演奏中に他のことを考えてしまうお悩みにお答えしました


こんにちは、クラリネット&ボディシンキングコーチの渋谷啓子です。


演奏中に他のことを考えてしまうこと、たくさんの方がご経験あるのではないでしょうか?


先日の勉強会で、そのお悩みがステキに解決したレッスンをご紹介します。


いろんなことが頭に浮かんできてしまう、そんな時のコントロールの仕方、自分とのつきあい方、のご参考にしていただければ幸いです。



ステキな参加者さまたちと記念撮影したものです。


A さんはゆっくりな曲が苦手とおっしゃっていました。

A さん「音符の数が少ない分、いつも演奏しながら音楽以外の余計なことをいっぱい考えちゃって、曲に集中できないんです、、」

わたし「じゃあ、まずどうなるか演奏してみましょう」

♪♪♪

わたし「今はどうでした?どんなことを考えてましたか?」

A さん「やっぱり、間違えないように、とか、今聴いてる人たちはどう思ってるかなぁ、とか考えちゃいました」

わたし「なるほどそうだったのですね。

そうしたら、実験なんですけど、今からまた演奏してもらうので、今度は、どんなことを考えてもokってご自分に許可を与え続けてみてください。

今日の晩ごはん何にしようかなぁ?とかが出てきても全然ok!

それで、そのまま音楽を同時に演奏し続けてみて下さい。」

♪♪♪♪(とっても表現豊かな演奏に変化しました!)

わたし「ステキですね~すっごくドラマチックになりましたね!

今はどうでしたか?

どんなことが出てきました?」

A さん「この曲のことを考えてました!」

なんと、どんなことを考えても良いってご自分に許可を与えたら、自然と曲のことを考えていたそうなのです。

なんて、ステキなんでしょう。

曲に集中したくて、色んな考えがわき出てくることを否定していた時は、むしろ曲のことが考えられず表現できなかったA さん。

ご自分への否定をやめて、許可したとたん、曲のことを考えて、やりたいことがやれるようになったのです。

演奏中に音楽以外の色んな考えがわき出てくるのは、特に練習中より本番やレッスン中などが多いかと思います。

それは脳が興奮状態にあって、本能的に感覚が敏感になっていたり、過去の経験をフィードバックさせようとしていたりすることも、影響していると考えています。

それ自体は何も悪いことではないので、受け取ってみましょう。

事前にそんな説明も詳しくしていたので、A さんは知識と体験の両方から、より深くこのお悩みに対する改善案を手に入れて下さったようです。

この感動的な瞬間に立ち会えて、わたしも講師としてとても幸せなひとときでした。


こんな内容を扱う勉強会が、10月9日山形市のやまぎんホールでも開催します。

まだお席があります。

安心安全な雰囲気の中で、新しいご自分に出会ってみませんか?


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お申し込みお待ちしております。


 

山形市はもちろん、天童、寒河江、高畠、新庄、鶴岡、などからもレッスンに来て下さっています。

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