薬剤師国家試験の合格発表が3月24日なのでスタンバイしています。第106回薬剤師国家試験の結果(3月24日) を更新します。24日に詳述します。

 

(2/24 2:30PM up)総括としては、出願者数:15,609人、受験者数:14,124人、合格者数:9,607人、合格率:68.02%。 昨年の合格者数と殆ど変わりません。頭打ちです。 パワポは後日、追記します。「大学受験2022」(晶文社)に掲載されていない大学が殆どです。入学者数はそれぞれの大学のサイトで確認しています。最低でも偏差値は50は欲しいです。化学、生物、英語が理解できなければ薬剤師になっても大変でしょう。既卒者だけで見ると、下記9大学では19〜44%の合格率でした。卒業すると受験指導は薄くなり、留年すれば学費が必要です。留年すれば社会人のスタートが遅れます。差し引きで数百万円です。)

(2月24日6PM、以下コメント追記:偏差値が60前後の中程度の難易度の高校に入学して、平均の成績なら薬学部に進学しても講義の内容が理解できるでしょう(流石に、偏差値が40〜BFで薬剤師を目指すのはしんどいように思います)。専門学校に入学する層はもっと、それぞれの分野で、もっともっと勉強しています。パティシエで成功するためにはフランス語が必須です。

 

出典:

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000199343_00009.html

 

大学の固有名を挙げて晒(さら)すことが目的ではないので、過去3回と同様、北から順に A から I までにします。

(9PM、以下コメント追記:元々は、薬学部/薬剤師国家試験を調べるきっかけは某私立大学の獣医学部新設の経緯に対する疑念がきっかけでした。薬学部は医学部のような新設の縛りがなく、比較的高額な学費で6年間支払う余裕のある顧客(学生)を薬剤師国家試験の受験資格という「餌」で集め、受験予備校化している実態が1990年以降に新設された私立大学に見受けられました。件(くだん)の私立大学も関東圏の某県に大学を設置しました。誘致したN元市長は私立大学のある中国地域の某県の副知事を経て関東圏の某県の某市長になりました。まさに「教育ビジネス」の視点しかありません。その大学の薬剤師国家試験の合格率を調べていて、他にも似たような大学があるのではと調べました。獣医学部は四国の某県某市に2018年4月に開学しました。この時、誘致に積極的だった某市長は今回の選挙で落選しました。九州の私立大学薬学部を卒業した薬剤師資格の保有者です。やはり、偏差値が低く、合格率の低い大学でした。昔は薬学部は4年制で私立大学の数も限られていました。1990年以降の「規制緩和」で低品位な薬学部が多く新設されました。)

 

厚生労働省が所管する看護師国家試験の昨年の平均合格率は約90%(受験者:65,569人、合格者:58,514人)、社会福祉士の平均合格率は約30%(受験者:39,629人、合格者:11,612人)でした。

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第106回薬剤師国家試験の結果(3月24日) から抄録

2022年2月10日薬剤師国家試験は年1回で発表日は3月です。1年ごとに更新していますが、国公立薬学部について下記に書きました

国公立薬学部は「狭き門」①(2月8日)

 

合格率は新卒、既卒を合わせたものです。合格率が50%以下が5校、40%以下が3校あります。大学によっては、新卒者の受験生数を厳選して合格率を高く見せている場合があります。パワポのタイトルのとおり、偏差値と合格率には相関があります。例えば、東京理科大学は偏差値も合格率も高いです。

 

 

https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/sankou3.pdf

 

前回のブログから再掲

(前々回のブログの再掲)

入学偏差値薬剤師国家試験合格率がともに低い薬学部、9校についてまとめました。

 

少し苦労したので、@個人投資家&主夫のクレジットを入れています。

 

(参考ブログ)

薬学部の4年制と6年制(8月16日)

続・薬学部の4年制と6年制(8月17日)

薬剤師国家試験合格率と入試偏差値(8月19日)

一部の薬学部の質の低下(8月20日)

国際平均の倍の薬剤師数(8月20日)