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最&強どん兵衛の凄みは天ぷらそばにアリ!

最近テレビCMでもやっている日清食品の「最&強どん兵衛」、CMでは最&強どん狐さん(美輪明宏さん)が登場して吉岡里穂さんとは異なるインパクトを示しております。

 

で、CMでは最強どん狐さん登場ということできつねうどんが取り上げられております。

 

 

パッケージにも書いてありますが、最強どん兵衛きつねうどんのウリは

 

「調理時間8分の新しい極太うどん」

「分厚くなったお揚げ」

「鰹節、こんぶ、鯖節、あご、煮干し、椎茸の6種類の合わせだし」

「八幡屋礒五郎の特製ゆず七味唐辛子」

 

の4つで、確かにパッケージを開けると普通のどん兵衛きつねうどんとは全く違う極厚のお揚げにびっくりします。

 

 

そして粉末スープの素と七味唐辛子もこんな感じで存在感バッチリです。

 

 

そして粉末スープの素を面の上に投入して熱湯を注ぎ8分という、今までよりも3分も長い調理時間を経てこんな感じに仕上がります。

 

 

「極太」というほどではありませんが、普通のきつねうどんよりも少し太めのうどんは、8分という調理時間からかなり緩くなった弾力のない仕上がりを想像しておりましたが、しっかりとコシがありのど越しの良いうどんでかなりおいしい。

汁もすっきりと透明感のある風味の豊かな仕上がりで、鰹節と昆布以外の出汁もしっかりと感じる粉末スープとは思えません。

 

そしてなによりこの非常に分厚い厚揚げ。

 

 

この厚揚げにたっぷりと出汁が浸み込み、触感もよく食べ応え十分です。

そして、ちょこっと添えられている小さな蒲鉾もプリッとしていて通常のどん兵衛より美味しい。

欲を言えば・・・もう少しゆず七味唐辛子が入っていたら嬉しかったかな。

 

 

 

と、きつねうどんもかなり高レベルなカップ麺なのですが、個人的に今回の「最強どん兵衛」では天ぷらそばの進化に驚いているわけであります。

 

 

 

 

コチラもウリは以下の4点。

 

「調理時間5分の新太そば」

「厚くなった鬼かき揚げ」

「鰹節、こんぶ、鯖節、あご、煮干し、椎茸の6種類の合わせだし」

「浅草やげん堀特製七味唐辛子」

 

6種類の合わせだしはうどんと同じですが、とにかくそばとかき揚げに驚きました。

 

パッケージを開けると普通の天ぷらそばよりも太く色合いの良いそばにビックリします。

 

 

そしてかき揚げ天ぷらと粉末スープと七味唐辛子。

 

 

感動するのがフリーズドライの様なかき揚げの質感と厚みです。

 

 

写真ではわかりづらいかもしれませんが、具の干しエビや玉ねぎがかなりしっかりとしており、この状態でも十分に香りが良いかき揚げなのです。

 

で、粉末スープの素を投入して熱湯をかけて待つこと5分。

蓋を開けてみるとツヤの良い存在感のあるそばが目に飛び込んできて、出汁と醤油の豊かな香りが鼻腔に飛び込んできます。

 

 

ここでようやく鬼かき揚げと七味唐辛子を投入します。

 

 

まずは汁を飲んでみると、ほんのり甘みを感じる醤油の香りと出汁の香りが複雑に口の中に広がり、下手な立ち食いソバなんて淘汰されてしまうレベルの高さに驚きます。

 

しかし、そんな驚きをあっという間に上書いてしまうそばに圧倒されます。

 

 

熱湯を注いでから5分以上経過しているのに、表面がクタッとしていないコシのある麺で、うどんとは違う蕎麦ならではの歯ごたえとのど越し、そしてカップ麺らしからぬそばの香りで、カップ麺の蕎麦の概念がガラッと変わってしまいました。

 

そしてさらに続く驚きはかき揚げです。

 

 

ざく切りの玉ねぎが香ばしく、さらにシャキッとした触感まで楽しめる天ぷらの味わいにはただただ驚きです。

フリーズドライの様に蕎麦の上に投入するまではかなり表面が崩れやすいのですが、汁を吸った衣の旨味は今までの天ぷらの比ではありません。

正直、この天ぷらだけ別売で販売して欲しい・・・

こいつをご飯の上にのせて出汁をかけて食ったら最高だよ・・・と想像してしまうほどです。

 

 

きつねうどんも確かに美味い!!

 

しかし、個人的には今回の「最強どん兵衛」では圧倒的にかき揚げそば派です!!

 

 

 

また買ってこなきゃ。

たった1袋ポリコーンが食べたかっただけなのに

急にあるものが食べたくなることってあるじゃないですか。

 

 

ある日、急にポリコーンが食べたくなったんです。

ポップコーンじゃなくて、ジャンボコーンをポン菓子風に膨張させて甘い蜜がほんのりとかかっているお菓子です。

 

 

で、スーパーに買い物に行った際に探したんですが、無い。

 

数日後、別のスーパーに行って探しましたが、やっぱり無い。

 

さらに別の日に別のスーパーやコンビニ、ドラッグストアに行って探しましたがどこにも無い。

 

仕事帰りに二木の菓子に行って探せばいいじゃないか・・・とも思うのですが、あれって、結構かさばるので電車でゴトゴト数十分持って帰ってきたくはないわけです。

 

 

で、結局これですよ。

 

 

Amazonで箱買いです。

 

たった1袋、ポリコーンが食べたかっただけなのに・・・・。

 

 

 

1箱に12袋入りですよ。

 

 

 

ていうか・・・・急に1袋食べたかっただけなのに12袋も食い切れるのか?

 

ていうか、賞味期限はいつまでなんだよ??

 

 

 

 

賞味期限、7月20日なのかっ!!!

 

 

ほぼ毎週食べないといけない計算か。

 

1袋食べたかっただけなのになぁ・・・・

CDラックから引っ張り出して聴いてみると改めて「良いな」と思った作品

先日Facebookにも書き込んだのですが、久しぶりにCDラックから引っ張り出してきたイタリア人SAX奏者Alessandro de Santisの『Roma Termini』を聴いたら、思いのほか・・・というと語弊がありますが、改めて「すごくイイな」と感じたので、他にも何枚か引っ張り出して聴いて「やっぱり良いじゃないか!」と思ったアルバムについて書いておこうかなと思います。

 

 

まずは今回の件のきっかけになったAlessandro de Santisの『Roma Termini』から。

 

 

Roma Termini

 

【アルバム名】

 Roma Termini

【リーダー】

 Alessanmdro de Santis

【レーベル/品番】

 GLM(ドイツ)/FM 113-2

【メンバー】

 Alessandro de Santis (Sax)

 Titus Waldenfels (G)

 Joe Kienemann (Pf)

 Tobi Hofmann (Tp/Flgh)

 Rudi Schießl (B)

 Christian I. Mayer (Akk)

 Dittmar Heß (Dr)

【リリース】

 2004年

 

イタリア人サックス奏者Alessandro de Santisのリーダーアルバム、他に見つからないんだよなぁ。

 

このアルバムは、20年ほど前に吉祥寺のジャズ喫茶『MEG』に通うようになり、MEGで知り合ったヨーロッパジャズ好きのS田さんに教えてもらった作品でした。

確かdiskunionの山本隆さんがMEGで毎月開催していた新譜試聴会の時に、イベント前にS田さんがMEGの新井店長にかけてもらっていた本作で盛り上がり、すぐにdiskunionに走って購入した記憶があります。

 

1曲目の「un ora sola ti vorrei」はalessandro de santisのサックスソロで始まり、そこにtobi hofmannのトランペットが絡んできて、rudi schießlのベースを合図にドラムとピアノが合流する、その一連の流れが軽妙でお洒落で、とにかくこの1曲目で一気に心を掴まれてしまいます。

 

2曲目の「estate」は冒頭のアコーディオンが地中海の風を感じる様な軽快な演奏でバースを演奏するので、このまま軽快なまま進むのかと思いきや、アコーディオンからバトンを引き継いだギターとベースで空気は一変。しっとりと憂いのあるバラードに展開し、そこでalessandro de santisのサックスの艶っぽいテーマの演奏が沁みる沁みる・・・。

 

3曲目のゴッドファーザーのテーマ「parla più piano (il padrino)」では、原曲の悲哀あるメロディーを軽快に、かといって底抜けに明るいわけではなく哀愁を感じる演奏で最高。alessandro de santisのサックスも良いのだけれど、joe kienemannのピアノも聴きどころ。
 

このアルバムを聴くと当時のMEGの店内やS田さんが浮かんできます。

そうか、このアルバムはしっかり思い出のアルバムになっているのだなぁ・・・と実感しました。

すいませんでした。これからはCDラックにちゃんと面出しで置くようにします。

 

diskunionでたま~に見かけると結構安く出ているので、見かけた方は是非聴いてみて下さいませ!!

 

 

 

お次はピアノトリオ。

 

In Person

 

【アルバム名】

 In persson

【リーダー】

 Anders Persson

【レーベル/品番】

 Spice of Life(日本)/SOL SC 0006

【メンバー】

 Anders Persson (P)

 Magnus Gran (Dr)

 Yasuhito Mori (B)

【リリース】

 2003年

 

コチラは先ほどの吉祥寺MEGでの新譜試聴会でdiskunionの山本さんが紹介をしてくれた作品です。

そういえば本作のレーベル「Spice of Life」はスウェーデンのジャズを中心に発売しており、主宰の佐々智樹さんも新譜試聴会の際にはMEGにいらっしゃって新譜の紹介をしてくれていました。

 

本作1曲目のタイトル曲「In Person」はピアノとベースの不穏な掛け合いから始まり、2曲目の映画慕情でおなじみの「Love is a many splendored thing」をしっとりと、3曲目ではコール・ポーターの「Everything I love」をリズミカルに聴かせてくれ飽きが来ない秀逸さがあるのですが、本アルバムでは何といっても最後の10曲目、Anders Perssonのオリジナル曲「Milonga」でしょう。

新譜試聴会でも山本さんがこの曲でアルバム紹介をしてくれました。

アルバムの最後の曲だというのに、なんだかこれから「始まり」を感じるリズミカルな名曲です。

確かこの曲紹介をするとき、山本さんは「学生時代にお世話になった神保町のタンゴ喫茶「ミロンガ」を思い出す」とおっしゃっておりましたが、本作のライナーも山本さんが書いており同じことが書かれていました。

それにしてもこの曲、今聴いてもリズミカルなメロディーは心躍るものがあります。

素晴らしい!!

 

 

 

お次もピアノトリオ。

 

 

【アルバム名】

 The Night We Called It A Day

【リーダー】

 Peter Nordahl

【レーベル/品番】

 Spice of Life(日本)/SOL J-0018

【メンバー】

 Peter Nordahl (P)

 Harry Wallin (Dr)

 Patrik Boman (B)

 Pontus Lundgren (B)

【リリース】

 2004年

 

気付けば本作もSpice of Lifeレーベルの作品でした。

で、こちらの作品も新譜試聴会で紹介してもらった作品。

リーダーでピアニストのPeter Nordahlは、スウェーデンの歌姫Lisa Ekdahlとの競演作が有名なので、ジャズボーカル好きの方はそちらで聴いたことがあるかも。

Lisa Ekdahl作品では曲のアレンジ・演奏共にLisa Ekdahlの歌声をこれ以上あるか?というほどに活かした内容で、最高のボーカル作品に仕上げていましたが、本作でも7曲目の「What The World Needs Now」以外はとてもやさしい語り口で、夜中にこれを少し小さめのボリュームで聴きながら眠りにつけられれば最高なのではないかと思うほど、自分をこれ見よがしに前に出さない曲の持つメロディーの美しさをじっくりと堪能させてくれる演奏を聴かせてくれます。

 

そんな中でも、こちらも新譜試聴会の時に紹介された曲がマイベストです。

それは3曲目の「Popcorn」。

ポップコーンというからには、さぞかしトウモロコシが爆ぜるような激しさがあるのかと思いきや、出だしから終始ゆっくりとした美旋律によるバラードで面食らってしまいますが、このメロディーがとにかく秀逸で、ズッと聴いていたくなる名曲です。

 

 

 

最後は激しいクインテット。

 

 

【アルバム名】

 The Torbjörn Zetterberg Hot Five

【リーダー】

 Torbjörn Zetterberg

【レーベル/品番】

 Moserobie Music Production/M.M.P. CD004

【メンバー】

 Torbjörn Zetterberg (B)

 Per "Texas" Johansson (Ts/Cl/BCl)

 Jonas Kullhammar (Ts/Bs)

 Torbjörn Gulz (P)

 Daniel Fredriksson (Dr)

【リリース】

 2002年

 

スウェーデンのベーシストTorbjörn Zetterbergの本作はSpice of Life作品ではありません。

前の2作品とは全然毛色の違う本作も、MEGの新譜試聴会で紹介された作品。

本作を紹介したのは、当時山本さんとペアで新譜試聴会を開催していたdiskunionの沼田順さん。

沼田さんはいつもオーナーの寺島さんが悲鳴を上げて耳栓をする様なぶっ飛んだ作品を仕込んでくれていてめちゃめちゃ楽しかったのを覚えています。

新譜試聴会では本作の3曲目に収録されている「Familyfarm Blues」が紹介され、冒頭のバリトンサックスによる牛の嘶き?叫び?から怒涛の展開でバリトンサックスとコントラバスクラリネットの応酬が繰り広げられ、これはジャズなのか?ジャズ界のヘビーメタルなのか?とにかく由緒正しくないジャズファンの私は舞い上がるような楽しさでした。

 

じゃあこの作品は終始そんな暴力的な演奏ばかりなのか?というと、4曲目の「A Year And A Half」などはクラリネットによる哀愁のあるバラードだし、ラスト9曲目の「So This Is It」はピアノトリオによるバラードで、以外にもしっとりと作品を締めくくってくれ、実はとてもバランスの良いアルバムだったりします。
ただ、由緒正しいジャズファン向けじゃない気はします。

 

 

こうやってCDラックからいろいろと引っ張り出して聴いてみていますが、やっぱりラックの整理で売り払っていないアルバムは、そのアルバムを買った当時、聴いた当時の思い出が蘇ってきて実態以上に感情移入をしてしまうのかもしれませんが、それにしてもこの4枚のアルバムは秀逸だと思います。

もっとラックの目立つところに置いておこうかな・・・・

 

 

「このアルバム聴いたことないな」という方、もし中古ショップで見かけたら手に取ってみて下さい。

もしかしたら気に入るかもしれませんよ?

 

 

 

 

さぁ、次は何を引っ張り出して聴こうかな??