たった1袋ポリコーンが食べたかっただけなのに
急にあるものが食べたくなることってあるじゃないですか。
ある日、急にポリコーンが食べたくなったんです。
ポップコーンじゃなくて、ジャンボコーンをポン菓子風に膨張させて甘い蜜がほんのりとかかっているお菓子です。
で、スーパーに買い物に行った際に探したんですが、無い。
数日後、別のスーパーに行って探しましたが、やっぱり無い。
さらに別の日に別のスーパーやコンビニ、ドラッグストアに行って探しましたがどこにも無い。
仕事帰りに二木の菓子に行って探せばいいじゃないか・・・とも思うのですが、あれって、結構かさばるので電車でゴトゴト数十分持って帰ってきたくはないわけです。
で、結局これですよ。
Amazonで箱買いです。
たった1袋、ポリコーンが食べたかっただけなのに・・・・。
1箱に12袋入りですよ。
ていうか・・・・急に1袋食べたかっただけなのに12袋も食い切れるのか?
ていうか、賞味期限はいつまでなんだよ??
賞味期限、7月20日なのかっ!!!
ほぼ毎週食べないといけない計算か。
1袋食べたかっただけなのになぁ・・・・
CDラックから引っ張り出して聴いてみると改めて「良いな」と思った作品
先日Facebookにも書き込んだのですが、久しぶりにCDラックから引っ張り出してきたイタリア人SAX奏者Alessandro de Santisの『Roma Termini』を聴いたら、思いのほか・・・というと語弊がありますが、改めて「すごくイイな」と感じたので、他にも何枚か引っ張り出して聴いて「やっぱり良いじゃないか!」と思ったアルバムについて書いておこうかなと思います。
まずは今回の件のきっかけになったAlessandro de Santisの『Roma Termini』から。
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【アルバム名】 【リーダー】 Alessanmdro de Santis 【レーベル/品番】 GLM(ドイツ)/FM 113-2 【メンバー】 Alessandro de Santis (Sax) Titus Waldenfels (G) Joe Kienemann (Pf) Tobi Hofmann (Tp/Flgh) Rudi Schießl (B) Christian I. Mayer (Akk) Dittmar Heß (Dr) 【リリース】 2004年 |
イタリア人サックス奏者Alessandro de Santisのリーダーアルバム、他に見つからないんだよなぁ。
このアルバムは、20年ほど前に吉祥寺のジャズ喫茶『MEG』に通うようになり、MEGで知り合ったヨーロッパジャズ好きのS田さんに教えてもらった作品でした。
確かdiskunionの山本隆さんがMEGで毎月開催していた新譜試聴会の時に、イベント前にS田さんがMEGの新井店長にかけてもらっていた本作で盛り上がり、すぐにdiskunionに走って購入した記憶があります。
1曲目の「un ora sola ti vorrei」はalessandro de santisのサックスソロで始まり、そこにtobi hofmannのトランペットが絡んできて、rudi schießlのベースを合図にドラムとピアノが合流する、その一連の流れが軽妙でお洒落で、とにかくこの1曲目で一気に心を掴まれてしまいます。
2曲目の「estate」は冒頭のアコーディオンが地中海の風を感じる様な軽快な演奏でバースを演奏するので、このまま軽快なまま進むのかと思いきや、アコーディオンからバトンを引き継いだギターとベースで空気は一変。しっとりと憂いのあるバラードに展開し、そこでalessandro de santisのサックスの艶っぽいテーマの演奏が沁みる沁みる・・・。
3曲目のゴッドファーザーのテーマ「parla più piano (il padrino)」では、原曲の悲哀あるメロディーを軽快に、かといって底抜けに明るいわけではなく哀愁を感じる演奏で最高。alessandro de santisのサックスも良いのだけれど、joe kienemannのピアノも聴きどころ。
このアルバムを聴くと当時のMEGの店内やS田さんが浮かんできます。
そうか、このアルバムはしっかり思い出のアルバムになっているのだなぁ・・・と実感しました。
すいませんでした。これからはCDラックにちゃんと面出しで置くようにします。
diskunionでたま~に見かけると結構安く出ているので、見かけた方は是非聴いてみて下さいませ!!
お次はピアノトリオ。
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【アルバム名】 【リーダー】 Anders Persson 【レーベル/品番】 Spice of Life(日本)/SOL SC 0006 【メンバー】 Anders Persson (P) Magnus Gran (Dr) Yasuhito Mori (B) 【リリース】 2003年 |
コチラは先ほどの吉祥寺MEGでの新譜試聴会でdiskunionの山本さんが紹介をしてくれた作品です。
そういえば本作のレーベル「Spice of Life」はスウェーデンのジャズを中心に発売しており、主宰の佐々智樹さんも新譜試聴会の際にはMEGにいらっしゃって新譜の紹介をしてくれていました。
本作1曲目のタイトル曲「In Person」はピアノとベースの不穏な掛け合いから始まり、2曲目の映画慕情でおなじみの「Love is a many splendored thing」をしっとりと、3曲目ではコール・ポーターの「Everything I love」をリズミカルに聴かせてくれ飽きが来ない秀逸さがあるのですが、本アルバムでは何といっても最後の10曲目、Anders Perssonのオリジナル曲「Milonga」でしょう。
新譜試聴会でも山本さんがこの曲でアルバム紹介をしてくれました。
アルバムの最後の曲だというのに、なんだかこれから「始まり」を感じるリズミカルな名曲です。
確かこの曲紹介をするとき、山本さんは「学生時代にお世話になった神保町のタンゴ喫茶「ミロンガ」を思い出す」とおっしゃっておりましたが、本作のライナーも山本さんが書いており同じことが書かれていました。
それにしてもこの曲、今聴いてもリズミカルなメロディーは心躍るものがあります。
素晴らしい!!
お次もピアノトリオ。
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【アルバム名】 The Night We Called It A Day 【リーダー】 Peter Nordahl 【レーベル/品番】 Spice of Life(日本)/SOL J-0018 【メンバー】 Peter Nordahl (P) Harry Wallin (Dr) Patrik Boman (B) Pontus Lundgren (B) 【リリース】 2004年 |
気付けば本作もSpice of Lifeレーベルの作品でした。
で、こちらの作品も新譜試聴会で紹介してもらった作品。
リーダーでピアニストのPeter Nordahlは、スウェーデンの歌姫Lisa Ekdahlとの競演作が有名なので、ジャズボーカル好きの方はそちらで聴いたことがあるかも。
Lisa Ekdahl作品では曲のアレンジ・演奏共にLisa Ekdahlの歌声をこれ以上あるか?というほどに活かした内容で、最高のボーカル作品に仕上げていましたが、本作でも7曲目の「What The World Needs Now」以外はとてもやさしい語り口で、夜中にこれを少し小さめのボリュームで聴きながら眠りにつけられれば最高なのではないかと思うほど、自分をこれ見よがしに前に出さない曲の持つメロディーの美しさをじっくりと堪能させてくれる演奏を聴かせてくれます。
そんな中でも、こちらも新譜試聴会の時に紹介された曲がマイベストです。
それは3曲目の「Popcorn」。
ポップコーンというからには、さぞかしトウモロコシが爆ぜるような激しさがあるのかと思いきや、出だしから終始ゆっくりとした美旋律によるバラードで面食らってしまいますが、このメロディーがとにかく秀逸で、ズッと聴いていたくなる名曲です。
最後は激しいクインテット。
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【アルバム名】 The Torbjörn Zetterberg Hot Five 【リーダー】 Torbjörn Zetterberg 【レーベル/品番】 Moserobie Music Production/M.M.P. CD004 【メンバー】 Torbjörn Zetterberg (B) Per "Texas" Johansson (Ts/Cl/BCl) Jonas Kullhammar (Ts/Bs) Torbjörn Gulz (P) Daniel Fredriksson (Dr) 【リリース】 2002年 |
スウェーデンのベーシストTorbjörn Zetterbergの本作はSpice of Life作品ではありません。
前の2作品とは全然毛色の違う本作も、MEGの新譜試聴会で紹介された作品。
本作を紹介したのは、当時山本さんとペアで新譜試聴会を開催していたdiskunionの沼田順さん。
沼田さんはいつもオーナーの寺島さんが悲鳴を上げて耳栓をする様なぶっ飛んだ作品を仕込んでくれていてめちゃめちゃ楽しかったのを覚えています。
新譜試聴会では本作の3曲目に収録されている「Familyfarm Blues」が紹介され、冒頭のバリトンサックスによる牛の嘶き?叫び?から怒涛の展開でバリトンサックスとコントラバスクラリネットの応酬が繰り広げられ、これはジャズなのか?ジャズ界のヘビーメタルなのか?とにかく由緒正しくないジャズファンの私は舞い上がるような楽しさでした。
じゃあこの作品は終始そんな暴力的な演奏ばかりなのか?というと、4曲目の「A Year And A Half」などはクラリネットによる哀愁のあるバラードだし、ラスト9曲目の「So This Is It」はピアノトリオによるバラードで、以外にもしっとりと作品を締めくくってくれ、実はとてもバランスの良いアルバムだったりします。
ただ、由緒正しいジャズファン向けじゃない気はします。
こうやってCDラックからいろいろと引っ張り出して聴いてみていますが、やっぱりラックの整理で売り払っていないアルバムは、そのアルバムを買った当時、聴いた当時の思い出が蘇ってきて実態以上に感情移入をしてしまうのかもしれませんが、それにしてもこの4枚のアルバムは秀逸だと思います。
もっとラックの目立つところに置いておこうかな・・・・
「このアルバム聴いたことないな」という方、もし中古ショップで見かけたら手に取ってみて下さい。
もしかしたら気に入るかもしれませんよ?
さぁ、次は何を引っ張り出して聴こうかな??
ペヤングの「獄激辛やきそば Final」を食べる3連休前夜
3月7日に発売になったペヤングの馬鹿やきそばシリーズ『獄激辛やきそば Final』を買ってきました。
今回もYoutuberの皆さんが悶絶しながら食されております。
前作の「獄激辛やきそば」は辛さの指標スコヴィル値が455,000スコヴィルとハバネロとほぼ同じ辛さなのですが、今回の『獄激辛やきそばFinal』のスコヴィル値は910,000スコヴィルなのだとか。
910,000スコヴィルというとブートジョロキアとほぼ同じ辛さでしょうか。
辛いものといえば、昔冗談半分で買った当時世界最凶だったデスソース「ザ・ソース」を試したときは、爪楊枝の先にちょこっと付けたソースをなめただけでしばらく悶絶しましたが、それに比べれば7分の1以下・・・・行けるっしょ?(いや、行く必要はないんですが)
もっとも、別に私は辛い物好きとか、辛い物狂というわけではないのです。
でも・・・こういうのが出ると試してみたくなってしまう悪い癖が・・・・
Youtuberでもなく、再生数を稼ぐ必要もないのに・・・
前回の「獄激辛やきそば」の時は、鼻水が止まらなくなりましたがなんとか完食できました。
今回は果たしてどうなるのか・・・
前回は平日の夜に食って翌朝後悔しましたが、さすがに『獄激辛やきそばFinal』を平日の夜に食うのは違うな・・・ということで、4連休(3連休+代休1日で合計4連休)直前の夜であれば、最悪土曜日の1日中具合が悪くなってもリカバリーできるだろうと、朝まで生テレビを見ながら『獄激辛やきそばFinal』にチャレンジです。
見た目にはわからない凶悪感。
普通のペヤングよりも赤いのですが、もともとソースが茶色なのでそこまで目立ちません。
ですが、鼻孔には刺さるようなカプサイシンの刺激臭が・・・・深呼吸をしちゃダメなやつです。
テレビの向こうでは三浦瑠麗さんが田原総一朗氏に発言を遮られながらも「最後まで聞いて!」と話を続けておりますが、そんなことよりも問題は目の前のこいつです。
用意した飲むヨーグルトとカルピス THE RICHを一口飲んでいったん心を落ち着かせてから実食です。
・・・・あ・・・・これ・・・・・ダメだ。
ひと口目から舌全体に焼けるような痛みが走り、二口目には鼻水が・・・
なんだかもう、痛くて戦意喪失状態です。
慌てて飲むヨーグルトとカルピスを交互に飲みますが全く無駄。
頑張って3口目を頬張りますが、舌に感じる痛みがさらに増してきて・・・・完食無理です。
なんとか半分までは食べ進めましたが、出てくる涙と鼻水でこれ以上食事不可能に・・・・
いやはや、「いけるんじゃない?」と考えてしまった自分を怒ってやりたい・・・
確かに、ザ・ソースを爪楊枝の先につけて舐めたときに感じた「辛さの絶対値」は超えてきていないとは思いますが、1人分の焼きそばとしてこいつを食べきるのは・・・無理でした。
これ、絶対に体に悪いやつだ。
食べてから1時間くらいで胃が痛くなってきたもの。
皆様もどうぞ無理をなさらないよう・・・・(いや、ふつう食わない)
あぁ・・・・今日、このあと墓参りに行かなきゃいけないのか・・・
大丈夫かなぁ・・・・・・・・・・・・・






