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ジャズ批評 190号が発売になりました

隔月刊の『ジャズ批評 190号』が発売になりました。


ジャズ批評190号 1
ジャズ批評 190号 (雑誌)
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今回は2015年に発売されたCDやレコードから、特に音質に優れたインストゥルメンタル作品、ボーカル作品に賞を贈るという「ジャズオーディオ・ディスク大賞2015」が特集です。



んで、同時特集として2015年に発売したジャズのCDやレコードに対し、複数の執筆者が個人的なベスト盤を紹介する「マイ・ベスト・ジャズ・アルバム2015」もまた、執筆陣の趣味が色濃く反映されていて、

「あぁ、この人はこのアルバムが良かったのか」
「あ!そうそう、このアルバム、良かったなぁ」

など、自分のチョイスから漏れていたアルバムを再発見できたり、記事で知って思わず注文してしまいたくなるアルバムが沢山あり、読んでいて楽しくなります。




んで、恥ずかしながら私もチョコットだけ書かせていただきました。





が、読んでみてビックリ!!

ジャケット写真の並びが本文とバラバラ!!

おっかしぃなぁ・・・原稿を出す際にはちゃんとジャケットデータの番号も振ってたのに(苦笑)



と、いうわけで、とりあえずブログで訂正。

【マイ・ベスト5】
(1) Kallio / Dalindeo
ジャズ批評190号 2
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(2) Forth And Back / Daniel Zamir
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(3) Duke / Fabrizio Bosso
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(4) From The New World / 山下洋輔スペシャル・ビッグバンド
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(5) tsunamici / Tsunami Trio
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上記のジャケ写が正しいものになります。

ちなみに、順番はベスト順ではありません。





で、色々見返してみたら・・・・



あ、あれ?



なんでコレをマイベストに入れなかったんだろう??

(今回選外) Animessi / Giovanni Mirabassi
ジャズ批評190号 7
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あれぇ??(笑)

Olasonic TW-S9のステレオミニプラグケーブルを変えてみた

さてさて、USBケーブルを交換してより鮮烈な音を聴かせてくれるようになったOlasonicTW-S9ですが、デジタルケーブルを交換してあれだけの効果があったのです、アナログケーブルを交換したらその効果はいかほどのものでしょうか・・・。


と、いうわけで、実はケーブルは年明け早々には買っていたのですが、なかなか交換するタイミングを逸してしまい、今日まで至ってしまいました。


そんなわけで、何とか時間もできたし、TW-S9の左右のスピーカーを結線しているステレオミニプラグケーブルを交換することにいたします。




今回用意したケーブルは、良い子のオーディオマニア及び電子回路作成マニアなら誰でも知っている(と思う)秋葉原に店舗を構える線材屋さんオヤイデ電気のオリジナルブランドケーブル「HPSC-35」です。
オヤイデのステレオミニプラグケーブル1

このケーブルは、導体に「102 SSC」というオヤイデ電気オリジナルの超高品位銅線を使用し、介在と外装に静電容量が非常に低く静電気を帯電しないピュアシルクを使用しています。
また、プラグには銀メッキとロジウムメッキを施した自社製のステレオミニプラグ「P-3.5SR」を使用し、接点の腐敗防止と伝送能力の向上を図っている・・・という製品になります。
詳しくはオヤイデ電気のサイトをご参照ください。

ちなみに、お値段は1.3mで5,600円なので、USBケーブルよりも手軽にアップグレードできるかな?と。




ちなみに、TW-S9の付属ケーブルと並べるとこんな感じ。
オヤイデのステレオミニプラグケーブル2

一目瞭然でHPSC-35の方がケーブルもしっかりしているし、プラグもガッチリとしております。
まぁ、5,600円もするんだから当たり前っちゃ当たり前なのかもしれませんが。



で、早速聴き比べです。

まずは、メインのオーディオシステムでの音質チェックにも使っているノルウェーのピアニスト、ヘルゲ・リエントリオのコチラ↓
SPIRAL CIRCLE
SPIRAL CIRCLE / HELGE LIEN TRIO
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ドラムソロから始まる「Take Five」でどれだけシンバル、スネアの炸裂音、タムとバスドラムの切れのある低音が再生できるか、さらに音量を上げても歪まずに再生できるのかがカギ。

まずは付属品ケーブルで聴くと・・・う~ん、やっぱりTW-S9って底力が凄いなぁ。
シンバルがバシャ~ンッ!!とぶっ叩かれる炸裂音が煌びやかで粒立ちが良く、バスドラムのアタック音もデスクのみならず床にまでドスッ!という振動で揺れています。

では、ケーブルをHPSC-35に変えて聴いてみると・・・
なるほど!!コレは、この変化は大きいぞ!!
まずシンバルやスネアドラムの炸裂音。今までよりも更に明瞭に、鮮烈に音が飛び出てきます。ボリュームを上げても小さな音の粒一つ一つが付属品のケーブルで聴いたよりも綺麗で、力強く、ベールを脱いで迫ってくるようです。
そしてバスドラムやタム。あぁ、なるほど、なかなか凄いと感心していたさっきのバスドラム、タムのアタック音は、少し濁りがあったのかな・・・?と感じるほど明瞭に、それでいて力感は全く薄まらずに床を振るわせています。
音の立体感や奥行きも広がり、思わず何度も繰り返し聴いてしまいました。
ベースの低域の音も明瞭になった。




次はアリス=紗良・オットのピアノソロ作品からコチラ↓
PICTURES
PICTURES / アリス=紗良・オット
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付属品のケーブルでもしっかりとコンサートホールの空間表現やピアノのタッチ、力感はとても良く再現されていましたが、ケーブルを変えた後は空間に残る残響音、ピアニッシモの時の繊細なタッチを表現する音の粒立ち、フォルティシモの時の音が突き出てくる感じ共に向上して、より作品に没頭できるようになりました。




今度はオーケストラ作品からコチラ↓

マーラー 交響曲8番「千人の交響曲」 / ゲルギエフ指揮・ロンドン交響楽団
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コチラは最後のトラック、静かなコーラスから徐々にソリストが合流し、オーケストラが合流して徐々に壮大な大団円を迎えるわけですが、いっちばん最初のステージの奥の方でコーラスがささやくように歌うのですが、ケーブルを変えるとそのコーラスの声の粒立ちがわずかではありますが良くなり、それ以上にステージの奥行きと高さがズッと広がりました。
その後のソリストの歌声の定位も良くなり、中盤~後半の盛り上がりでも各楽器の音がしっかりと分離して団子にならずに再生できています。
なんだか薄いベールが剥がれたような感じです。




最後にソプラノ歌手、佐藤美枝子さんのコチラ↓
さくら横ちょう
さくら横ちょう / 佐藤美枝子
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ピアノソロと佐藤美枝子さんの歌声だけという非常にシンプルな、それでいて実は結構鳴らし込むと奥が深いアルバムです。
元々録音~マスタリングまで、かなり音質に気をつけて制作している盤のようで、ステージ上にたたずむピアノのフラットな音色と、ステージのセンターには佐藤さんが凜と歌い上げているのが見えるような作品なのです。
付属品ケーブルでもTW-S9の力をなかなか引き出してくれていましたが、ケーブルを変えて聴いてみると、佐藤さんの歌声が更に瑞々しく、非常に高い音域を声を張って歌い上げても刺々しくなくなりました。
そして、雑音感が無くなりステージに響くピアノと歌声の余韻がスーッと消えていく様子が実に生々しく感じられるようになりました。




いやはや、こうやって変化を加えることで音の表現力がグッと高くなると、このTW-S9のポテンシャルの高さを改めて実感できます。

それにしてもこうやって変化を実感してしまうと、改めてスピーカーのセッティングやリスニングポジションが気になってきてしまいます。

・・・まぁ、このあたりは試行錯誤をしながらベストポジションに近づけていくしか無いので、少しずつやっていくことに致しましょう。



TW-S9をお使いの方、USBケーブルの交換もお勧めではありますが、ステレオミニプラグのケーブル交換、是非検討をしてみてはいかがでしょうか?

オヤイデのステレオミニプラグケーブル3



【オヤイデ電気 HPSC-35】

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SMAPにテレビ業界、芸能界を根本から変えて貰いたいという期待があった

昨今のSMAP騒動をニュースやネットで見聞きする度に、なんだかやくざ社会やマフィア社会の話のような、変な違和感をズッと感じています。

中居さん、稲垣さん、草彅さん、香取さんの4人が9月で切れるジャニーズ事務所との契約を以てジャニーズ事務所を退所して独立するかも・・・

ジャニーズ事務所を退所すると、業界の慣習で4人は今までのように仕事は出来なくなる可能性が高い(業界から干される)

ご意見番も報道も、芸能人や記者、コメンテーターは口をそろえて、当たり前のように「干される」可能性を指摘する。

ていうか、干すのはあなた達でしょ?

ジャニーズ事務所所属タレントのブッキングが難しくなるからテレビ関係者は事務所を辞める4人を使えないとか・・・

まぁ、それもこれも圧力団体と化している大手芸能事務所の意向を汲んでテレビ局側が自粛するだけでしょう。

もし圧力がかかるのであれば、「ジャニーズ事務所からこんな圧力があった!」と報道すれば良いだけだし、圧力をかけてくる側を排除すれば済むだけの話なのに、政治にせよ芸能にせよ、声の大きな個人や団体の意向を汲んで番組を作っているテレビだから、今や数あるメディアの1つに過ぎないテレビへの依存度が低下し、ネットや地上波以外の放送局の番組にユーザーが流れてしまっているのでは無いかと思うわけです。
ニュース番組一つをとっても信頼性に欠けるし。
和田アキ子じゃ無いけれど、日曜11時台の地上波民放はテレ東以外スポーツニュースしかやってないし。

4K無料放送は録画不可を検討している民放各局とか、リアルタイムで見られない視聴者はどうするんだ?とか。

だったらわざわざテレビなんか見ないで、ゲームやったりネットやったりした方が時間がつぶせますよ・・・と。





で、実は今回のSMAP騒動で本気で感じてしまったのは、木村さんを含めた5人が、テレビと芸能界を変えられるのでは無いかということです。


どういうことかというと、もし、5人がまとめてジャニーズ事務所をSMAPという名前を捨てて退所し、テレビ放送界から干されてしまった場合、この5人であればネットで今までに無かったコンテンツを作ることが出来るのでは無いか?ということです。

ハッキリ言って、SMAPのネット番組だったら見るよ、俺でも。

コンテンツの制作は、既存の番組制作会社が民放の番組と同じように作れば良いだけだし、制作会社をリタイヤされた方々や事情があって辞めた方々が作っても良いと思う。

現在は、民放の各番組に対してスポンサーが付いて、番組を制作しているわけですが、この仕組みをちゃんと、正しくネットに持って行ったら?

普通の番組と同じように、番組の合間にCMを入れ、時間、場所に依存しないネット上で配信し、24時間365日、いつでも見れるようにすれば?

場所に依存しないのであればグローバルにスポンサーを探すことも出来るようになるのでは?(再生する地域によってCMを差し替えることはできるし)

今や当てにならない視聴率よりも、実際にどれだけ再生されたか、どの地域で見られたか、どういう端末で再生されたか、何時頃に一番多く見られたか等が総合的に分かるネット番組の方が、実はスポンサーにとってはお金を出しやすいのでは無いか?

番組のCM中にCM画面をクリックしたらすぐに製品紹介が表示され、購入されれば制作会社やプロダクションにアフィリエイトでお金が入るようにすれば?

元SMAPとは共演させられない!という芸能事務所ばかりだったとしても、ドラマを作るにしても役者はテレビに出ているような役者ばかりでは無いでしょう?元SMAPの人たちと共演することで新しいスターがネットからどんどん出てくるのでは?

そういう仕組みができあがれば、SMAPだけで無く、様々なコンテンツが同じ仕組みで制作できるので、ニュースも、アニメも、なんでもスポンサーをつけて利益を確保しつつ番組を制作できるようになるのでは?


SMAPだったら、あの5人のコンテンツ力を以てすれば、この放送局、芸能界のパワーバランスを大きく変更させられるだけの力があると思うんですよ。


だって、本来9月に契約が切れる芸能人が、契約を継続するかしないかなんて言うのは芸能人個人個人の自由のはずでしょう?契約なんだから。

待遇に不満があって契約を継続しないという意向の芸能人が居て、事務所側が引き留めたいと思えば待遇を改善して再契約を交渉するのが契約のはずでしょ?

逆に、言うこと聞かないし売り上げにもつながらないから契約を解除したいという事務所があって、なんとか再契約をして貰いたいという芸能人が居る場合、芸能人側が契約条件を引き下げてなんとか契約を継続して貰うように交渉するのが契約のはずでしょ?

それを、契約期間終了後に新しい事務所を設立して独立する芸能人が居た場合に、その芸能人が干されるという芸能界の仕組みは明らかに「一般企業」「一般社会」とは異なると思うんです。

そういう意味では、もしここでSMAPの5人が立ち上がり、芸能人側の地位向上(事務所や放送局との関係という意味で)を目指すなら今しか無いと思うんですよねぇ。


まぁ、いずれにしても未だ無い新しい道を切り開かなければならないので、茨の道だというのは十分に理解していますが、ここまで多くの人に愛されている5人にしか出来ないこと、あると思ってしまうわけです。




と、もし、SMAPの5人が(というか木村さん以外の4人が?)今回のことで今後ジャニーズ事務所で冷遇されるような事があるのであれば、そんなジャニーズ事務所を、芸能界を、放送界をぎゃふんと言わせて貰いたい!!と、私なりのSMAPへのエールでございました。