女子オーディオ『秋のお散歩イベント』を開催します♪
というわけで、女子オーディオのHPやブログでは既に告知済みなのですが、9回目の女子オーディオイベント『秋のお散歩イベント』を開催します!
今回は女子オーディオ初のオーディオショップ訪問イベントです。
先日、訪問させていただくオーディオショップ『アフロオーディオ』さんと打合せをさせていただきましたが、如何せん初の試みなのでお客さんが何人集まるのか・・・今からハラハラドキドキです。

秋のお散歩イベント概要

アフロオーディオさんもやる気満々で、「美味しいコーヒーを用意します!ケーキは・・・どうしようかな?」と、気合いが入っていますので、是非、お時間のある方はCDやレコードをご持参の上、10月20日の13:00にJR横浜線『鴨居駅』に集合して下さい!
今回は女子オーディオ初のオーディオショップ訪問イベントです。
先日、訪問させていただくオーディオショップ『アフロオーディオ』さんと打合せをさせていただきましたが、如何せん初の試みなのでお客さんが何人集まるのか・・・今からハラハラドキドキです。

2013年10月20日(日) 13:00 JR横浜線『鴨居駅』改札前に集合! 13:30 オーディオショップ「アフロオーディオ」到着 ~ イベント開始 | |
オーディオショップ「アフロオーディオ」 (HP) 住所 : 神奈川県横浜市都筑区佐江戸町392 (地図) TEL : 045-507-4608 | |
無料 (お店までの往復の交通費は各自でご負担下さい) | |
今回は女子オーディオ初のお散歩イベントになります。 JR横浜線『鴨居駅』に集合してお店まで徒歩で移動します。 今回お邪魔するのがオーディオショップ「アフロオーディオ」さん。家具調のレトロなオーディオから最新のオーディオ機器まで幅広い品揃えで、若い店員さんが丁寧に分かりやすく説明してくれるということで、最近雑誌などでも取り上げられているお店になります。 そんなアフロオーディオさんの試聴室でお店にある様々な機器で音楽を楽しませてくれますので、是非いつも聴いているCDをご持参の上ご参加下さい♪ 集合時間に鴨居駅に来られない方も、お店に直接来ていただければOK!用事があるという方はイベントの途中でお帰りいただいてもOKですので、お気軽にご参加下さい! 「オーディオショップって敷居が高いな」「難しい説明をされて商品を買わされそうで怖いな」とご不安の方も、是非これを機会にオーディオショップでの試聴会を体験してみましょう! 是非、お友だちとお誘い合わせの上、『女子オーディオ』にご参加下さい! ・参加は女性のお客様を優先させていただきます。 ・男性のお客様はぜひ恋人、奥様、娘さん、女性のお友達と一緒にご参加下さい! |

アフロオーディオさんもやる気満々で、「美味しいコーヒーを用意します!ケーキは・・・どうしようかな?」と、気合いが入っていますので、是非、お時間のある方はCDやレコードをご持参の上、10月20日の13:00にJR横浜線『鴨居駅』に集合して下さい!
調子に乗ってFURMANの電源コンディショナー『PL-8C』を買ってみた
昨年の4月、FURMANのタップ型パワーディストリビュータ『FURMAN SS-6B』を買ってレビューしてみましたが・・・・ORACLEのCD1000とLINNのUNIDISK1.1が修理から戻ってきたので、FURMANの1ランク上のパワーコンディショナー『PL-8CJ』を買ってみました♪

FURMAN FURMAN PL-8C J パワーコンディショナー
今回もAmazonで買いました。
FURMAN SS-6B
が3780円だった(その後知らん間に値段が上がってた・・・)のに対し、FURMAN PL-8C J パワーコンディショナー
は、なんと27998円と価格差7.4倍!!
あと、箱がデカイ。
でも・・・まぁ、オーディオ用の電源コンディショナーの値段を考えると・・・なんと安いことか・・・
SS-6BがサージフィルターとEMI/RFIフィルターでノイズ対策が出来るのに対して、PL-8CJは1ランク上のSMPサージ・プロテクションとLiFTノイズフィルターで音質劣化を防ぎつつ電源ノイズの低減と接続機器を保護をしてくれる・・・というもののようですが・・・実際にはプロオーディオ用のパワーコンディショナーはホームオーディオにどれほどの効果があるのでしょう??
というわけで、まずは箱から出して観察。

前面の丸い筒はLEDの輝度をコントロールするものらしい。
でも、オーディオ裏の棚に設置をする予定なので使わないかな。

背面には8個のコンセント。
このうち3つがアナログ機器用で5つがデジタル機器用。
全体的にはプロオーディオ用のラックタイプの機器なのでデザイン的優雅さは無いけれど、重さもそれなりにあって(5.4kg)質実剛健な感じ。
というわけで、いい加減へたってきたCSEのT-500を取り外してPL-8CJを設置。
デジタル機器用のコンセントにORACLEのCD1000、LINNのUNIDISK1.1、CHORDのDAC64を接続し、アナログ機器用のコンセントにMcINTOSHのC45を接続。
SS-6BにはB.M.CのS1を接続。
さぁ、これで試聴です。
まずはジャズから・・・アキコ・グレースの「Tokyo
」。
ORACLEのCD1000とCHORDのDAC64で再生。
音の出だしから「あ、違う」と感じます。
音の奥行きがズッと後ろまで広がって出てくる音の1音1音が澄んでいます。
で、ベースとドラムはどうかな・・・・とウキウキしながら聴いていると、あれ?ちょっと薄いか?
慌ててボリュームを上げてみると、おぉ、沈み込むような低音までしっかり出ているじゃないですか。
ただ、いつも聴いているボリュームだとちょっと物足りなさを感じてしまいます。
果たしてPL-8CJのせいで音が痩せてしまったのか、はたまたノイズによるザラつきが無くなってボリュームを上げられてしまう・・・という事なのか?
でも、ボリュームを上げればいつも通り、いや、それ以上のベースとドラムのリアルさと微細な音を楽しめるので、どう判断をして良いのか良く分からない。
でも、まぁ、良くも悪くも「変わった」。
次にクラシックから、佐渡裕指揮、NHK交響楽団演奏の「ホルスト:惑星
」。
こちらはLINNのUNIDISK1.1で再生。
1曲目の「火星」が始まり、弦楽器が小刻みにザザザザッザッザッとリズムを刻み、管楽器が合流してくると、ステージの広さ、奥行きの深さ、微細な音の表現などがCSEのT-500を使っていた時よりも良くなっています。
特に各楽器がより明瞭に、リアルに聞こえるのはなかなか良いかも。
低音に関しても不足感はありません。
むしろ重厚に感じるほどです。
う~む、さっきのジャズとはちょっと印象が違う・・・
他にもジャズとクラシックを交互に聴いてみましたが、やはりジャズは少しボリュームを上げ気味にする必要がありそうです。
あるいはセッティングを見直さなければいけないのかな?
またはエージングの問題??
とりあえず、このまま様子を見つつもう少し鳴らし込んでみることにします。
ただPL-8CJ、素質は悪く無さそうです。

FURMAN FURMAN PL-8C J パワーコンディショナー
今回もAmazonで買いました。
FURMAN SS-6B
あと、箱がデカイ。
でも・・・まぁ、オーディオ用の電源コンディショナーの値段を考えると・・・なんと安いことか・・・
SS-6BがサージフィルターとEMI/RFIフィルターでノイズ対策が出来るのに対して、PL-8CJは1ランク上のSMPサージ・プロテクションとLiFTノイズフィルターで音質劣化を防ぎつつ電源ノイズの低減と接続機器を保護をしてくれる・・・というもののようですが・・・実際にはプロオーディオ用のパワーコンディショナーはホームオーディオにどれほどの効果があるのでしょう??
というわけで、まずは箱から出して観察。

前面の丸い筒はLEDの輝度をコントロールするものらしい。
でも、オーディオ裏の棚に設置をする予定なので使わないかな。

背面には8個のコンセント。
このうち3つがアナログ機器用で5つがデジタル機器用。
全体的にはプロオーディオ用のラックタイプの機器なのでデザイン的優雅さは無いけれど、重さもそれなりにあって(5.4kg)質実剛健な感じ。
というわけで、いい加減へたってきたCSEのT-500を取り外してPL-8CJを設置。
デジタル機器用のコンセントにORACLEのCD1000、LINNのUNIDISK1.1、CHORDのDAC64を接続し、アナログ機器用のコンセントにMcINTOSHのC45を接続。
SS-6BにはB.M.CのS1を接続。
さぁ、これで試聴です。
まずはジャズから・・・アキコ・グレースの「Tokyo
ORACLEのCD1000とCHORDのDAC64で再生。
音の出だしから「あ、違う」と感じます。
音の奥行きがズッと後ろまで広がって出てくる音の1音1音が澄んでいます。
で、ベースとドラムはどうかな・・・・とウキウキしながら聴いていると、あれ?ちょっと薄いか?
慌ててボリュームを上げてみると、おぉ、沈み込むような低音までしっかり出ているじゃないですか。
ただ、いつも聴いているボリュームだとちょっと物足りなさを感じてしまいます。
果たしてPL-8CJのせいで音が痩せてしまったのか、はたまたノイズによるザラつきが無くなってボリュームを上げられてしまう・・・という事なのか?
でも、ボリュームを上げればいつも通り、いや、それ以上のベースとドラムのリアルさと微細な音を楽しめるので、どう判断をして良いのか良く分からない。
でも、まぁ、良くも悪くも「変わった」。
次にクラシックから、佐渡裕指揮、NHK交響楽団演奏の「ホルスト:惑星
こちらはLINNのUNIDISK1.1で再生。
1曲目の「火星」が始まり、弦楽器が小刻みにザザザザッザッザッとリズムを刻み、管楽器が合流してくると、ステージの広さ、奥行きの深さ、微細な音の表現などがCSEのT-500を使っていた時よりも良くなっています。
特に各楽器がより明瞭に、リアルに聞こえるのはなかなか良いかも。
低音に関しても不足感はありません。
むしろ重厚に感じるほどです。
う~む、さっきのジャズとはちょっと印象が違う・・・
他にもジャズとクラシックを交互に聴いてみましたが、やはりジャズは少しボリュームを上げ気味にする必要がありそうです。
あるいはセッティングを見直さなければいけないのかな?
またはエージングの問題??
とりあえず、このまま様子を見つつもう少し鳴らし込んでみることにします。
ただPL-8CJ、素質は悪く無さそうです。
"KOTO" presents 龍の宴 in 神宮前Crème de la crème
8月30日、神宮前Crème de la crèmeで篠笛奏者ことさんプロデュースのコンサート『龍の宴』が開催されました。
同じ日、吉祥寺のMEGでMAYAさんのライブがあったのだけれど・・・後でMAYAさんに怒られるかなぁ・・・(苦笑)
そういえばこの神宮前Crème de la crème、先日、若手女流オーディオ評論家花乃さん主催のイベント『オトノート』が開催された場所に近いなぁ。
神宮前なんてほとんど縁の無い場所だったけれど、最近妙に急接近です。
そんなわけで、原宿駅からテポテポ歩いて会場へ。
到着した会場に入ってみて驚きました。

コンクリート打ちっ放しで天井が非常に高い会場なのですが、思ったよりも音が過剰反響せず、お客さんのしゃべり声や物音など、開放的に伸びやかに聴こえます。
ライブ開始前ですが、なかなか良さそうな会場です。
というわけで、空席を見つけようとウロウロするも、用意されたイスやソファーはほぼ満席状態。
結局、会場右側の最前列に置かれていたソファーの後ろに比較的広い空きスペースがあったので、そこで立ち見をすることに。

ステージには花道家の大久保有加さんによって草や竹が生けられており、ステージという空間に詫び寂を感じる演出が成されています。
ことさんの笛達もセッティングされており、ライブの始まりを今か今かと待っています。

コーラを飲みながらライブの開始を待っていると、お客さんが次々に会場に入ってきて、気付けば立ち見、床に座る人でいっぱいに・・・
うひゃ~・・・スゴイ人だかり。
そんな会場の雰囲気に圧倒されていると、いよいよライブがはじまりました。


本日のプロデューサーで主役の篠笛・神楽笛奏者のことさん。
なんだかレディー・ガガみたいな衣装で登場。
その格好にも驚きましたが、やはり篠笛の音が鳴り出した瞬間に会場の空気が一変したのにビックリしました。
凛とした篠笛の音色が高い天井のおかげで天高く響き、身が清められるようです。
今日のグループはドラムレスで電子楽器率が非常に少ない(ギターで少しだけエフェクターを使っているくらい)構成になっているので、CDの演奏よりもリズムセクションでの迫力は一歩後退している感じはありますが、曲の持つ幻想的な雰囲気は今日の演奏の方がグッと高まっています。
・・・にしても、柱のおかげで演奏していることさんがほとんど見えません(苦笑)。

竹マリンバの岩附智之さん。
通常の木製のマリンバと異なり、竹の持つ独特な丸い音色で、東南アジアの竹製のガムランと同じような雰囲気を併せ持っていて、この楽器の音色も今日の演奏全体の幻想的な雰囲気作りを強力に支えています。
これが木製のマリンバだったら、きっとこのオリエンタルな音色の演奏ではなかったでしょう。
この竹マリンバで超低域までカバーすると、より演奏の表現が広がるかな。
相当に太くて長い竹が必要になりそうだけど・・・

ヴィオラの田中詩織さん。
ジャズからクラシック、ポップスまで何でも来いの美人ヴィオラ奏者ですが、いやぁ・・・
それにしても、誰がこの楽器とメンバーをチョイスしたのか、ヴィオラは大正解。
もしこれがヴァイオリンだったら篠笛の音色とケンカしていたかもしれません。
ヴィオラだからこそ、中高音からチェロ寄りの太めの低音まで、力強くことさんをサポートし、ソロでは幅広い音域でメロディーを奏でるので他の楽器に埋もれず、その存在感で聴く側を魅了します。
・・・今度CD買ってみようかな。

ベースの山本裕之さん。
ドラム不在のバンドの為、ベースの役割は非常に重要です。
前述の岩附さんの竹マリンバや、後述のKOHKIさんのフレームドラム(かな?)がリズムセクションとして参加する事もありますが、基本は山本さんのベースのみがリズムを刻んでいます。
さらに、アルコでメロディーラインにも参加をするので、目立たないけれど一番大変な役割です。
逸品のリズムキープでバンド全体をしっかりと支える実力者。

ギター、三味線、フレームドラムのKOHKIさん。
ことさんのライブでKOHKIさんの演奏は何度か聴いていますが、毎回感じるのは様々な楽器をこなす器用さと、どの楽器も非常に高いレベルで演奏する実力への脱帽感。
三味線では津軽三味線のようなバチで弦を叩き付ける力強くて泥臭い演奏を聴かせてくれるし、ギターはバックでコードを刻むのはもちろん、ソロパートでも曖昧さの無いメロディーを技巧派のテクニックでじっくりと聴かせてくれます。
幻想的な1stステージがアッと言う間に終わり、休憩をはさんで2ndステージがはじまります。

休憩明けに登場したことさん。
・・・・さっきより『ガガ』っぽいじゃねぇか!!(笑)
そしてKOHKIさんとのデュオの演奏が終わり、次に待っていたのは・・・・

ことさんの演奏に合わせて大久保有加さんが花を生けていくというコラボレーション・パフォーマンス。

ことさんも篠笛を吹きながら生け花の回りを歩き回り、大久保さんは次々に花を生けていきます。
これがなかなか見応えがあり、まるで無計画に生けているように見える花も、徐々に完成に近付いていくに従い、複雑に計算されながら構成されているのに気付かされます。

圧巻です。

花を生け終わった大久保さんにインタビュー(?)することさん。
こういうコラボレーション・パフォーマンス、今後もまたやって貰いたい!!


ことさんのコンサート「龍の宴」では、毎回1st CD『龍の目醒め
』に収録されている楽曲がメインなので、曲自体の代わり映えはあまり無いのですが、今回のように楽器の構成やメンバーの構成がガラリと変わると・・・全く新しい世界を楽しむ事ができました。
ことさん、海外での仕事も忙しいらしく、中東やアフリカなど、年内も様々な国を飛び回るそうです。
ちなみに、11月29日(金)には赤坂の草月ホールで『龍の大宴会』が開催されるそうです。
今回もまた、苅屋形神楽団がゲストとして「八岐大蛇」を演じてくれるのだとか。
あまりに楽しみなので前売りチケット買っちゃいました。
兎にも角にも、ことさん、KOHKIさん、田中さん、岩附さん、山本さん、そして大久保さん、今回も素晴らしいコンサートありがとうございました!!


龍の目醒め / こと
Amazonでの購入はコチラ
HMVでの購入はコチラ
同じ日、吉祥寺のMEGでMAYAさんのライブがあったのだけれど・・・後でMAYAさんに怒られるかなぁ・・・(苦笑)
そういえばこの神宮前Crème de la crème、先日、若手女流オーディオ評論家花乃さん主催のイベント『オトノート』が開催された場所に近いなぁ。
神宮前なんてほとんど縁の無い場所だったけれど、最近妙に急接近です。
そんなわけで、原宿駅からテポテポ歩いて会場へ。
到着した会場に入ってみて驚きました。

コンクリート打ちっ放しで天井が非常に高い会場なのですが、思ったよりも音が過剰反響せず、お客さんのしゃべり声や物音など、開放的に伸びやかに聴こえます。
ライブ開始前ですが、なかなか良さそうな会場です。
というわけで、空席を見つけようとウロウロするも、用意されたイスやソファーはほぼ満席状態。
結局、会場右側の最前列に置かれていたソファーの後ろに比較的広い空きスペースがあったので、そこで立ち見をすることに。

ステージには花道家の大久保有加さんによって草や竹が生けられており、ステージという空間に詫び寂を感じる演出が成されています。
ことさんの笛達もセッティングされており、ライブの始まりを今か今かと待っています。

コーラを飲みながらライブの開始を待っていると、お客さんが次々に会場に入ってきて、気付けば立ち見、床に座る人でいっぱいに・・・
うひゃ~・・・スゴイ人だかり。
そんな会場の雰囲気に圧倒されていると、いよいよライブがはじまりました。


本日のプロデューサーで主役の篠笛・神楽笛奏者のことさん。
なんだかレディー・ガガみたいな衣装で登場。
その格好にも驚きましたが、やはり篠笛の音が鳴り出した瞬間に会場の空気が一変したのにビックリしました。
凛とした篠笛の音色が高い天井のおかげで天高く響き、身が清められるようです。
今日のグループはドラムレスで電子楽器率が非常に少ない(ギターで少しだけエフェクターを使っているくらい)構成になっているので、CDの演奏よりもリズムセクションでの迫力は一歩後退している感じはありますが、曲の持つ幻想的な雰囲気は今日の演奏の方がグッと高まっています。
・・・にしても、柱のおかげで演奏していることさんがほとんど見えません(苦笑)。

竹マリンバの岩附智之さん。
通常の木製のマリンバと異なり、竹の持つ独特な丸い音色で、東南アジアの竹製のガムランと同じような雰囲気を併せ持っていて、この楽器の音色も今日の演奏全体の幻想的な雰囲気作りを強力に支えています。
これが木製のマリンバだったら、きっとこのオリエンタルな音色の演奏ではなかったでしょう。
この竹マリンバで超低域までカバーすると、より演奏の表現が広がるかな。
相当に太くて長い竹が必要になりそうだけど・・・

ヴィオラの田中詩織さん。
ジャズからクラシック、ポップスまで何でも来いの美人ヴィオラ奏者ですが、いやぁ・・・
それにしても、誰がこの楽器とメンバーをチョイスしたのか、ヴィオラは大正解。
もしこれがヴァイオリンだったら篠笛の音色とケンカしていたかもしれません。
ヴィオラだからこそ、中高音からチェロ寄りの太めの低音まで、力強くことさんをサポートし、ソロでは幅広い音域でメロディーを奏でるので他の楽器に埋もれず、その存在感で聴く側を魅了します。
・・・今度CD買ってみようかな。

ベースの山本裕之さん。
ドラム不在のバンドの為、ベースの役割は非常に重要です。
前述の岩附さんの竹マリンバや、後述のKOHKIさんのフレームドラム(かな?)がリズムセクションとして参加する事もありますが、基本は山本さんのベースのみがリズムを刻んでいます。
さらに、アルコでメロディーラインにも参加をするので、目立たないけれど一番大変な役割です。
逸品のリズムキープでバンド全体をしっかりと支える実力者。

ギター、三味線、フレームドラムのKOHKIさん。
ことさんのライブでKOHKIさんの演奏は何度か聴いていますが、毎回感じるのは様々な楽器をこなす器用さと、どの楽器も非常に高いレベルで演奏する実力への脱帽感。
三味線では津軽三味線のようなバチで弦を叩き付ける力強くて泥臭い演奏を聴かせてくれるし、ギターはバックでコードを刻むのはもちろん、ソロパートでも曖昧さの無いメロディーを技巧派のテクニックでじっくりと聴かせてくれます。
幻想的な1stステージがアッと言う間に終わり、休憩をはさんで2ndステージがはじまります。

休憩明けに登場したことさん。
・・・・さっきより『ガガ』っぽいじゃねぇか!!(笑)
そしてKOHKIさんとのデュオの演奏が終わり、次に待っていたのは・・・・

ことさんの演奏に合わせて大久保有加さんが花を生けていくというコラボレーション・パフォーマンス。

ことさんも篠笛を吹きながら生け花の回りを歩き回り、大久保さんは次々に花を生けていきます。
これがなかなか見応えがあり、まるで無計画に生けているように見える花も、徐々に完成に近付いていくに従い、複雑に計算されながら構成されているのに気付かされます。

圧巻です。

花を生け終わった大久保さんにインタビュー(?)することさん。
こういうコラボレーション・パフォーマンス、今後もまたやって貰いたい!!


ことさんのコンサート「龍の宴」では、毎回1st CD『龍の目醒め
ことさん、海外での仕事も忙しいらしく、中東やアフリカなど、年内も様々な国を飛び回るそうです。
ちなみに、11月29日(金)には赤坂の草月ホールで『龍の大宴会』が開催されるそうです。
今回もまた、苅屋形神楽団がゲストとして「八岐大蛇」を演じてくれるのだとか。
あまりに楽しみなので前売りチケット買っちゃいました。
兎にも角にも、ことさん、KOHKIさん、田中さん、岩附さん、山本さん、そして大久保さん、今回も素晴らしいコンサートありがとうございました!!

龍の目醒め / こと
Amazonでの購入はコチラ
HMVでの購入はコチラ