Olasonic TW-S9のステレオミニプラグケーブルを変えてみた
さてさて、USBケーブルを交換してより鮮烈な音を聴かせてくれるようになったOlasonicのTW-S9ですが、デジタルケーブルを交換してあれだけの効果があったのです、アナログケーブルを交換したらその効果はいかほどのものでしょうか・・・。
と、いうわけで、実はケーブルは年明け早々には買っていたのですが、なかなか交換するタイミングを逸してしまい、今日まで至ってしまいました。
そんなわけで、何とか時間もできたし、TW-S9の左右のスピーカーを結線しているステレオミニプラグケーブルを交換することにいたします。
今回用意したケーブルは、良い子のオーディオマニア及び電子回路作成マニアなら誰でも知っている(と思う)秋葉原に店舗を構える線材屋さんオヤイデ電気のオリジナルブランドケーブル「HPSC-35」です。

このケーブルは、導体に「102 SSC」というオヤイデ電気オリジナルの超高品位銅線を使用し、介在と外装に静電容量が非常に低く静電気を帯電しないピュアシルクを使用しています。
また、プラグには銀メッキとロジウムメッキを施した自社製のステレオミニプラグ「P-3.5SR」を使用し、接点の腐敗防止と伝送能力の向上を図っている・・・という製品になります。
詳しくはオヤイデ電気のサイトをご参照ください。
ちなみに、お値段は1.3mで5,600円なので、USBケーブルよりも手軽にアップグレードできるかな?と。
ちなみに、TW-S9の付属ケーブルと並べるとこんな感じ。

一目瞭然でHPSC-35の方がケーブルもしっかりしているし、プラグもガッチリとしております。
まぁ、5,600円もするんだから当たり前っちゃ当たり前なのかもしれませんが。
で、早速聴き比べです。
まずは、メインのオーディオシステムでの音質チェックにも使っているノルウェーのピアニスト、ヘルゲ・リエントリオのコチラ↓

SPIRAL CIRCLE / HELGE LIEN TRIO
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ドラムソロから始まる「Take Five」でどれだけシンバル、スネアの炸裂音、タムとバスドラムの切れのある低音が再生できるか、さらに音量を上げても歪まずに再生できるのかがカギ。
まずは付属品ケーブルで聴くと・・・う~ん、やっぱりTW-S9って底力が凄いなぁ。
シンバルがバシャ~ンッ!!とぶっ叩かれる炸裂音が煌びやかで粒立ちが良く、バスドラムのアタック音もデスクのみならず床にまでドスッ!という振動で揺れています。
では、ケーブルをHPSC-35に変えて聴いてみると・・・
なるほど!!コレは、この変化は大きいぞ!!
まずシンバルやスネアドラムの炸裂音。今までよりも更に明瞭に、鮮烈に音が飛び出てきます。ボリュームを上げても小さな音の粒一つ一つが付属品のケーブルで聴いたよりも綺麗で、力強く、ベールを脱いで迫ってくるようです。
そしてバスドラムやタム。あぁ、なるほど、なかなか凄いと感心していたさっきのバスドラム、タムのアタック音は、少し濁りがあったのかな・・・?と感じるほど明瞭に、それでいて力感は全く薄まらずに床を振るわせています。
音の立体感や奥行きも広がり、思わず何度も繰り返し聴いてしまいました。
ベースの低域の音も明瞭になった。
次はアリス=紗良・オットのピアノソロ作品からコチラ↓

PICTURES / アリス=紗良・オット
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付属品のケーブルでもしっかりとコンサートホールの空間表現やピアノのタッチ、力感はとても良く再現されていましたが、ケーブルを変えた後は空間に残る残響音、ピアニッシモの時の繊細なタッチを表現する音の粒立ち、フォルティシモの時の音が突き出てくる感じ共に向上して、より作品に没頭できるようになりました。
今度はオーケストラ作品からコチラ↓


マーラー 交響曲8番「千人の交響曲」 / ゲルギエフ指揮・ロンドン交響楽団
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コチラは最後のトラック、静かなコーラスから徐々にソリストが合流し、オーケストラが合流して徐々に壮大な大団円を迎えるわけですが、いっちばん最初のステージの奥の方でコーラスがささやくように歌うのですが、ケーブルを変えるとそのコーラスの声の粒立ちがわずかではありますが良くなり、それ以上にステージの奥行きと高さがズッと広がりました。
その後のソリストの歌声の定位も良くなり、中盤~後半の盛り上がりでも各楽器の音がしっかりと分離して団子にならずに再生できています。
なんだか薄いベールが剥がれたような感じです。
最後にソプラノ歌手、佐藤美枝子さんのコチラ↓

さくら横ちょう / 佐藤美枝子
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ピアノソロと佐藤美枝子さんの歌声だけという非常にシンプルな、それでいて実は結構鳴らし込むと奥が深いアルバムです。
元々録音~マスタリングまで、かなり音質に気をつけて制作している盤のようで、ステージ上にたたずむピアノのフラットな音色と、ステージのセンターには佐藤さんが凜と歌い上げているのが見えるような作品なのです。
付属品ケーブルでもTW-S9の力をなかなか引き出してくれていましたが、ケーブルを変えて聴いてみると、佐藤さんの歌声が更に瑞々しく、非常に高い音域を声を張って歌い上げても刺々しくなくなりました。
そして、雑音感が無くなりステージに響くピアノと歌声の余韻がスーッと消えていく様子が実に生々しく感じられるようになりました。
いやはや、こうやって変化を加えることで音の表現力がグッと高くなると、このTW-S9のポテンシャルの高さを改めて実感できます。
それにしてもこうやって変化を実感してしまうと、改めてスピーカーのセッティングやリスニングポジションが気になってきてしまいます。
・・・まぁ、このあたりは試行錯誤をしながらベストポジションに近づけていくしか無いので、少しずつやっていくことに致しましょう。
TW-S9をお使いの方、USBケーブルの交換もお勧めではありますが、ステレオミニプラグのケーブル交換、是非検討をしてみてはいかがでしょうか?

【オヤイデ電気 HPSC-35】

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(2.5m)
と、いうわけで、実はケーブルは年明け早々には買っていたのですが、なかなか交換するタイミングを逸してしまい、今日まで至ってしまいました。
そんなわけで、何とか時間もできたし、TW-S9の左右のスピーカーを結線しているステレオミニプラグケーブルを交換することにいたします。
今回用意したケーブルは、良い子のオーディオマニア及び電子回路作成マニアなら誰でも知っている(と思う)秋葉原に店舗を構える線材屋さんオヤイデ電気のオリジナルブランドケーブル「HPSC-35」です。

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また、プラグには銀メッキとロジウムメッキを施した自社製のステレオミニプラグ「P-3.5SR」を使用し、接点の腐敗防止と伝送能力の向上を図っている・・・という製品になります。
詳しくはオヤイデ電気のサイトをご参照ください。
ちなみに、お値段は1.3mで5,600円なので、USBケーブルよりも手軽にアップグレードできるかな?と。
ちなみに、TW-S9の付属ケーブルと並べるとこんな感じ。

一目瞭然でHPSC-35の方がケーブルもしっかりしているし、プラグもガッチリとしております。
まぁ、5,600円もするんだから当たり前っちゃ当たり前なのかもしれませんが。
で、早速聴き比べです。
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シンバルがバシャ~ンッ!!とぶっ叩かれる炸裂音が煌びやかで粒立ちが良く、バスドラムのアタック音もデスクのみならず床にまでドスッ!という振動で揺れています。
では、ケーブルをHPSC-35に変えて聴いてみると・・・
なるほど!!コレは、この変化は大きいぞ!!
まずシンバルやスネアドラムの炸裂音。今までよりも更に明瞭に、鮮烈に音が飛び出てきます。ボリュームを上げても小さな音の粒一つ一つが付属品のケーブルで聴いたよりも綺麗で、力強く、ベールを脱いで迫ってくるようです。
そしてバスドラムやタム。あぁ、なるほど、なかなか凄いと感心していたさっきのバスドラム、タムのアタック音は、少し濁りがあったのかな・・・?と感じるほど明瞭に、それでいて力感は全く薄まらずに床を振るわせています。
音の立体感や奥行きも広がり、思わず何度も繰り返し聴いてしまいました。
ベースの低域の音も明瞭になった。
次はアリス=紗良・オットのピアノソロ作品からコチラ↓

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その後のソリストの歌声の定位も良くなり、中盤~後半の盛り上がりでも各楽器の音がしっかりと分離して団子にならずに再生できています。
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元々録音~マスタリングまで、かなり音質に気をつけて制作している盤のようで、ステージ上にたたずむピアノのフラットな音色と、ステージのセンターには佐藤さんが凜と歌い上げているのが見えるような作品なのです。
付属品ケーブルでもTW-S9の力をなかなか引き出してくれていましたが、ケーブルを変えて聴いてみると、佐藤さんの歌声が更に瑞々しく、非常に高い音域を声を張って歌い上げても刺々しくなくなりました。
そして、雑音感が無くなりステージに響くピアノと歌声の余韻がスーッと消えていく様子が実に生々しく感じられるようになりました。
いやはや、こうやって変化を加えることで音の表現力がグッと高くなると、このTW-S9のポテンシャルの高さを改めて実感できます。
それにしてもこうやって変化を実感してしまうと、改めてスピーカーのセッティングやリスニングポジションが気になってきてしまいます。
・・・まぁ、このあたりは試行錯誤をしながらベストポジションに近づけていくしか無いので、少しずつやっていくことに致しましょう。
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