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Alone Together

先日、吉祥寺のMEGでテラシマレコードの第1弾、松尾明トリオの「Alone Together」のレコード盤を聴かせてもらった。
もっとも、プレス前&マスタリング前の、マスターテープからラッカー盤にダイレクトカッティングしたテスト盤。

Alone Together

CDと聴き比べをしたのだけれど、CDがシンバルのはじける金属音がキラキラと一音一音目に見えるような精密機械の様な音だとすれば、レコード盤の音は演奏家の熱が音になって伝わってくるようなまさに人肌の音。しかもその人肌、触るとやけどしそうなほど熱い。

具体的に言うと、レコード盤の方は中低域が厚く、音全体が非常に滑らか。でも、やはりスピーカー(Avantgarde AcousticのDUO)の解像度の高さなのか、繊細な音の一音一音は決して丸まっているわけではなく、まさに目の前で演奏されているような鮮明さがあります。

いや、これ、あまり手を加えずにこのままプレスしたらCD盤とのよいコントラストになりますがな。
これ、500枚限定とは勿体ない!!
12月7日に発売されるらしいから早く予約せねば!!


アローン・トゥゲザー<受注生産限定盤アナログ盤> [12 inch Analog]

そうそう、寺島さんとDISK UNIONの菊田さんの嬉しそうな顔が印象的でした。
写真の方は偶然居合わせたお客さんです


本日のお薦めCDはコチラ↓

松尾明トリオ
アローン・トゥゲザー



江利チエミ
チエミのスタンダード・アルバム(紙ジャケット仕様)

Leopard

Leopard

Mac OSの最新版、Leopardをインストールしてみました。
発売日の今月26日、ヨドバシカメラの1階で発売イベントをやっているのを尻目に、2階のMac売り場でOSを購入。買ったのはファミリーパック。
この時点でAppleがエライと思ったのは、1ライセンスの通常版の価格は14800円。ところが、同一世帯5台までインストールできるファミリーパックは22800円と、非常に安いこと。2台以上にインストールする事が決まっていれば、圧倒的にファミリーパックがお薦め。なにせ、最大1台あたり4560円までOSの価格が下がる計算。2台しかインストールしなかったにせよ、2台目はたった8000円でインストールできる事になる。
安くね??
これがWindowsだったらいくらかかることか・・・。

で、本当はMacProにしかインストールしないつもりだったのだけれど、店頭でMacBookでの操作感の向上(特にSafari)を体感したこともあり、通常版ではなく、ファミリーパックを購入してMacProとMacBookの計2台にインストールする事に。


で、仕事を終えて家に帰り、まずはMacProにインストール。DVDをトレイに入れて、表示された「インストール」アイコンをクリック。
すると、アップグレードインストールを開始するから再起動するというメッセージが表示され、「OK」ボタンをクリックするとMacが再起動して自動的にインストールが開始されます。
・・・・おぉ、ほとんど何もしないで勝手にインストールが始まります。楽チンです。

で、時間はかかったもののほぼ勝手にインストールが完了し、新OS「Leopard」の画面が起動しました。

・・・うん、見た目のインパクトはほとんど変わらず。
本当に新しいOSをインストールしたのか心配になってしまうほど。
でも、この感覚って、全てWindowsのせいなんですよ。
本当はOSっていうのは「縁の下の力持ち」であるべきで、新しくなる度に見た目や操作がコロコロ変わってしまうのは、本来異常なんですよ。
Windowsは「Windows3.1」→「Windows95」で大きな変革をし、見た目も使い勝手が全然変わりました。
次、「Windows95」→「Windows98」→「Windows98SE」→「WindowsME」は多少の画面的変化、インターネット接続の安易さなどの変化はあったものの、操作感は非常に上手に引き継がれていました。
で、「WindowsME」→「WindowsXP」で大きな画面の変化があり、操作の肝は変わっていないものの、操作感は変化。
そして「WindowsXP」→「Windows Vista」では、もう、キモチ悪いほどに変わってしまい、実は私、個人のPCにはまだVistaをインストールしていなかったりします。

Macは「MacOS9」から「MacOS X」に切り替わる際に大改革を起こし、この時点で切り替えるユーザー、切り替えないユーザーがハッキリと分かれました。
私も実はCore Duo搭載のMacBookを買うまではMacOS 9を使っていました。
最初の頃のMacOS Xの操作感の変化がイマイチなじめなかったのもありますが、最大の理由は使っているソフトのほとんどがOS9用のソフトだった事。
しかし、Core DuoのMacBookを買ってしまったら、PowerPC用のMacOS9アプリなんか全くもって使えないので、ここで割り切りました。
しかし、デビュー当初のMacOS Xの操作感とは大きく異なり、ジックリとこなれて来ていたMacOS 10.4の操作感や仕様には割合早く慣れる事ができ、今では快適に使っているわけですが、今回のOSアップグレードでは、全く躊躇せずにそのまま使えてしまい、あらためて「OSってなんだろ?」と考える事になったわけです。

そうそう、OSは「縁の下の力持ち」。
MicrosoftもAppleを見習って、変な押しつけをする新OSではないものを作って行って欲しいものです。
あと、Appleのようなファミリーパックを用意してくださいな。
そうしてくれないと、我が家のWindowsPC、計6台に新OSをインストールするのにいくらかかる事やら・・・。

それはそうと、「Leopard」を「レォパード」と読まず、ついつい「レオパルド」と読んでしまうのはオイラだけでしょうか??


さてさて、本日お薦めのCD&DVDはコチラ↓

青江三奈
THE SHADOW OF LOVE


機動警察パトレイバー2 the Movie

読書

最近、だいわ文庫の現代ノンフィクションものを片っ端から読んでいます。

黒幕―昭和闇の支配者〈1巻〉」や「政商―昭和闇の支配者〈2巻〉」や「首領(ドン)―昭和闇の支配者〈3巻〉」や「錬金術師―昭和闇の支配者〈4巻〉」や「経済マフィア―昭和闇の支配者〈5巻〉」や「謀略―昭和闇の支配者〈6巻〉」や「秘史「乗っ取り屋」 暗黒の経済戦争」や「日本の闇権力人脈金脈の構図―黒い相関図付き」や「山口組三代目 制覇の野望」や「高級官僚 (だいわ文庫―影の権力者の昭和史 (70-1H))」などなど・・・・

なぜこんなのを読んでいるのかと言えば、オイラは数ヶ月前に30歳になったわけだけれど、最初に世間というものに意識が向いて来たのは高校生くらいから。
既に「昭和」は終わっていて「平成」という元号になっていました。
気が付いた時には昭和という時代についてほとんど何も学ばずに、第2次世界大戦も学校の授業では間に合わずにほぼ学んでいないままに、高校生になっていたわけです。
アウストラロピテクスや縄文時代ばかり詳しくなって、自分たちの生まれて来た「昭和」という時代について何も知らないのって、なんだか変な気がしませんか?

そんな気持ちが30を目前にした数年前から急に強くなり、ちょうどだいわ文庫が発足したのをきっかけに、上記のような本を読みあさっているわけです。
文章の内容などについてどこまで真実かはわからないけれど、とにかく「昭和」という時代は安土桃山時代(戦国時代)のような勢いを持った時代で、同様に「怪物」的な人物が台頭していた時代だったということを実感しました。
この怪物達に比べたら・・・ホリエモンなんかの経済犯や昨今の国会議員の政治犯などのなんと小者な事か・・・


それはそうと、昨晩の「タモリ倶楽部」で60~70年代の暗黒レコード(苦笑)で盛り上がっていたけれど、あれだったらオイラもたくさんネタがあるぞっ!!


さてさて、本日のお薦めCD&DVDはコチラ↓

石川晶と彼のグループ
ドラム八木節ドラム(紙ジャケット仕様)


笑う超人 立川談志×太田光