あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ってもう2月ですが(笑)昨年はこのブログ4回しか更新してませんでした。すみません。今年も頻度は少ないですが更新していきたいと思います。

 

さてタイトル通り、チョロQの今後について色々思うことがあり書かせていただきます。

昨年タカラトミーさんより鳴り物入り(?)で登場したシン・チョロQ。購入して早々にレビューしましたが、やはり従来のチョロQファンとしては違和感しかなかったです。その後正直ちょっとチョロQに対するモチベーションが下がってしまいました。それでも新製品は出し続けてもらえるみたいで、メーカーの意気込みに期待しています。

 

新規金型で登場したA90スープラ。第一弾に比べるとかなり造形は良くなっていますね。

宣材写真では生地成型のままかと思っていましたがうっすらパールが入った塗装がされています。

 

 

A70スープラ。A品番以来の新規金型ですが造形は。。。微妙ですね。特にリアフェンダーが板見たいな造形になっているのが残念です。

 

 

先代のZ34 NISMO。これはおそらく皆さんもなんでこの車種のチョイス?って思っているのではないでしょうか。

ここは現行型を出すべきだったと思いますがなぜ??? 

 

造形はリアのルーフからのラインが腰高すぎるように感じます。

 

そして240ZG。上側の造形は悪くないんですがバンパー下の造形がひどい。ねじ止めのボスは丸見えだし、構造上ボディーを

地面側に延ばさないといけないのだと思いますが、顎が伸びてなんとも間延びした造形です。

 

 

ちなみにこちらはMY GAREGE LIFEの旧赤箱時代の製品。こちらのほうが断然いいです。

造形が良いのはもちろん、ボンネット開閉、そしてフロントノーズ差し替えでZGのロングノーズとノーマルのS30が再現できる!! これがマニア心をくすぐるんですよね。

 

リアからのプロポーションも素晴らしいです。

 

おもちゃ大賞に選ばれたシン・チョロQ。でも今第一弾の製品が大手家電量販店で500円で売られています。これが現実です。

自分もチョロQファンなので、第一弾は出てすぐ買いました。でもこんな安くなるなら買わなかったです。これは正直商品企画を見誤ったとしか思えません。販売店も利益が出ず困るでしょうが、一番困惑しているのはチョロQが好きなユーザーだと思います。

 

一方こちらはどうでしょう。今年のオートサロンで発売されたNissan Z GT500のチョロQ。

日産のオンラインショップでの通販は、定価1,980円とけっしてお安い価格ではないのにすぐに完売。人気の高さがうかがえました。

 

過去のニスモのチョロQと同様、たくさんのタンポ印刷でリアルに仕上がっています。

 

今、1/64に代表されるの小スケールのミニカーが人気です。ホットウィールやトミカ、マッチボックスなど多くのメーカーが参入してどんどんクオリティーが高くなっています。本来チョロQはこのカテゴリーに入るべきだと思います。タカラとトミーが別の会社だった頃、小スケールのミニカーはチョロQとトミカで人気を2分していました。それが同じ会社になってしまった故、同じパイの喰い合いにならないようトミカに淘汰されてしまったのでしょうか?

メーカーとしてリソースを有効に活用すべく、選択と集中を行うのはまっとうな考えだと思います。でも、チョロQとトミカは

ミニカーとしてパイを喰い合う存在なのでしょうか?

 

今のチョロQは意識的に電動化という新機軸で他のミニカーと差別化をしているように思います。よりおもちゃとしての色合いの濃い商品として。でもそこにユーザーはあまりいなかった。

 

例えば、アニメのキャラのリアルなフィギュアとデフォルメされたねんどろいどのようなフィギュア。これらはパイを喰い合っているでしょうか?どちらも作り込まれた精巧な商品。その作品のファンなら両方買ってしまう人もいると思います。

 

チョロQを子供向けのおもちゃとして解釈すれば、トイラジのような商品になるかもしれません。でもチョロQが2000年頃のブームだった時、購買層は車が好きなマニア層だったと思います。それに呼応してメーカーも旧車を毎月どんどん出してくれたり、超リアル仕上げなどのマニアックなシリーズも出してくれました。今のトイラジチョロQには、ミニカーとしての魅力がない。

もし従来のサイズ、ゼンマイ搭載でトミカ~トミカプレミアムくらいの価格の精巧なチョロQが出たらデフォルメされたミニカーとして唯一無二の存在になると思うのですが。ホットウィールでさえデフォルメしたものを出してますよね。正直チョロQファンとして悔しいです。そこはアンタらの縄張りやないでって(笑) チョロQはデフォルメミニカーゆえに難しいのも分かります。

でも前回、タカラトミーになってから再参入した際せっかく造形が良くなってきたのにやめてしまったのが残念でした。今回もそうならないよう頑張ってほしいです。

 

せっかくチョロQのブランドが復活したので、色々書かせていただきました。今年もよろしくお願いします。