11月11日に行われた女子ブンデスリーガ第9節、VfL-Wolfsburg - 1.FFC Frankfurtは、なでしこ最終戦INAC - 日テレベレーザの物足りなさを吹き飛ばしてくれる熱の入った一戦だった
何せまあどちらもドイツのスタープレーヤーぞろい。
さらに言えば、ドイツ代表でもFrankfurtのSchmidtはWolfsburgのWensingと右SB、Kulig、LaudehrはOdebreht、Goeßlingとボランチ、BehringerはFaißtと左SHポジション争いをしているという点でも見所たっぷりな組合せ。
結果的には4-2でホームのWolfsburgが勝利した。
先手をとったのはFrankfurt。
3分、PKエリア右からのMarozsanのFKにKuligが合わせそこねるがWensingがオウンゴールしてしまう
しかしここからWolfsburg、まさに狼の群れの如く、1人が前を向くと3人、4人と素早くあがっていく。
GK、Vetterleinの攻守もあり、10分、熊谷 紗希のクリアボールがなんとFwのMüllerへの絶好のクロスとなって同点ゴール
あれはサイドに出すべきだったクマー
Pohlersとのかけっこに勝つのは難しいけどなんとかせにゃいかんクマ
まあこの1点が女狼を勢いづけたのは間違いない。
さらにFrankfurtの攻撃は相変わらず1トップが消えているという。
一進一退の攻防が続くが29分、Laudehrが中盤でボールを奪われ、さらにKriegerが抜かれて、左サイドを完全にJakabfiにフリーで走られてそのまま寄られてゴール
勢いを増して攻め込むWolfsburgだが、34分、MarozsanからKulig、Garefrekesとつないで、最後BretignyにスルーパスでフリーになってベテランらしいGKを引き寄せて上を抜くゴールで同点
まあしかし1点ごとに抱き合って喜ぶWolfに比べてFrankfurtは2,3人のハイタッチだけというのがやはり若干不安気味。
それでもWolfsburgの攻守の勢い衰えず、40分、1点目と同じような位置からのMarozsanのFKからBsrtusiakの至近ヘッドをGKファインセーブ
最終的な勝負の分かれ目はこのファインセーブだったろう。
その直後42分、ロングボールを右サイドのPohlersに放りこまれてそこからゴッポリスペースができている中央のJakabfiへ。
ここぞとばかりに後ろから右にまわりこむOdebrechtにパスで右からさらに中央のPohlersに戻されて、ポストでもたれて後ろのKeßlerがゴール
ここまで見事な連携をつながれ振り回されればゴールされても仕方がないが、クマさんほぼPohlersにやられてたクマー
1点リードされた後半、Frankfurtは抜かれっぱなしのKriegerに代えて本職のSchmidtを右SBに下げて右ShにHuthを入れる。
さらに55分にWichを投入するが、後半は守りに入ったWolfsburgを崩せず、92分ロングボールを熊谷がJakabfiに競り負けて79分投入のPoppにつながれてトドメのゴール
後半でもGK、Vetterleinのファインセーブが光った。
結果的には、やはり攻守にわたってWolfsburgの連携が完全に上回っており、Frankfurtは合いも変わらず個々人の火力は上なのだが、連携がなく放り込むばかりでチャンスをつぶしていったといえるだろう。
これでWolfsburgは7戦6勝1分の無敗
Frankfurtは9戦6勝1分2敗。
大儀見 優季のPotsdamはアウェーでLeverlusenに危なげなく大儀見2ゴールで2-4と勝利で8戦7勝1敗の暫定首位。
ブンデスを面白くしてもらうには、時節PotsdamにがんばってWolfsburgに勝ってもらうしかない
安藤 梢のDuisburgはOkoyno da MbabiのBad Neuenahrに1- 1の引き分け暫定9位と相変わらず苦戦中。
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エンディングは長谷部 誠復帰記念キリンレモンCM、なぜかバイエルン会長のへーネスさんが、いまさらマガトをボロクソに言ったそうな
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