心理カウンセラーの中村佳代です。
今日は、中学生になった
甥っ子の入学式に行ってきました。
おばちゃんがわざわざ
しゃしゃり出なくても良いんだけど。
家から徒歩１分で行ける距離だし。
天国の姉も喜ぶだろうしって。
色んな理由をつけて晴れの姿を見てきました。
中学は人数が多くて
甥っ子の姿は遠くからしか見えなかったんだけど
赤ちゃんだったあの子がこんなに成長したのね
って思うと胸がいっぱいになりました。
私は姉が天国へ行ってしまった時に
甥っ子のことを自分の子供のように
接しようと決めました。
それまではベタベタ甘やかすだけの
関係だったのを
怒るようにしたり
しつけるようにしたり
一歩踏み込んで話をしたり
スキンシップを取ったり。
でもね、彼はそれらを受け入れて
嬉しそうにはするけれど
遠慮して距離を取って
甘えてはこないんですよね。
おばあちゃんや従兄弟に
感情をぶつけることはあっても
私には感情をぶつけてくることは
ないんですよね。
母親代わりなんて所詮なれないんだな。
そう思って自分の無力さを嘆きました。
けど、それでいいのかなって思います。
甥っ子にとっての母親は姉一人だけ。
唯一無二の存在。
だから、誰かが母親代わりになる必要は
ないのかなって思います。
甥っ子は私が姉の話をすると
嬉しそうに、はにかんで笑います。
時々、泣きます。
一緒に姉との思い出を語り合って
姉への思いを共有する。
その時間は私にとっても
すごく大切で宝物の時間になっています。
そういう時間をともに過ごすだけで
十分なのかなと思います。
そういう形で甥っ子は私に
甘えてくれてるのかなと思います。
母親代わりなんて気負うのではなく
姉の妹として、おばとして
自然に接して行こうと思います。
入学式の最後に
学年主任の先生がこんな話をしていました。
『中学生。体は大きくてもまだまだ子供です。
数日前まで小学生だった子供です。
だから、ご家庭ではたっぷり甘えさせてあげてください。
中学の３年間は体も心もめまぐるしく変化する時期です。
子供たちはいろんなことに向き合って行きます。
だからこそ、甘えさせてください。
甘やかすのではなく甘えさせてください。』
中学生になったんだから
しっかりさせないと。
自立させないと。
手を離していかないと。
先生からはそんな話があるのかなと思っていたのですが
真逆の言葉にびっくりしました。
いいお話が聞けたなと感動しました。
甥っ子中学一年生
うちの息子君５年生
娘ちゃん１年生
何年生になっても子供は子供。
外で色んなことに向き合えるように
失敗した時に泣きついてこれるように
家ではたっぷり甘える時間を作っていこうと思います。
来週は娘の入学式。
それもすごく楽しみです。
昨日の雨で桜が絨毯になっていて
キレイでした。
いよいよ明日です。
あと１名さま大丈夫です。
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