あれからもう一年経とうとしているのですね。
昨年の9月の台風15号は猛烈な風が吹きまくり、祖師谷公園のあちこちに被害をもたらしました。
はらっぱ広場のシンボル的なケヤキも太い幹が裂けるというかつてない被害に会いました。
今年6月の樹木医さんの樹木診断で、幹の半分近くが避けて失われてしまったはらっぱ広場のケヤキはバランスが悪くなっているので、バランスをよくするために枝を落とした方がいいとの診断がくだされましたが、
昨日、その作業が
委託を受けた造園業者により実施されました。
問題のケヤキは、
主幹の半分近くが避けて失われました。
それに伴って、
太い枝が1本、完全に枯れていたので、
まずはそれを切る作業から始まりました。
枯れた枝は水分が失われ、かたくなっているので
電動ノコギリで切る作業も手間取るとのお話でした。
失われた幹の反対側に重心がきているので
次は、その部分を軽くする作業です。
ウイーーンという
ノコギリの音が響き渡ったかと思うと、
バサッと重量感のある音がして
枝が次々に落ちていきます。
枝はゴミ収集車に入れられて
焼却場に運ばれます。
そして今朝、
一回りは小さくなったケヤキです。
並んだ2本の右側です。
遠目にはケヤキ本来の扇型の自然樹形です。
暑いなか、ご苦労様でした。
バランスを回復させるために切った太い枝です。
枯れてしまった枝を落とした跡です。
主幹のはがれてしまった傷跡を補強しようと
樹皮の再生が盛んに行われていました。
来年の春にはまた新芽をたくさん吹かせてくれますように!