12月2日に行われた女子ブンデスはやはり波乱が起きた。
11月29日に行われたドイツーフランス戦の主力クラブはFrankfurtとWolfsburg。
首位を突っ走っていたWolfsburgはBad Neuenahrにあわや敗北の試合を演じ、なんとかドローにした。
相変わらず森の中にあるようなスタジアムに420人の観客
ここに昨期のドイツMVPのOkoyno da Mbabi(オコイノダムバビ)と、実質ドイツNo.1GKのSchultが居る。
Okoyno da Mbabiへは、今期始まる前に、Frankfurtが正式にオファーを出したが、契約が1年残っているクラブは出さなかった。
彼女がここに居るのは現在在籍している大学の都合ということだが。クラブは現在7位。
システムはいつも通りOkoyno da Mbabi1トップで、彼女にロングボールを集める作戦だが、いつもなら攻められ放しになるので結局彼女も下がってしまうのだが今期は違っていた。
両翼にNZのGregoriusとU-20のRolserを配して、低い位置からドリブルで持ち上がってくる戦法をとり、これがなかなかの効果を発揮していた。
相変わらずのMüller、Popp、Pohlersの強力3トップのWolfsburgも中々攻めきれない。
しかし9分に右からのクロスにPoppヘッドで先制
ところが26分、ロングボールがGregoriusに通ると、そのままドリブルで持ち込んでゴール
これで様子が違ってくる。
36分、パスカットからOkoyno da MbabiがGKと1対1になりシュートがポスト
後半46分、ゴール前へのクロスからOkoyno da MbabiヘッドにGKファインセーブ
そして53分、とうとう、中盤からのロングボールにOkoyno da Mbabi、ディフェンスと競り合いながらゴール逆転
慌てたWolfsburgは怒涛の猛攻に出て、61分Jakabfiが左から右にまで動いて反対サイドに強烈なゴールで同点
さらに63分にはPKを得るが、これをFaißtがはずしてしまって勝ち越しチャンスを逃すと、やはり疲れからか、攻撃に迫力を欠くようになり、そのまま引き分けた。
大儀見 優季のPotsdamはGüterslohと対戦して5-0の勝利。大儀見は4点目と5点目をあげた。
熊谷 紗希のFrankfurtはアウェーで、DFB-Pokalで2連敗のBayernと対戦して1-2の敗北でカード3連敗
安藤 梢のDuisburgはJenaにアウェーで2-1と負けて順位が入れ替わり9位転落
少しストップしたが首位はWolfsburgかわらず26ポイント(1試合少ない)2位Potsdam25ポイント。Frankfurtは22ポイントで後退してしまった。
そして岩渕 真奈が移籍する1899 Hoffenheim はアウェーで1位の1. FC Köln との頂上決戦を1-1で引き分けた。
まるで岩渕を待っているようではないか
オコイノダムバビのドレスアップ写真はここ
岩渕 真奈の移籍その1その2
エンディングはシューベルト「冬の旅より菩提樹」
映像はサウンドオブミュージックの前身トラップファミリー
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