公開停止中になっている記事『創価学会による警察への侵食問題(いわゆる創価学会汚染問題)』ですが、どこが抵触しているのかわかりません。

 

 ですので、目次を各項目ごとに独立した記事にして、配信する事にします。

 

目次

  1. 警察官の1割~2割程度が創価学会の会員
  2. 創価学会の警察侵食戦略
  3. 幹部には学会の意向に従う人物しかなれない
  4. 幹部が懐柔された過去 ← 当記事ではこの部分を取り扱います。
  5. 学会系企業への天下りによる警察懐柔
  6. 学会員警察官による職権濫用問題
  7. 警察による創価学会への便宜
  8. まとめ
 

■4 幹部が懐柔された過去■

 警察幹部が創価学会によって懐柔された問題に関しても、過去に報道されています。
 
 こうした警察や検察と創価学会の特殊な関係は、いまに始まったことではない。竹入義勝元公明党委員長は、平成10年夏に「朝日新聞」に掲載した「政界回顧録」の中で、創価学会の組織的な選挙違反事件をもみ消してもらうため警視庁や検察庁に“陳情”した事実を明らかにしているし、東京都議会副議長や都議会公明党幹事長などを歴任した龍年光元公明党都議は、築地の料亭「河庄」を根城にして、公明党都議が警視庁幹部を恒常的に接待し、両者の「癒着の構図」を作り上げることに腐心した事実を次のように語っている。
 
 「『大阪事件』で警察・検察の厳しい取り調べを受けて、池田は警察と検察を恐れるようになりました。本来ならば、池田は自らの不明を反省すべきだったんですが、池田の意識は反省に向かうのではなく警察を抱き込むことに向かいました。そこで公明党が都議会でキャスティングボートを握るや否や、池田の指示のもと竹入や藤井がまっさきに警視庁の抱き込みに動いたのです。
 
 左右の対立の激しい中で公明党は警視庁予算、人事を無傷で通してやることで恩を売りました。当時は社・共が警察に厳しい態度をとっていましたので、警視庁も公明党にすぐさますり寄ってきました。
 そうした公明党と警視庁の談合の場になったのが築地の料亭・河庄です。ここに入り浸って今泉太郎(元都議)などが警視庁の幹部を接待・懐柔したのです。後に公明党の推薦で兵庫県知事となった警視庁のY総務部長をはじめ、以後、歴代の警視庁幹部が入り浸っていました。

 その結果、創価学会・公明党の選挙違反は不問に付され、交通違反などももみ消されるばかりか、池田の女性問題を取り上げた月刊ペン事件の隈部大蔵編集長を警視庁の暴力団担当の四課がいきなり逮捕するというような、癒着の構造ができあがっていったのです。池田にとって『大阪事件』は、警察を抱き込むという学習効果を与えるという、国民一般にとっては極めて不幸な結果を生むことにもつながったのです」
(「フォーラム21」平成14年7月1日号特集「“無実”ではなかった『大阪事件』」)
 
特集/警察の創価学会汚染 創価学会との癒着は警察の汚点 ―学会員警察官の問題行動も多発
乙骨正生(ジャーナリスト)
http://www.forum21.jp/contents/04-9-1.html(リンク切れ)
 
 創価学会による警察への懐柔は、他の道府県でも同様であると考えられます。

 

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