2018年8月と2021年9月撮影のものとが混在しています。



境内東側の広い道から。鳥居は農道を下った西側にあります。







「牛頭天王社」と刻まれています。

塞神神社