UNTITLED -27ページ目

Helca1でPreAMP⇔PowerAMPのケーブル配線環境対策

あけましておめでとうございます。

2020年、今年もゆる~りとやっていきますので宜しくお願い致します。

 

 

 

さて、バタバタとした年末を過ごし、大晦日にようやく年賀状を作成し、一人一人にコメントを書いて元日になってからポストに投函し、シャトー・ディケムで乾杯しておせちを食って特大毛ガニをむさぼり食うコストパフォーマンス最悪の元日を過ごしました。

元日から浪費し過ぎたので今年1年はひっそりと息を潜めて過ごしたいと思っております。

 

 

そんなわけで、今年はオーディオもできるだけお金をかけずに遊んでいきたいなぁと思っているのですが、そう言えば年末に買ったままになっていたオーディオアクセサリーがあったので、そいつを引っ張り出してきて遊んでみることに。

 

KRYNA ケーブルインシュレーター『Helca1

 

PreAMPで使っているB.M.C.の「DAC1Pre」とPowerAMPのB.M.C.の「AMP S1」を繋いでいるXLRケーブルが4.5mあり、スピーカーの裏をぐるっと回った取り回しになっているので、このケーブルはなんとかしたいなぁ・・・と、思っていたわけです。

 

で、ケーブルの下に敷いて床からの振動の影響を抑えるインシュレーターが色々と出ていますが、なかなか食指が伸びずに居たのですが、某雑誌でなかなか評価が高く、使い勝手も良さそうなケーブルインシュレーター「Helca1」を買ってみることにしたわけです。

 

ただ、1.5mを超えるケーブルで使用する場合はHelca1を2本以上使う必要があると言うことで、4.5mなのでHelca1を3個購入してみたのですが、年末はバタバタしていたので全く遊べなかったのでようやくこの正月休みで遊んでみることにしたわけです。

 

 

まず現状はこんな感じ。

 

スピーカー背面こそは壁にフックを付けて電源ケーブルやアンテナ線などと一緒にならないようにしていますが、スピーカー側面は思いっきり床を這っています。

 

「Helca1」の説明書やHPでの説明を見ると、どうも「効果の確認できたケーブル」としては「電源ケーブル」「デジタルケーブル」「RCAケーブル」ということで、肝心のXLRケーブルは入っていないようなのですが、少なくともこのケーブルごっちゃごちゃの悪環境を改善するのには有効なのではないか・・・と、試してみることに。(一覧にXLRケーブルが入っていないのは買った後に気づきましたが・・・)

 

 

Helca1は昔の電話の受話器が繋がっていた螺旋状のモジュラーケーブルのような形をしており、その螺旋状のチューブの中にケーブルを通すか、ケーブルにHelca1を巻き付けるようにして使用するのですが、今回のZonotoneのXLRケーブルは径が太いのでHelca1を巻き付けるようにして装着します。

 

こんな感じで地道にグルグルグルグル巻き付けていくのですが、これが結構面倒くさい(笑)。

 

特に今回は4.5mのケーブルに3つのHelca1を巻き付けていくため、なんだか延々と単純作業をこなしていかなければならないので地味に苦痛です。

 

で、そんな作業を30分くらい続けてようやくHelca1の巻き付け完了です。

 

・・・いや、実は完了していないのです。

 

螺旋状になっているHelca1はスプリングの様に伸ばしたら元のように戻ろうとして縮むため、巻き付ける間隔を結構とっていたはずが、気付けばかなり間隔が短くなっていて、4.5mのケーブルに対してHelca1を3つでは足りなかったのです。

 

というわけで、XLRケーブルのPreAMP側はHelca1未装着の状態・・・

 

やむを得ず、とりあえずはこの状態で音を確認してみることに。

 

 

ちなみに、Helca1を巻き付けたケーブルはこんな感じになりました。

 

さて、まずは恒例の長谷川陽子さんのXRCD『ノルウェーの森』。

 

1曲目の「ノルウェーの森」冒頭でのパーカッションの音がスーッと横方向に広がりステージが広がりました。

ステージの奥行に関してはあまり変わった感じはありませんが、長谷川さんのチェロが入ってからの印象が全く変わりました。

具体的には、ボリュームを今まで以上に上げたくなりました。

元々このCDは透き通るような透明度の高い空気感と、音の粒立ちが非常に細かく非常に繊細に生々しい楽器の音を聴かせてくれるのですが、それ故に機器のセッティングが悪いとややヒステリックに聴こえてしまうのですが、それが全くなく、ボリュームを上げても「うるささ」を感じなくなりました。

やはり今までは長いケーブルの取り回しが悪かったことで、ボリュームを上げた際に振動などで音に悪影響を及ぼしていたのかもしれません。

 

 

次に久しぶりに取り出してきたジャズベーシストの北川潔さんの『ANCESTRY』から3曲目の「Time to Go」。

 

この曲は北川さんのベースとブライアン・ブレードのドラムとの疾走感あふれる力強い演奏が気持ち良く、ボリュームを上げて音を浴びるように聴くと軽くトランス状態になれるのですが、こちらも音に余分なノイズが乗っていたのでしょうか、どんどんボリュームを上げられてしまいます。

かと言って、ベースとドラムの熱気が薄まっているのかというと全く違い、北川さんの気迫溢れる指運びと、そのベースのスピードをさらに加速させるようなシンバル、ハイハット、タムの炸裂する「熱さ」は全く損なわれていません。

これは・・・・気持ちイイぞ!!

 

 

その後もCDをとっかえひっかえして色々聴きまくりましたが、総じてボリュームを上げた時のいがらっぽい感じが無くなり、久しぶりにボリュームを上げて聴く楽しさを体感できました。

 

 

こうなると、XLRケーブルの端から端までまくには足りなかったHelca1をもう1本購入して、XLRケーブルを全てHelca1で覆いたくなりました。

 

 

 

う~ん・・・とりあえず正月のカードの支払いが少し怖いので(笑)、1月分のカード請求が来た後に追加購入を検討しようかな。

 

 

 

頭外定位イヤーピース『JIJU』を買ってみた

『キャッツハウスV.S.メグの会対抗戦』や『インターナショナルオーディオショウ』など、書き途中のネタはあるのですが、旬なヤツを買って試してみましたのでコチラの記事から更新させて頂きます。

 

 

先週の金曜日、会社をサボ・・・・お休みを貰って有楽町の東京国際フォーラムで開催されていた『東京インターナショナルオーディオショウ』に行ってきたのですが、ブースの外の椅子に腰掛けて一息ついているとき、スマホで見ていたPHILE WEBの記事に面白そうなものを見つけました。

 

なんでも、イヤホンのイヤーピースなのですが、それを装着すると音像が頭の外に定位する「頭外定位」を再現し、Amazon等のネットショッピングで販売を開始したというのです。

 

その名もLIZER LABの『JIJU(耳珠)』。

 

 

普通のイヤーピースは耳の中に入れる部分がすぼんでいるのですが、JIJUはその逆。

耳の中に入れる部分がお椀型に広がっており、その中に音を反射・放射するフェーズプラグが搭載されており、見た目からして奇妙なのです。

 

 

こんな面白そうなもの・・・・買わずには居れません。

しかも、インターナショナルオーディオショウで金銭感覚が怪しくなっている真っ最中。

イヤーピースペアで4,280円程度・・・なんてこたぁないでしょう!!

 

 

と、言うわけでその場でAmazonを開いてポチッとやってしまいました・・・・

 

 

 

それから2日経った日曜日、いよいよ白い緩衝材入り封筒に入ってきたのがコチラ。

 

 

なんだか立派そうなケースに入ってきました。

 

 

ケースだけなら、先日買ったワイヤレスイヤホン、NOBLE Audioの「FALCON」のケースより立派かも・・・

FALCONのケースは表面がサラッサラなので、これからの乾燥する時期は手からスルリと落ちそうです。(ていうか、既に何度か落としそうになってます)

一方コチラのケースはしっとりとしたベルベットのような手触りでスルリと手から滑り落ちることはなさそうです。

 

で、そんなケースの中身はコチラ。

 

 

ケースの大きさの割に中身が小さくて笑ってしまいますが、1ペアで4,280円するイヤーピースの高級感を醸し出すのには成功しています。

 

 

ちなみに、FALCONとJIJUのケースを並べてみるとこんな感じ。

 

「JIJU」の方が圧倒的にデカい(笑)。

 

 

さて、そんな「JIJU」ですが、ケースに入った状態ではその違和感のある形はよく分かりません。

こうやって出してみても・・・なんかちょっと変な感じはするけれど、まだ決定的な違和感にはなりません。

 

 

しかし・・・こんな感じで実際にイヤホンに取り付けてみると、その異様さは明らかになるわけです。

 

 

写真左側は通常のイヤーピース。

右側が・・・・「JIJU」を到着したものになります。

 

 

・・・これ、耳に入る?

 

 

ちなみに左右のイヤホンに取り付けるとこんな感じになります。

 

 

ん~・・・・耳の穴にしっかり入る自信がない。

 

ちなみにこの「JIJU」、イヤホンに取り付ける側は密度が高く固い仕上がりになっているので、イヤホンに装着すれば抜ける心配はありません。(ステム先端経Φ6.0mm以上のものに限る)

 

尚、「JIJU」を付けてしまうと「FALCON」の充電ケースには入らなくなるため、聴き終わったらその都度イヤーピースを交換する必要があるため、ワイヤレスイヤホンでの使用には向かないと思います。

 

 

さて、問題は音です。

 

本当に頭の外に音が定位するのでしょうか??

 

 

 

「JIJU」を取り付けたFALCONを耳の穴に差し込みますが・・・・いつもと勝手が違うので本当にこの装着方法が正しいのか不安になります。

 

耳に入れた感覚も、先端がすぼまっていない為、耳の中で広がったカップ部が突っかかる感覚で違和感があります。

この違和感は長く使用していれば気にならないのでしょうか・・・?

 

 

 

とにもかくにも、耳の中に違和感を感じつつ、iPod Touchからいつも通りのリファレンス曲「ノルウェーの森 [XRCD]/長谷川陽子」を聴いてみる。

 

ノルウェーの森 [XRCD]

シャーン・・・・・

 

冒頭のパーカッションが耳の少し外側に定位してキレイに消えて行く感覚がなんだか変な感じなのですが、いわゆるイヤホン特有(等にイヤーピースを耳に押し込むタイプ)の頭の中に音像が広がる印象とは異なり、オープンイヤータイプのヘッドフォンに少し似たような、音像がわずかに頭の外に広がっていく感覚がなんとも面白くなります。

 

フェーズプラグを介した音も解像度が損なわれることなく、低域の量感はほんのわずかに後退する感じはありますが、その低音もわずかながらに耳の外に定位するので「薄くなった」というよりは「距離が出た」という感じ。

 

ただ、目の前に音像が広がる・・・というよりは、耳の外側~頭の中にかけて音像が広がるような感じです。

前に音像を感じるには相当な想像力が必要な感じがします。

 

 

次はジャズ。

Omnibus One/Ernst Glerum」を聴いてみます。

 

 

Omnibus One

 

・・・ピアノは良い。

でも、ドラムとベースの中~低域がスポイルされているのか薄く感じます。

そのせいか、もの凄く客観的な演奏に聞こえてしまって、ジャズならではの「熱さ」が出てきません。

音像は確かに耳の若干外側~頭の中にかけて定位しますが、チョット相性が悪いのかなぁ。

クラシックの時よりも中~低域の「薄さ」が際立って感じてしまいました。

 

 

色々聴いたなかで一番しっくりきたのがピアノのソロ。

 
ナイトフォール(初回限定盤)(DVD付)

 

ナイトフォール/アリス=紗良・オット」を聴いたとき、頭の真ん中ではなくてその少し前の方にピアノが定位し、音が消えていく様も先ほどよりも耳の外の方にスーッと消えていく感じがしてホール感もしっかりしています。

 

なるほど、チェンバロやギターソロも良いぞ。

 

 

 

 

と、ここまでNOBLE AudioのFALCONで色々と聴いてみましたが、この「JIJU」を付けて聴くと周波数特性がかなり変わるので、他のイヤホンでも試してみたくなりました。

 

・・・・今度はPHILIPSの「Fidelio S2」で試してみようかな・・・・

 

 

 

とにもかくにも、装着感は未だチョット慣れませんが、この音像の定位の仕方は面白いです。

気になる方は是非、試してみて下さいませ。

完全ワイヤレスイヤホン NOBLE『FALCON』を買ってみた

今、会社の通勤等、電車移動の際にiPod touchBOSEの『SoundSport』の組み合わせで音楽を楽しんでいるのですが、はやり満員電車やJR大宮駅の改札付近では必ずと言っていいほどに音切れするのがネックとなっております。

 

まぁ、Air Podsの新しいのを買えば改善するのかもしれませんが、今持っている初代Air Pods、襟高のコートを着ると襟に引っかかって落ちやすいからSoundSportに変えたわけだし・・・・う~ん・・・・

 

それ以外の音質面や装着感に関しては不満はないのですが、最近では音楽端末側から左右のイヤホンに別々にデータ伝送ができるTrueWireless Stereo Plus規格に対応しているワイヤレスイヤホンも出てきているので、そいつと対応音楽プレイヤーを導入すれば不満は解消されるのでは・・・?

 

でも、iPod touch、気に入ってるんだよなぁ・・・

 

ということで、iPod touch自体はTrueWireless Stereo Plus規格に対応していませんが、試しに10月25日に発売になったばかりのNoble Audio社初の完全ワイヤレスイヤホンFALCONを買ってみました。

 

 

開けてみるとイヤホン本体、充電ケース、充電用USBケーブル、ポーチ、交換イヤーピースが入っています。

 

 

高級感はあまり有りませんが、まぁ19800円なのでこんなもんか。

 

取り出してみると、充電ケース含めなかなか小さくて良い感じです。(BOSEのSoundSportが本体、ケース含めてなかなか大きいので特に感じます。)

 

ちなみに、大きさ比較の為にNoble Audioの『FALCON』とBOSEの『SoundSport』とAppleの『AirPods』を並べてみました。

 

説明するまでもなく、左からBOSE『SoundSport』、Noble Audio『FALCON』、Apple『AirPods』です。

 

こうやって見るとAirPodsってやっぱりケースのサイズ感が絶妙なんだなぁ。

 

とは言え、Noble Audioの『FALCON』も充電ケースは男性で有れば拳の中に収まってしまうほどの大きさなので、バックの中に入っていても気にならない大きさでしょう。

 

 

 

・・・さて、問題は音質です。

音切れの件に関してはiPod側が対応していないので測りようが有りませんが、音質は聴けば一聴瞭然。

 

通常は雑音にまみれた外出先で聴くわけですが、今回はオーディオ部屋にてじっくり聴いてみました。

 

 

 

まずはおさらいとして、久しぶりにAirPodsから・・・。

 

チェリスト長谷川陽子さんの『ノルウェーの森』は、このアルバムの特徴である透明感、音の奥行きに関しては今ひとつ・・・と言うか、あまり感じられませんが、チェロの放つ低音のふくよかさ、ボリュームはたっぷり感じます。「音の厚み」と言う点ではかなり良いけれど、繊細な音、消えていく音の美しさの表現は苦手のようです。

こちらもチェリストのGregor Piatigorskyとボストン交響楽団の『ドヴォルザーク:チェロ協奏曲』も音の厚み、力感に関しては申し分なし。ただ、オーケストラの各楽器の音の分解や広がりなどに関しては今ひとつ。

ジャズピアニスト辛島文雄さんの遺作『My Favorite Things』、左右に分かれたダブルベースの重低音がたまらないのですが、この音の厚み、音圧は素晴らしい。トランペットやサックスに関しても音が厚くて熱い。このアルバムに関しては3機種の中でベスト。

こちらもジャズピアニストのHelge Lien Trioの有名盤『Spiral Circle』のTAKE FIVE冒頭のドラムソロ。こちらはバスドラやシンバルの音の力感はバッチリなのですが、基本的に音が団子になってしまっているのが残念。

 

 

お次はSoundSport。

 

『ノルウェーの森』のパーカッションやピアノの高音、チェロの中~低音のバランスが良い。パーカッションの音が消えていく空間の広がりもなかなか。低音の厚み、沈み込みもなかなかで、AirPodsのようなもっさりした感じもなく良い感じ。

『ドヴォルザーク:チェロ協奏曲』はオーケストラの雄大な演奏を重厚感がありつつ音が団子にならずに表現出来ています。チェロのザラッとした弦の擦れる音と胴鳴りが生々しく実在感があります。

『My Favorite Things』では冒頭の左右2対のベースの音がズーンと沈み込み、それで居ながらシンバルの高音をぼやかさずに表現出来ているのでAirPodsとの実力の差を感じます。

『Spiral Circle』のTAKE FIVE冒頭のドラムソロもバスドラムの重低音がしっかりと再生されており、シンバルやスネアの弾ける音の粒立ちもなかなかの物があります。音が団子にならないのはSoundSportの魅力でしょうか。

 

 

そして真打ち、FALCON。

 

『ノルウェーの森』冒頭のパーカッションの高域の音色、音の解像度は圧倒的。音が消えていく瞬間までの繊細な空気の振動が見えるようです。ただ、いわゆる「重低音」の再生は量感にやや不満が。低音は出ていないわけではないのですが、前の2機種と比べると「重低音」の音の厚みと沈み込みは圧倒的に差があります。ただ、低音自体は解像度の高い低音がしっかりと鳴っているので、アルバムを聴きながら耳に馴染んでくれば気にならなくなってきます。

『ドヴォルザーク:チェロ協奏曲』も音の解像度が高いので、前の2機種では感じられなかったホールの空気感もフッと感じられてビックリです。コチラは重低音の不足はあまり気にならず、オーケストラの楽器の解像度と透明感にはこれまでの2機種では得られない感動がありました。

重低音に関しては高音を濁らせないために抑えるようにチューニングされているようですが、それが功を奏しているのか音の濁りや団子になる感じは全くないことに驚きです。

『My Favorite Things』はもう少し乱暴なくらいの低音の厚みが欲しいなぁ。あの厚みが演奏全体の熱さを生み出しているので、チョット冷静すぎる印象。なるほど、FALCONはモニター調の音作りをしているのか。

『Spiral Circle』の冒頭のドラムソロはとにかく解像度が高く音が消える瞬間まで見事に描写している様に感じます。ただコチラもバスドラのキレッキレの超低音の量感が他の2機種と比べて弱いので、コチラもやや冷静な演奏のように感じてしまいます。が、それを凌駕する解像度の高さなので聴いていて楽しい。

 

 

そんなこんなで、やや誇張は入っているかもしれないがオーディオ的に個性のある音作りをしているSoundSportと、モニター調の高解像度・冷静で繊細な音作りをしているのがFALCONという感じでしょうか。

 

 

で、数日間、会社の通勤時にFALCONを使っていて気がついた点が以下の通り。

 

・SoundSportに比べて圧倒的に音切れが少ない。(SoundSportでは必ず音切れしていたエリアでも音切れ皆無)

・耳を完全に塞ぐ遮音性の高さにより、音楽を聴いていると周辺音がほぼ聞こえない。

・密閉性が高いので歩いていると歩行時の衝撃音(振動)がゴワゴワと聞こえてしまう。

 

まず驚いたのが音切れがほとんど無いこと。

TrueWireless Stereo Plusは機能していないのですが、Bluetooth5.0の恩恵なのでしょうか、満員電車でポケットに入ったiPodが他人の荷物や体に覆われてしまっても音切れはほとんどありません。

SoundSportではこうはいきません。

 

次に感じた周辺音が聞こえなくなる問題。実はこれ、個人的には問題なのです。

AirPodsやSoundSportは密閉性が低いので、周囲の車の音や電車のアナウンス、人の声などが音楽を聴いていても(ボリュームを上げすぎたら無理ですが)聞こえるのに対し、FALCONはそれらの環境音がほぼ聞こえません。

これ、歩きながらや電車の中だと安全性や乗り過ごしなどに直結するので、周辺音はある程度聞こえて貰わないと困るのです。

歩いているときに使うのならノイズキャンセルなんてもってのほかです。

 

また、歩いているときに足の振動が耳に伝わってしまうのも厄介です。AirPodsやSoundSportではこのノイズは感じませんでした。

周辺音は聞こえないのに歩行時の振動がノイズに成ってしまうと言うのもどうか・・・

 

 

 

とは言え、この音切れの無さ、モニター調の解像度の高い音質は魅力的です。

もうしばらく使ってみることにしましょう。

(AirPods Proも買ってみようかなぁ・・・・)