2020年度 樹名板17枚設置 &メンテナンス  その1 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

2018年度から始まった樹名板の設置は

今年で3回目を迎えることになりました。

 

2018年度は116本に、

2019年度は123本に設置しました。

 

その活動で公園協会奨励賞が受賞できたのは

今年度の最もうれしいことの一つとなりました。

 

3年目の2020年度は

今後のメンテナンスを考えて、

管理可能な数にしていく方向にシフトして

設置は17枚となりました。

 

補植した樹木や、

破損してしまった樹名板の交換などがメインになります。

 

9時にサービスセンター前に集合。

サービスセンターからは維持係のお二人、

樹木の会からは役員5名が参加しました。

コロナ禍の現在、ソーシャルディスタンスに気を配って

スタートです。

 

最初は

樹名板ではないのですが、

新たに「どんぐりのもり」の看板を立てることにしました。

こんなに楽しい看板をサービスセンターで作ってくださいました。

立てる作業に時間がかかるものは

仮の立て札を立て、

午後にお二人で作業をしますとのご説明。

さすが準備周到です。

 

目立つ位置を皆で確認して設置していきます。

 

仮設置です。

 

その間、役員は

近くの樹名板のメンテナンスにあたりました。

位置をずらしてて、住居としているカメムシや

ヤモリに御退散いただいたり、

 

表面の汚れを拭いたりしました。

 

樹名板のスタートはサービスセンター前の

ドイツトウヒから。

このドイツトウヒの存在を私は全く知りませんでした。

4月から着任された維持係の方が「発見」です。

 

その後、ユリノキ、ヒイラギモクセイの

破損した樹名板を交換しました。

 

その間もメンテナンスに励みます。

 

 

そして昨秋、保育園の裏手に4本補植されたニューフェイスへの設置です。

タイサンボクは今年、
見事に10個以上の花を咲かせてくれました。

 

シマサルスベリ、

 

ナツツバキ、ヒメシャラ、

この春から夏にかけて、4本全てに花が咲きました。

樹名板をつけると、ちょっと誇らしげに見えませんか?

 

近くのセンダンも周囲の木に閉じ込められた状態だったので

移植したら見違えるほどの成長ぶり。

もう花も咲き実もできますから樹名板も当然ですね。

 

続いてハーブ園のナツグミ。

以前からある木ですが、今年度加えました。

早春の白い花と夏の赤い実がかわいいです。

 

そばのマダケにも。

こちらは竹の種類がはっきりとしなかったのですが、

維持係の方が同定してくださいました。

 

となりのブロックのムクロジは

サービスセンターが種から育ててくださった

思い入れのある1本です。

 

その先の子供の遊び場のサルスベリにも。

 

向かいのサルスベリには

古いタイプの樹名板が設置されていたので

これを交換することになっていたのですが、

今年になって急激に枯れてきてしまい、

これはこのままにして、向かいの元気なサルスベリに

新しい樹名板をつけることにしました。

 

古いタイプはきれいにしてそのまま残しました。

 

同じく子供の遊び場のニワトコ。

これはおそらく鳥が落とした種から成長した木ですが、

ニワトコは他に場所にはないので

こちらも一員に加えました。

 

ニワトコの杖はかのハリーポッターの物語にも登場するんです。

 

 

長くなりましたので、続きは明日に。