第109回薬剤師国家試験の合格発表は3月19日です。「教育分野での規制緩和」で薬剤師国家試験の合格率の低い私立大学薬学部が増えました。女性の進路として人気が高いようです。
2月に下記のブログを書きました。
2020年からコロナ禍の分析で多忙のため、薬剤師国家試験のフォローが中断しましたm(._.)m。
第106回薬剤師国家試験の結果(3月24日) から抜粋して引用
薬剤師国家試験の合格発表があったので、続・偏差値と薬剤師合格率が低い薬学部(3月24日) を更新します。平均合格率が約7割なので、50%以下というのは低位の大学です。大学の固有名を挙げて晒(さら)すことが目的ではないので、前回、前々回と同様、北から順に A から I までにしました。
022年2月10日、以下コメント追記:薬剤師国家試験は年1回で発表日は3月です。1年ごとに更新していますが、国公立薬学部について下記に書きました)
(2022年3月22日、以下コメント追記:第107回薬剤師国家試験の結果発表が3月24日なので、スタンバイしています。第107回薬剤師国家試験の結果(3月22日) )
合格率は新卒、既卒を合わせたものです。合格率が50%以下が5校、40%以下が3校あります。大学によっては、新卒者の受験生数を厳選して合格率を高く見せている場合があります。パワポのタイトルのとおり、偏差値と合格率には相関があります。例えば、東京理科大学は偏差値も合格率も高いです。
(2022年2月9日、以下コメント追記:第107回薬剤師国家試験の試験日は2月19日(土)、20日(日)です。試験地は9都道府県です。コロナ禍での試験は大変でしょう)
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/sankou3.pdf
前回のブログから再掲
(前々回のブログの再掲)
入学偏差値と薬剤師国家試験合格率がともに低い薬学部、9校についてまとめました。
少し苦労したので、@個人投資家&主夫のクレジットをつけました。
規制緩和の流れで1991年(平成3年)に大学設置基準を大幅に改訂し、その結果、1990年に372校だった私立大学は2012年には605校まで増えました(ベネッセのページから要約しました)。薬学部についても新設が増加しました。上の表の左から2列目、3列目はそれぞれの大学のHPをざっと見てまとめました。偏差値が最も低い2校を赤の背景にしました。
厚生労働省が所管する看護師国家試験の平均合格率は約90%(受験者:65,569人、合格者:58,514人)、社会福祉士の平均合格率は約30%(受験者:39,629人、合格者:11,612人)でした。
(4PM、追記)
受験者数を絞れば、新卒の合格率は高くなります。したがって、6年制のストレートで合格した割合が重要です。大学の多くは、各学年の在籍者数を公開していません。国立大学も含めて留年生がいます。私立大学は学費が高いので合格しなくても卒業することがあるでしょう。既卒の合格率は、押し並べて低いです。国公立と私立で既卒の合格率を比較してみることも大事です。
(25日、追記)
私立大学薬学部は56校で、平均合格率は約70%です。合格率が
- 30%台は2校(上の表のHとI)
- 40%台は5校(上の表のA、B、D、F と東日本の某校)
- 50%台は11校
です。2004年に開学した某校(上の表のE)は2019年度の入学者数は61名でした。薬剤師になるには、数学、生物、化学、英語の知識が必要です。
(参考ブログ)
(29日、追記)
昨年の3月に書いたブログですが、貼っておきます。2019年5月1日現在の薬学部在籍者数は527名です(収容定員:720名)。充足率は73%です。6年次に進級した学生数は不明です。小まめにチェックすれば分かることがあります。