2014 インターナショナルオーディオショウ に行ってきた
もう1ヶ月も前の話になりますが、9月23日~25日に有楽町の東京国際フォーラムで開催された『2014 東京インターナショナルオーディオショウ』に行って参りました。
もちろん、会社がお休みの23日に。
ちなみに今回のブログ、ダラダラと長いです。ごめんなさい。
東京国際フォーラムに到着すると、屋外テントでCDやレコードなどの即売中。

高音質盤を扱うレーベルや販売店がブースを構え、CDやレコードを販売しているのですが・・・コレを買ってから会場内をブラブラするのもなぁ・・・と、いうことで、テントを一回りしてからいざ、ガラス棟の中へ・・・

毎回来る度に思うけど、オモシロイ建物だよなぁ・・・東京国際フォーラム。

んで、建物への関心はすぐに冷めたので(笑)イベントのゲートをくぐって入場カードに記入し、入場カードを首からかけて、まずはガラス棟4階のブースから回ることに。

まずはナスペックブース。
ナスペックさんには何度となく女子オーディオイベントにもご協力をいただいているのですが、女子オーディオではお借りしていないフラグシップ級の製品も多く扱っています。
ブースではVienna Acousticsのフラグシップスピーカー「THE MUSIC」から淑やかにピアノ協奏曲が流れていました。
そのスピーカーを駆動していたアンプは、darTZeelの超弩級アンプ「NHB-458」。

モノラルなのでペアで1,800万円。
「THE MUSIC」から聴こえる音は、非常に澄んだ透明度の高い奥行きのある空間で、ピアノと、その後ろにオーケストラがフッと浮き立つような美音でした。
でも、せっかくこのアンプとスピーカーを使ってデモンストレーションをするのなら、もっと朗々と、ボリュームを上げて聴かせて貰いたかったなぁ。

お次はTimelordのブース。
ブース内ではTADのスピーカー「TAD-CE1」をCHORDのPlayerとアンプが駆動していました。
Playerはリファレンスの「Red Reference MkIII」、プリアンプとパワーアンプはフラグシップの一個下のモデル「CPA5000」と「SPM6000MkII」。
どうせだったらプリもパワーもフラグシップで聴きたかったなぁ(笑)。
オイラはCHORDの製品作りは好きでDAC64を使っているけれど、もの凄く丁寧に細かな音を掘り下げつつ、RAMバッファの使い方次第で暖かみのあるハツラツとした「音楽」になるんだよなぁ。
鳴らしていたTAD-CE1も、モニター的にあくまで冷静に、細部の音を漏らさないように鳴るスピーカーだと思うのだけれど、これがまた、POPSを軽快に、熱く鳴らしていました。

そういえば、CHORDのChoralシリーズもいろいろとバージョンアップしているんだよなぁ。
最近はネットワークオーディオ対応になり、ネットワークオーディオがいよいよハイエンドオーディオのメインストリームになるか!?という勢いを感じます。
まぁ、個人的にはまだまだCDとSACDですけど。
でも、大量のCDをデータベース化しつつ楽しむのであれば、やっぱりネットワークオーディオなんだよなぁ。
はやくSACDをNAS等に保存できるようにならんかなぁ。

お次はアークのブース。
この代理店、イタリア食材も扱ってるんだ。
まぁ、いずれも趣向品なので・・・おかしくない・・・のか?
そんなアークのブースでは、アメリカのハイエンドブランド「Mark Levinson」の主催者、マーク・レヴィンソンが新しく始めたブランド「ダニエル・ヘルツ」のスピーカーとアンプを鳴らしていました。
印象は・・・・そんなに残ってません。
真面目な音だったような印象なんですが・・・

次はNOAHのブース。
NOAHと言えば、様々なブランドの製品を扱っていますが、やっぱり注目すべきはスピーカーブランドの「Sonus faber」でしょう。
というわけで、つい先日発表され、Stereo Sound誌の192号の表紙にもなっている30周年記念モデル「Extrema」を聴けるのか!?
あの、なんだか見た目がガンダムっぽい・・・というか、ロボットアニメに出てくる雰囲気プンプンのあのデザインから一体どんな音が出てくるのか・・・楽しみでなりません。
・・・と、思ったら、なにやら後ろの方に隠れていて鳴る気配無し。
スタッフの方に聴いてみたところ、今回のイベントでは鳴らす予定がないとのこと。
・・・な、なんだよ・・・・鳴らないスピーカーなんてただの箱だよぉ。
というわけで、意気消沈してブースを後にすることに。
次はアキュフェーズのブース。


アキュフェーズって、毎年のように新作を発表するけれど、毎回違いが分からないんだよなぁ・・・見た目的に。
そんな質実剛健、謹厳実直の国産のオーディオ専門メーカー、アキュフェーズは、出す音もそのまんま、真面目で熱さや冷淡さとは無縁の存在。
そんな生真面目極まりないアキュフェーズのアンプを買ったんだよなぁ・・・あの寺島さんが。
しかも満足しているらしい。
この夏の異常気象は寺島さんのせいに違いない(笑)。
んで、ラックスマンのブースはイベント中で入れなかったのでスルー。

で、スーパーハイエンドの巣窟「ステラ」のブースへ。
ステラと言えば、数年前までスイスのハイエンドオーディオメーカー「GOLDMUND」の代理店でしたが、今ではオイラの中では「VIVID Audio」の代理店・・・というのが大きいかな。
数年前、ステラ(当時はステラヴォックスだったかな)のブースで聴いたVIVID Audioの「G1 GIYA」に猛烈に感動し、「いつかはコイツを買ってやる!!」と心に誓ったのでありました・・・が、まぁ、いつのことになるのやら。
そんなステラのブースで、今年も「G1 GIYA」が聴けそうだったので、最前列の席を陣取ってデモンストレーションがはじまるのを待ちます。

ちなみに、ブースの後ろの方(ステラは広めのブースを仕切り無しで使っています)では、グループ会社のゼファンの取り扱いブランド「Audio Machina」のスピーカーをAudio Machinaの開発担当者の公演を交えて鳴らしていましたので、鞄を席に置いて、少しだけブース内をウロウロしてみることに。
ブース内をウロウロしていると、秋葉原のダイナミックオーディオ7Fフロア長の川又さんがステラの担当者に話を聞いている新製品が・・・

ReQuest Audioのミュージックサーバー「The Beast Luxury Music Server」という新製品。
まだメーカーのHPにも掲載されていません。
ただ、外見を見るとかなり重厚で期待のできるネットワークオーディオ製品かと。
値段は川又フロア長のブログによると・・・850万円とのこと。
うん、買えねぇ。
ちなみに、850万円の心臓部はこんな感じ。

MSBのクロックを使ってるらしい。
う~ん・・・・高ぇ・・・・
あとは、同ブースでスピーカーやアンプに並んで堂々たる存在感を示していたのがコチラ。

TechDASのリファレンス・ターンテーブル「Air Force One」です。
エア・フォース・ワンなんて・・・名前からしてスゴイじゃないですか。
一般人使用厳禁ですよ、きっと。
大統領専用機です。
ターンテーブルは様々なメーカーから超重厚なフラグシップ機が出ているけれど、こちらもそれらに負けず劣らず凄そうです。
でも、ラックまでセットの製品ではないのね。
と、ウロウロしてもまだVIVID Audioのデモンストレーションがはじまらなかったので、しばらく席に座って待っていると・・・なんだか知らない外人さんが登場。

欧米で著名なオーディオ評論家、ケン・ケスラーさん。
ケスラーさんが選曲したレコードを、先ほどの「Air Force One」で再生し、Constellation audioのリファレンスプリアンプ、パワーアンプを通してVIVID Audioの「G1 GIYA」を鳴らします。
それにしても、ケスラーさんの選曲、カーペンターズの「Top Of The World」だったり、イーグルスの「Hotel California」だったりと、何度も聴いたことのある曲ばかりで、まさに「音楽を楽しむためにオーディオはあるのだ」を体現しているようなデモンストレーションでした。
話も面白かったし。
まぁ、選曲全般的に「アメリカ黄金時代」的なニオイが蔓延していたのはちょっとアレでしたが・・・まぁ、そこもケスラーさんが普段聴いている音楽を中心に選曲しているのだとすれば当たり前なのか。
(ちなみに、欧米のオーディオファンが当時ビックリした日本のレコード会社の高音質レコードとしてスペインのフラメンコ作品を取り上げていたのも面白かった。)
で、ケスラーさんのデモンストレーション後、ステラの方が「ステラから皆さんにサプライズの贈り物です」と、再生したのが、美空ひばりの「悲しい酒」をマスターテープからダイレクトカッティングしたラッカー盤!
コイツのパンチ力の凄さと来たら・・・思わず仰け反って鳥肌が立ってしまいました。
そのくらい生々しくて、目の前に本人がいるのではないかと錯覚するほどの粒立ちの良さ、とにかく、声の途切れるその瞬間まで、レコーディングスタジオの空気を感じるリアル感なんです。
こんなレコードを聴かされちゃ高音質CDだろうがSACDだろうが太刀打ちできません。
より強く「G1 GIYA欲しい」熱をモヤモヤとさせつつ、お次はお隣のロッキーインターナショナルのブースへ。

ロッキーインターナショナルと言えばFOCALのハイエンドスピーカー群でしょう。
案の定、ブースに入るとFOCALのフラグシップ機「Grande Utopia」が鳴っておりました。
・・・が、ブース内はすし詰め状態のもの凄い人集り。
これじゃゆっくりとGrande Utopiaを楽しめないなぁ・・・と思っていたら、なるほど、オーディオ評論家の傅信幸さんの講演中でした。
そんなわけで、まだ始まったばかりのようなので諦めてガラス棟連絡通路を通ってD棟のブースへ。
と、いうわけでD棟4階のエイ・アンド・エムのブースへ。

ここのブースでは毎年、超弩級のフラグシップ真空管アンプ「ATM-2001」が朗々とTAOCのスピーカーを鳴らしていたのですが、今年はフラグシップ機よりも少し小さめの「ATM-3011」がTANNOYの「Kensington」を、211管を使った「ATM-211」で自社のスピーカー「MSM-1」を鳴らしていました。
お客さん同士のお話し声が大きかったので退散。
ちなみに、ここでメグの会名誉会長の和田さんに遭遇。
今日はオーディオイベントなので、ジャズの話よりもオーディオ話(寺島さんの話)に花を咲かせました。
次はD棟5階のヨシノトレーディングのブースへ。

この輸入代理店はかなりユニークな製品を扱っているのですが、あまり一般的ではないのかなぁ・・・と思っていたら、この人集りです。
やはり、ターンテーブル、カートリッジ、真空管アンプ・・・アナログオーディオのファンは根強いのかなぁ。
こちらもあまりにもギュウギュウなので諦めてブースの外へ。
で、隣のユキムのブースは・・・ピーター・バラカンさんの講演中だったようで、ブースの外まで一が溢れていたので、コチラも諦めました。
ユキムはアルミ削り出しの不思議なデザインの製品を発売しているカナダのオーディオメーカーORACLEの製品を扱っているのですが、オイラ、ORACLEのCD1000トランスポートを使ってるので、色々と聴いてみたかったのですが・・・ここも断念です。
次は毎年D棟最大規模のブースを誇るAXISSのブースです。

AXISSの目玉は、やはり数年前からAXISSに代理店が移ったスピーカーメーカーWILSON AUDIOのフラグシップスピーカー『Alexandria XLF』でしょう。
ペアで2920万円~という清々しいほど手が届かない代物です。家買えます。
以前、勤め先でAlexandriaの前のフラグシップ機「X-1 GRAND SLAMM」をしばらく色々と鳴らして遊んだことがあるのですが、その畏怖さえ感じる音像のスケール感と地響きのような重低音も軽々と鳴らす力強さ、オーケストラの各楽器が目の前に見えるような解像度の高さと定位の良さには心底驚いていました。(オイラがオーディオマニアになってしまったきっかけです)

そんなWILSON AUDIOの新フラグシップ機「Alexandria XLF」を説明しながら鳴らしていくAXISSの笠井社長。
以前、メグジャズオーディオの会でも熱くB.M.C.のアンプを紹介していましたが、いやはや、今回も笠井社長の解説は熱いです。
メーカーから届いた製品は全て社内で検品を行い、完璧な製品と確認した上でユーザーに届けるのだそうです。
まぁ、約3000万円の製品です、そのくらいの熱意と誠意が無ければユーザーとしても購入できないでしょう。
一番は時の席で座って聴いたけれど、うん、やっぱりこのスピーカーも絶対的なリスニングポイントは非常に狭いと思う。
ここじゃ定位も悪いし解像度も・・・。しようが無いのだけれど。
というわけで、展示品を見て歩くことに。
やっぱくB.M.C.よね。

3年前のインターナショナルオーディオショウでこのB.M.Cのアンプが初お披露目になり、この中身を見たオイラは感動し、音も聴かずに購入に至りました。
ね、見てください、この中身。
まぁ、このコンデンサ群を見ると、どれか一つが飛んでしまったら・・・と、リスクを感じなくも無いですが、この巨大なトロイダルトランスとビッチリ所狭しと並んだコンデンサを見たら・・・買いたくなっちゃうでしょう!?(笑)
そしてオイラも愛用しているケーブルメーカーTransparentのハイエンドライン。

極太のケーブルの間にこの巨大な筐体が設置されており、ネットワークで不要な周波数の信号を極限まで減衰させてノイズを除去するというものです。
ちなみに、フラグシップスピーカーケーブルの「OPUS MM」は2.4mで430万円でございます。
ケーブルを買うか、ちょいと高価な車を買うか・・・という感じです。
でも、このブランドのケーブル、解像度の高さと音場の広さは大好きなんですよねぇ。
さて、ガラス棟に戻って5階へ上り、トライオードのブースに入ろうとしたら、既に入りきらないほどの人集りで断念。
隣のフォスター電機のブースもイベント中と言うことで途中入場ができずに断念。
その隣のハイエンドのブースに入りました。

ハイエンドのブースでは、世にも珍しいユニット「コロナ・プラズマ・ツィーター」を用いたスピーカーが目玉ですが、いつ見ても・・・原理的には凄いんだけれど、危なそうと言うか面倒臭そうと言うか(笑)。
音は仰々しい「コロナ放電」という原理に似合わず(?)、繊細で透明度の高い音なのだけれど、これで大ボリュームでジャズなんか聴くとどうなんだろう?
残念ながらブースにいる間はそういう音楽はかからなかったけれど、興味は尽きません。
お次はDENONやmarantzを擁するD&Mホールディングスのブース。

DENONやmarantz等のメーカーを擁する会社でありながら輸入オーディオにも熱心で、今回もブースではB&Wのスピーカー「CM10 S2」をCLASSEのアンプ(型番失念)が駆動していました。
う~ん、やっぱり、どうせながらB&Wの「800 Diamond」を聴きたかったなぁ。
でも、このCM10 S2も広めのブースをしっかり満たせるくらいの量感と、音量を上げても崩れない定位や音像などは立派です。
でも、もう少し「熱」が欲しいなぁ。
次はオルトフォンのブース。

試聴室ではアキュフェーズのアンプでTADのスピーカーを鳴らしていましたが、ココのブースの本領はレコードプレイヤーのカートリッジです。
カートリッジの素性を聴き比べるために、音質が素直で解像度の高いアキュフェーズのアンプとTADのスピーカーで鳴らしているのでしょう。
で、オルトフォンと言えばこれ。

ズラッと並んでいてもサイズ的には非常にコンパクトなカートリッジのラインナップ。
中でも一押しで、ブース内でも使用していたカートリッジはコチラ。

SPU 95 Anniversary、30万円のMC型カートリッジです。
私自身はほとんどアナログはやっていないので、交換カートリッジをいくつも用意して置いて、聴くレコードによってカートリッジを変える・・・というようなことはしていないので、カートリッジの聴き比べはイベントでなければ試す機会がないのですが、中々どうして、SPU 95 Anniversaryで聴くと、SACDでも感じない「ゾリッ」としたサックスの野太く生々しい空気感がたまりません。
う~ん・・・さっきのステラブースでの美空ひばりといい、このブースでの体験といい、こういうのを聴かされると、ちゃんとアナログやろうかな・・・と思います・・・が、お金がそこまで回りませんので、とりあえず先送りで。
お次はアッカのブース。

YG Acousticsのミドルレンジスピーカー「Hailey」をKRELLのアンプが駆動していました。
TG Acousticsのスピーカーといえば、アルミ切削加工のエンクロージャで微動だにしない重量感と、徹底的にユニットを押さえきった解像度が高く、しっかりと「熱」も感じる音が好印象なのですが、以前アッカのブースで聴いたYG Acousticsのフラグシップ機「Sonja」雄大さと底知れぬ重厚感が印象に強いので、今回はちょっと音像が後ろに下がって一回り小さくなっていた。
いや、「Hailey」も解像度の高さと熱気は良いんだけど・・・
つぎはインターナショナルオーディオショウ初出展のヤマハのブース。

ヤマハのブースに入ると・・・おぉ、MAYAライブでお馴染みのTさんが・・・。
ヤマハというと、最近ではすっかりホームシアター用のAVアンプやサラウンドスピーカーがお馴染みですが、昔はモニタースピーカーやハイエンドオーディオもやってました。
1991年には「GF-1」という超弩級のフラグシップスピーカーも発売しました。
その後、サラウンド路線に移行してしまっていたヤマハですが、いよいよハイエンドオーディオが勢揃いするインターナショナルオーディオショウに出展する程、ハイエンドオーディオにも力を入れている!という事なんですね!!
復活したPanasonicのTechnicsブランドと共に、応援したい!またハイエンドのフラグシップ機を世界に堂々と発表して貰いたい!!
そんな予感を感じる「NS-F901」の音色でした。
お次はエレクトリのブースです。

エレクトリと言えば、McIntoshでしょう。
一時、McIntoshジャパンに販売権が移りましたが、結局、販売権はエレクトリに戻りました。
ちなみに、会場ではMagicoのスピーカー「Q3」をPASSのアンプが鳴らしていましたが、McIntoshのフラグシップスピーカー「XRT2K」も聴きたかったなぁ。或いは、Magicoのフラグシップ「Ultimate III」とか。・・・デカ過ぎて入らないか。
ちなみにMagicoのQ3はデモンストレーション前ということで、厳かに鳴っていたので、も少し大きなボリュームでちゃんと聴きたかった。
で、エレクトリの展示ブースにはMcIntoshのスピーカー「XR100」が鎮座しておりました。

McIntoshのスピーカーと言えば、同口径のツィーターがズラーッと並んでいるのが特徴なのですが、やっぱりフラグシップの「XRT2K」とかを見たかった&聴きたかったなぁ。
次はアブサートロンのブース。

この輸入代理店ではスピーカーメーカー「Acustik-Lab」も扱っているのですが、今回ブースで鳴っていたのは、Westlake Audioの「BB10VF」でした。
Westlake Audioのスピーカーって、音圧と包容力は迫ってくるような力があって良いのですが、明晰さがイマイチで(そういうセッティングをしてある場所で聴いたことがないからなのかもしれないですが)あまり好みじゃないんです。
どうせなら「Acustik-Lab」のスピーカーを聴きたかったなぁ・・・
次はガラス棟の6階に移動し、DYNAUDIOのブースはイベント中で入れなかったので、その隣のLINN Japanのブースです。

LINNの製品といえば、自宅で「UNIDISK1.1」を使っていますが、LINNでシステムを固めてしまうと、綺麗で流麗なのだけれどなにか退屈で、家で音楽を聴いて興奮したいな!というオイラのような用途には向かないかな・・・と。
さらに、最近はネットワークオーディオに力を入れ、12cmの光ディスクプレイヤーはやめてしまったので、ブランドとしての以前ほどの魅力は感じなくなってしまっています。
もっとも、Klimax EXAKT DSM等のネットワークトランスポートのフラグシップ機で聴くと世界が変わるらしいのですが、自宅で未導入なので何とも言えません。
また、様々なデータ(パソコンやゲーム機等のデータやインターネットのデータ)が交錯している自宅LANで音楽のデータを流すことに信頼を置いて居らず、そうなると、オーディオ用にもう1経路の家庭内LANを構築する必要があり、面倒臭い・・・と。
で、LINNのブース2つを後にして、毎年満員御礼でなかなかブースの前にすら行けないエソテリックのブースへ。

今年もエソテリックのフラグシッププレイヤー&アンプでAvantgarde Acousticの「TRIO Ω G2 Classico」と「Basshorn G2」の構成で鳴らしていました。
流石にBasshornを3セット積み上げて・・・というフラグシップ構成ではありませんが、これでもスピーカーだけで約1000万円のウルトラハイエンド機です。
これだけの広さ、大勢の人がいる環境では無理だと思いますが、本来、109dBという高能率で瞬発力と繊細さを兼ね備えたスピーカーなので、300Watt等の高出力アンプではなく、2~3Watt程度の出力の真空管アンプでじっくり鳴らすと・・・良いと思うんだよなぁ・・・。
いっそ、どこかの真空管アンプメーカーのブースでそう言う鳴らし方をしてくれればいいのに。
ちなみに、音はさすがというか何というか、フルオーケストラが広大で天井の高いコンサートホールで悠然と、力強く眼前に現れ、ため息が出ました。
まぁ、こんな聴き方をしたらすぐに疲れちゃうと思いますが。
次はフューレンコーディネートのブース。

フューレンコーディネートさんは女子オーディオでもお世話になっている代理店で、女子の部屋に有っても似合いそうな可愛いデザインのお手軽(オーディオとしては)なスピーカーから、ハイエンドな真空管アンプまで、様々取りそろえていますが、総じてデザインが良い、格好良く部屋をコーディネートするのにふさわしいオーディオを多々取りそろえています。
そんななか、今回はBrodmann Acousticsのフラグシップスピーカー「VC7」が鳴っていました。
このデザイン、この音、オーストリアのピアノメーカー「Bosendorfer」が出していたスピーカーに良く似ているな・・・と思ったら、型番も同じでした。
調べてみたら・・・なるほどね、製品としては同じか。
製造メーカーと代理店が変わったのね。
その辺りの情報はコチラの方が詳しく書いて下さっているのでご覧下さいませ。
う~ん、やっぱり「楽器」を感じるスピーカーです。
次は今井商事のブース。

今井商事はオイラの中では不思議な存在になりつつある代理店です。
今回はALR JORDANのフラグシップスピーカー「NOTE9」が鎮座しておりましたが、対局とも言えるサイズ感のaudienceの極小スピーカー「The One」が中央で鳴っていたり、取り扱いアンプのデザインがちょっと高級感に乏しかったり・・・
お次はアイシン高丘のブースへ。

アイシン高丘といえば、トヨタグループの自動車部品メーカーアイシン精機の自動車部品&オーディオ機器子会社。
自社が得意とする鋳鉄技術を用いて、「TAOC」というブランド名で制振対策用のインシュレータやスピーカースタンドなどを制作していましたが、鋳鉄制振技術を用いたスピーカーの製作も始め、評価を得てきました。
オイラもFC3000というスピーカーを愛用していました。
非常にスピード感があり、タイトでエッジの効いた分解能の高い音でとても気に入っていましたが、上手くセッティングをしないとややヒステリックな鳴りっぷりになるちょっと難しいスピーカーでもありました。
最近の機種ではもっと扱いやすくなっているようで、聴くと確かに以前よりも温度感が高くなっているというか、音楽の表現能力が高くなった印象があります。
でも、どうせだったら以前のFC7000の様なフラグシップ機にも取り組んで欲しいなぁ・・・と思う今日この頃であります。
お次は太陽インターナショナルのブースへ。

以前は大場商事という社名でハイエンドオーディオ製品の輸入代理店をしていましたが、数年前に社名を太陽インターナショナルに変更し、取り扱いブランドはほぼそのまま(一部のブランドは他社へ移行)で活動されております。
で、太陽インターナショナルと言えば、個人的にはNAGRAの真空管アンプ、dCSの光ディスクプレイヤーとDAC、JEFF ROWLANDのアンプ、そしてなんと言ってもAVALON Acoutsicsのスピーカーと、ハイエンド~ウルトラハイエンドの製品群を取りそろえた代理店で、今回はAVALNOが新しいフラグシップスピーカー「Tesseract」(4500万円!)を発表したばかりだったので、それを聴くことができるのかっ!?と楽しみにしていたのですが、それは必ず、見ることもできなかったので、NAGRAのパンフレットを貰ってブースを後にしたのでありました。
最後は、ガラス棟の7階に上り、DENONでお馴染みのD&Mホールディングスのブースへ。

最近は7階まで使うようになったのね。
ちなみにD&Mホールディングスは5階にもブースを構えており、そちらではmarantzやイギリスのスピーカーメーカーB&Wの製品をメインに展示・デモンストレーションしておりましたが、こちらは「DENON」とデンマークのスピーカーメーカー「DALI」の製品をメインに展示・デモンストレーションしていました。
ウチでもまだDENONの古いCDプレイヤーを使っていますが、ローエンド製品からミドルエンド(100万円以下)の製品まで、日本らしいまじめで変な色付けの無いアンプ、プレイヤーを製造しており、オーディオにあまり詳しくない人にもなじみのあるオーディオメーカーかもしれません。
個人的には、DENONにも採算度外視の「本気」のフラグシップのハイエンドアンプ&プレイヤーを作って貰いたいような気がするのですが、やっぱり難しいんだろうなぁ・・・無茶するのは。
鳴っていた音も、ほかの海外のスピーカーブランドを扱うブースに比べて、衝撃を受けるような、どこかに突出をした(どこかが欠けていても)音では無く、印象薄な感じを受けました。
DALIはもっと包容力のあるマッタリとした音を聴かせてくれても良いと思うんだけどなぁ。
と、まぁ、時間がかかった割には随分と駆け足な感想になってしまいましたが、こんな感じでインターナショナルオーディオショウに行って参りました。
で、帰りに食事をして帰ろうと思ったのですが、有楽町に来ると行きたくなるガード下のタイ料理屋に行こうと思っていたら、神田に移転してしまったという看板が・・・
悔しいので神田まで移動してタイ料理を食べて帰ったのでありました。
あぁ・・・もっと早くブログ更新したかったなぁ(苦笑)
もちろん、会社がお休みの23日に。
ちなみに今回のブログ、ダラダラと長いです。ごめんなさい。
東京国際フォーラムに到着すると、屋外テントでCDやレコードなどの即売中。

高音質盤を扱うレーベルや販売店がブースを構え、CDやレコードを販売しているのですが・・・コレを買ってから会場内をブラブラするのもなぁ・・・と、いうことで、テントを一回りしてからいざ、ガラス棟の中へ・・・

毎回来る度に思うけど、オモシロイ建物だよなぁ・・・東京国際フォーラム。

んで、建物への関心はすぐに冷めたので(笑)イベントのゲートをくぐって入場カードに記入し、入場カードを首からかけて、まずはガラス棟4階のブースから回ることに。

まずはナスペックブース。
ナスペックさんには何度となく女子オーディオイベントにもご協力をいただいているのですが、女子オーディオではお借りしていないフラグシップ級の製品も多く扱っています。
ブースではVienna Acousticsのフラグシップスピーカー「THE MUSIC」から淑やかにピアノ協奏曲が流れていました。
そのスピーカーを駆動していたアンプは、darTZeelの超弩級アンプ「NHB-458」。

モノラルなのでペアで1,800万円。
「THE MUSIC」から聴こえる音は、非常に澄んだ透明度の高い奥行きのある空間で、ピアノと、その後ろにオーケストラがフッと浮き立つような美音でした。
でも、せっかくこのアンプとスピーカーを使ってデモンストレーションをするのなら、もっと朗々と、ボリュームを上げて聴かせて貰いたかったなぁ。

お次はTimelordのブース。
ブース内ではTADのスピーカー「TAD-CE1」をCHORDのPlayerとアンプが駆動していました。
Playerはリファレンスの「Red Reference MkIII」、プリアンプとパワーアンプはフラグシップの一個下のモデル「CPA5000」と「SPM6000MkII」。
どうせだったらプリもパワーもフラグシップで聴きたかったなぁ(笑)。
オイラはCHORDの製品作りは好きでDAC64を使っているけれど、もの凄く丁寧に細かな音を掘り下げつつ、RAMバッファの使い方次第で暖かみのあるハツラツとした「音楽」になるんだよなぁ。
鳴らしていたTAD-CE1も、モニター的にあくまで冷静に、細部の音を漏らさないように鳴るスピーカーだと思うのだけれど、これがまた、POPSを軽快に、熱く鳴らしていました。

そういえば、CHORDのChoralシリーズもいろいろとバージョンアップしているんだよなぁ。
最近はネットワークオーディオ対応になり、ネットワークオーディオがいよいよハイエンドオーディオのメインストリームになるか!?という勢いを感じます。
まぁ、個人的にはまだまだCDとSACDですけど。
でも、大量のCDをデータベース化しつつ楽しむのであれば、やっぱりネットワークオーディオなんだよなぁ。
はやくSACDをNAS等に保存できるようにならんかなぁ。

お次はアークのブース。
この代理店、イタリア食材も扱ってるんだ。
まぁ、いずれも趣向品なので・・・おかしくない・・・のか?
そんなアークのブースでは、アメリカのハイエンドブランド「Mark Levinson」の主催者、マーク・レヴィンソンが新しく始めたブランド「ダニエル・ヘルツ」のスピーカーとアンプを鳴らしていました。
印象は・・・・そんなに残ってません。
真面目な音だったような印象なんですが・・・

次はNOAHのブース。
NOAHと言えば、様々なブランドの製品を扱っていますが、やっぱり注目すべきはスピーカーブランドの「Sonus faber」でしょう。
というわけで、つい先日発表され、Stereo Sound誌の192号の表紙にもなっている30周年記念モデル「Extrema」を聴けるのか!?
あの、なんだか見た目がガンダムっぽい・・・というか、ロボットアニメに出てくる雰囲気プンプンのあのデザインから一体どんな音が出てくるのか・・・楽しみでなりません。
・・・と、思ったら、なにやら後ろの方に隠れていて鳴る気配無し。
スタッフの方に聴いてみたところ、今回のイベントでは鳴らす予定がないとのこと。
・・・な、なんだよ・・・・鳴らないスピーカーなんてただの箱だよぉ。
というわけで、意気消沈してブースを後にすることに。
次はアキュフェーズのブース。


アキュフェーズって、毎年のように新作を発表するけれど、毎回違いが分からないんだよなぁ・・・見た目的に。
そんな質実剛健、謹厳実直の国産のオーディオ専門メーカー、アキュフェーズは、出す音もそのまんま、真面目で熱さや冷淡さとは無縁の存在。
そんな生真面目極まりないアキュフェーズのアンプを買ったんだよなぁ・・・あの寺島さんが。
しかも満足しているらしい。
この夏の異常気象は寺島さんのせいに違いない(笑)。
んで、ラックスマンのブースはイベント中で入れなかったのでスルー。

で、スーパーハイエンドの巣窟「ステラ」のブースへ。
ステラと言えば、数年前までスイスのハイエンドオーディオメーカー「GOLDMUND」の代理店でしたが、今ではオイラの中では「VIVID Audio」の代理店・・・というのが大きいかな。
数年前、ステラ(当時はステラヴォックスだったかな)のブースで聴いたVIVID Audioの「G1 GIYA」に猛烈に感動し、「いつかはコイツを買ってやる!!」と心に誓ったのでありました・・・が、まぁ、いつのことになるのやら。
そんなステラのブースで、今年も「G1 GIYA」が聴けそうだったので、最前列の席を陣取ってデモンストレーションがはじまるのを待ちます。

ちなみに、ブースの後ろの方(ステラは広めのブースを仕切り無しで使っています)では、グループ会社のゼファンの取り扱いブランド「Audio Machina」のスピーカーをAudio Machinaの開発担当者の公演を交えて鳴らしていましたので、鞄を席に置いて、少しだけブース内をウロウロしてみることに。
ブース内をウロウロしていると、秋葉原のダイナミックオーディオ7Fフロア長の川又さんがステラの担当者に話を聞いている新製品が・・・

ReQuest Audioのミュージックサーバー「The Beast Luxury Music Server」という新製品。
まだメーカーのHPにも掲載されていません。
ただ、外見を見るとかなり重厚で期待のできるネットワークオーディオ製品かと。
値段は川又フロア長のブログによると・・・850万円とのこと。
うん、買えねぇ。
ちなみに、850万円の心臓部はこんな感じ。

MSBのクロックを使ってるらしい。
う~ん・・・・高ぇ・・・・
あとは、同ブースでスピーカーやアンプに並んで堂々たる存在感を示していたのがコチラ。

TechDASのリファレンス・ターンテーブル「Air Force One」です。
エア・フォース・ワンなんて・・・名前からしてスゴイじゃないですか。
一般人使用厳禁ですよ、きっと。
大統領専用機です。
ターンテーブルは様々なメーカーから超重厚なフラグシップ機が出ているけれど、こちらもそれらに負けず劣らず凄そうです。
でも、ラックまでセットの製品ではないのね。
と、ウロウロしてもまだVIVID Audioのデモンストレーションがはじまらなかったので、しばらく席に座って待っていると・・・なんだか知らない外人さんが登場。

欧米で著名なオーディオ評論家、ケン・ケスラーさん。
ケスラーさんが選曲したレコードを、先ほどの「Air Force One」で再生し、Constellation audioのリファレンスプリアンプ、パワーアンプを通してVIVID Audioの「G1 GIYA」を鳴らします。
それにしても、ケスラーさんの選曲、カーペンターズの「Top Of The World」だったり、イーグルスの「Hotel California」だったりと、何度も聴いたことのある曲ばかりで、まさに「音楽を楽しむためにオーディオはあるのだ」を体現しているようなデモンストレーションでした。
話も面白かったし。
まぁ、選曲全般的に「アメリカ黄金時代」的なニオイが蔓延していたのはちょっとアレでしたが・・・まぁ、そこもケスラーさんが普段聴いている音楽を中心に選曲しているのだとすれば当たり前なのか。
(ちなみに、欧米のオーディオファンが当時ビックリした日本のレコード会社の高音質レコードとしてスペインのフラメンコ作品を取り上げていたのも面白かった。)
で、ケスラーさんのデモンストレーション後、ステラの方が「ステラから皆さんにサプライズの贈り物です」と、再生したのが、美空ひばりの「悲しい酒」をマスターテープからダイレクトカッティングしたラッカー盤!
コイツのパンチ力の凄さと来たら・・・思わず仰け反って鳥肌が立ってしまいました。
そのくらい生々しくて、目の前に本人がいるのではないかと錯覚するほどの粒立ちの良さ、とにかく、声の途切れるその瞬間まで、レコーディングスタジオの空気を感じるリアル感なんです。
こんなレコードを聴かされちゃ高音質CDだろうがSACDだろうが太刀打ちできません。
より強く「G1 GIYA欲しい」熱をモヤモヤとさせつつ、お次はお隣のロッキーインターナショナルのブースへ。

ロッキーインターナショナルと言えばFOCALのハイエンドスピーカー群でしょう。
案の定、ブースに入るとFOCALのフラグシップ機「Grande Utopia」が鳴っておりました。
・・・が、ブース内はすし詰め状態のもの凄い人集り。
これじゃゆっくりとGrande Utopiaを楽しめないなぁ・・・と思っていたら、なるほど、オーディオ評論家の傅信幸さんの講演中でした。
そんなわけで、まだ始まったばかりのようなので諦めてガラス棟連絡通路を通ってD棟のブースへ。
と、いうわけでD棟4階のエイ・アンド・エムのブースへ。

ここのブースでは毎年、超弩級のフラグシップ真空管アンプ「ATM-2001」が朗々とTAOCのスピーカーを鳴らしていたのですが、今年はフラグシップ機よりも少し小さめの「ATM-3011」がTANNOYの「Kensington」を、211管を使った「ATM-211」で自社のスピーカー「MSM-1」を鳴らしていました。
お客さん同士のお話し声が大きかったので退散。
ちなみに、ここでメグの会名誉会長の和田さんに遭遇。
今日はオーディオイベントなので、ジャズの話よりもオーディオ話(寺島さんの話)に花を咲かせました。
次はD棟5階のヨシノトレーディングのブースへ。

この輸入代理店はかなりユニークな製品を扱っているのですが、あまり一般的ではないのかなぁ・・・と思っていたら、この人集りです。
やはり、ターンテーブル、カートリッジ、真空管アンプ・・・アナログオーディオのファンは根強いのかなぁ。
こちらもあまりにもギュウギュウなので諦めてブースの外へ。
で、隣のユキムのブースは・・・ピーター・バラカンさんの講演中だったようで、ブースの外まで一が溢れていたので、コチラも諦めました。
ユキムはアルミ削り出しの不思議なデザインの製品を発売しているカナダのオーディオメーカーORACLEの製品を扱っているのですが、オイラ、ORACLEのCD1000トランスポートを使ってるので、色々と聴いてみたかったのですが・・・ここも断念です。
次は毎年D棟最大規模のブースを誇るAXISSのブースです。

AXISSの目玉は、やはり数年前からAXISSに代理店が移ったスピーカーメーカーWILSON AUDIOのフラグシップスピーカー『Alexandria XLF』でしょう。
ペアで2920万円~という清々しいほど手が届かない代物です。家買えます。
以前、勤め先でAlexandriaの前のフラグシップ機「X-1 GRAND SLAMM」をしばらく色々と鳴らして遊んだことがあるのですが、その畏怖さえ感じる音像のスケール感と地響きのような重低音も軽々と鳴らす力強さ、オーケストラの各楽器が目の前に見えるような解像度の高さと定位の良さには心底驚いていました。(オイラがオーディオマニアになってしまったきっかけです)

そんなWILSON AUDIOの新フラグシップ機「Alexandria XLF」を説明しながら鳴らしていくAXISSの笠井社長。
以前、メグジャズオーディオの会でも熱くB.M.C.のアンプを紹介していましたが、いやはや、今回も笠井社長の解説は熱いです。
メーカーから届いた製品は全て社内で検品を行い、完璧な製品と確認した上でユーザーに届けるのだそうです。
まぁ、約3000万円の製品です、そのくらいの熱意と誠意が無ければユーザーとしても購入できないでしょう。
一番は時の席で座って聴いたけれど、うん、やっぱりこのスピーカーも絶対的なリスニングポイントは非常に狭いと思う。
ここじゃ定位も悪いし解像度も・・・。しようが無いのだけれど。
というわけで、展示品を見て歩くことに。
やっぱくB.M.C.よね。

3年前のインターナショナルオーディオショウでこのB.M.Cのアンプが初お披露目になり、この中身を見たオイラは感動し、音も聴かずに購入に至りました。
ね、見てください、この中身。
まぁ、このコンデンサ群を見ると、どれか一つが飛んでしまったら・・・と、リスクを感じなくも無いですが、この巨大なトロイダルトランスとビッチリ所狭しと並んだコンデンサを見たら・・・買いたくなっちゃうでしょう!?(笑)
そしてオイラも愛用しているケーブルメーカーTransparentのハイエンドライン。

極太のケーブルの間にこの巨大な筐体が設置されており、ネットワークで不要な周波数の信号を極限まで減衰させてノイズを除去するというものです。
ちなみに、フラグシップスピーカーケーブルの「OPUS MM」は2.4mで430万円でございます。
ケーブルを買うか、ちょいと高価な車を買うか・・・という感じです。
でも、このブランドのケーブル、解像度の高さと音場の広さは大好きなんですよねぇ。
さて、ガラス棟に戻って5階へ上り、トライオードのブースに入ろうとしたら、既に入りきらないほどの人集りで断念。
隣のフォスター電機のブースもイベント中と言うことで途中入場ができずに断念。
その隣のハイエンドのブースに入りました。

ハイエンドのブースでは、世にも珍しいユニット「コロナ・プラズマ・ツィーター」を用いたスピーカーが目玉ですが、いつ見ても・・・原理的には凄いんだけれど、危なそうと言うか面倒臭そうと言うか(笑)。
音は仰々しい「コロナ放電」という原理に似合わず(?)、繊細で透明度の高い音なのだけれど、これで大ボリュームでジャズなんか聴くとどうなんだろう?
残念ながらブースにいる間はそういう音楽はかからなかったけれど、興味は尽きません。
お次はDENONやmarantzを擁するD&Mホールディングスのブース。

DENONやmarantz等のメーカーを擁する会社でありながら輸入オーディオにも熱心で、今回もブースではB&Wのスピーカー「CM10 S2」をCLASSEのアンプ(型番失念)が駆動していました。
う~ん、やっぱり、どうせながらB&Wの「800 Diamond」を聴きたかったなぁ。
でも、このCM10 S2も広めのブースをしっかり満たせるくらいの量感と、音量を上げても崩れない定位や音像などは立派です。
でも、もう少し「熱」が欲しいなぁ。
次はオルトフォンのブース。

試聴室ではアキュフェーズのアンプでTADのスピーカーを鳴らしていましたが、ココのブースの本領はレコードプレイヤーのカートリッジです。
カートリッジの素性を聴き比べるために、音質が素直で解像度の高いアキュフェーズのアンプとTADのスピーカーで鳴らしているのでしょう。
で、オルトフォンと言えばこれ。

ズラッと並んでいてもサイズ的には非常にコンパクトなカートリッジのラインナップ。
中でも一押しで、ブース内でも使用していたカートリッジはコチラ。

SPU 95 Anniversary、30万円のMC型カートリッジです。
私自身はほとんどアナログはやっていないので、交換カートリッジをいくつも用意して置いて、聴くレコードによってカートリッジを変える・・・というようなことはしていないので、カートリッジの聴き比べはイベントでなければ試す機会がないのですが、中々どうして、SPU 95 Anniversaryで聴くと、SACDでも感じない「ゾリッ」としたサックスの野太く生々しい空気感がたまりません。
う~ん・・・さっきのステラブースでの美空ひばりといい、このブースでの体験といい、こういうのを聴かされると、ちゃんとアナログやろうかな・・・と思います・・・が、お金がそこまで回りませんので、とりあえず先送りで。
お次はアッカのブース。

YG Acousticsのミドルレンジスピーカー「Hailey」をKRELLのアンプが駆動していました。
TG Acousticsのスピーカーといえば、アルミ切削加工のエンクロージャで微動だにしない重量感と、徹底的にユニットを押さえきった解像度が高く、しっかりと「熱」も感じる音が好印象なのですが、以前アッカのブースで聴いたYG Acousticsのフラグシップ機「Sonja」雄大さと底知れぬ重厚感が印象に強いので、今回はちょっと音像が後ろに下がって一回り小さくなっていた。
いや、「Hailey」も解像度の高さと熱気は良いんだけど・・・
つぎはインターナショナルオーディオショウ初出展のヤマハのブース。

ヤマハのブースに入ると・・・おぉ、MAYAライブでお馴染みのTさんが・・・。
ヤマハというと、最近ではすっかりホームシアター用のAVアンプやサラウンドスピーカーがお馴染みですが、昔はモニタースピーカーやハイエンドオーディオもやってました。
1991年には「GF-1」という超弩級のフラグシップスピーカーも発売しました。
その後、サラウンド路線に移行してしまっていたヤマハですが、いよいよハイエンドオーディオが勢揃いするインターナショナルオーディオショウに出展する程、ハイエンドオーディオにも力を入れている!という事なんですね!!
復活したPanasonicのTechnicsブランドと共に、応援したい!またハイエンドのフラグシップ機を世界に堂々と発表して貰いたい!!
そんな予感を感じる「NS-F901」の音色でした。
お次はエレクトリのブースです。

エレクトリと言えば、McIntoshでしょう。
一時、McIntoshジャパンに販売権が移りましたが、結局、販売権はエレクトリに戻りました。
ちなみに、会場ではMagicoのスピーカー「Q3」をPASSのアンプが鳴らしていましたが、McIntoshのフラグシップスピーカー「XRT2K」も聴きたかったなぁ。或いは、Magicoのフラグシップ「Ultimate III」とか。・・・デカ過ぎて入らないか。
ちなみにMagicoのQ3はデモンストレーション前ということで、厳かに鳴っていたので、も少し大きなボリュームでちゃんと聴きたかった。
で、エレクトリの展示ブースにはMcIntoshのスピーカー「XR100」が鎮座しておりました。

McIntoshのスピーカーと言えば、同口径のツィーターがズラーッと並んでいるのが特徴なのですが、やっぱりフラグシップの「XRT2K」とかを見たかった&聴きたかったなぁ。
次はアブサートロンのブース。

この輸入代理店ではスピーカーメーカー「Acustik-Lab」も扱っているのですが、今回ブースで鳴っていたのは、Westlake Audioの「BB10VF」でした。
Westlake Audioのスピーカーって、音圧と包容力は迫ってくるような力があって良いのですが、明晰さがイマイチで(そういうセッティングをしてある場所で聴いたことがないからなのかもしれないですが)あまり好みじゃないんです。
どうせなら「Acustik-Lab」のスピーカーを聴きたかったなぁ・・・
次はガラス棟の6階に移動し、DYNAUDIOのブースはイベント中で入れなかったので、その隣のLINN Japanのブースです。

LINNの製品といえば、自宅で「UNIDISK1.1」を使っていますが、LINNでシステムを固めてしまうと、綺麗で流麗なのだけれどなにか退屈で、家で音楽を聴いて興奮したいな!というオイラのような用途には向かないかな・・・と。
さらに、最近はネットワークオーディオに力を入れ、12cmの光ディスクプレイヤーはやめてしまったので、ブランドとしての以前ほどの魅力は感じなくなってしまっています。
もっとも、Klimax EXAKT DSM等のネットワークトランスポートのフラグシップ機で聴くと世界が変わるらしいのですが、自宅で未導入なので何とも言えません。
また、様々なデータ(パソコンやゲーム機等のデータやインターネットのデータ)が交錯している自宅LANで音楽のデータを流すことに信頼を置いて居らず、そうなると、オーディオ用にもう1経路の家庭内LANを構築する必要があり、面倒臭い・・・と。
で、LINNのブース2つを後にして、毎年満員御礼でなかなかブースの前にすら行けないエソテリックのブースへ。

今年もエソテリックのフラグシッププレイヤー&アンプでAvantgarde Acousticの「TRIO Ω G2 Classico」と「Basshorn G2」の構成で鳴らしていました。
流石にBasshornを3セット積み上げて・・・というフラグシップ構成ではありませんが、これでもスピーカーだけで約1000万円のウルトラハイエンド機です。
これだけの広さ、大勢の人がいる環境では無理だと思いますが、本来、109dBという高能率で瞬発力と繊細さを兼ね備えたスピーカーなので、300Watt等の高出力アンプではなく、2~3Watt程度の出力の真空管アンプでじっくり鳴らすと・・・良いと思うんだよなぁ・・・。
いっそ、どこかの真空管アンプメーカーのブースでそう言う鳴らし方をしてくれればいいのに。
ちなみに、音はさすがというか何というか、フルオーケストラが広大で天井の高いコンサートホールで悠然と、力強く眼前に現れ、ため息が出ました。
まぁ、こんな聴き方をしたらすぐに疲れちゃうと思いますが。
次はフューレンコーディネートのブース。

フューレンコーディネートさんは女子オーディオでもお世話になっている代理店で、女子の部屋に有っても似合いそうな可愛いデザインのお手軽(オーディオとしては)なスピーカーから、ハイエンドな真空管アンプまで、様々取りそろえていますが、総じてデザインが良い、格好良く部屋をコーディネートするのにふさわしいオーディオを多々取りそろえています。
そんななか、今回はBrodmann Acousticsのフラグシップスピーカー「VC7」が鳴っていました。
このデザイン、この音、オーストリアのピアノメーカー「Bosendorfer」が出していたスピーカーに良く似ているな・・・と思ったら、型番も同じでした。
調べてみたら・・・なるほどね、製品としては同じか。
製造メーカーと代理店が変わったのね。
その辺りの情報はコチラの方が詳しく書いて下さっているのでご覧下さいませ。
う~ん、やっぱり「楽器」を感じるスピーカーです。
次は今井商事のブース。

今井商事はオイラの中では不思議な存在になりつつある代理店です。
今回はALR JORDANのフラグシップスピーカー「NOTE9」が鎮座しておりましたが、対局とも言えるサイズ感のaudienceの極小スピーカー「The One」が中央で鳴っていたり、取り扱いアンプのデザインがちょっと高級感に乏しかったり・・・
お次はアイシン高丘のブースへ。

アイシン高丘といえば、トヨタグループの自動車部品メーカーアイシン精機の自動車部品&オーディオ機器子会社。
自社が得意とする鋳鉄技術を用いて、「TAOC」というブランド名で制振対策用のインシュレータやスピーカースタンドなどを制作していましたが、鋳鉄制振技術を用いたスピーカーの製作も始め、評価を得てきました。
オイラもFC3000というスピーカーを愛用していました。
非常にスピード感があり、タイトでエッジの効いた分解能の高い音でとても気に入っていましたが、上手くセッティングをしないとややヒステリックな鳴りっぷりになるちょっと難しいスピーカーでもありました。
最近の機種ではもっと扱いやすくなっているようで、聴くと確かに以前よりも温度感が高くなっているというか、音楽の表現能力が高くなった印象があります。
でも、どうせだったら以前のFC7000の様なフラグシップ機にも取り組んで欲しいなぁ・・・と思う今日この頃であります。
お次は太陽インターナショナルのブースへ。

以前は大場商事という社名でハイエンドオーディオ製品の輸入代理店をしていましたが、数年前に社名を太陽インターナショナルに変更し、取り扱いブランドはほぼそのまま(一部のブランドは他社へ移行)で活動されております。
で、太陽インターナショナルと言えば、個人的にはNAGRAの真空管アンプ、dCSの光ディスクプレイヤーとDAC、JEFF ROWLANDのアンプ、そしてなんと言ってもAVALON Acoutsicsのスピーカーと、ハイエンド~ウルトラハイエンドの製品群を取りそろえた代理店で、今回はAVALNOが新しいフラグシップスピーカー「Tesseract」(4500万円!)を発表したばかりだったので、それを聴くことができるのかっ!?と楽しみにしていたのですが、それは必ず、見ることもできなかったので、NAGRAのパンフレットを貰ってブースを後にしたのでありました。
最後は、ガラス棟の7階に上り、DENONでお馴染みのD&Mホールディングスのブースへ。

最近は7階まで使うようになったのね。
ちなみにD&Mホールディングスは5階にもブースを構えており、そちらではmarantzやイギリスのスピーカーメーカーB&Wの製品をメインに展示・デモンストレーションしておりましたが、こちらは「DENON」とデンマークのスピーカーメーカー「DALI」の製品をメインに展示・デモンストレーションしていました。
ウチでもまだDENONの古いCDプレイヤーを使っていますが、ローエンド製品からミドルエンド(100万円以下)の製品まで、日本らしいまじめで変な色付けの無いアンプ、プレイヤーを製造しており、オーディオにあまり詳しくない人にもなじみのあるオーディオメーカーかもしれません。
個人的には、DENONにも採算度外視の「本気」のフラグシップのハイエンドアンプ&プレイヤーを作って貰いたいような気がするのですが、やっぱり難しいんだろうなぁ・・・無茶するのは。
鳴っていた音も、ほかの海外のスピーカーブランドを扱うブースに比べて、衝撃を受けるような、どこかに突出をした(どこかが欠けていても)音では無く、印象薄な感じを受けました。
DALIはもっと包容力のあるマッタリとした音を聴かせてくれても良いと思うんだけどなぁ。
と、まぁ、時間がかかった割には随分と駆け足な感想になってしまいましたが、こんな感じでインターナショナルオーディオショウに行って参りました。
で、帰りに食事をして帰ろうと思ったのですが、有楽町に来ると行きたくなるガード下のタイ料理屋に行こうと思っていたら、神田に移転してしまったという看板が・・・
悔しいので神田まで移動してタイ料理を食べて帰ったのでありました。
あぁ・・・もっと早くブログ更新したかったなぁ(苦笑)
そして私も iPhone ユーザーになった
9月19日にいよいよ、Appleの『iPhone6』が発売になりました。
実は私、MacProを販売開始直後に約100万をぶち込んで予約をする程のAppleファンでありながら、iPhoneユーザーではありませんでした。
長らくdocomoからiPhoneが発売にならなかったと言うこともありますが、docomoが売れることになったiPhone5sにしても、ちょうど悪いタイミングで、ちょっと前にGalaxy S5に機種変更をしてしまった後でしたし、スペック的に無理をしてまで機種変更をしたいという気になりませんでした。
そんな中、今回のiPhone6の発売です。
今回のiPhone6は様々な点で初めて「使いたい!!」と思ったiPhoneでした。
具体的にどこに、どの機能に惚れたのかは後で書くことにして・・・
実はここ最近、使っているGalaxy S5で何度か「イラッ」としており、次の機種変更ではiPhoneにしようかな・・・と思っていたところでした。
まず、半年ほど前からSIMカードを認識しなくなるという現象が週に1~2回ほど発生するようになりました。
その都度、ケースをハズして裏蓋も外し、SIMカードを抜き差しする・・・もう、面倒くさいのなんのって。
さらに、ここ2ヶ月ほど、不意に、勝手に再起動を連発するという現象が多発。
下手をすると1日に5~6回。
電話に出ようとした瞬間、画面が真っ暗になって再起動とか・・・あり得ないでしょう!?電話として。
セーフモードで起動しても同様の現象は発生。
あまりにイライラ来たので、某ドコモショップで3時間ほど並んで修理へ。(窓口でセーフモードでも再起動をする現象を確認できたので)
2週間ほどして戻ってきたGalaxy S5は、「故障なし」ということで修理もされずに心底ガッカリ。
「故障なし」ってことは、この「異常なまでの再起動」は「仕様」ということでしょう。
そして、失意の中、戻ってきたGalaxy S5にバックアップデータを戻そうと、ドコモのバックアップソフトでSDメモリからバックアップデータを復旧しようとしたところ・・・一部データが「この機種では対応していないバージョンのデータです」と、復旧できず。
貸出機でも復旧できたのに、修理から戻ってきた同機種に復旧できないって、どういうこと!?
電話帳だけは復旧できたので、もう、それ以外はあきらめました。
もし同じ様な状況だったとしてもiPhoneなら許せます。
Windowsで作業中にブルーバックが出てフリーズするとPCを殴りつけたくなりますが、Macで爆弾マークが出てクラッシュしても何となく許せてしまうのと同じです。
そんなことがあった、まさに数日後にiPhone6が発表になり、発売日を迎えたのであります。
とは言っても、発売日に並んで買うほどの情熱は無いので(MacProは販売開始直後に予約したけどな)、そのうちに・・・・等と思っておりましたが、18日(発売前日)にドコモショップから届いたメールに「iPhone予約受付中!」の文字が。
試しに予約をしてみると・・・21日の午前中に「予約商品のお取り寄せが完了しました」メールが届きました。
あれ?
こんなに早くお取り寄せできたの?
iPhone6って、売れてないの??(笑)
そんなわけで、ドコモショップに行って機種変更してきました。

iPhone6 Plus の 64GB スペースグレイ モデルです。

店頭で実物を見ずに予約し、機種変の時にも店頭でiPhone6の実物を見ずに、窓口でiPhone6 Plusを初めて見たので・・・
第一印象は・・・・・バカみたいにデカイ!
試しに、iPod Touch、Galaxy S5、iPhone6 Plusを並べてみました。

Galaxy S5も初めて持った時に「デカイなぁ」とゲンナリし、今でも手にしっくりこない状況なのですが・・・そんなGalaxyが小さく見えるほどに・・・デカイ!!
薄さもGalaxy S5とさほど変わりません。

ただ、なんだか手に持った感じは・・・デカイのですが、Galaxy S5よりもなんとなくしっくりと手に収まるフィット感が不思議です。
液晶を操作していても、指が届かないという違和感がありません。
・・・と、気付いたら、iPhone6 Plusの場合、自然と片手で持ってもう片方の手の指で液晶画面を操作していました。
一方のGalaxy S5は、その大きさが中途半場に大きいので、無意識に片手で操作をしてしまい、指が届かないというフラストレーションが溜まってしまっていたようです。
さらに、文字入力に関しては、iPhoneのソフトウェアキーボード入力時の誤入力がほとんど無く、すこぶる快適です。
また、液晶の縁が丸くカットされているのも手にしっくりとくるホールド感に大きく寄与しているのでは無いでしょうか。

さて、そんなわけで、今日は本体の他に、ドコモショップで革製のケースを購入し、液晶用の保護フィルムも買ってきました。

本当はフィルムシート製ではなく、強化ガラス製の保護フィルムが欲しかったのですが、大宮のドコモショップ、ソフマップ、ビックカメラ共に売り切れだったため、あきらめてフィルムシート製の保護フィルムを購入しました。
ガラス製の保護フィルムに関しては、後日改めて購入することにします。
んで、保護フィルムとケースを装着。


うん、なかなか良いぞ。
手に持った感じも上々だ。
あとは、クソ面倒くさい初期設定と、ドコモメールの受信設定だ・・・
そうそう、ドコモショップではこの初期設定を窓口で代行してくれるようです。
が、要らないサービスを込み込みで設定されてしまい、無料期間後にサービスを解約したければ、別途解約手続きをしなければいけないって・・・そういう迷惑な設定混みの初期設定サービス、やめた方が良いんじゃ無い?
いわゆる「無料期間終了後もうっかり継続」で売り上げを上げたいのだと思うけれど、そう言うのって信用失うよ?
あと、パケット使用量が上限を超えると自動的に1000円で1GB分のパケット使用枠が追加されるサービスも要らないよ?
なので、オイラは上記両方とも拒絶です。
さて、これからはiPhoneユーザーとしてiPhoneを愛用していきますよ~♪
・・・あ、そうそう、オイラがiPhone6 Plusを欲しいと思った理由は以下の通り。
●ようやくフルハイビジョンの1920×1080ドット液晶 (iPhone6 Plus)
●A8チップが凄そう (下記のカメラ機能に準じる)
●1080p/60fpsまたは720p/240fpsのスローモーション動画が撮影可能。
●カメラのレンズ構成とオートフォーカス機能の向上、手ぶれ補正機能搭載。
●Touch ID + Apple Pay が普及すればスゲー便利になる。
●多少の不具合があっても、今のGalaxy S5よりマシ。精神的にも。
それはさておき、ドコモショップで貰ったコレ、ありがたいんだけど、何かケータイと関係あったりします?

これでごしごしiPhone洗ったら壊れちゃうよ??
実は私、MacProを販売開始直後に約100万をぶち込んで予約をする程のAppleファンでありながら、iPhoneユーザーではありませんでした。
長らくdocomoからiPhoneが発売にならなかったと言うこともありますが、docomoが売れることになったiPhone5sにしても、ちょうど悪いタイミングで、ちょっと前にGalaxy S5に機種変更をしてしまった後でしたし、スペック的に無理をしてまで機種変更をしたいという気になりませんでした。
そんな中、今回のiPhone6の発売です。
今回のiPhone6は様々な点で初めて「使いたい!!」と思ったiPhoneでした。
具体的にどこに、どの機能に惚れたのかは後で書くことにして・・・
実はここ最近、使っているGalaxy S5で何度か「イラッ」としており、次の機種変更ではiPhoneにしようかな・・・と思っていたところでした。
まず、半年ほど前からSIMカードを認識しなくなるという現象が週に1~2回ほど発生するようになりました。
その都度、ケースをハズして裏蓋も外し、SIMカードを抜き差しする・・・もう、面倒くさいのなんのって。
さらに、ここ2ヶ月ほど、不意に、勝手に再起動を連発するという現象が多発。
下手をすると1日に5~6回。
電話に出ようとした瞬間、画面が真っ暗になって再起動とか・・・あり得ないでしょう!?電話として。
セーフモードで起動しても同様の現象は発生。
あまりにイライラ来たので、某ドコモショップで3時間ほど並んで修理へ。(窓口でセーフモードでも再起動をする現象を確認できたので)
2週間ほどして戻ってきたGalaxy S5は、「故障なし」ということで修理もされずに心底ガッカリ。
「故障なし」ってことは、この「異常なまでの再起動」は「仕様」ということでしょう。
そして、失意の中、戻ってきたGalaxy S5にバックアップデータを戻そうと、ドコモのバックアップソフトでSDメモリからバックアップデータを復旧しようとしたところ・・・一部データが「この機種では対応していないバージョンのデータです」と、復旧できず。
貸出機でも復旧できたのに、修理から戻ってきた同機種に復旧できないって、どういうこと!?
電話帳だけは復旧できたので、もう、それ以外はあきらめました。
もし同じ様な状況だったとしてもiPhoneなら許せます。
Windowsで作業中にブルーバックが出てフリーズするとPCを殴りつけたくなりますが、Macで爆弾マークが出てクラッシュしても何となく許せてしまうのと同じです。
そんなことがあった、まさに数日後にiPhone6が発表になり、発売日を迎えたのであります。
とは言っても、発売日に並んで買うほどの情熱は無いので(MacProは販売開始直後に予約したけどな)、そのうちに・・・・等と思っておりましたが、18日(発売前日)にドコモショップから届いたメールに「iPhone予約受付中!」の文字が。
試しに予約をしてみると・・・21日の午前中に「予約商品のお取り寄せが完了しました」メールが届きました。
あれ?
こんなに早くお取り寄せできたの?
iPhone6って、売れてないの??(笑)
そんなわけで、ドコモショップに行って機種変更してきました。

iPhone6 Plus の 64GB スペースグレイ モデルです。

店頭で実物を見ずに予約し、機種変の時にも店頭でiPhone6の実物を見ずに、窓口でiPhone6 Plusを初めて見たので・・・
第一印象は・・・・・バカみたいにデカイ!
試しに、iPod Touch、Galaxy S5、iPhone6 Plusを並べてみました。

Galaxy S5も初めて持った時に「デカイなぁ」とゲンナリし、今でも手にしっくりこない状況なのですが・・・そんなGalaxyが小さく見えるほどに・・・デカイ!!
薄さもGalaxy S5とさほど変わりません。

ただ、なんだか手に持った感じは・・・デカイのですが、Galaxy S5よりもなんとなくしっくりと手に収まるフィット感が不思議です。
液晶を操作していても、指が届かないという違和感がありません。
・・・と、気付いたら、iPhone6 Plusの場合、自然と片手で持ってもう片方の手の指で液晶画面を操作していました。
一方のGalaxy S5は、その大きさが中途半場に大きいので、無意識に片手で操作をしてしまい、指が届かないというフラストレーションが溜まってしまっていたようです。
さらに、文字入力に関しては、iPhoneのソフトウェアキーボード入力時の誤入力がほとんど無く、すこぶる快適です。
また、液晶の縁が丸くカットされているのも手にしっくりとくるホールド感に大きく寄与しているのでは無いでしょうか。

さて、そんなわけで、今日は本体の他に、ドコモショップで革製のケースを購入し、液晶用の保護フィルムも買ってきました。

本当はフィルムシート製ではなく、強化ガラス製の保護フィルムが欲しかったのですが、大宮のドコモショップ、ソフマップ、ビックカメラ共に売り切れだったため、あきらめてフィルムシート製の保護フィルムを購入しました。
ガラス製の保護フィルムに関しては、後日改めて購入することにします。
んで、保護フィルムとケースを装着。


うん、なかなか良いぞ。
手に持った感じも上々だ。
あとは、クソ面倒くさい初期設定と、ドコモメールの受信設定だ・・・
そうそう、ドコモショップではこの初期設定を窓口で代行してくれるようです。
が、要らないサービスを込み込みで設定されてしまい、無料期間後にサービスを解約したければ、別途解約手続きをしなければいけないって・・・そういう迷惑な設定混みの初期設定サービス、やめた方が良いんじゃ無い?
いわゆる「無料期間終了後もうっかり継続」で売り上げを上げたいのだと思うけれど、そう言うのって信用失うよ?
あと、パケット使用量が上限を超えると自動的に1000円で1GB分のパケット使用枠が追加されるサービスも要らないよ?
なので、オイラは上記両方とも拒絶です。
さて、これからはiPhoneユーザーとしてiPhoneを愛用していきますよ~♪
・・・あ、そうそう、オイラがiPhone6 Plusを欲しいと思った理由は以下の通り。
●ようやくフルハイビジョンの1920×1080ドット液晶 (iPhone6 Plus)
●A8チップが凄そう (下記のカメラ機能に準じる)
●1080p/60fpsまたは720p/240fpsのスローモーション動画が撮影可能。
●カメラのレンズ構成とオートフォーカス機能の向上、手ぶれ補正機能搭載。
●Touch ID + Apple Pay が普及すればスゲー便利になる。
●多少の不具合があっても、今のGalaxy S5よりマシ。精神的にも。
それはさておき、ドコモショップで貰ったコレ、ありがたいんだけど、何かケータイと関係あったりします?

これでごしごしiPhone洗ったら壊れちゃうよ??
今年も天然きのこを堪能しました♪
今年もキノコの季節です。
今年はなかなか豊作のようで、おかげで毒キノコも豊作だそうです。
というわけで、山に行ってキノコ狩り・・・はリスクが高いので(笑)、今年も『天然きのこ山菜.com』で天然きのこを注文させて貰いました♪
ちなみに、去年のキノコはこんな感じでした。
さて、今年は「天然きのこお試しセット 500g」を注文してみました。
お試しセットはその時に収穫したキノコがランダムに入ってくるので、実際に届くまで何のキノコが届くのか分からない楽しさもあります。
で、注文をした翌々日、新鮮な天然きのこが届きました~♪

えぇと・・・「ほうき茸」でしょ、あとは「舞茸」も入ってるな。
あとは・・・「あみ茸」と・・・「畑しめじ」・・・かな?
あとは・・・・・・
・・・・・
・・・・
ちっちゃい「本しめじ」・・・かな?
あとは・・・・・なんなんだ?「金茸」なのか違うのか・・・分からん!!
まぁいいや。
とりあえず、土と葉っぱと石突きを除去して、虫抜きをして、あとは鶏肉と鶏団子と油揚げと白菜を入れて全部まとめてキノコ鍋じゃぁ~~~~!!

「面倒臭い!」と、オカンが怒って居った。
なんだ、放って置いてくれればオイラがやったのに。
それにしても、このキノコの香りが何とも♪
煮ると見てくれ(主に色)が悪くなるけれど、この香りは1種類のキノコじゃ出せないなぁ。

とにかく美味い♪
それぞれのキノコの食感、香り、味が代わる代わる口の中に広がって・・・たまらん♪♪
そして何より、汁に染み出したキノコの出汁と他の食材の出汁、そして油揚げや白菜に染みた出汁の味。
キノコ鍋、最高!
スーパーで買ったキノコじゃこうは行きません!!
いやぁ・・・今度は山に行って採り立ての天然キノコ料理を腹一杯食べたいなぁ♪
今年はなかなか豊作のようで、おかげで毒キノコも豊作だそうです。
というわけで、山に行ってキノコ狩り・・・はリスクが高いので(笑)、今年も『天然きのこ山菜.com』で天然きのこを注文させて貰いました♪
ちなみに、去年のキノコはこんな感じでした。
さて、今年は「天然きのこお試しセット 500g」を注文してみました。
お試しセットはその時に収穫したキノコがランダムに入ってくるので、実際に届くまで何のキノコが届くのか分からない楽しさもあります。
で、注文をした翌々日、新鮮な天然きのこが届きました~♪

えぇと・・・「ほうき茸」でしょ、あとは「舞茸」も入ってるな。
あとは・・・「あみ茸」と・・・「畑しめじ」・・・かな?
あとは・・・・・・
・・・・・
・・・・
ちっちゃい「本しめじ」・・・かな?
あとは・・・・・なんなんだ?「金茸」なのか違うのか・・・分からん!!
まぁいいや。
とりあえず、土と葉っぱと石突きを除去して、虫抜きをして、あとは鶏肉と鶏団子と油揚げと白菜を入れて全部まとめてキノコ鍋じゃぁ~~~~!!

「面倒臭い!」と、オカンが怒って居った。
なんだ、放って置いてくれればオイラがやったのに。
それにしても、このキノコの香りが何とも♪
煮ると見てくれ(主に色)が悪くなるけれど、この香りは1種類のキノコじゃ出せないなぁ。

とにかく美味い♪
それぞれのキノコの食感、香り、味が代わる代わる口の中に広がって・・・たまらん♪♪
そして何より、汁に染み出したキノコの出汁と他の食材の出汁、そして油揚げや白菜に染みた出汁の味。
キノコ鍋、最高!
スーパーで買ったキノコじゃこうは行きません!!
いやぁ・・・今度は山に行って採り立ての天然キノコ料理を腹一杯食べたいなぁ♪