マザーに与えられた究極の二択に、シキは──。『EDENSZERO』単行本32巻-時の体内-感想 | ルーメン・イストワール

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EDENS ZERO/Mashima HERO'S/FAIRY TAIL/RAVE

次巻完結!マザーに与えられた究極の二択に、シキは──。


あらすじ

長い冒険の末、辿り着いたマザーの御前。この終着地にシキ、ヴォイド、そしてジギーの3巨星が集結!ヴォイドとの対決をジギーに託し、マザーと対峙したシキは、そこで「マザーを救うか」「散っていった仲間たちの命を救うか」究極の二択を迫られる!!マザーの正体、己の出自、2万年前からの宿縁……。全てを知り、覚悟を決めたシキが選び取る未来とは──!?


作者コメント

EDENSZEROにプルーを出すのを忘れていたとの事

1巻でちょっとだけ出て「本来はエデンズゼロに紛れ込んで冒険についてくる予定だった」という話は以前どこかでされていましたね。

この最終盤にしてこの話が掘り返されるのは、思い出したかのようにしてる感が…!(笑)

まぁたまには(?)プルーがメインで出てこない作品も良かったんじゃないでしょうか。


目次ページ

目次の挿絵は、ワイズ&ピーノ

ここにきて挿絵は冒険組に…!

ホムラはヴァルキリーと共に27巻でも飾ってますし、バランスを考えて今回はワイズ&ピーノなんでしょうか?

最終巻は安定のシキレベでくるか…!本誌最新話大盛り上がりなので期待したいです…!


各話感想

・第276話『シキの決断』

・第277話『消えゆくマザー』

・第278話『B・キューバー』

・第279話『スーパージギー』

・第280話『風の槍』

・第281話『レディ・フレイヤ』

・第282話『焔』

・第283話『時の体内』

・第284話『ゼノフレア』


あとがき

今回興奮したのは「時喰みの話は結構初期に決まっていた」という事実。時喰みに関してはそれこそ上手く後付けできたパターンで最初から決まっていた設定なのかどうかはグレーゾーンの印象でした。それくらい時喰みの正体は終盤まで予想できませんでした。今回改めて時喰みのバックボーンを真島先生が意図して描いていた事実にテンション上がる。真島先生なら「時喰みの正体も後付けですよ」と十分言いそうだと思ってたので、あとがき読んでうおおおおおおおおお!!!!となりました。

真島先生の「後付け」論も以前スペースでかな?お話されていましたね。自分も概ね同意。真島作品読んでてこれ最初から考えてたわけではないだろ!とツッコむ事もありますけど、だとしてそれが面白いか面白くないかはまた別の話なので。まぁ時喰みの正体然り、最初から考えられてたと言われた方が嬉しいのは事実ですが。


33巻(完)は2024年8月16日(金)発売予定!!

時空を翔けるスペース・ファンタジー、万感の最終航行!!次巻完結!!人間も、機械も、星も……幾つもの想いを胸にシキは最後の戦いへ──。

いよいよ完結!

本誌の方ではあと2話で完結。旅の終わりが目前に迫っています。

次が最終巻になる事は事前に分かっていました。

時喰みとのラストバトル、シキの旅路の集大成がそこにあって素晴らしかったです!

シキ達の旅の終わりを見届けます。