iPod Touch用イヤホン その後
先月のブログでiPod Touch付属品のイヤホンが壊れ、Philipsの高品位イヤホン『Fidelio S2』を購入した顛末を書きました。
『Fidelio S2』は素晴らしい音質でありながら、歩いて移動しながら音楽を聴くには非常に厳しい製品であるという結論にいたり、かと言って、ボロボロになった付属品のイヤホンに戻る事も出来ず、どうしよっかなぁ・・・・と思っていたところ、以前購入したまま眠っていたイヤホンがある事を思い出しました。
デザイン重視の時計メーカーNIXONのイヤホン『Wire 10MM』ライム/ブラックです。

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箱を空けてみると・・・

かなりゴムゴムしているライムグリーンのケーブルが気になります。
このケーブルの反発力たるやかなり強力で、丸めて鞄の中に突っ込んでも、取り出す時にはほとんど絡まらずに反発力で勝手にほどけていきます。
それでいて、Fidelio S2の様な重量が無いので、歩いていてもケーブルから伝わってくる雑音はそれほど気になりません。

で、実際に2週間ほど使ってみました・・・・
が、一聴して感じたのは「音圧が低い!」ということ。
スペック上は1kHzの感度が110dBと、なかなかの高感度イヤホンなのですが・・・明らかに付属品のイヤホンよりもボリュームを上げないと、付属品のイヤホンと同程度の音量を感じられないのです。
ただでさえ容量の小さなバッテリーで駆動しているiPad Touchなので、常にボリュームを上げて聴かなければいけないというのはバッテリーの消耗が気になって仕方有りません。
また、音質に関しては、Fidelio S2の様な透明度、微細な表現は無く、かと言って詰まったような音というわけでもなく、良い点も悪い点も挙げにくい、個性の無い音質でちょっとガッカリです。
無個性にするんだったら、録音現場の空気まで感じられるような、徹底的に音質のクオリティを磨き上げた製品にしなければ、せっかくの音楽も「可もなく不可もない」どっちつかずの退屈な音になってしまいます。
カラーリングなどはそこそこ良いので、その見た目のようなインパクトを音質にも込めて貰いたかった商品でした。
で、そんな感じでWire 10MMにガッカリしていたら、上海問屋で木製のハウジングを使ったイヤホン「DN-30760」を売りに出すと言う事で早速購入し、使ってみました。
上海問屋というと、こんなバッタモンを掴まされたりすることもあるのですが、こういう成功例もあるので、まさに「一か八か」の買い物になることが多いのですが、今回はまぁ、999円のイヤホンなので、ダメでも良いか・・・・という気持ちで買ってみました。

どうやら香港のAWEIというメーカーの「ES-Q5」という製品のようです。
開けてみると、恐らくケーブルは導線にポリ塩化ビニル系でその上にこたつの電源ケーブルのように布が貼り付けてある様なのですが、やけに固いのが気になります。
しかしまぁ、Wire 10MMのゴムゴム感と重量に比べればカワイイもんです。
で、このイヤホン最大の特徴でもある木製のハウジングですが、これがまた仕上げが安っぽい・・・。仕方ないのかもしれませんが。
これが日本のメーカーだったら価格は5~10倍くらいになるかも知れませんが、木材の種類や表面の磨き、漆を塗ったり・・・と、木の特徴と美しさを最大限に活かしたイヤホンを作るんでしょうが・・・こちらはまるで薄い木目のシートをプラスチックに貼り付けたかのような処理の甘さと、銅色に輝く金属(?)部分が安っぽくてなんともはや・・・

しかしまぁ、何はともあれ音が良けりゃ良いのです。
というわけで、早速iPad Touchに繋げて音を聴いてみることに。
おぉぉ・・・・まず一聴した瞬間の印象は・・・・・音圧が高い!要するに、ボリュームがデカイ!
スペック上は感度が106dBと、Wire 10MMよりも低い値になっていますが、全然感度が高く、能率がイイ!
Wire 10MMではボリュームを50~70%程度に上げなければ雑踏にいとも簡単にかき消されてしまう状態でしたが、DN-30760では15~30%もボリュームを上げれば十分にうるさいレベルです。
録音レベルの低いクラシックでも、40%上げるとドキドキしてしまうほど。
さらに、Wire 10MMの様に、ケーブルが歩く度に盛大に跳ねて体にペシペシと当たってその雑音が耳にダイレクトに入ってきてしまっていたのに対し、DN-30760のケーブルは軽い分跳ねも少ないし重量が軽いので、体に当たってもほとんど耳に雑音は伝わってきません。
ただ、ケーブルの表面が布なので、布の擦れる雑音が・・・
音質はというと、商品の謳い文句は「ハウジング部分に木製素材を使用することによって、木の素材の持つ振動吸収効果でクリアな音質を生み出すことができます。」という事らしいのですが、クリアさはほとんど有りません。
しかし、低音部分の重厚感、音圧はかなりのもので、安室奈美恵のニューアルバム「FEEL
」なんかリズムの重低音・広がりがしっかりと聴こえるので、今週は出社時と帰宅時、ヘビロテです。
音の微細な分解能もあまり高くないようで、分解能が高くないが故に高域の伸びも粗くなってしまっているのかな・・・と思ったりします。
寺島レコードのジャズを聴いていると、ベースやバスドラの迫力、密度は非常に素晴らしく、熱気と湿度を感じるのですが、シンバルの抜けるような響き、シンバルが細かく振動しているのが目に見えるような分解能は2,3歩後退している印象を受けます。

・・・・と、まぁ難もあるDN-30760ではありますが、通勤時に音楽を楽しむ分にはなかなか使えるイヤホンという結論にいたりました。
自宅などの静かな場所でイヤホンを使って音楽を聴きたい・・・という方には絶対的に「Fidelio S2」をオススメしますが、通勤、通学中に音楽を楽しみたいという方にはDN-30760はなかなかお進めできる商品かも知れません。(安いし)
あとは、もう少し木材ハウジングの芸術性というか、本当の意味での高級感が加われば文句なしです。
以上、最近買い換えたiPod Touch用イヤホンの顛末でございました。
『Fidelio S2』は素晴らしい音質でありながら、歩いて移動しながら音楽を聴くには非常に厳しい製品であるという結論にいたり、かと言って、ボロボロになった付属品のイヤホンに戻る事も出来ず、どうしよっかなぁ・・・・と思っていたところ、以前購入したまま眠っていたイヤホンがある事を思い出しました。
デザイン重視の時計メーカーNIXONのイヤホン『Wire 10MM』ライム/ブラックです。

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箱を空けてみると・・・

かなりゴムゴムしているライムグリーンのケーブルが気になります。
このケーブルの反発力たるやかなり強力で、丸めて鞄の中に突っ込んでも、取り出す時にはほとんど絡まらずに反発力で勝手にほどけていきます。
それでいて、Fidelio S2の様な重量が無いので、歩いていてもケーブルから伝わってくる雑音はそれほど気になりません。

で、実際に2週間ほど使ってみました・・・・
が、一聴して感じたのは「音圧が低い!」ということ。
スペック上は1kHzの感度が110dBと、なかなかの高感度イヤホンなのですが・・・明らかに付属品のイヤホンよりもボリュームを上げないと、付属品のイヤホンと同程度の音量を感じられないのです。
ただでさえ容量の小さなバッテリーで駆動しているiPad Touchなので、常にボリュームを上げて聴かなければいけないというのはバッテリーの消耗が気になって仕方有りません。
また、音質に関しては、Fidelio S2の様な透明度、微細な表現は無く、かと言って詰まったような音というわけでもなく、良い点も悪い点も挙げにくい、個性の無い音質でちょっとガッカリです。
無個性にするんだったら、録音現場の空気まで感じられるような、徹底的に音質のクオリティを磨き上げた製品にしなければ、せっかくの音楽も「可もなく不可もない」どっちつかずの退屈な音になってしまいます。
カラーリングなどはそこそこ良いので、その見た目のようなインパクトを音質にも込めて貰いたかった商品でした。
で、そんな感じでWire 10MMにガッカリしていたら、上海問屋で木製のハウジングを使ったイヤホン「DN-30760」を売りに出すと言う事で早速購入し、使ってみました。
上海問屋というと、こんなバッタモンを掴まされたりすることもあるのですが、こういう成功例もあるので、まさに「一か八か」の買い物になることが多いのですが、今回はまぁ、999円のイヤホンなので、ダメでも良いか・・・・という気持ちで買ってみました。

どうやら香港のAWEIというメーカーの「ES-Q5」という製品のようです。
開けてみると、恐らくケーブルは導線にポリ塩化ビニル系でその上にこたつの電源ケーブルのように布が貼り付けてある様なのですが、やけに固いのが気になります。
しかしまぁ、Wire 10MMのゴムゴム感と重量に比べればカワイイもんです。
で、このイヤホン最大の特徴でもある木製のハウジングですが、これがまた仕上げが安っぽい・・・。仕方ないのかもしれませんが。
これが日本のメーカーだったら価格は5~10倍くらいになるかも知れませんが、木材の種類や表面の磨き、漆を塗ったり・・・と、木の特徴と美しさを最大限に活かしたイヤホンを作るんでしょうが・・・こちらはまるで薄い木目のシートをプラスチックに貼り付けたかのような処理の甘さと、銅色に輝く金属(?)部分が安っぽくてなんともはや・・・

しかしまぁ、何はともあれ音が良けりゃ良いのです。
というわけで、早速iPad Touchに繋げて音を聴いてみることに。
おぉぉ・・・・まず一聴した瞬間の印象は・・・・・音圧が高い!要するに、ボリュームがデカイ!
スペック上は感度が106dBと、Wire 10MMよりも低い値になっていますが、全然感度が高く、能率がイイ!
Wire 10MMではボリュームを50~70%程度に上げなければ雑踏にいとも簡単にかき消されてしまう状態でしたが、DN-30760では15~30%もボリュームを上げれば十分にうるさいレベルです。
録音レベルの低いクラシックでも、40%上げるとドキドキしてしまうほど。
さらに、Wire 10MMの様に、ケーブルが歩く度に盛大に跳ねて体にペシペシと当たってその雑音が耳にダイレクトに入ってきてしまっていたのに対し、DN-30760のケーブルは軽い分跳ねも少ないし重量が軽いので、体に当たってもほとんど耳に雑音は伝わってきません。
ただ、ケーブルの表面が布なので、布の擦れる雑音が・・・
音質はというと、商品の謳い文句は「ハウジング部分に木製素材を使用することによって、木の素材の持つ振動吸収効果でクリアな音質を生み出すことができます。」という事らしいのですが、クリアさはほとんど有りません。
しかし、低音部分の重厚感、音圧はかなりのもので、安室奈美恵のニューアルバム「FEEL
音の微細な分解能もあまり高くないようで、分解能が高くないが故に高域の伸びも粗くなってしまっているのかな・・・と思ったりします。
寺島レコードのジャズを聴いていると、ベースやバスドラの迫力、密度は非常に素晴らしく、熱気と湿度を感じるのですが、シンバルの抜けるような響き、シンバルが細かく振動しているのが目に見えるような分解能は2,3歩後退している印象を受けます。

・・・・と、まぁ難もあるDN-30760ではありますが、通勤時に音楽を楽しむ分にはなかなか使えるイヤホンという結論にいたりました。
自宅などの静かな場所でイヤホンを使って音楽を聴きたい・・・という方には絶対的に「Fidelio S2」をオススメしますが、通勤、通学中に音楽を楽しみたいという方にはDN-30760はなかなかお進めできる商品かも知れません。(安いし)
あとは、もう少し木材ハウジングの芸術性というか、本当の意味での高級感が加われば文句なしです。
以上、最近買い換えたiPod Touch用イヤホンの顛末でございました。
引き籠もってたわけじゃ無いんですが・・・
随分BLOGを更新していないなぁ・・・と思いつつ、いや、別に引き籠もってたわけじゃ無いんですよ!!と、言い訳しても意味が無いのですが、まぁ、忙しかったり、忙しくない時にはドラクエやっちゃったりでなかなかブログ書けませんでした!
というわけで、一応、ライブなんかにも行ってたんだよ・・・と、ざっと写真+1言だけで紹介。

5月30日の吉祥寺MEGでのMAYAライブ。
もうお馴染みのMAYAライブなのですが、常に新しいお客さんをGetし続けられる底力は流石だなぁ。
これからレコーディングするという新作にも期待です。


MAYA BEST / MAYA
HMVでの購入はコチラ
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ピアニスト寺村容子さんのニューアルバム『THE SONG
』のレコ発ライブ。
寺村さんのピアノは母親になる前も後も基本的には変わりないのだけれど、聴いているコチラの意識のせいなのか、はたまた実際に滲み出てくるものなのか、暖かみが増しているように感じます。
そして、それが良い方に作用していているように感じます。

The Song /
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日暮里のお寺「本行寺」で開催された篠笛奏者ことさんのコンサート「龍の宴」。
神事の神楽をお寺で演るとはこれ如何に・・・と思ったけれど、アレンジも今回用の特別なアレンジだったり、なかなか面白かったです。
でも、どうせだったらやっぱり神社で聴きたいなぁ。
ちなみに、曲は最近テレビ番組のBGMなんかでちょくちょく流れてますねぇ。

龍の目醒め / こと
HMVでの購入はコチラ
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銀座のライブ・バー「MUGEN」での田島バンドのライブ。
ジャズの楽曲をベースに、ゲスト次第で様々なジャンルの曲を演奏。
ゲストでシンガーソングライターの葉月さんも登場。
透明感のある綺麗な歌声に、ニッコニコしながら聴いているお客さんがたくさん居るのを見逃しませんでした(笑)。

レーヴ アンフィニ ~無限な夢~ / 葉月
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超あっさりの感想で恐縮すが、こんな感じで許して下さい(笑)
というわけで、一応、ライブなんかにも行ってたんだよ・・・と、ざっと写真+1言だけで紹介。

5月30日の吉祥寺MEGでのMAYAライブ。
もうお馴染みのMAYAライブなのですが、常に新しいお客さんをGetし続けられる底力は流石だなぁ。
これからレコーディングするという新作にも期待です。

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ピアニスト寺村容子さんのニューアルバム『THE SONG
寺村さんのピアノは母親になる前も後も基本的には変わりないのだけれど、聴いているコチラの意識のせいなのか、はたまた実際に滲み出てくるものなのか、暖かみが増しているように感じます。
そして、それが良い方に作用していているように感じます。

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日暮里のお寺「本行寺」で開催された篠笛奏者ことさんのコンサート「龍の宴」。
神事の神楽をお寺で演るとはこれ如何に・・・と思ったけれど、アレンジも今回用の特別なアレンジだったり、なかなか面白かったです。
でも、どうせだったらやっぱり神社で聴きたいなぁ。
ちなみに、曲は最近テレビ番組のBGMなんかでちょくちょく流れてますねぇ。

龍の目醒め / こと
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銀座のライブ・バー「MUGEN」での田島バンドのライブ。
ジャズの楽曲をベースに、ゲスト次第で様々なジャンルの曲を演奏。
ゲストでシンガーソングライターの葉月さんも登場。
透明感のある綺麗な歌声に、ニッコニコしながら聴いているお客さんがたくさん居るのを見逃しませんでした(笑)。

レーヴ アンフィニ ~無限な夢~ / 葉月
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超あっさりの感想で恐縮すが、こんな感じで許して下さい(笑)
Philipsのイヤホン『Fidelio S2』を買ってみた
これまでAppleの携帯音楽プレイヤーは「iPod nano(初代)」「iPod nano(第2世代)」「iPod Touch(初代)」「iPod Touch(第4世代)」と使ってきましたが、ずっとiPod付属のイヤホンを使い続けてきました。
初代iPod nanoのイヤホンを使い潰し、2本目にiPod Touch(初代)のイヤホンを使っているのですが、最近、イヤーパッドのラバーが剥がれてきてしまい、耳にフィットせずに使っているとずり落ちてくるようになってきてしまいました。

なぜオーディオには金をかけているくせにイヤホンは付属品を使っているのかというと、iPod等の携帯音楽プレイヤーの圧縮音源の音を聴く際に、iPod付属のイヤホンって、ちょうど良く音が丸まって(不鮮明になって)聴こえるので、圧縮音ならではのザラついた音色やノイズが聴こえづらくなって良かったので付属品を使い続けてきたわけです。
しかし、最近では圧縮アルゴリズムも向上し、ハードウェア面でも音質の改善が見込めているようなので、試しに「普通」のイヤホンを使ってみようかな・・・と思い、PHILIPSの『Fidelio S2
』を買ってみました。

このFidelio S2を選んだ理由は、理に適っていそうなハウジングと、そのハウジングの仕上げの良さ、ドライバの構成などを見て「音、良さそうだな・・・」と思ったから。
ズバリ、いつも通り聴かずに買いました。
で、いざ家に届くと、なかなかしっかりした箱でビックリ。
価格の何パーセントが箱につぎ込まれているんだろう(笑)。

そして、箱を空けていくと・・・いよいよ内容物がお目見えです。

おぉ・・・現物は写真よりもずっと良い仕上がりで、ピアノフィニッシュの艶もイイ。
唯一気になるのが、金色の枠内に組み込まれている金属メッシュ。
これ、まさかスピーカードライバ背面の余計な音圧を抜く様な構造になってるんじゃ無かろうな・・・。
もしそうだったら、音漏れもかなりありそう。
もしそうだったら、電車の中なんかじゃ使えないぞ?
ということで、一抹の不安を抱きながらiPod付属イヤホンとの聴き比べです(笑)。
音源はiPod Touchに入れている圧縮音源(Stereo 256kbps/AAC)。

ほぅ・・・さすがというか当たり前というか、音の分解能はiPod付属イヤホンとは桁違いです。
透明度が高く、Ernst Glerumの「Omnibus One」ではスネアをブラシで擦るザッ!ゾッ!というブラシの毛先を感じるような粒立ちの良さ、ベースの低音もしっかりと出ていて薄っぺらさは一切ありません。
また、透明度が高く解像度の高い音だと演奏の熱気はかなり押さえられがちになる傾向がありますが、Fidelio S2では気迫が十分に伝わってくる温度の熱さがあります。
気になっていた圧縮音源ならではのノイズ感も感じず、Ernst Glerum→椎名林檎→YUKI→ロンドン交響楽団→松尾明トリオ・・・耳タコの演奏を聴きまくりましたが、どの作品も非常に新鮮な気持ちで聴く事が出来ました。
で、肝心な「音漏れ」ですが、わたしが普段使っているボリューム(20~30%)ではiPod付属イヤホンと大して変わらない(Fidelio S2の方が若干漏れ音は大きいですが)ので、これなら電車の中でも使えるかな?
ただ、ボリュームを上げると、急に漏れ音のボリュームが大きくなるので注意が必要です。
ちなみに、ボリュームを絞ってもあまり音痩せがしないのもFidelio S2の特徴かも知れません。
で、こうなってくると試しに通勤で使ってみることに。
まず、家の玄関で装着し、いざ駅まで・・・
・・・・ココで半分挫折しました。
格好良くゴツいケーブルが、歩くたびに体に当たり服にこすれ、それがダイレクトに耳に伝わってくるので、歩くたびに「ゴソッ!」「ゴワッ!」と盛大なうるささで音楽の邪魔をします。
ハッキリ言って音楽を聴くどころの騒ぎじゃありません。
移動するシーンでは利用不可決定です。
いざ電車に乗ってしまえば・・・・と思いましたが、朝の満員電車の中ではやはりこのゴツいケーブルが盛大なノイズを常時耳元に送ってくれるというステキな有様。
満員じゃない電車であれば大丈夫ですが、満員電車はアウトです。
音漏れに関しては、ボリュームを絞って聴いていたので周囲にはご迷惑をかけていなかったようですが、これもやはり、満員電車ではコチラが気にしてしまいます。
う~ん・・・・造りもしっかりしているし、音もかなりしっかりしているし・・・良いイヤホンだと思うのですが・・・・私が使いたい用途(通勤中のBGM)には合わないようです。
またしばらくボロボロのiPod付属イヤホンを使うしかないかなぁ・・・
ま、あと2個、新品のiPod付属イヤホンはあるんですけどね・・・
ちなみにFidelio S2はインラインコントローラーとマイクが付いているので端子の形状は4極仕様になってます。

それはさておき・・・・
6月23日(日)に女子オーディオイベントやります!!
詳しくは、女子オーディオHP または、パイオニア プラザ ギンザHP をご覧下さい!!
初代iPod nanoのイヤホンを使い潰し、2本目にiPod Touch(初代)のイヤホンを使っているのですが、最近、イヤーパッドのラバーが剥がれてきてしまい、耳にフィットせずに使っているとずり落ちてくるようになってきてしまいました。

なぜオーディオには金をかけているくせにイヤホンは付属品を使っているのかというと、iPod等の携帯音楽プレイヤーの圧縮音源の音を聴く際に、iPod付属のイヤホンって、ちょうど良く音が丸まって(不鮮明になって)聴こえるので、圧縮音ならではのザラついた音色やノイズが聴こえづらくなって良かったので付属品を使い続けてきたわけです。
しかし、最近では圧縮アルゴリズムも向上し、ハードウェア面でも音質の改善が見込めているようなので、試しに「普通」のイヤホンを使ってみようかな・・・と思い、PHILIPSの『Fidelio S2

このFidelio S2を選んだ理由は、理に適っていそうなハウジングと、そのハウジングの仕上げの良さ、ドライバの構成などを見て「音、良さそうだな・・・」と思ったから。
ズバリ、いつも通り聴かずに買いました。
で、いざ家に届くと、なかなかしっかりした箱でビックリ。
価格の何パーセントが箱につぎ込まれているんだろう(笑)。

そして、箱を空けていくと・・・いよいよ内容物がお目見えです。

おぉ・・・現物は写真よりもずっと良い仕上がりで、ピアノフィニッシュの艶もイイ。
唯一気になるのが、金色の枠内に組み込まれている金属メッシュ。
これ、まさかスピーカードライバ背面の余計な音圧を抜く様な構造になってるんじゃ無かろうな・・・。
もしそうだったら、音漏れもかなりありそう。
もしそうだったら、電車の中なんかじゃ使えないぞ?
ということで、一抹の不安を抱きながらiPod付属イヤホンとの聴き比べです(笑)。
音源はiPod Touchに入れている圧縮音源(Stereo 256kbps/AAC)。

ほぅ・・・さすがというか当たり前というか、音の分解能はiPod付属イヤホンとは桁違いです。
透明度が高く、Ernst Glerumの「Omnibus One」ではスネアをブラシで擦るザッ!ゾッ!というブラシの毛先を感じるような粒立ちの良さ、ベースの低音もしっかりと出ていて薄っぺらさは一切ありません。
また、透明度が高く解像度の高い音だと演奏の熱気はかなり押さえられがちになる傾向がありますが、Fidelio S2では気迫が十分に伝わってくる温度の熱さがあります。
気になっていた圧縮音源ならではのノイズ感も感じず、Ernst Glerum→椎名林檎→YUKI→ロンドン交響楽団→松尾明トリオ・・・耳タコの演奏を聴きまくりましたが、どの作品も非常に新鮮な気持ちで聴く事が出来ました。
で、肝心な「音漏れ」ですが、わたしが普段使っているボリューム(20~30%)ではiPod付属イヤホンと大して変わらない(Fidelio S2の方が若干漏れ音は大きいですが)ので、これなら電車の中でも使えるかな?
ただ、ボリュームを上げると、急に漏れ音のボリュームが大きくなるので注意が必要です。
ちなみに、ボリュームを絞ってもあまり音痩せがしないのもFidelio S2の特徴かも知れません。
で、こうなってくると試しに通勤で使ってみることに。
まず、家の玄関で装着し、いざ駅まで・・・
・・・・ココで半分挫折しました。
格好良くゴツいケーブルが、歩くたびに体に当たり服にこすれ、それがダイレクトに耳に伝わってくるので、歩くたびに「ゴソッ!」「ゴワッ!」と盛大なうるささで音楽の邪魔をします。
ハッキリ言って音楽を聴くどころの騒ぎじゃありません。
移動するシーンでは利用不可決定です。
いざ電車に乗ってしまえば・・・・と思いましたが、朝の満員電車の中ではやはりこのゴツいケーブルが盛大なノイズを常時耳元に送ってくれるというステキな有様。
満員じゃない電車であれば大丈夫ですが、満員電車はアウトです。
音漏れに関しては、ボリュームを絞って聴いていたので周囲にはご迷惑をかけていなかったようですが、これもやはり、満員電車ではコチラが気にしてしまいます。
う~ん・・・・造りもしっかりしているし、音もかなりしっかりしているし・・・良いイヤホンだと思うのですが・・・・私が使いたい用途(通勤中のBGM)には合わないようです。
またしばらくボロボロのiPod付属イヤホンを使うしかないかなぁ・・・
ま、あと2個、新品のiPod付属イヤホンはあるんですけどね・・・
ちなみにFidelio S2はインラインコントローラーとマイクが付いているので端子の形状は4極仕様になってます。

![]() Philips Fidelio S2 ホワイト&ゴールド | ![]() Philips Fidelio S2 ブラック&ゴールド |
それはさておき・・・・
6月23日(日)に女子オーディオイベントやります!!
詳しくは、女子オーディオHP または、パイオニア プラザ ギンザHP をご覧下さい!!