チョロQ好きのみなさん！こんにちは！

チョロQzero 改　MFゴースト TOYOTA 86

こんにちは。すっかり寒くなりましたね。今回はチョロQzeroのカスタムの紹介です。現在（2023年11月）テレビアニメ放映中の「MFゴースト」の主人公、片桐夏向の駆るトヨタ86。チョロQzeroでノーマル車が発売されていたのでカスタムしました。カスタムポイントは、車高のローダウン、ホイールの入れ替え、塗装、デカールなどです。この頃のチョロQzeroは造形の良さもさることながら、モールドも細かく成型にキレがあって非常に出来が良いですね。実寸で1mmローダウンしましたが、ちょっとやり過ぎたかも。0.8ｍｍくらいで良かった気がします。左はノーマルのチョロQzero。ホイールアーチの隙間が大きくて、ちょっと不自然ですよね。この頃のチョロQ、MR2（SW20）も同様に車高が高くてかっこよくないのですが、分解して原因が分かりました。ゼンマイが干渉してフロントウインドウに当たってしまうようです。近年発売されたフェラーリシリーズなどはフラットタイプのエンジンが採用されて車高の問題は解決されていますね。この頃のスポーツカーのチョロQzeroをカスタムする方は要注意です。劇中のナンバーも再現しました。（ピンボケすみません）トヨタのエンブレムは蒸着のデカールで作ったのですが、ラッカークリアでトップコートしたらメッキ感が落ちてしまいました。塗装が終わってから最後に貼った方が良かったみたいです。ヘッドライト類は、径の異なるポンチでマスキングテープを打ち抜いて塗分けました。コインホルダーのシールは作品のタイトルを。頭文字DのチョロQへのオマージュです。恋ちゃんの紙パネルも作りました。昨日の夜 Clipstudioで描きました（笑）昔のけいおんのチョロＱはこんな感じのおまけが付いていてよかったですよね。こういうのをタカラトミーさんに出してほしいんだけどなぁ。。。新旧86のチョロQ。この並びは胸熱です。「夏向なの！？」以上チョロQ zero カスタム　TOYOTA 86 MFゴースト仕様でした。

チョロQ zero Z-66c フェラーリF40（黄）

こんにちは。前回に引き続きF40です。イエローは一般的な乗用車だと派手に感じますが、フェラーリだと全く違和感がありませんね。サイドウインドーが奥まっているのがちょっと残念。現代のスポーツカーと比べるとシンプルな形状のリアスポイラーですが、それ故に全体のデザインを破綻させずに成立させています。以上チョロQzero F40でした。

チョロQ zero Z-66b フェラーリF40（黒）

こんにちは。最近すっかりブログを更新していないのでチョロQの写真を撮ってはいるのですが、以前の様にアップできておらず。。。少しずつブログにアップしていこうと思います。今回はもう3年も前に発売されたチョロQの紹介です（笑）F40ブラック。F40はレッドの印象が強いですが、ブラックも精悍でかっこいいですね。このチョロQは巨大なリアスポイラーが一体で成型されているのがいいですね。ブラックは周囲がよく映り込むのできれいです。撮影にも気を遣いますが。エンブレムも多色印刷で再現されています。これだけ小さいと色ごとにずれない様に管理するのはたいへんでしょうね。以上チョロQzero F40でした。

Project Q 5th Anniversary 特別編

Project Q 5th Anniversary ③

こんにちは。引き続きProject Qです。#2 STPタイサンGT-Rドライバー　高橋国光/土屋圭一前年度はこのコンビで初の表彰台を獲得。抱き合いながら涙を流すシーンは感動的でした。土屋圭一氏は息子の名前を国光と名付けるほど高橋国光氏に心酔していて、その憧れの人と表彰台に上がれたことはいかに大きな出来事だったかと思います。自分も高橋国光さんは大好きなレーサーで、実力はもちろん、その人柄もすばらしい方でした。以前も紹介しましたが、1977年のF2レースの鈴鹿開幕戦で2周を残し国光氏がトップを走っていたところ後続車がクラッシュし、国光氏は自分の優勝よりも人命を助けることを優先してドライバーの救出に向かったというエピソードは有名ですね。そんな国さんと土屋さんに思いを馳せながらこのチョロQを仕上げました。このアドバンカラー、文句なくかっこいいですね。赤と黒の2トーンは、どんな車でもかっこよく見えるのではないかと思うほど。チョロQでもこのカラーは特注やHGでも発売されていましたが、細かなマーキングを追加すると更にかっこよく見えますね。上の写真のカラーリングは、1993年の第2戦オートポリスで優勝した時のマーキングを参考にしています。今回はデカール印刷の解像度を1200dpiにしたことが奏功して、細かいスポンサーロゴまできれいに印刷できました。ご覧の様に出光のロゴなんかは、高さ1.5ｍｍほどしかありません。おそるべしMDプリンター。そして最後は#8　FET SPORTS GT-R　ドライバー　見崎清志/長坂尚樹1991年の最終戦からFET SPORTSはGT-Rを投入。残念ながらシリーズを通じて優勝はありませんでしたが、1993年の最終戦では自己最高の2位を獲得しています。このカラーリングは80スープラや、フォードシエラなどでもなじみ深く、今ではもうサーキットで見られないのが残念ですね。チョロQでも発売されなかったので、ずっと作りたかったカラーリングの1台です。このチョロQはMDプリンターで初めてデカールを作成したので想い出深いです。この時の苦労が今に役立っていますね。HKSと比べたら楽勝（笑）　なんて今だから言えますが。という事でProject Q 5周年、チョロQの紹介は以上になります。お付き合いありがとうございました。いったん32GT-Rのカスタムは一区切りして今後は違う車種を作りたいと思います。単なるカラーリンだけではなく、パーツやボディー形状まで手を加えたものができたらいいなと思います。次回は、Project Q 5周年特別編としてジオラマと今回紹介したチョロQを組み合わせたものを紹介します。それではまた。

Project Q 5th Anniversary ②

こんにちは。今回も前回に引き続きProject Q 5周年記念記事です。今回紹介するのはこちら。#11 BPオイル・トランピオ・GT-Rドライバー　トム・クリステンセン/横島久　ObjectＴはトーヨータイヤのレーシングチームで1993年は最終戦を優勝で飾っています。ObjectＴといえばド派手なAXIAカラーの方が有名ですが、この黄色いBPカラーも目立ってかっこいいですね。AXIAカラーはいつかカスタムに挑戦したいです。ドライバーのトム・クリステンセンは1993年の全日本F3にもエントリーしておりシリーズチャンピオンに輝いています。続いて#1　ユニシア・ジェックススカイラインドライバー　福山英朗/長谷見昌弘 　前年度のシリーズチャンピオン。星野一義率いるチームインパルと並ぶ日産系の強豪チーム。1993年は鈴鹿で1勝を挙げています。それにしても蛍光レッドのこのカラーリングはかっこいいですね。このチョロQは一昨年カスタムしたものですが、マスキング塗装に初めてカッティングマシーンを導入してマスキングテープを作成しました。色々と思い出しますね（笑）そして今回の記事、最後に紹介するのはこちら。＃87　HKS　スカイラインドライバー　羽根幸浩/萩原修 　他のチームが日産工機製REINIKチューンのエンジンを搭載しているのに対し、独自チューンを施したエンジンで参戦。最終年の第3戦菅生では見事優勝を飾りました。トップを走るカルソニックスカイラインを猛追し、最後は追いつきトップに立ったシーンは今見ても感動しますね。現在も引き継がれているこのカラーリング。HKSといえばこのカラーリングですよね。とにかく目を惹きます。チョロQはというと、まあ苦労しました（笑）版下を作ってはデカール印刷、そして貼ってみては修正の繰り返し。なんだかんだと半年くらいかかっています。本物との比較。苦労の甲斐あって、そこそこ再現度の高いものができたと思います。上の実車の写真はレース参戦時のものではなく近年イベントなどで展示されている車両です。実は、レース参戦時からこのカラーリングも少しずつ変わっていてマーキングやスポンサーロゴなどが異なります。いちばん大きく異なるのはストライプが赤からオレンジに変わっていることです。チョロQを作り始めた頃、当時の車両の鮮明な画像がなく近年の車両を参考にしていたためオレンジのストライプで作っていました。その後で気付いて作り直しました。なので実はオレンジストライプのチョロQもあります。そちらは後日またの機会に紹介します。ということで、今回はここまで。続きは次回に。

Project Q 5th Anniversary ①

お久しぶりです。今日はチョロQの日ですね。今回よりProject Q 5th Anniversary企画をお届けします。そもそも、Project Qとはなんぞやという方に説明しますと、チョロQをカスタムして盛り上げようと5年前に当ブログで立ち上げた企画です。『PROJECT-Q 始動（笑）』PROJECT-Q始動です。（笑）固いことは抜きで、カスタム好きのおじさん達が、好きなようにチョロQをカスタムするというゆる～い企画です。今回はチョロQ化（ち…ameblo.jpお知り合いの方にもご賛同いただき、完成したものをHPに載せていますのでそちらもぜひご覧ください。https://r34gtrnurspec.wixsite.com/choroq-gallery/chracters当の本人は細々としか活動できていませんでしたが、5年目の節目の年なのでこれまで作ってきた1993年 Gr.Aディビジョン1に参戦していたGT-Rをすべて完成させようと今年は約半年をかけて4台をカスタムしました。そしてようやく7台のGT-Rが揃いました。写真上段が本物、下段がカスタムしたチョロQです。いや～大変でした。特にHKSが（笑）このカラーリングめっちゃかっこいいんですが、版下を作るのも、デカールを印刷するのも、貼るのも全てが自分にとって難易度MAXでした（笑）　でも苦労した甲斐あってなかなか再現度の高いものができたと思います。7台揃うとかっこいいですね。これがやりたかったんです（笑）。いちばん最初に作ったのは緑色の共石。デカールを作っていただいてカスタムしたら、めちゃ楽しくてハマってしまいました（笑）それからアルプスのプリンターを購入して沼にどっぷりと浸かり、もう5年が経ってしまいました。因みに上の写真に写っているのは今回1993年の最終戦仕様として新たに作り直したものです。あとで前回作成したものと比較したいと思います。それでは個別に完成したチョロQを紹介したいと思います。#12 TEAM IMPUL CALSONIC SKYLINE GT-Rもう、多くを語る必要のない超有名なカルソニックカラーを纏ったGT-R。Gr.AのR32と言えばこの車両を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。1993年度は4度の優勝を果たし見事最終年のシリーズチャンピオンとなっています。ドライバーは星野一義/影山正彦コンビ（第3戦は星野負傷のためアンデルス・オロフソンが搭乗）カルソニックスカイラインは本当に今見てもかっこいいですね。いや～、チョロQなのにこの佇まいのかっこよさ（笑）カルソニックカラーはチョロQHG時代から長きに渡り発売され、限定の特注品も多かったので見慣れたカラーではありますが、こうしてカスタム品を作るとあらためて素のデザインの良さを感じますね。今回はタイヤのレタリングを施しましたが、やはり見栄えがぐっと良くなりますね。すぐに劣化しそうですが。。。今回カスタムするにあたり、デカール印刷の解像度を上げる工夫をしました。以前は一部600dpiの解像度でしたが、今回はすべて1200dpiで出力できるよう裏技!?（笑）を使って印刷しました。また白の隠蔽を上げるため2回刷りを行っているのですが、印刷がズレないように条件出しを試行錯誤しながら、なんとか納得のいく仕上がりにすることができました。フロントフェンダーのドライバーネームの印刷は原寸で高さ0.5ｍｍくらいなのですが重ね刷りしてもズレていません。日の丸の赤い丸もちゃんと中央に印刷できました。全体的に細かい文字がくっきり印刷できていると思います。カルソニックブルーは年度ごとに微妙に色が違うので、塗装する際になかなか悩ましいのですが、今回はGSIクレオスのスージーブルーにホワイトを10：１の割合で調色したものを塗りました。何色か色チップを作ってみて比較したところタミヤのブリリアントブルーの方が近いような気がしましたが、好みで少し彩度を高めにしたかったのでスージーブルーを選択。ちょっと派手目に見えますね。星野さんと言えば、縁石乗り上げのインリフト走行（笑）シャーシをQ'sに変えたらもっとかっこよくなりそう。＃55　KYOSEKI　SKYLINE GT-R続いては共石日鉱スカイラインGT-R。ドライバーは飯田章/鈴木利男。1993年　第6戦レース・ド・ニッポン（筑波）で優勝しています。このチョロQ先ほども触れましたが今回作り直しました。理由はボディーカラーが前回ちょっと濃かったのでもう少し明るめにしたかったのと最終戦仕様はヘッドライトに赤いマーキングが入っていてかっこ良かったため。カルソニックと同様シンプルですがかっこいいデザインですね。鮮やかな緑がサーキットではとても目を引きました。前回作成したものとの比較。手前が最初に作ったものです。ちょっと色味が濃いのが分かると思います。あとボンネットのKyosekiロゴは実車はかなり大きかったのでレイアウトを見直しました。共石日鉱スカイラインのカラーリングは、シリーズ前半戦と後半戦でマーキングが変わっています。大きく分かるのはボンネットの車番の位置。前半戦は助手席側でしたが後半戦は運転席側に移動しています。あとバンパーのコーナー部のステッカーがGP-RからGEOMAに変更されています。今回作った左側、デカール印刷の解像度を1200dpiにした結果、Kyosekiのロゴがくっきり印刷できているのが分かると思います。ヘッドライトは右側が塗装、左がデカールですが、ここは塗装の方が仕上がりが良いですね。。。記事が長くなってきたので続きは次回に。それではまた。

クリーニング店　国際

こんにちは。まだまだ暑さが厳しいですね。みなさま熱中症とコロナにはくれぐれもお気を付けください。さて今回の記事のタイトルを見てなんじゃこれ！？と思われた方がほとんどだと思いますが、ピピッときた方は相当な頭文字Dファン（笑）今回紹介するのはその「クリーニング店　国際」のジオラマです。って「クリーニング店　国際」ってなんやねんという方、下の写真をご覧ください。※写真はネットからお借りしました。実在した藤原とうふ店の隣にあったのがクリーニング店国際。そして、なんとそのジオラマが発売されています。じゃーん！！アマゾンで購入しました。中国製。スタバのグッズみたいな色合いですが。6,318円で10％OFFだったので、送料込みで6,000円強。なんとこんなものまで発売されるなんて、中国（香港？）での頭文字D人気はまだまだすごいのでしょうね。早速開封。怪しげなインストラクション（笑）そして中身は。。。意外や意外！！、ちゃんとしてます←失礼地面、階段、ベランダ、看板が別パーツになっています。そして電飾もされており、驚いたのが2階の窓をのぞき込むと、ちゃんと和室が再現されています（笑）「山の時間」という掛け軸もありますね。まあ、実際は絶対こんな部屋ではないと思いますが。1/64サイズなのでチョロQともピッタリです。看板に寄居町？寄居町って埼玉じゃなかったかな。まあいいか（笑）このジオラマすごいのが窓枠や階段の精密さ。箱の表記に木材の記載があったのでおそらく、レーザー加工した木材を使用していると思われます。かなり精密ですね。最近レーザー加工機を時間貸ししてくれるラボが各所にあるので自分も使ってみたかったのですが、このクオリティーならジオラマ作りにトライしてみたいですね。このジオラマを作っている「モデルシーンアート」という会社、気になってネットを探したら色々出てきました。藤原とうふ店のそば、国際ホテルのシーンって、（笑）泊まれるんか～い群馬に海は無いけどね～（笑）なかなかのセンスですな。ジオラマそのものはすごくよくできています。自分で作ることを考えたらコスパは悪くないと思います。こんなのも売っているみたいですね。日本では取り扱いがなさそうですが。。。　日本の道路は車は左側通行ですけど。。。という事で、クリーニング店（ホテル？）国際のジオラマのレビューでした。ちょっと突っ込みどころが色々ありますが、なかなかコスパの高い楽しめる商品ですね。以前同スケールの藤原とうふ店のジオラマも買ったので、そのうち並べてみたいと思います。それではまた。関連記事　『ジオラマ　疾速豆腐D　キットレビュー』こんにちは。この週末は良い天気ですね。実は先週日曜日にブログの記事を上げた後、激しい目の痛みに襲われたのですが、医者に行ったらストレスが原因で起こる角膜ヘルペ…ameblo.jp

Project Q 5th Anniversary promotion video

チョロQ　ワイルドスピード トヨタスープラ JZA80

こんにちは。今年のルマンは久しぶりにリアタイ視聴していましたがすごくおもしろかった。かつてCカーが全盛期だった時代を彷彿させる強豪のハイパーカーがコース上をスプリントレースさながらに走っている姿は、これぞルマンだなって感動もひとしおでした。それにしても各メーカーの車両、どれもデザインが魅力的ですね。全部チョロQ化して並べたい。。。閑話休題、今回は前回に引き続きチョロQワイルドスピードシリーズの紹介です。JZA80スープラ。映画第1作に登場した「世界一有名なスープラ」と称される車両をモチーフにしたチョロQです。TRD製ボンネット、Bomex製のフロントスポイラーとサイドスカート、APR製アルミ製リアウイング、Dazz Motorsport Racing Hart M5ホイールが忠実に再現されています。サイドの「ニュークリア・グラディエーター」も再現されています。また発色をよくするために下地にホワイトを塗ってからオレンジがコーティングされているのも好感が持てます。こういうこだわりが本来のチョロQらしさだと思います。旧チョロQ（手前）と比較。今回のワイスピチョロQはデフォルメがかなり大人しい印象です。特にヘッドライトが小さく感じますね。80スープラは前後を大きく絞り込んだデザインなのでもっとフロントを絞った方がよかったかも。手前の旧チョロQは所謂中期HG時代のもので、デフォルメがかなり強調されています。好みは分かれますが、全体の抑揚の付け方や前後の絞り込み、ボディーとキャビンの比率など、チョロＱらしさのひとつのリファレンスになるものだと思います。可愛いですよね。ワイスピチョロQはエンブレムやテールランプも印刷で再現されていてリアルですね。サイドビューは、今回のワイスピチョロQもなかなかかっこいいですね。ホイールがかなり細かいところまで再現されているのも素晴らしいです。上から見るとそれぞれのチョロQのデフォルメの違いがよく分かります。フェンダー～ショルダー部の厚み、特にボディーとキャビンの比率の違いが顕著です。ウインドウの大きさが同じクルマと思えませんね（笑）全長はワイスピチョロQの方が少し長いです。今回のワイスピチョロQ、映画の人気もあってか電動チョロQとは対照的にかなりの人気で店頭でも売り切れているみたいですね。やはりチョロQはミニカーとして、リアルさの要素を欠いてはいけないと思います。今回のワイスピチョロQのようなクオリティーならまた人気が出そうな気がしますが。それではまた。

チョロQ　ワイルドスピード スカイラインGT-R BNR34

こんにちは。昨年から続くチョロQ新製品のリリース。でも電動チョロQは、サイズも大きくて大味な商品だったのでチョロQと呼ぶには微妙な商品でしたね。そして今回紹介するのはチョロQ　ワイルドスピード シリーズのBNR34。なんとゼンマイを搭載した本来のチョロQらしい商品なので、期待せずにはいられません。予約していましたが、発売日にもう1セット買ってしまいました（笑）。ラインナップはBNR34、80スープラ、ガヤルドの3車種。この3車種は以前もチョロQ化されていますが、今回の商品はノーマルではなく少しカスタムされていたりするので旧金型と比べるのも楽しみです。さっそく開封。うーん、正直旧スタンダードの方が造形は良いけど今回の商品も悪くはないですね。電動チョロQよりはかなり良くなっていると思います。ボンネットの大きなエアダクトがかっこいいです。あと窓枠がきちんとペイントされているのが良いですね。テールランプは立体的に彫刻されています。コインホルダーに映画のタイトルと車名が印刷されているのも良いですね。そしてホイールが素晴らしい！NISMO風のホイールは他のチョロQにも移植してみたいです。旧STDとの比較。右は白箱時代のものです。本当は赤箱時代の商品の方が仕上げがよかったので比較したかったのですが、すぐに取り出せなくて白箱になってしまいすみません。プロポーションは旧STDの方がシャープですね。塗装はワイスピがクリアコートなしのメタリックブルーに対して旧STDはシルバーの上にクリアブルーの2コート。ワイスピは窓枠、フロントグリルのエンブレムが丁寧に印刷されています。造形はやっぱり旧STDの方が好みですね。フェンダーの抑揚の付け方や稜線をシャープに表現しているところがかっこいいです。このチョロQが発売された当時、日産のR34開発主管の渡邉衡三さんがこのチョロQを絶賛していましたね。ワイスピチョロQもなかなかかっこいいです。右の白箱STDチョロQは、一時期金型のフロントグリルの部分が後ろに傾斜してしまった状態で成型されており、グリルが外れたみたいになってます（笑）ある意味エラー品ですね。白箱時代はコストも削減された影響で仕上げが悪かったです。今回一番造形の違いが見て取れるのがサイドビュー。ワイスピチョロQはフロント部が厚ぼったいですね。もう少しフロントを薄くすれば格段に良くなりそうなのに残念。あとフロントのオーバーハングが長いのも気になりますね。全長は、ワイスピチョロQの方が若干長いですが、電動チョロQほど大きくありません。やはりこのくらいのサイズがいいですね。旧チョロQはフロントガラスの投影面積を大きくして傾斜を強くしているので、よりスポーティーな感じがしますね。と、あらためて旧製品の良さを感じるレビューになってしまいましたが、ワイスピチョロQはなかなか良いと思います。なによりゼンマイが搭載されていて窓もクリアになっているし、本当にチョロQが復活したと実感できる商品でした。このシリーズ単発で終わらずにぜひ続けてほしいと思います。

チョロQ学園オフ 2023

こんにちは。5月4日、4年ぶりのチョロQ学園オフ会に参加しました。コロナ禍でしばらく開催されていなかった学園オフ会、もう4年ぶりだったんですね。今回は大阪から近鉄特急を利用してとても快適だったのですが、帰りは事故で遅延してしまい自宅に帰れないというハプニングも。。。。今年もたくさんの展示。今年は「想い出」をテーマにした展示も。そしてたくさんのジオラマを用意していただいてたので、持ってきたチョロQで撮影会。グループA＆サーキット。一番手前はワイリーさんがカスタムしたRGベースのカルソニックスカイライン。実はこのジオラマ、チョロQ大図鑑シリーズのパッケージ用に使われたものなんですよね。某アニメ作品？のパロディー（笑）こちらは「国際ラリーへの挑戦 スバル編」でも使われていました。こんな贅沢な撮影会ができるのも学園オフならではですね。こちらはワイリーさんのカスタムチョロQ群。来年はもっとラリーカーを持参したいですね。こちらはのりくんさんのスカイライン軍団 !?今年もたくさんのお土産をいただいてしまいました。本当にありがとうございます。そしてのりめんさんから特別にゆるきゃん△のお菓子入りポーチをいただきました。斉藤恵那ちゃんとちくわ柄でした！めっちゃ可愛いです。ありがとうございます！！恒例のゲーム大会は噂のシン・チョロQメイン。今までのチョロQと違い、コントロールできない予測不能な運任せの要素が強い印象です。これはこれで面白いんですけどね。優勝はワダッチさん。今年も沢山の景品。こちらをいただきました。ありがとうございました！持ち寄ったチョロQの売買も大盛況でした。かなりお得なお値段でした。久しぶりのチョロQ学園オフ会。リアルでお会いするのはやはり楽しいですよね。初めてお会いした皆様、ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。そして開催していただいた角谷さん、本当にありがとうございました。また来年もぜひ！

チョロQよ何処へ行く。。。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。ってもう2月ですが（笑）昨年はこのブログ4回しか更新してませんでした。すみません。今年も頻度は少ないですが更新していきたいと思います。さてタイトル通り、チョロQの今後について色々思うことがあり書かせていただきます。昨年タカラトミーさんより鳴り物入り（？）で登場したシン・チョロQ。購入して早々にレビューしましたが、やはり従来のチョロQファンとしては違和感しかなかったです。その後正直ちょっとチョロＱに対するモチベーションが下がってしまいました。それでも新製品は出し続けてもらえるみたいで、メーカーの意気込みに期待しています。新規金型で登場したA90スープラ。第一弾に比べるとかなり造形は良くなっていますね。宣材写真では生地成型のままかと思っていましたがうっすらパールが入った塗装がされています。A70スープラ。A品番以来の新規金型ですが造形は。。。微妙ですね。特にリアフェンダーが板見たいな造形になっているのが残念です。先代のZ34 NISMO。これはおそらく皆さんもなんでこの車種のチョイス？って思っているのではないでしょうか。ここは現行型を出すべきだったと思いますがなぜ？？？　造形はリアのルーフからのラインが腰高すぎるように感じます。そして240ZG。上側の造形は悪くないんですがバンパー下の造形がひどい。ねじ止めのボスは丸見えだし、構造上ボディーを地面側に延ばさないといけないのだと思いますが、顎が伸びてなんとも間延びした造形です。ちなみにこちらはMY GAREGE　LIFEの旧赤箱時代の製品。こちらのほうが断然いいです。造形が良いのはもちろん、ボンネット開閉、そしてフロントノーズ差し替えでZGのロングノーズとノーマルのS30が再現できる！！　これがマニア心をくすぐるんですよね。リアからのプロポーションも素晴らしいです。おもちゃ大賞に選ばれたシン・チョロQ。でも今第一弾の製品が大手家電量販店で500円で売られています。これが現実です。自分もチョロQファンなので、第一弾は出てすぐ買いました。でもこんな安くなるなら買わなかったです。これは正直商品企画を見誤ったとしか思えません。販売店も利益が出ず困るでしょうが、一番困惑しているのはチョロQが好きなユーザーだと思います。一方こちらはどうでしょう。今年のオートサロンで発売されたNissan Z GT500のチョロQ。日産のオンラインショップでの通販は、定価1,980円とけっしてお安い価格ではないのにすぐに完売。人気の高さがうかがえました。過去のニスモのチョロQと同様、たくさんのタンポ印刷でリアルに仕上がっています。今、1/64に代表されるの小スケールのミニカーが人気です。ホットウィールやトミカ、マッチボックスなど多くのメーカーが参入してどんどんクオリティーが高くなっています。本来チョロQはこのカテゴリーに入るべきだと思います。タカラとトミーが別の会社だった頃、小スケールのミニカーはチョロQとトミカで人気を2分していました。それが同じ会社になってしまった故、同じパイの喰い合いにならないようトミカに淘汰されてしまったのでしょうか？メーカーとしてリソースを有効に活用すべく、選択と集中を行うのはまっとうな考えだと思います。でも、チョロQとトミカはミニカーとしてパイを喰い合う存在なのでしょうか？今のチョロQは意識的に電動化という新機軸で他のミニカーと差別化をしているように思います。よりおもちゃとしての色合いの濃い商品として。でもそこにユーザーはあまりいなかった。例えば、アニメのキャラのリアルなフィギュアとデフォルメされたねんどろいどのようなフィギュア。これらはパイを喰い合っているでしょうか？どちらも作り込まれた精巧な商品。その作品のファンなら両方買ってしまう人もいると思います。チョロQを子供向けのおもちゃとして解釈すれば、トイラジのような商品になるかもしれません。でもチョロQが2000年頃のブームだった時、購買層は車が好きなマニア層だったと思います。それに呼応してメーカーも旧車を毎月どんどん出してくれたり、超リアル仕上げなどのマニアックなシリーズも出してくれました。今のトイラジチョロQには、ミニカーとしての魅力がない。もし従来のサイズ、ゼンマイ搭載でトミカ～トミカプレミアムくらいの価格の精巧なチョロQが出たらデフォルメされたミニカーとして唯一無二の存在になると思うのですが。ホットウィールでさえデフォルメしたものを出してますよね。正直チョロQファンとして悔しいです。そこはアンタらの縄張りやないでって（笑）　チョロQはデフォルメミニカーゆえに難しいのも分かります。でも前回、タカラトミーになってから再参入した際せっかく造形が良くなってきたのにやめてしまったのが残念でした。今回もそうならないよう頑張ってほしいです。せっかくチョロQのブランドが復活したので、色々書かせていただきました。今年もよろしくお願いします。

チョロQ　新製品レビュー　①

こんばんは。今回はチョロQの新製品を紹介したいと思います。チョロQの定番商品としては2014年以来、8年ぶりの新商品となります。今ではトミーテックからチョロQzeroが発売されているのみで、本家タカラトミーからはチョロQは久しく発売されていませんでした。今回は新機軸としてゼンマイではなくモーターが搭載されています。モーターを搭載することにより、プルバックして直進走行だけでなく、プルバックする回数によりバックスピン、ランダムターンなど走行パターンの切り替え、またそれらを組み合わせることができるプログラムモード、コントローラーを使ったリモコン操作など盛りだくさんな遊び方が提案されています。今回はなんと一気に8車種が発売されました。早速開封してみたいと思います。まずはe-01 R35GT-Rごらんの通り、ミニカー視点としては造形、仕上げ共に残念な仕上がりとなっています。塗装はシルバーがあちこち剥がれて生地が出てしまっています。窓はクリアスモークではなく黒塗装。造形はフロントのホイールアーチから上が異常に厚くノーズ先端の位置も高いため厚ぼったく見えています。もうこの時点で今回のチョロQは遊びの方向にベクトルが向いていることが確認できます。コインホルダーが付いているのでウイリーさせることもできます。初回のみチョロQコインが付属していますが、他の方のレビューでは車種によってはコインホルダーに挿せないとの報告も。R35は挿すことができました。e-02 SKYLINE GT-R R32今回造形が最も残念だったR32。。。フロントとリアはそこそこ良いのですが、サイドビューが。。。右がチョロQHG、左が新チョロQ。ちょっと造形が残念過ぎます。辛辣な言い方ですがよくこれでOK出したなと。R32は人気車種なのでもう少し頑張ってほしかった。リアが尻下がりなのをもっと上げて内部の機構との干渉を避ければキャビンをもっと小さくできたはず。チョロQ zeroをデザインされている勝野さんはイメージスケッチを描いて→2次元図面→３Dとプロセスを踏んでこれまで多くのチョロQを手がけられていました。通常工業デザインもこのように進めることが多いです。でも自分の経験上、最近の傾向としていきなり３Dデータから入ってしまう事も多く、開発期間は短縮できるかもしれませんが、結果としてよい造形のアウトプットができていないことが多いのも事実です。本当にチョロQを長くシリーズとして売るのなら、きっちりと造形のプロセスに時間をかけてほしいものです。あと、発売前の映像だと分からなかったのですが、サイズが今までのチョロQより大分大きくなっていますね。新チョロQを企画した人はチョロQ車検を知っているのかな。。。。e-03 TOYOTA 86 　zeroでは前期型でしたが新チョロQでは後期型となっています。この86は中々造形が良いですね。e-04 86レビンこちらもほぼチョロQ zeroと同じ造形。せっかくならzeroと逆の前期型か、ノッチバックにすればよかったのに。あとボディーの塗分けで白と黒の間にもう一本白いラインがないのでパトカーみたいに見えますね。e-05 CIVIC TYPE R FK8こちらもzero と造形が似ています。基本、zeroで存在する車種は造形が良いですね。R35はダメでしたが（笑）zero より色挿しが少ないのでチープに見えます。右はチョロQ zero。造形は似ていますが、リアウイングの肉厚が厚かったりと細部はけっこう異なります。走行用に強度を持たせた設計になっているのでしょうね。右がチョロQ zero。全長が長めのものも多いzeroですが、新チョロQはzeroと比べても大きいです。e-06 CIVIC TYPE R EK9EK9は今回の新チョロQのなかで一番造形が良いと思いました。単にzeroの造形に一番近いだけですが（笑）　安かったら気軽にカスタムできるんですけどね。そっくりですね。e-07 RX7 FD3Sこちらは、正直造形はイマイチです。zeroにない車種は造形が良くないので、逆にzeroにある車種は金型データをリファレンスにトミーテックからタカラトミーに提供されているのかもしれないですね。新旧比較。左が新チョロQ。随分成長しましたね（笑）チョロQの凝縮された感じが薄まってしまってますね。。。新製品と昔のチョロQを比べて、昔の方が良かった。。。と思いたくないですが、昔の方が良いです。（泣）E-08　SAVANNA RX-7　SA22CSA22CはA品番以来（シャンプーチョロQを除く）の登場ですが、A品番の方が造形が良いです　( ﾉД`)　A品番は上下抜きだったのに、それよりかっこ悪いなんて。。。フロントのオーバーハングが長すぎて間延びしています。と、記事が長くなってしまったので一旦ここで終わりにします。外観を中心にレビューしましたが、zeroに存在する車種は造形が良い（R35以外）、それ以外はモドQレベルの造形でした。チョロQの魅力は実車のスタイリングを巧みに凝縮して、他のミニカーにない可愛さとリアルさを合わせ持っていることだと思います。残念ながら今回の新チョロQシリーズはミニカー視点では過去の製品を超えることはできていませんでした。メーカー側もミニカーとしてよりもトイラジ的な商品として売り込もうとしているように思います。次回は、分解して中身を見てみたいと思います。

1/12 レーシングチェアコレクション 日産スカイラインGT-R編 Vol.1

こんにちは。久しぶりの投稿です。今回は、ガチャガチャのアイテムの紹介です。stand stones 社より発売された1/12 レーシングチェアコレクション日産スカイラインGT-R編 Vol.1です。今回のラインナップは、KPGC10、KPGC110、BNR32、BNR34の4種類です。それでは早速紹介を。まずはKPGC10。めちゃくちゃよく出来ていますね。さすがに1/12という事もありますがパーツの構成や質感がよく、とてもリアルに再現されています。台座には車台ナンバーのプレートかエンブレムを模したシールを貼ることができます。このシールいいですね！1/12のFUJIMIのR32のプラモデルを持っていますが、いつか完成したら貼ってみたいです（笑）かなりの厚肉成型のためか、ゲートの部分が目立ちますが、それ以外は特に気になるところはありませんでした。これで300円はお買い得かもしれません。続いてKPGC110。ぱっと見た目はKPGC10と似ていますが、座面と背もたれのパターンの範囲が異なりますね。続いてR32。R32のシートはかなり複雑な曲面で構成されていますが忠実に再現されています。表皮のテクスチャーもなかなかいい感じに仕上がっていますね。そして驚くことに4段階にリクライニングできるんです！！これはすごい！！ちょっとびっくりですね。これはR32ファンにはたまりません（笑）座面調整用のダイヤルとリクライニングレバーもきっちり再現されています。最後はR34。今回入手したものはけっこうシルバーの塗料があちこちに付着していました。造形はかなり良いです。こちらもリクライニングします。このシリーズVol.1なので続編も出そうですね。フェアレディーZなんかも出してほしいですね。サイズ感ですが、ねんどろいどにぴったりです（笑）1/12スケールのフィギュアはもちろんフィットしますがねんどろいどとの相性も良いですね。あと1脚揃えて、桜さんと志摩リンを並べたいですね（笑）　それではまた。

追悼　高橋国光さん

3月16日　高橋国光さんが逝去されました。今では土屋圭一さんがドリキンとして有名ですが、ドリフトを多用するレーサとしては高橋国光さんが元祖ですね。高橋国光さんは本当に大好きなレーサーの一人です。走りの素晴らしさだけではなく、その温厚な人柄や人格者として本当に尊敬すべき人だと思います。有名なエピソードですが、1977年のF2レースの鈴鹿開幕戦で2周を残し国光氏がトップを走っていたところ後続車がクラッシュ。国光氏は自分の優勝よりも人命を助けることを優先しマシンを停めてドライバーの救出に向かった。。。　本当に素晴らしいですよね。自分の勝利のためなら危険な行為をするドライバーもたくさんいますが、国さんは生涯レーサーのお手本となる方だったと思います。　本当に心からご冥福をお祈りします。今回は高橋国光さんに関連するチョロQを紹介したいと思います。1972年富士GC300ｋｍレースでスカイライン50勝をを達成したKPGC-10。豪雨の中、ロータリー勢に1周40秒以上の差をつけてのドライビング。いかに国さんのテクニックが凄かったかが分かりますね。そしてチョロQ。写真はQ-STEERですがチョロQではちゃんとヘッドライトカバーが付いたものが発売されています。手許にすぐ用意できるものがなくすみません。次は幻のレーシング仕様となったケンメリ。箱スカの後継として発表されましたが排ガス規制やオイルショックでなどで日産ワークスが撤退したこともあり幻となってしまったケンメリレーシング。この国さんのポスターが鮮烈でかっこよかったです。タカラ時代のチョロQは、カーマニアに絶大な支持を得ていましたから、もちろんこの幻のレーシング仕様も発売されています。カラーリングの再現度が素晴らしいです。ヘッドライトカバーが付いていないのが残念ですがとても出来がよいですね。この写真はタカラから発売されていたものですが、他にもNISMO特注で同じカラーリングのものがあります。余談ですがこのイラストは、国さんのポスターをモチーフにしています（笑）そしてR32。サーキットでのハコスカ伝説から月日が流れ、再びGT-Rで戦うことになった国さん。土屋圭一氏と新旧ドリキンコンビがタッグを組んでGr.Aを戦うと発表されたときは、なんか感慨深かったですね。中でも1992年の第3戦　SUGOでの3位入賞のレース。初の入賞ということもあって2人が感極まって抱き合う姿には、こちらももらい泣きしてしまうほど感動的でした。写真のチョロQは1993年仕様を再現したNISMOの特注品。スタンダードのチョロQでもTAISANのカラーリングが発売されていましたが、こちらはグリルや細かいところの彩色がされていて再現度が高いです。このTAISAN GT-R はカスタムチョロQでさらに再現度の高いものを作ろうと計画中です。その時はしっかりドライバー名も再現しようと思います！そして国さんと言えば、チーム国光としてNSXで参戦していたことも忘れてはいけません。グループCに代わるカテゴリーとして1994年から開催された全日本GT選手権。GT1カテゴリーが大幅な改造がOKなのに対しGT2は市販車ベース。チーム国光はこのGT2車両で十勝24時間レースに2位入賞しています。ドライバーは、高橋国光、土屋圭一、飯田章とGr.Aでも活躍していたメンバー。当時のタカラは、ちゃんとチョロQで出してくれているんですよね。チョロQHONDA限定セットという4台セットの一つに含まれています。再現度はなんちゃって仕様なので今一つですがゼッケン＃100を貼ったら。。。　ですね（笑）続いてGT選手権1998年仕様（多分？） 1998年、国さんは飯田章氏とコンビを組んで第6戦美祢サーキットで見事優勝を飾っています。チョロQもしっかり発売されました。この頃のタカラは神です。今はなんてチョロQは不遇な扱いなんでしょう。。。これは1999年に超リアル仕上げシリーズで発売されたもの。定価なんと700円！　今のチョロzeroとタメを張れる出来の良さですね。そして国さんは1999年にレーサーとして引退しますが、その後もチーム監督としてご活躍されます。1999年当時、国さん59歳。しかもその年レースで1勝してるなんてすごすぎますね。こちらのチョロQは引退後のチーム国光RAYBRIG NSX。鮮やかなカラーリングを忠実に再現していますね。この超リアル仕上げチョロQシリーズは今でも人気があり、自分もとても気に入っています。カスタムチョロQを作る時のお手本のような存在です。他にも高橋国光さんと関連のあるチョロQはたくさん発売されていますが紹介しきれないのでこの辺で終わりにします。ここに紹介しただけでもいかに高橋国光さんが偉大だったか改めてその存在の大きさを実感します。各地で追悼イベントが開催されるようですので、どこか足を運べたらと思います。高橋国光さん本当にありがとうございました。やすらかにお眠りください。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

ゆるキャン△ Have a nice day! 初回特典チョロQ

こんにちは。久しぶりのブログ更新です。今回は11月11日にMAGES.社より発売されたばかりのPS4、Switch用ゲームの初回特典「チョロQ 志摩リン＆スクーター」を紹介します。ゲームのパッケージ。今回のゲーム用に描き下ろされたイラストがいいですね。志摩リンは1期に登場していた時に着ていた衣装ですね。早速開封。左側にPS4用ソフト、右にチョロQが収納されています。PS4持ってないけど買いました（笑）　そのうちPS5が購入出来たらプレイしたいですけど、いつ入手できるのやら。。。。チョロQ単体のパッケージ。おお、志摩リン（笑）　ちゃんと初心者マークが付いていたり、衣装やヘルメットが細かく彩色されていたりとなかなか凝った作りです。さすがに2輪で走行させるのは難しいので3輪になっていますが、タイヤサイズが小さいので雰囲気は出ていますね。コインホルダーのシールはありませんが、ちゃんと10円玉を挟んでウイリーできるようになっています。ちゃんとチョロQのルールを守っているのがいいですね。正面。ゆる～い感じがいいですね。デフォルメされた志摩リンもかわいいです。後。アニメではもっとたくさん荷物を積んでいたので少々寂しいですが、自作して載せてもいいかも知れませんね。底面。チョロQの刻印が入っています。社名はTOMYになっています。以前作ったラシーンと。スケール感が合っていませんが（笑）昔は、頭文字Dやエヴァンゲリオンなどアニメのキャラクターモノのチョロがたくさん出ていましたが、今はこうした特典などの特注チョロQしか出ないのが残念ですね。Twitterの反響でも今回のチョロQは人気なので、ぜひまた単品で買えるチョロQを出してほしいです。ゆるキャン△だけでも鳥羽先生のハスラー、なでしこのお姉さんのラシーン、ビーノ、ape、、、、なんてネタは色々ありますね。チョロQはなんでもゼンマイで走らせるのが真骨頂なので、ちくわ（斉藤恵那の愛犬）にゼンマイを仕込んで走らせる。。。なんていうのも面白いかも（笑）　しかもそれがシークレットだったら目の色変えて買ってしまうかも（笑）　なんて妄想が膨らみましたが、やっぱりキャラクターモノのチョロQはいいなって感じた今回の志摩リンチョロQでした。　それではまた。

YOU & CAR 1/64 ガレージ　無限HONDA

こんにちは。雨の日が続いてますね。チョロQzeroのミウラが届いたのでレビューしたいのですが、また次回。今回は以前予約していたジオラマキットが到着したので紹介したいと思います。確か12月発売って書いてたような気がしますが。。。早いような。YAHOOショッピングでたまたま見つけた、1/64サイズのガレージのジオラマ。YOU ＆CARという聞いたことのないメーカー。商品写真を見る限り良さそうだったのでポチっとカートへ。送料込みで4，410円でした。早速開封します。お！、なかなか丁寧にパッケージングされていますね。国内メーカー製のフィギュアみたいな。パーツは、床1面、壁3面、スチールラック×2、リフト×1、壁用ラック×1、その他小物の構成になっています。質感はかなり良いです。特に壁と床の印刷が秀逸。壁は細かいレンガのモールドが立体的に施されていて、その上に印刷されています。この印刷方法、立体の上に水転写？かと思いましたが、水転写の印刷は位置出しが難しいのでひょっとしたら最近流行りの立体に印刷できるインクジェットプリンターで印刷しているのかもしれません。とにかくすごく質感が良いです。組み立てました。めっちゃいい感じ。なんと左上に監視カメラまで付いてます（笑）　壁の印刷はレンガのモールドの上にされてるので光の加減で立体的に見えてすごくリアルです。シャッターの部分も溝が立体的になっています。写真で見たとき、ただの紙に印刷されているだけかと思いましたが、ちゃんとした樹脂の成型品に印刷されていてびっくり。右側に、スチールラック。ラックは組み立て済みです。いいですね。ツールボックス2個と電動ドライバー？が付属しています。左側。リフトと無限ロゴの付いたスチールの引き出し×２。ドラム缶もMUGENと印刷されています。リフトはアームの位置が固定されているので背の高いチョロQは載せられませんでした。この辺はトイズキャビンさんのガチャの方が良かったですね。無限HONDAのガレージなので、それっぽいチョロQを配置。すごくいい感じです。今回自然光で撮影しましたが、蛍光灯などで撮影したらさらにリアルに見えるかもしれません。トイズキャビンのガチャを加えてみました。俄然良くなりますね。リフトの下に監視カメラが転がっているのはご愛敬（笑）　撮影の時気付きませんでした。そして、このキットを考えた人すごいと思ったのがこのアングルでのショット。左側の壁に四角い横長の穴が開いているんですがちょうどスマホのカメラが覗けるようになっているんです。すごい！！　この作り込みといい、センスの良さと言い作り手の情熱が伝わってきますね。このシリーズ、他にも色々有るようなので注目したいと思います。車両をN-ONEに入れ替えてみました。これもまた絵になりますね。実際にN-ONEのワンメイクレースがあったのでこんな光景がどこかであったかもしれません。　N-ONEは車高が高いのでリフトをトイズキャビン製のものに入れ替えています。今回のジオラマキット、本体価格は3，600円くらいだったのでかなりコスパが良いと思います。最近のチョロQzero1台の価格とそんなに変わらないと考えたら、安いのではと思います。特に立体に印刷された壁と床の質感は素晴らしいです。他に確認したところADVAN、SPOONなどのメーカー違いもあるみたいです。NISMO出してほしいな。。。　他にもPITなどのジオラマなどもあるみたいなので調べてみようと思います。以上　YOU & CAR 1/64 ガレージ　無限HONDAのレビューでした。それではまた。

UNISIA JECS チョロQ制作記その③ デカール編

今回はユニシアジェックスチョロQ制作記最終回デカール編です。デカール制作と言えばALPSのMD-5500。もう神プリンターと言ってもいいでしょう（笑）今回の内容はMD-5500のノウハウ的な内容なので、興味のない方はスルーしてください。2010年5月に販売終了してしまったMD-5500。自分にとってはR32GT-Rのような存在で（笑）、他のどんなインクジェットプリンターでも表現できないホワイト、メタリックの印刷、無限に重ね印刷ができることが、カスタムモデラーにとっては唯一無二の存在です。もうこんなプリンターは出ることはないでしょう。現在レーザープリンターでホワイトのトナーを使って白い印刷をすることも可能なようですが、ランニングコストや手軽さを考えると圧倒的にMD-5500の方が優れています。また無限に重ね刷りができるということもこのプリンターの大きな利点です。もう、機械遺産に登録してほしいくらいですね。（笑）　現在でもメンテナンス・販売を行っている象のロケットさん、本当にありがたい存在です。このプリンターに惚れ込むユーザーがたくさんいること、使っていくうちに分かってきました。使い方は難しいですが、その特性を理解できれば絶対にインクジェットプリンターで表現できない素晴らしいデカールが作成できます。使い手の習熟度が増すほど表現の幅が広がる。。。そんな奥深いプリンターです。では具体的に何が素晴らしかというと・特色印刷ができる。CMYKと特色印刷ごく一般的な印刷ではCMYK（シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック）の4色の版の掛け合わせで色を表現します。例えば、シアンとマゼンタ2色の掛け合わせ。下図のマトリクスで左上のC0×M0は白で右下のC100×M100は紫です。一般的なCMYKではC0×M0～C100×M100をシアンのインクとマゼンタのインクを掛け合わせて作ります。例えばC50×M0のシアン50％の色を表現したい場合上記の様にシアン100％インクで濃度50％を表現しようとすると実際にはドットで印刷されてしまいます（図はあくまでもイメージです）。遠目に見れば薄い水色なのですが、拡大すると濃い青がドットで印刷されています。CMYKで表現しようとすると仕方がないことで、そもそも4色しかないので当たり前ですよね。しかし小スケールモデルのデカールを作る場合、ドットが目立ってクオリティーが損なわれてしまいます。そこでそれを解決するのが特色。特色とはCMYKで表現できない色を別に用意することを言います。例えばシルバーや蒸着のメタリック、蛍光色、ホワイトなど。。。要するに、特色があればドットの印刷にならずにどんな色でもきれいなベタ印刷ができるという事です。あと特色の利点としては色の彩度が保てること。CMYKの掛け合わせは色が濁ってしまいきれいな中間色が出せません。特にブルー系は顕著です。PCはRGBで描画することが多いですが、画面のイメージで印刷すると濁った色で印刷されてしまいます。インクジェットプリンターにライトマゼンタやライトシアンがあるのは特色のような役割をさせて発色をよくさせるためです。ALPSのMD-5500はこの特色印刷が可能です。もともと白やメタリックなどの特色は用意されていましたが、象のロケットさんがその後さまざまな特色をリリースしてくれたおかげで現在では、CMYKで表現できない、きれいな発色のベタ面印刷が可能になりました。・無限にできる重ね刷りMD-5500のもう一つの特徴としてすごいのが、無限にできる重ね刷りです。普通プリンターは印刷が終わると紙が排出されますが、MD-5500は印刷が終わっても紙を排出せずに印刷する前の元の位置に戻してくれます。これにより複数の色を重ねて印刷することができます。インクリボンは透過性があるので下の色と重ね合わせることができます。例えばグリーンの色を作りたい場合、最初にイエローを刷って、同じ版でシアンをする。そうするとグリーンを作れます。この原理で色んな色を網点なしで作ることができます。では、実際に今回作ったデカールの作成手順を紹介したいと思います。まずはAdobeのIllustratorでイメージ通りのカラーの版下を作成します。この時、色ごとにレイヤーを分けておきます。背景を水色にしているのはホワイトの印刷を分かりやすくするためです。自分は次に刷る時にどうやって刷ったのか忘れてしまうので画面の右側の余白に、重ね刷りする順番を書いて記録しています。次の手順として版下データをすべてK100％に変換します。なぜかというとカラーのままで印刷するとプリンターはCMYKモードで印刷するので中間色が網点で印刷されてしまうからです。印刷するときはグレースケールで印刷します。詳細は後で解説します。次に版下の分解作業。下図はユニシアジェックスのロゴの一部で、濃い青とエメラルドグリーンで印刷する部分です。このままだと色ごとに版が分解できていないので、色が重ならないように版下を分解します。濃い青の部分だけの版下↓エメラルドグリーンの部分だけの版下↓濃い青の版下と重ならないように作ります。この作業は、とても精度を要求されるのでAdobeのIllustratorがないと難しいかもしれません。Photoshopなどピクセル描画のソフトでもできますが、解像度に依存するのでとてもデータが重くなってしまいますね。線幅を0.1ｍｍ増やしたい時など、Illustratorじゃないと簡単にできないです。こんな感じですべての色の版下が重ならないように分解していきます。ただし意図的に重ねる部分は別です。そして先ほど述べた版下を黒100％で作る理由。それはMD-5500を騙すためです。（笑）※画像はネットからお借りしました。MD-5500のインクリボンカセットには赤丸で囲んだようなバーコードが貼ってあり、これをプリンターが読み取って色を認識しています。ただ、発売されていた当時の色コードは数が決まっており、その後、象のロケットさんがリリースした特色リボンには専用の色コードがありません。そのため、バーコードは黒のものを使い、プリンターには特色を黒と認識させます。版下を黒100％で作っておくのはそのためです。例えば黒のバーコードが貼ってある特色レッドのリボンを装着すれば、プリンターは黒100％で刷っているつもりでも実際には特色レッド100％で刷られます。バーコードで騙されるなんてかわいいやつだぜ（笑）　ただ面倒なのは、特色リボンを一回ずつ入れ替えなければならないこと。特色の色数が増えると結構面倒ですね。あと、リボンの装着や刷る順番を間違えると今までの印刷がすべてパーに。またうっかりほかの色のレイヤーを消し忘れていたりしてもNG。なんどやってもデカール印刷は緊張します。刷り上がったデカール。最初のころと比べ失敗する確率が減りました（笑）その他のtipsです。・デカールのレイアウトデカールのレイアウトは一見、自由に思えますが、何回も刷るうちに良いレイアウトと悪いレイアウトがあることに気付きました。テールランプを刷る時を例にしてあげておきます。要するに、重ね刷りをする際、なるべく同じところを印字ヘッドが通らないレイアウトを考えるという事。大きなベタ面がある時など、これが全てではありませんが意識すると役に立つのではないかと思います。あと、重ね刷りする版下はなるべく印字ヘッドのスタート位置の近くにレイアウトすること。印字ヘッドの動作の起点から遠い位置で重ね刷りするとずれが大きくなる確率が増える。レイアウト上ヘッドから遠い位置で印刷するときは、なるべく単色のものをレイアウトする。など。。。他にもいろいろありますが、今回はこの辺で。最後に完成したチョロQの動画を載せておきます。それではまた。