山形市のクラリネット教室渋谷啓子のブログ♪もっとも～っと自分の音が好きになるお手伝い♪

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15Jun
- 演奏動画アップしました
  ●演奏動画アップしましたこんにちは、クラリネット&ボディシンキングの渋谷啓子です。今回は、YouTubeに演奏をアップしたのでお知らせします。クラリネットとヴァイオリンのDuoで「蘇州夜曲」をアップしました。じめじめギラギラしてくるこれからの季節に、この爽やかでつややかな曲が合うのではないでしょうか。ぜひお聴き下さい。この演奏は、今年３月にやったカフェでのコンサート～Clarinet Cafe ～の一部です。場所は山形市のカフェ、その名も「Otoya おとや」さん。お客さまにはドリンクとシフォンケーキを楽しんでいただきながら、演奏とトークをお聴きいただきました。蘇州夜曲は少し遅い時間に演奏した曲なので、やや薄暗いですが、大きな窓があるカフェだからこその夕方の雰囲気もお楽しみ下さい。こちらでは９月にまたカフェコンサートを開催します♪ぜひお楽しみに。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。詳しい場所はご連絡をいただいた方にお伝えしています。お気軽にお問い合わせ下さい。
18May
- アンブシュアの役割について考えよう　
  ●アンブシュアの役割について考えよう　こんにちは、クラリネット＆ボディシンキングコーチの渋谷啓子です。アンブシュアとは、管楽器を演奏するときの口の形のこと。「〇㎝の位置に歯をあてる」とか「下あごを伸ばす」とか、形についてはたくさん説明がありますが、アンブシュアにはどんな役割があるのか、を説明しているものは少ないようです。そのため、アンブシュアに大切なのはきれいな形、だと思ってしまいがち。でも、形よりも演奏がうまくいくことの方が大切ですよね。アンブシュアの役割や機能について考えることは、様々なお悩みにも役に立つと思うので、この記事ではわたしの考えをシェアしてみます。わたしはクラリネットのアンブシュアには、大きく３つの役割があると考えています。１．「楽器本体を安定させること」アンブシュアが安定することで、楽器本体も安定します。楽器本体がぐらついてしまうと、息もスムーズに流れないし、指や舌も動かしにくい。上下の歯でマウスピースを挟み、右腕と連携しながら楽器を安定させることが大切です。多くの人が上の歯はマウスピースに直接触れるので意識しやすいですが、歯は片方だけでは役割を果たすことができません。唇の下には、下の歯もあって両方で挟んでいます。そして、右腕で楽器本体を口の中に入れ続けることで、マウスピースと歯がしっかり密着します。誤解されがちですが、クラリネットは右手の親指に楽器をのせる、のではないのです。右腕で楽器を口の中に入れて、上下の歯と連携して楽器を支えるから楽器が安定します。ですからアンブシュアを考えるときは、口だけでなく右腕のことも含めて意識しましょう。タンギングしても指が忙しくても、アンブシュアが安定し続けて、楽器本体が安定し続けることはとても重要です。２．「リードの振動をコントロールすること」クラリネットはリードを振動させて音を出します。その振動をコントロールするものアンブシュアの役割の1つ。固定されるリガチュアーよりも繊細に微細なコントロールをして、音色や音程などの変化に対応しています。唇がリードに触れる面積が多くなってしまうと、リードの振動を妨げてしまいます。だから、唇を含めた下あご近辺を伸ばして薄くする必要があるのです。下あごについては、こちらの過去記事もご参考にどうぞ↓美しいアンブシュアで楽しい音楽生活！３「吐く息を漏らさずリードにあてること」マウスピースをくわえた後、口をしっかり閉じる必要があります。唇を横に引き過ぎて、マウスピースの両端から息が漏れている人を時々見かけます。それだと、リードの振動の効率が悪くなり、雑音が混じったり高音が出にくかったりするので、息を漏らさないことも大切です。いかがでしたか？よくわからないまま、言われるがままにアンブシュアの形を覚えた、という人も多いかと思います。わたしもそうでした。だからアンブシュアにトラブルを抱えた時に、とても苦労しました。見た目よりもその役割をきちんと果たしていることが大切で、それができていれば自ずと見た目もキレイになっていくものだと思います。また、その力の強さ、コントロール度合いは人によっても場面によっても数限りなくあるもの。強すぎても弱すぎても良くないので、アンブシュアの探求に終わりはないのかもしれません。加減が分からない時は信頼できる人に相談したり、レッスンを受けることがオススメです。この投稿が少しでもお役に立てれば幸いです。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。詳しい場所はご連絡をいただいた方にお伝えしています。お気軽にお問い合わせ下さい。
12Apr
- 練習はしなくてもいい？
  ●練習はしなくてもよい？こんにちは、クラリネット&ボディシンキングコーチの渋谷啓子です。レッスンの終わりに「練習しなきゃいけないんだよなぁ…」とつぶやいた生徒さん。本当にそうでしょうか？わたしは「しなきゃいけないわけじゃないのよ。しなくてもいいんだよ。ただ、練習した方がよりいっそうスムーズに活動できて、楽しめる量が増えるってことだから」とお伝えしました。生徒さんは「んだのよね」と笑ってお帰りになりました。しなきゃいけない！って思うと、ツラいしむしろやりたくなくなる。しなくてもいいけど、した方が良いんだよなぁ、って思ってる方が実際行動につながりませんか？よくよく考えてみると、しなくても良いけどやったらもっと良いだけのこと、が多かったりします。やりたい！は確かに強いきっかけになりますが、そんな気持ちになれない時もありますよね。やりたい、でも、やらなきゃ、でもなく、「ただやる」で充分OK。行動しているうちに、やりたい、に気持ちが変わったりもしますね。ちょっとしんどいなって時は本当にやらないのもアリです！それは悪いことじゃないんです。しなくても、しないなりの進みかたがあるから大丈夫。たくさんの方が、ご自分に優しく音楽と付き合っていけたらいいなぁと思っています。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。詳しい場所はご連絡をいただいた方にお伝えしています。
04Apr
- 基礎合奏のメニューだけでは基礎力がつかないワケ
  ●基礎合奏のメニューだけでは基礎力がつかないワケこんにちは、クラリネット＆ボディシンキングコーチの渋谷啓子です。全体練習の初めに、基礎合奏をやっている吹奏楽部は多いと思います。全員でロングトーンや音階を演奏する基礎合奏。個人やパートでもそのメニューのみを基礎練習としてやっている、という生徒さんたちによく出会います。でも、残念ながら基礎合奏のメニューを一生懸命やるだけでは、基礎力はつかないんです。今回は、その理由とどうすればよいかをお伝えします。基礎合奏はとても大切な練習です。ロングトーンや音階など単純な音を使って、合奏（バンド）全体のサウンドを作ったり、音程や音形をそろえたり、ハーモニーを合わせたりします。合奏は周りの人と「そろえたり」「合わせたり」「共鳴したり」する力が必要ですよね。それをリズムや音の動きが複雑な実際の楽曲ではなく、まず単純な音でトレーニングしていくのが基礎合奏なんです。また、どの楽器も共通するリズムの練習や、呼吸の練習を取り入れている団体もあります。つまり、「一緒に演奏する力」や「他の楽器にも共通する基礎力」は身につけることができるのですが、「その楽器ならではの基礎力」は基礎合奏だけでは身につかないんです。例えば、クラリネットにしかないレジスターキーの使い方。ラ～シの独特な指の動かし方。アンブシュアの調整。などなど。また、全ての楽器の初心者からみんなで一緒にできる基礎合奏では、狭い音域しか使いません。でも、それだけだと実際の楽曲演奏には全然足りません。特にクラリネットは音域の広い楽器なので、低い音から高い音まで良い音で吹けるような練習が必要です。金管楽器も徐々に音域を広げて行くためには、基礎合奏と同じメニューだけでは足りません。ですから、個人練習やパート練習では、その楽器その楽器の特性を理解して、また個人の熟達度を考えて、必要な練習をプラスする必要があるんです。基礎合奏のメニューもとてもよく考えられた有益なものがたくさんあります。他の楽器の先生や先輩のアドバイスが役に立つことも多々あるでしょう。その楽器ならではの練習メニューや、個人の課題などが分からないという時は、その楽器の専門の先生たちに相談するのがオススメです。基礎合奏でできることと・できないこと、を改めて見直して、個人やパートの基礎練習を考えてみると、ぐんぐん基礎力がアップするかもしれませんよ。音楽を楽しんでくださいね。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。詳しい場所はご連絡をいただいた方にお伝えしています。
22Feb
- 完璧じゃないから喜ばれることもある
  🌑完璧じゃないから喜ばれることもあるこんにちは、クラリネット奏者&講師、ボディシンキングコーチの渋谷啓子です。皆さんは、演奏にせよ、他のことにせよ、「ちゃんとできなきゃダメ！」「完璧もしくはそれに近い自分じゃなきゃダメ！」と思ったことはありませんか？そして、自分より優れた人と比べて「自分なんかまだ、、、、、」とやりたいことを諦めたことはありませんか？かつてのわたしはたくさんありました。でも、先日、わたしがまだ完璧じゃないことを、むしろ完璧じゃないからこそ、喜んでもらえるという嬉しい体験をしました。とても嬉しく貴重な体験だったので、どなたかの背中を押せるかもしれない、と思いシェアしますね。前回の投稿にも書いた、研修会での出来事です。研修会の最後に、副会長さまからお礼のご挨拶を頂戴しました。たくさんのありがたいお言葉の中に、「先生(わたし)がまだ学びの途中で、今も学び続けているという姿にも勇気をもらいました！」という言葉があったんです。この言葉には驚き、感動し、わたしの方こそ本当に勇気をもらいました。わたしは、７年前からアレクサンダー・テクニークを学んでいます。とはいえ、山形から東京は遠く、最初の２年はやや無理しても通いましたが、仕事や育児も忙しくなってきたところにコロナの打撃。休学した時期もあり、やっと再来月から教師資格取得のための３回のアセスメントを受ける権利を得る、という段階です。つまり、わたしにはまだ教師資格は無いし、学ぶスピードもゆっくりだ、ということ。それでもここまでの道のりで、２つのコーチ資格を取ったので、その資格を活かしてワークショップや今回のような依頼講習会をしています。　毎回ギリギリまで中身を吟味し、講習の内容や進め方には自信もこだわりも持ってやっています。でもそれと同時に「まだまだスキルが足りない」「アレクサンダー・テクニークの素晴らしさはこんなもんじゃない」「まだ教師資格の無いわたしでは、主催者のご期待に応えられないのではないか？」というような不安を抱くこともあるのです。でも、副会長さまは、わたしがまだ学び途中の姿に勇気をもらったとおっしゃって下さった！刺激を受けて自分ももっと学びたいと思ったし、これから先生(わたし)からもっと学べることが楽しみでもある、と。わたしはこの言葉に、完璧な先生じゃなくても良いのだ、という感謝の想いが沸いてきました。この日、わたしは特別何かをしたわけではなくて、今の自分のままで精一杯やっただけです。できないところはできないまま、できるところは全力で。あとから、こうすればもっと良かったかな、と気づいたこともありましたが、その時はその時の100％でやったんです。完璧じゃなくても、精一杯は伝わるし、好意的に受け入れてもらえることが多々あるんですね。だからこそ、もっと成長したい努力したいと思うし、そこに感謝やリスペクトの循環が生まれるように思います。それってすごくステキな循環ですよね♪完璧じゃなくても、完璧じゃないからこそ、喜ばれることも多々ある！わたしの体験や考えがどなたかのお役に立てれば幸いです。　山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。詳しい場所はご連絡をいただいた方にお伝えしています。【おまけ】３月10日にカフェでミニコンサートをしますまだ少しお席がご用意できますご予約お待ちしております詳しくはこちらから
14Feb
- ピアノの音色が変わった！演奏を左右する大事な場所を見つけるお手伝い
  ●ピアノの音色が変わった！演奏を左右する大事な場所を見つけるお手伝いこんにちは、クラリネット&ボディシンキングコーチの渋谷啓子です。わたしはクラリネットの活動をメインに、他の楽器の方にもレッスンをすることがあります。その場合は音楽的なアプローチではなく、その楽器を演奏するときのカラダの使い方や考え方をサポートしています。先日も研修会の講師を務めた時に、ご要望があって、ピアノの先生に公開プチ個人レッスンをしました。弾く前にある場所の変更をアドバイスしただけですが、音色がものすごく変わって大盛り上がり。ピアノを弾く機会がある方にはきっと役に立つポイントなので、シェアしたいと思います。↑ご参加の皆さまと集合写真。主催のY先生撮影。ピアノの先生（Aさん）は、「腕をクロスする曲がうまくいかなくて、前腕に問題があるような気がする」とおっしゃっていました。まず実際にその曲を少し弾いてもらいました。わたしは腕のクロスのさせ方や前腕の使い方よりも、右腕全体を後ろに引き込んでいることが気になりました。ということは、ピアノと胴体の距離が少し近いということ。そこで、１０～１５ｃｍくらいか、少し椅子をピアノから遠ざけてそこで座ってまた弾いてもらいました。「あ、さっきより弾きやすいです」とＡさん。音色も柔らかく、音のつながりも滑らかになりました。良い変化はあったのですが、まだ少しだけ腕の引き込みが見えたので、試しにさらに１０ｃｍくらい椅子を後ろに下げてみました。「どうなるか分からないけど、試しにここで弾いてみて下さい。ほんとに試しに。もし、鍵盤が遠かったら骨盤から胴体を少し前に倒してみて下さい」とお願いしました。Ａさんは「ええー！ここで？？えー弾けるかなぁ？？？」と言いながら椅子に座って、最初と同じ部分を演奏し始めました。音が出たその瞬間から、周りにいた人達が「音が全然違う！」「すごいキレイ～」と大盛り上がり。Ａさんご本人は数秒弾いて味わったあと、「これ良い！！！」と言いながら弾き続けてくれました。Ａさんが弾き終わると、みんな笑顔で拍手喝采です。ピアノを小さい頃から熱心にやって来た人で、子供の時と同じ距離に椅子を置いて弾いている人をよく見かけます。身体が小さかった頃と今とでは、腕の長さが違うはず。今の自分に合った場所に椅子を持ってくることで、腕を後ろに引き込む必要が無くなり、指もスムーズに動きます。その結果弾きやすくなったり、音色が良くなったり、肩こりが減ったりすることが多くあるのですね。思い当る人はぜひ今のご自分のベターなポジションをぜひ探してみてください。１人ではよく分からないという方にはサポートしますので、体験レッスンにいらして下さいね。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。詳しい場所はご連絡をいただいた方にお伝えしています。【おまけ】３月10日にカフェでミニコンサートをしますまだ少しお席がご用意できますご予約お待ちしております詳しくはこちらから『山形市江俣でのクラリネットカフェに来ませんか？』●山形市江俣でのクラリネットカフェに来ませんか？こんにちは、クラリネットの渋谷啓子です。昨年から、「Clarinet Cafe 」クラリネットカフェというカフ…ameblo.jp
11Feb
- 山形市江俣でのクラリネットカフェに来ませんか？
  ●山形市江俣でのクラリネットカフェに来ませんか？こんにちは、クラリネットの渋谷啓子です。昨年から、「Clarinet Cafe 」クラリネットカフェというカフェコンサートをしています。山形市江俣にある「おとや」さんというステキなカフェに出会って、ずっとやりたかったこの企画を始めました。12月に第一段を開催、とてもとても好評いただき、３月10日に第二段を開催します！春の訪れと共に、美味しいシフォンケーキセットと生演奏を楽しみにいらっしゃいませんか？このクラカフェでは、さまざまな楽器とクラリネットのアンサンブルを演奏していきたいと考えています。今回は、ヴァイオリンとクラリネットのDuoをお届けします。今までもピアノと３人でコンサートをしたり、その中で２人で演奏した曲もありましたが、完全に２人だけ、というのは初めて。どんなコンサートになるかわたしたちも未知数です。でもだからこそ、色々楽譜や音源を探していたらワクワクする楽譜に出会うことができました。会場のおとやさんは、アップライトピアノがあり、天井が高く音響もステキなカフェ。　カフェコンサートでは２種のシフォンケーキとお好きなドリンクのセットが付きます。こだわりのチーズケーキも美味しいですよ～ゆったり過ごしてもらうため、テーブルはそのままでお席は全部で14席。　おかげさまで前回も満席のお客様とともに楽しい時間を過ごすことができました。今回はより多くのお客様に楽しんでいただくために、２回公演にチャレンジします。①13:30open 14:00start　満席になりました②16:30open 17:00start各回限定14席です。クラシックから映画音楽、テレビで話題の曲やJポップまで、幅広く演奏します。曲にまつわるエピソードや選曲の想いなど、トークもたっぷりお届け。非日常なクラシックのコンサートと、カジュアルなポップスのライブの良いところ取りをしたミニコンサートです。ぜひお越しください！ご予約はおとや　070-2647-9469渋谷　090-6863-6944まで。コメントや直接メールでも大丈夫です。みなさまのご予約を心よりお待ちしております。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらメールでのお問い合わせなどはこちらからレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。詳しい場所はご連絡をいただいた方にお伝えしています。
24Sep
- 演奏中に他のことを考えてしまうお悩みにお答えしました
  ●演奏中に他のことを考えてしまうお悩みにお答えしましたこんにちは、クラリネット&ボディシンキングコーチの渋谷啓子です。演奏中に他のことを考えてしまうこと、たくさんの方がご経験あるのではないでしょうか？先日の勉強会で、そのお悩みがステキに解決したレッスンをご紹介します。いろんなことが頭に浮かんできてしまう、そんな時のコントロールの仕方、自分とのつきあい方、のご参考にしていただければ幸いです。ステキな参加者さまたちと記念撮影したものです。A さんはゆっくりな曲が苦手とおっしゃっていました。A さん「音符の数が少ない分、いつも演奏しながら音楽以外の余計なことをいっぱい考えちゃって、曲に集中できないんです、、」わたし「じゃあ、まずどうなるか演奏してみましょう」♪♪♪わたし「今はどうでした？どんなことを考えてましたか？」A さん「やっぱり、間違えないように、とか、今聴いてる人たちはどう思ってるかなぁ、とか考えちゃいました」わたし「なるほどそうだったのですね。そうしたら、実験なんですけど、今からまた演奏してもらうので、今度は、どんなことを考えてもokってご自分に許可を与え続けてみてください。今日の晩ごはん何にしようかなぁ？とかが出てきても全然ok！それで、そのまま音楽を同時に演奏し続けてみて下さい。」♪♪♪♪(とっても表現豊かな演奏に変化しました！)わたし「ステキですね～すっごくドラマチックになりましたね！今はどうでしたか？どんなことが出てきました？」A さん「この曲のことを考えてました！」なんと、どんなことを考えても良いってご自分に許可を与えたら、自然と曲のことを考えていたそうなのです。なんて、ステキなんでしょう。曲に集中したくて、色んな考えがわき出てくることを否定していた時は、むしろ曲のことが考えられず表現できなかったA さん。ご自分への否定をやめて、許可したとたん、曲のことを考えて、やりたいことがやれるようになったのです。演奏中に音楽以外の色んな考えがわき出てくるのは、特に練習中より本番やレッスン中などが多いかと思います。それは脳が興奮状態にあって、本能的に感覚が敏感になっていたり、過去の経験をフィードバックさせようとしていたりすることも、影響していると考えています。それ自体は何も悪いことではないので、受け取ってみましょう。事前にそんな説明も詳しくしていたので、A さんは知識と体験の両方から、より深くこのお悩みに対する改善案を手に入れて下さったようです。この感動的な瞬間に立ち会えて、わたしも講師としてとても幸せなひとときでした。こんな内容を扱う勉強会が、10月９日山形市のやまぎんホールでも開催します。まだお席があります。安心安全な雰囲気の中で、新しいご自分に出会ってみませんか？詳しい情報はこちらからどうぞ『秋田・山形　吹奏楽やピアノなどを演奏する人向け「緊張」をテーマにした講座のご案内』●秋田・山形　吹奏楽やピアノなどを演奏する人向け「緊張」をテーマにした講座のご案内こんにちは、クラリネットの渋谷啓子です。・緊張して頭が真っ白になって…ameblo.jpお申し込みフォームはこちら9/17秋田、10/9山形、音楽する人のためのココロとカラダの使い方勉強会　お申し込みフォームws.formzu.netお申し込みお待ちしております。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらメールでのお問い合わせなどはこちらからレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。詳しい場所はご連絡をいただいた方にお伝えしています。
12Sep
- 歯並びが悪くてもあきらめないで！！
  ●歯並びが悪くても諦めないで！こんにちは、クラリネットの渋谷啓子です。管楽器をやっていると、直面することも多い歯並びの問題。もちろん、歯並びは良いに越したことはありません。とはいっても、上手な人がみんなきれいな歯並びかといえば、そうでもないんですよ。みんな工夫して自分に合った吹き方を見つけたりしています。どんな工夫ができるのか、実際にレッスンであった事例をご紹介します。①上の歯が斜めになっている生徒さんマウスピースパッチの貼り方を工夫しました。歯が斜めになっていることで上の歯がマウスピースの上で滑ってしまう状況でした。しっかり支えるために、シルバースタインさんの溝がついているオムニパッチをおススメ。貼る位置も一般的な真ん中ではなく、生徒さんの歯並びを見て右下に変更。溝より奥の部分を2重にすると安定感が増して、「これが良いです！！」と。楽器をくわえた時に、上の歯が安定して、アンブシュアが整いやすく、リードミスがずいぶん減りましたよ。②下の歯がデコボコしている生徒さん下唇がめちゃめちゃ痛くなるんですよね。歯並びに合わせて、ガードを作ることをおススメ。市販のリップガードも売ってますが、厚みもあって中高生が一人で的確に使うには難しいように思います。クリーニングペーパーを歯並びに合わせて折り畳み、下の歯にかぶせます。歯並びが良い人は真ん中にかぶせる人を見かけますが、そうではなく、下の歯のデコボコを均すようにセッティング。痛みが減ったらもっともっと演奏を楽しめるし、上達できますよね。③出っ歯気味の生徒さんマウスピースを変えました。浅くくわえるタイプのものだとアンブシュアが安定せず、音もタンギングも不安定でした。深くくわえるタイプに変更、それに合わせてリードもチェンジ。吹きやすい上に音色も太くなりました。④噛み合わせも悪く、上の歯が端の方しかマウスピースに乗らないわたしわたし自身も長く歯並びで悩んできました。学生の時に師匠に勧められて、それ以来、上の歯にかぶせ物をして吹いています。スポーツ選手のマウスピースみたいなもので、歯科技工士さんに作ってもらっています。それが無くても音は出ますが、使用した方が響きが豊かになり、ムラの無い音で吹けます。これは作るのに費用も時間も手間もかかりますが、必要な場合ご紹介することも可能です。今回ここに書いたのは一例です。歯並びが原因でクラリネットの演奏に困っていたらご相談ください。もちろんキレイな歯並びの方がラクなことが多いけれど、あなたの個性のまま、どんな工夫ができるか一緒に考えましょう。歯並びが悪くても、音楽を楽しむことをあきらめないで！山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらからメールでのお問い合わせなどはこちらからレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています
06Aug
- 秋田・山形　吹奏楽やピアノなどを演奏する人向け「緊張」をテーマにした講座のご案内
  ●秋田・山形　吹奏楽やピアノなどを演奏する人向け「緊張」をテーマにした講座のご案内こんにちは、クラリネットの渋谷啓子です。・緊張して頭が真っ白になってしまう・本番になると人の目が気になってしまう・たくさん練習しているのに、本番では緊張して発揮できないそんな緊張に関するお悩みが減ったら、きっともっと音楽が楽しくなりますよね。たくさんの人がもっと音楽を楽しめるように、「緊張を力に変えてあなたらしく輝こう！」というテーマの、楽器やジャンルの壁を越えたワークショップを開催します！前回の参加者さんたちとの記念写真。この勉強会では大きく分けて、①緊張の正体について考えよう、②緊張を力に変えよう、という内容を扱います。最初は座学で知識を深めていきます。脳科学や心理学などをふんだんに取り入れた内容になっています。「緊張」を根性で片付けずに、解明していきましょう。ご自身のココロの声に耳を傾ける時間を、じっくり取っていきます。途中には、動きやすい＝演奏しやすい状態に自分を持っていくためのコツを、実際に動いて実験したり。実際に演奏してみたりします。一緒に学ぶ受講者さん同士で、演奏者とお客様になって演奏を見聴きするので、変化が分かりやすいです。過去にも何度か開催し、好評を得ているこの勉強会。以前の参加者様からのその後の声を、ご紹介します。勉強会の数日後にあった演奏会では、今までよりも上手に吹けた感覚がありました！勉強会でやったことを実践してみたところ、気持ちよく演奏することができました。心理状態も実際の演奏も良かった気がして、自分の演奏に自信が持てました。ありがとうございました！　　　　　flさん先日のコンサートでは、少し顔の震えはありましたが、破綻すること無く、無事に本番を終えることができました。大変嬉しい一歩です。本当に勉強会に参加して良かったです！　　　　　　　　　　　　　　　　　　tpさん勉強会のおかげで、楽しく本番を過ごすことができました。緊張しぃな多くの皆さんに、渋谷さんとお知り合いになってほしいと思いました！　　　　　　　　　　　　　　　　tubさん今回は２ヶ所での開催になります。生まれ育った秋田では初の開催！とっても楽しみです。【音楽する人のためのココロとカラダの使い方勉強会】～緊張を力に変えて、あなたらしく輝こう！～【秋田会場】日時：９月１７日(日)１４:３０～１７：３０会場：秋田市にぎわい交流館AU　ミュージック工房１ (秋田市中通１－４－１)定員：６名　対象：音楽をする人ならどなたでも。楽器、ジャンル、経験年数、年齢などの条件無し。受講料：５３２０円(１０日前までのお申し込みで早割！→４８５０円)　　【山形会場】日時：１０月１７日(祝)１３：３０～１６:３０会場：やまぎん県民ホール　練習室２ (山形市双葉町１－２－３８)定員：６名対象：音楽をする人ならどなたでも。楽器、ジャンル、経験年数、年齢などの条件無し。受講料：５３２０円(１０日前までのお申し込みで早割！→４８５０円)　　【講師】渋谷啓子（クラリネット奏者・講師）秋田市出身、山形市在住。クラリネットの活動と並行してアレクサンダー・テクニークを学んでいる。2019年ボディシンキングコーチ資格、2021年シンキングボディコーチ資格を取得。ココロやカラダの不必要な習慣や緊張を取り除き、楽しく気持ちよく演奏ができるように、楽器を問わず、多くの音楽する人たちをサポートしている。定員はいずれも先着６名、お得な早割もありますので、お申し込みはどうぞお早めに。お申し込みフォームはこちらお申し込み、お問い合わせお待ちしております。緊張に関するココロとカラダのしくみを学んで、もっと音楽を楽しみましょう！山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらメールでのお問い合わせなどはこちらからレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。詳しい場所はご連絡をいただいた方にお伝えしています。
27Jul
- 緊張をほぐす深呼吸のコツを知ろう
  こんにちは、渋谷啓子です。本番が近づくと、音楽作りだけでなく、「本番前をどう過ごすか」も気になってきますね。数ある緊張対策の中でも、よく言われているのが「深呼吸」。深呼吸が緊張状態に効くのはその通りですが、実はあまり知られていないコツがあります。深呼吸のコツを知って、大事な本番で楽しく演奏しましょう！ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐く深呼吸。実は、吸う時と吐く時とで、作用している神経が違っています。・吸う時→興奮して活動的になる神経が多く働く　　　　（交感神経）・吐く時→穏やかに落ち着く神経が多く働く　　　　（副交感神経）呼吸をしていると、交感神経と副交感神経が交互に働くんですね。そして常に起こっています。なので、ドキドキを減らしたいとき＝落ち着きたい時は、「吸う時間よりも吐く時間を長くする」ことがおススメ。例えば、2拍吸って4拍吐く、などが良いですね。さらに、同じことを同じペースで繰り返すことで、より落ち着く方向に働きます。例えば、２拍吸って４拍吐いたら、そのまま２拍吸って４拍吐く、を数回繰り返すなど。ちなみに、睡眠を誘導する呼吸は、３拍吸って７拍吐くを繰り返す、だそうです。わたしも寝付けない時や体調がイマイチなときに実践しています。深呼吸をすることで横隔膜が動きやすくなるので、歌う人や管楽器さんには良いことづくし。本番直前でもできる深呼吸、コツを取り入れてぜひお試しください！山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらからメールでのお問い合わせなどはこちらからレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。
27Jun
- マウスピースで損しない！快適な演奏のために知ってほしいこと。
  こんにちは、クラリネットの渋谷啓子です。クラリネットを吹くときに口にくわえるマウスピース。めちゃめちゃ大切な部品なのに、リードに比べて軽視されていることがとても多いです。マウスピースで良くも悪くも音や吹き心地が大きく変化します。マウスピースの正しく扱って、吹きやすく快適に演奏しましょう。マウスピースって何でできているか知ってますか？一般的に学校などで使われているものは一見プラスチックに見えますが、プラスチックではないんです。「エボナイト」という硬化ゴムでできています。硬化ゴムといっても分かりにくいですよね。身近なものでいえば車のタイヤです。つまり、プラスチックよりは柔らかくて、摩擦ですり減ってしまうものなんです。ですから、パッと見て割れたり欠けたりしていなくても、劣化していることがよくあります。劣化したマウスピースは吹きにくかったり、音質が固くなったりします。　マウスピースを良い状態に保つためには①掃除は必要最低限のみ(オススメは長く練習した１日の最後のみ)②掃除はできるだけ優しく(スワブをゆっくり通しましょう。綿棒などでの掃除も◯。外側もきれいにね)③リガチュアーの付け外しもていねいに(傷がついたり欠けたりするのはもっての他)④できるだけ新品を使いましょう(プロは２年程度で新しくする人が多いです)新品といっても、種類も多く個体差も大きいのがマウスピース購入の難しいところ。できるだけプロに相談して選定されたものを購入してください。(Kei music salonでは選定や購入のサポートもしております。お気軽にご相談ください)また、楽器本体との接続部のコルクが古くなってゆるゆるになっているマウスピースもよく見かけます。そのままでは口元が不安定になって、リードミスの原因にもなります。楽器屋さんや修理店でコルクを巻き直してもらってください。マウスピースとリードは金管楽器でいえば、上唇と下唇。大切に使って楽しくクラリネットを奏でていきましょう！山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらからメールでのお問い合わせなどはこちらからレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています
15Jun
- 音程を合わせるための練習の仕方を考えよう　その②
  こんにちは、クラリネットの渋谷啓子です。前回の記事ではチューナーの使い方について書きました。今日は「音程を合わせるために音程以外のことにも気を付けよう」というお話です。実は音程のことだけ考えていても、音がバラけて聴こえてしまうことがよくあるんです。サウンドがぐっと集まり、仲間ともっと気持ちよく演奏できるようになりましょう。ここで考えたいことは、「音程が合っているように聴こえる音とはどんな音だろう？」ということ。いくつかの視点で考えてみましょう。①響きの豊かな太い音色は合って聴こえる太い音・細い音ってよく聴きますが、音の太さは目には見えないので太い音＝響きの豊かな音、柔らかく感じる音細い音＝響きの少ない音、固く感じる音と考えることができると思います。音程が少しずれていても音が太響きがブレンドされて、あまり気にならなくなる＝合って聴こえるんです。逆に音が細いと、音程のずれが目立ちます。下のイラストはイメージとして役に立つのではないでしょうか。やっぱり音色は大切。響きの多い音作りをしていきたいですね。②発音が美しくそろっている音は合って聴こえる音の出始め(＝発音)がそろっていると音は合って聴こえ、逆に発音がそろっていないとバラけて聴こえます。タイミングもですが、発音した時の音の形もとても重要です。乱暴な発音が混ざると音はそろって聴こえません。そもそも乱暴な発音では音程が不安定になります。美しい発音で音を発したいですね。　③音の受信送信ができていると合って聴こえる時々、周りを聴いてばかりで自分からは送信をしていない人を見かけます。周りを聴くのは大切なこと。でも、同じくらい自分の音を届けることも大切。お互いに探っていたら音は不安定なまま。アンテナを張り巡らせて、音の送受信両方を積極的にやりましょう。④役割によってはあえて音程をずらすほうが美しく聴こえることも合奏の中からソロを浮き立たせたいときや、メロディーの最高音などは少し高めに明るく演奏することで際立たせることがあります。また、以前ピアノの調律をする知人が、「最高音域は少し高く、最低音域は少し低く調律する」と言って資料を見せてくれたことがあります。合奏の中でも仮に低音から音を重ねたら、ピッコロは少し高めの音程の方が合って聴こえます。このあたりは上級者向けの内容ですが、知っていると音の捉え方が変わってくるのではないでしょうか。①～④に共通することは共通していることは、音程を数字の問題として捉えずに「気持ちよい音の集まり」として考えること。やはり、耳を育てるということがとっても大切です。たくさんの演奏を聴いて下さい。それもできるだけ生で。合って聴こえる音の集まりを心地よいと感じる体験が何よりも先に必要です。コロナの制限がなくなり、コンサートはどこもとても楽しそうですよ。ぜひたくさん足を運んでくださいね。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらからメールでのお問い合わせなどはこちらからレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。
01Jun
- 音程を合わせるための練習の仕方を考えよう　その①
  こんにちは。クラリネットの渋谷啓子です。音程のきれいな演奏は聴いていて心地よく、逆に音痴な演奏は居心地が悪いですよね。音程が大事なのはもちろんですが、では音程のためにはどんな練習が適しているのでしょうか？今日のブログはその①として、チューナーの使い方についてお伝えします。チューナーの効率的な使い方を知ると、もっと音程の合う気持ち良い演奏ができますよ。吹奏楽部のレッスンにお邪魔すると、ときどき、練習中ずっとチューナーをつけている学校さんがあります。　でも、この練習方法は残念ながら逆効果。チューナーのつけっぱなしはやめましょう。本来、音程を確認するのは「耳」のお仕事で、「目」のお仕事ではないはず。チューナーをつけっぱなしにしていると「耳」がどんどんさぼり始めます。音程だけでなく、音そのものを聴く力が育たなくなってしまいます。それに合奏中にチューナーを気にしてばかりいたら、共演者とフレーズで会話をしたり、バランスを取ったり、指揮者とアイコンタクトをすることもできません。それこそ音楽の楽しいところなのにもったいない！それは合奏では無くて、音程に特化した個人練習を全員で同時にやっているようなもの。合奏ではチューナーに合わせるのではなくて周りと合わせていきたいですよね。チューナーが音程を作るするのではなく、音程を作るのは自分です。チューナーはあくまでも「音を聴く力」を身に付けるために使う便利な道具の１つ。使い方が大事です。【おすすめチューナーの使い方】１、必要な時にON（個人練、パート練、合奏いつでも）２、見ながら吹くのではなく、見ないで音を出して直後に見てチェック(もしくは他の人に見てもらう)３、チェックしたい音の少し前から吹きましょう４、チューナーで音を鳴らして、耳で合わせる練習も力になります必要になるたびにスイッチを押すのは手間だからつけっぱなしにしている、という人もいるかもしれません。でも、人間は動いているものに目がいくもの。針やライトが動くと無意識に見てしまい、やはり聴く力の妨げになってしまいます。近くに置いて、必要な時にonにしましょう。わたしも使っている譜面台に挟み込むこのタイプは楽譜の邪魔にもならないのでおすすめですよ。音程を合わせることについてはこちらの過去記事もぜひご覧下さい。ハイトーンの音程、何に気をつけますか？先日もパートレッスンでみんなにチューナーを外してもらい、パート全体の音を聴きながら吹いてもらいました。その方が音がブレンドし、サウンドが太くなり、音程もずっと揃って聴こえました。吹いていても心地良いとのこと。　チューナーの使い方、ピンときたら見直してみてくださいね。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらからメールでのお問い合わせなどはこちらからレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。
14May
- 新しい曲の楽譜が渡ったらやってほしいこと
  こんにちは、クラリネット奏者・講師の渋谷啓子です。新しい曲の楽譜ってワクワクしますよね。その楽譜とどう向き合うと早く曲を覚えて、上達できるでしょうか？この記事では上達するための楽譜の使い方をお伝えします！楽譜をもらうとすぐに全ての音にドレミを書き込む中高生をよく見かけます。それ、ちょっと待って！楽器を始めてまもない初心者さんならそれもアリだと思います。（当教室では初心者さんも書かないで進めることが多いです）少なくとも1年以上経験がある人はちょっと考えてみてください。全ての音にドレミを書き込むのは、全ての文字にひらがなを書き込むようなもの。全部ひらがなってむしろ読みにくいですよね。カタカナや漢字だから伝わることもたくさんありますよね。楽譜も、全ての音にドレミを書き込むと、フレーズのまとまりや、ニュアンス、構成などが分かりにくくなるんです。そして、音符の長さや他の記号が目に入りにくくなってしまいます。ですから、「もう読める音にはドレミはふらない」ことがおススメ。音符の数が多い、♯や♭がごちゃごちゃしている、動きが複雑、なんだか間違いやすい、など、書き込むことでラクに吹けるところにだけ書き込みましょう。そして楽譜には、音符以外の情報がた～くさんあるはず。スラーやアクセントなどの奏法を表す記号、速さや雰囲気を表す用語などなど・・・。分からない用語などがあれば調べて、メモしておきましょう。記号を調べるのなんて曲を覚えてからでしょ？と思う方もいるかもしれません。いえいえ、先に調べておくから、曲を理解しやすくて覚えるのも速くなるんですよ。楽譜は作曲家からの手紙。大事に隅々まで受け取りたいですね。楽譜の使い方、ぜひやってみて下さい。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらからメールでのお問い合わせなどはこちらからレッスンのご案内はこちらホームページはこちら山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。
12May
- 山形ゆかりのプロ吹奏楽団　PRO WiND023 御礼
  こんにちは。クラリネット渋谷啓子です。５月７日、PRO WiND 023の第１０回定期演奏会が大きな感動とともに終了しました。ご来場の皆さま、スタッフ、共演者の皆さま、近くで遠くで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました！PRO WiND 023は山形にゆかりのあるプロで結成された吹奏楽団です。私のような山形在住メンバーの他、全国各地から、今回はなんとフランスからもメンバーが駆け付けました。４年ぶりの再会と演奏に喜びとともに不安もありましたが、いざリハーサルが始まってみると不安は吹き飛んで。心地よい響きの波の中にいる幸せ、指揮者の大井さん先導で音楽を作り上げていく充実感。素晴らしいメンバーとの集中したリハーサルの中では学ぶこともとても多くありました。呼吸の古い習慣に気が付いたり、弱奏が課題だなぁと思いリハ中もいろいろ試してみたり。また、緊張と不安の関係性やその対応が明確になったりしました。これはもうめちゃめちゃ使える！と思うので、今後のレッスンやワークショップでどんどん活かしていきたいと思います。写真は今回のクラリネットセクション。最高！そして、迎えた満席のお客様の前での本番。ステージから見るその景色は本当にありがたくて暖かくて。まさにコンサートとは演奏者が一方的になるのではなく、お客様と作り上げるものだなと感じました。山形愛にあふれた素晴らしいコンサートになりました。個人的にもやりたいことをやった演奏ができて満足です。とにかく心が満たされた幸せな４日間。このコンサートに、このバンドに、参加できたことが心から幸せです。関わって下さったみなさまに感謝。こちらは山形大学音楽科出身の皆さまで写真。これからは指導も盛り上がる季節。演奏もレッスンも常により良いものを目指して成長しながら頑張って参ります。これからもよろしくお願いします。山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらメールでのお問い合わせなどはこちらからホームページはこちらから山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。
23Apr
- 山形市のクラリネット教室　kei music salon ご案内
  ●山形市のクラリネット教室　Kei music salon のご案内こんにちは　渋谷啓子です。Kei music salon では１人１人の望みや個性に合わせた内容で、上達を実感できるレッスンを心がけています。音楽についてはもちろん、ココロとカラダのしくみについても学んでいますので、身体はラクに、心は健やかに楽しく演奏できるようになります。ご自身の音をもっとも～っと好きになることができますよ。指や舌がまわるようにもなって、演奏の楽しさが倍増します！生徒さんたちの声をご紹介します。渋谷先生はとても明るく、向上心が常にあってポジティブな先生です。レッスンはいつも寄り添ってもらう形で、褒めるところは褒める、ここはこうしたらいいとわかりやすいアドバイスがあって常に音楽に向き合いたいと思えるレッスンです。(Hさん)明るくて、様々なことを気軽に質問しやすい雰囲気の先生です！　私が聞いたことに対して分かりやすいように一緒に演奏してくれるおかげで、イメージがしやすかったりと、自分にあった方法を探して教えてくださる先生です！(mさん)先生は、楽譜を丁寧に分析し、娘に分かりやすく教えてくれました。　また、楽器を演奏する際の体の使い方や、メンタル面でのアドバイスも親身になって教えていただきました。先生の的確なアドバイスにより、娘は上達していく自信を感じているようです。今後も、先生からの教えを大切にして、一生懸命取り組んでいきたいと思います。(nさんのお母様)講師プロフィールはこちらです。クラリネット　渋谷啓子中学校の吹奏楽でクラリネットを始める。秋田南高等学校在学中に、全日本吹奏楽コンクールに２度出場。山形大学教育学部音楽文化コース卒業、同大学院修了。　　これまでにクラリネットを内山洋、牧慎一、郷津隆幸、日比野裕幸の各氏に師事。　第２回秋田県青少年音楽コンクールにおいて最優秀賞受賞。　現在は演奏活動の他、個人やパート、合奏、講習会などのレッスンを精力的に行っている。アレクサンダー・テクニークを学びコーチの資格を取得、演奏に役に立つココロやカラダのしくみについてもサポートしている。　PRO WiND 023、trio filargeメンバー。　　辻楽器店クラリネット講師、kei music salon 主宰。　演奏動画はこちらKei music salon のレッスンは、その日の生徒さんの望みを一番大切にしています。　ですから多くの場合「最近はどうですか？今日やりたいことや聞きたいこと、困ってることとかはありますか？」という会話からレッスンがスタート。「これを教えて欲しい」「このことで悩んでる(から改善したい)」という生徒さんの望みがあれば、レッスンの中で必ずそれを取り上げます。「今日は特には無いです」という生徒さんには、レッスンの中でよりレベルアップできるところ、新しい課題などをお伝えして取り組んでいきます。部活帰りにレッスンに来る熱心な生徒さんパートレッスンや講習会講師も承ります小学生からシニアの方までそれぞれのペースで楽しんでいます。場合によっては骨格標本などで、カラダのしくみをお伝えして、演奏に役立つより効率のよいカラダの使い方をレッスンします。かわいい骨格標本のポールくんがお手伝い。本番前には、脳科学を踏まえた緊張対策なども取り入れてサポートしていきます。レッスンのコースは、単発レッスン、月一回コース、月二回コース、お好きなときに好きなだけ受けられるチケット制があります。空き状況(曜日や時間など)はお気軽にお問い合わせ下さい。一回60分程度、学生料金は中学生から大学院生・専門学校生までが対象です。【レッスン料金】月一回コース(単発レッスン同額)小学生：３５００円学生：５５００円社会人：６０００円月二回コース小学生：６５００円学生：１００００円社会人：１１０００円チケット制三回分チケット：月一回コース×2.8円五回分チケット：月一回コース×4.6円十回分チケット：月一回コース×9.1円オンラインレッスン・無料体験レッスンも行っております。場所は山形駅から徒歩15分、山形市西部公民館の近くの一軒家です。駐車場あります。詳しい場所はご連絡をいただいた方にお伝えしています。お気軽にお申し込みください。無料体験レッスンのお申し込みはこちらから山形市のクラリネット教室Kei music salon無料体験レッスンのお申し込みはこちらからメールでのお問い合わせなどはこちらからホームページはこちらから山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。
31Mar
- 春休みのパートレッスン
  もっと自分の音を好き♡になるお手伝い山形市のクラリネット教室　Kei music salon　こんにちは！　渋谷啓子です　先日は、久しぶりに小学校でクラリネットパートのレッスンでした。春休みに基礎をしっかりと、かと思いきやもう自由曲の練習もそれなりに進んでいてびっくり。今日のブログはパートレッスンレポ。レッスンの雰囲気や、気を付けていることをレッスンや教室選びの参考にしていただけると幸いです。こういう丸イスってエモいよね？！笑久しぶりにお邪魔すると、6年生は卒業して３年生が入部していました。レッスン前に簡単にこんにちわタイムを。みんなから名前やクラスの他に・最近あった嬉しかったこと・わたしの好きな〇〇のどちらかを教えてもらいました。みんなニコニコ笑顔でお話をして、「おぉ！おめでとー」って拍手をしたり、「それいいよねー」って盛り上がったり。初めましてさんの軽い緊張もほどけて、子供たちの関係性や性格が見えたり、わたしもみんなの名前をスコアにメモしてすぐに下のお名前で呼ぶことができます。ちょっとしたこの時間は実は大切。わたしとの距離が一気に縮まって、安心して楽しくレッスンに入ることができました。最初は基礎練習。やり方やチェックポイントをアップデートして。アレクサンダーテクニークでよく使う姿勢の考え方がかなりプラスに働きました！しかけのセッティングやアンブシュアなどの奏法はひとりひとりに個別に、それぞれに今一番必要だと思うことをレッスンして。数分でサウンドがすごく豊かなものになって、「廊下にいたら音が太～くなってびっくりしました！」とわざわざ先生が言いにきて下さいました。「みんなでロングトーンするだけだけど、こうやって響く音でそろって吹けると気持ちいいよね、どう？」と聞いてみると、ウンウン楽しいとうなづく子どもたち。経験の浅い小学生がロングトーンの気持ちよさを感じてくれてたら、それってとってもステキなことだなぁと思います。子どもたちの感性はいつもキラッキラ！どう育んでいくのか、大人は責任重大だなぁ。後半は自由曲を。複雑なリズムは生徒たちの身近にある言葉を使って言葉遊びにしながら練習したら大盛り上がり。わたしのお手本を聴いたり、聴きながら歌ったり、一緒に吹いたり。後で「どうだった？」と先生に聞かれた子が「すごーく上手くなりました！！」と答えていて嬉しいやら可愛いやら😊とても楽しいレッスンでした！！まだ３月。表現を深めていくという時期では無く、まずは曲を覚えていく時期。分からない・できない、は当たり前。恥ずかしいことでも悪いことでもなんでもない。分からないままにしておくと苦しくなるから、先生や先輩など分かる人にどんどん聞きに行こう。そんな話を部員みんなの前でお伝えしてレッスンは終了。これから曲を作りあげていく様子が楽しみです。🍀🍀🍀🍀🍀Kei music salon では新規生徒さん募集中。上達を実感できるココロとカラダに優しいレッスンでクラリネットをもっと楽しみましょう！継続レッスンも単発レッスンもOk！入会金や勧誘は一切ございません。どうぞお気軽にご連絡ください。山形市のクラリネット教室Kei music salonホームページはこちらから無料体験レッスンのお申し込みはこちらメールでのお問い合わせなどはこちらからもっと上手になってもっともっと音楽を楽しみましょう！こんなこと今さら誰にもきけない、、、そんなお悩みも遠慮無くご相談下さいね。
23Mar
- 嫌な緊張を自覚したときに役に立つ最初のステップを知ろう
  ご覧いただきありがとうございますもっと自分の音を好き♡になるお手伝い山形市のクラリネット教室　Kei music salon　渋谷啓子です　コロナも落ち着き、新年度は今までよりも活発な行動ができそうですね。プロ・アマ問わず、多くのお客様の前で演奏したり交流したりすることができそうです。そんな時、やりたい演奏やコミュニケーションを「緊張」が邪魔してしまってはもったいない！！今日のブログでは「緊張を自覚したときに役に立つ最初のステップ」をご説明します。どんどん緊張が増えてしまうイヤなループを避けることができると、きっと演奏がもっと楽しくなりますよ。緊張を自覚するときってどんなときでしょう？自分にどんなことが起こっているときでしょう？・手足がブルブル震えてきたり・吐き気がしてきたり・トイレに何度も行きたくなったり人によってもその時々によっても違います。わたしの場合、若い頃は手汗がダラダラで💦最近はそわそわ落ち着きが無くなったり、おなかが痛くなったりすることがあります。こういう状態には全て理由があって、どれもこれも悪いことではないんですよ。でも１つ１つ説明すると時間とスペースがかかるので、またの機会にしますね。（ワークショップでは細かくご説明しています。ぜひお越しください）緊張を自覚したとき、おすすめの最初のステップは「緊張している現実をそのまま受けとめる」こと！え！と思うかもしれません。ちょっと怖いかもしれません。でも、脳は現実と違うことには混乱してしまい、余計に緊張を増幅させる物質を分泌してしまうんです。だから「現実をそのまま」というのが大切なんです。緊張を悪いものだと考えている人は緊張を自覚しても「わたし緊張なんてしていない！ドキドキしてないもん！」と考えたくなるかもしれません。そうすると脳は体は緊張しているはずなのに自覚しない↓緊張物質が足りてない↓もっともっとたくさん緊張物質を分泌しなければ！と判断して緊張を増幅したり攻撃的に働いたりしていまいます。これって苦しい～！！だから・手がふるえてるなぁ・あードキドキしてるなぁ・なんだかおちつかな～いなどとまずは現実をそのまま受けとめてみましょう。声に出して確認するのもよし。他人事のように「どうやらわたし緊張してるみたいだわ～」と客観的になるのも良いですね。脳は現実に起こっていることとその認識が一致すると落ち着くほうに働きます。緊張が無くなるわけではありませんが、増幅することを抑えることができます。(ちなみにわたしは緊張は無くならない、むしろ適度にあった方が良いと考えております)もちろん緊張の対策はこれだけではないし、ちょっとした小さなことだけど、けっこう大きな別れ道になるとわたしは考えています。思い当ったらぜひおためしくださいね。🍀🍀🍀🍀🍀Kei music salon では新規生徒さん募集中。上達を実感できるココロとカラダに優しいレッスンでクラリネットをもっと楽しみましょう！継続レッスンも単発レッスンもOk！入会金や勧誘は一切ございません。どうぞお気軽にご連絡ください。山形市のクラリネット教室Kei music salonホームページはこちらから無料体験レッスンのお申し込みはこちらメールでのお問い合わせなどはこちらから
12Mar
- 山形クラリネット教室　新レッスン料のお知らせ
  ご覧いただきありがとうございますもっと自分の音を好き♡になるお手伝い山形市のクラリネット教室　Kei music salon　渋谷啓子です　世の中の流れに従って、クラリネット界隈でもリードの大幅値上げ、修理部品の値上げなどが続いております。さらに、指導に直結する資格の価値などを考慮して、kei music salonでも令和５年４月からレッスン料金を改めることになりました。　よりいっそうの責任感を持って質の高いレッスンをご提供し、全力で生徒さんのサポートをしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。新料金は以下の通りです。【小学生料金】・月１回コース　　　　３５００円・月２回コース　　　　６５００円【学生料金】（中学・高校・大学・大学院・専門学校）　・月１回コース　　　　５５００円・月２回コース　　　１００００円【社会人料金】・月１回コース　　　　６０００円・月２回コース　　　１１０００円オンラインレッスン、チケット制は変更ありません。　ホームページをご参照ください。ホームページはこちらから　また、３月３１日までは旧料金でレッスンをしております。　春休みにレベルアップをしたい方、後輩ができる前に基礎を固めたい方、新しく楽器を初めてみたい方、楽譜の読み方を覚えたい方、などなどの単発レッスンもお待ちしております。単発レッスンは月１回コースと同額です。過ごしやすくなってきた春、気持ちよくクラリネットを奏でませんか？どうぞお気軽にご連絡ください。山形市のクラリネット教室Kei music salonホームページはこちらから無料体験レッスンのお申し込みはこちらメールでのお問い合わせなどはこちらから

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