OSAKA BAKASO (2月26日)  と

OSAKA NASASO (2月26日)の姉妹編です。

 

「放す(ほかす)」は大阪弁で「捨てる」という意味です。かつて大阪ミナミの道頓堀はヘドロが溜まっていました。両側に飲食店が立ち並んでいて、残飯を捨てていたのでしょうか?

 

さて、会場の夢洲は「大阪北港処分場」と呼ばれていました。浚渫土、産業廃棄物等で出来上がった人工島です。OSAKA. HOKASO か相応しいかもしれません。森元首相は「大阪はたんつぼ」という発言があります。石川県生まれには言われたくありませんでした。

 

「もったいない」は全国で用いられます。私は「万博協会」は「もったいない」お金の使い方をするように思っています。大屋根(リング)は象徴の意味もありますが、350億円です。柱にはフィンランドの集成材が輸入されています。「貫工法」も柱と梁を金具で固定しないと、仮設建築物であっても建築確認申請には通りません。総合プロデューサーの藤本壮介氏は優れた建築家だと思います。BIMで設計されていれば構造計算も可能でしょう(要確認)。

 

「万博、推し」の政治家、評論家が援護の発言を繰り返しても、「三現主義」(現場、現物、現実」との乖離があります。ほとんどの政治家、評論家は「文系」で、弁楽(べんがく)」(弁が立つ)が、実は「勉が苦」(勉強が苦手)だと思います。

(※ トイレの平米単価の比較は東京都中央区の例との比較で、半年で撤去されるものに比べることがおかしいです。水回りの配管工事が必要ですが平米単価>80万円は、実際に建築士に依頼して注文建築を建てた経験に基づく印象です。また、工程管理も私の経験では「激甘」です。大きなビルや道路工事ではボードに1週間の予定が書き出されます。「万博協会」は「BLACK BOX」だらけです。府知事についてはコロナ禍での記者会見で「うがい薬」、某国立大学ベンチャーの「大阪発ワクチン」(70〜80億円)、利用率数%の大規模治療・療養センター等、悉く失敗しましたが、バックにいる「吉村、推し」の某劇団と在阪民放がヨシショしました。「黒を白、白ヲ黒」という能力に長けています。)

建設物価調査会(東京・中央)のサンプル調査によると、21~22年の公衆トイレの1平方メートル当たり工事費は約98万円。

 

「2億円トイレ」もでました。「機運醸成」に国が予算を20〜30億円出しています。政府の「日本館」はトータルで800億円?(要確認)

 

以下は再掲です。

 

「理念」の有無、「意義」の有無が問われています。目玉の海外パビリオンの周囲に個別空調の室外機が数十個設置されるのでしょうか?

 

「大阪人」としては恥ずかしいです。「万博協会」の十倉会長は兵庫県西脇市生まれ、石毛事務総長は千葉県銚子市生まれ、吉村府知事は河内長野市生まれ、横山市長は香川県三豊市生まれ、松本関西経済連合会長は兵庫県洲本市生まれ、万博アンバサダーのM氏は兵庫県尼崎市生まれ、…。なぜか大阪市生まれはいません。それなのに「大阪愛」があるようです。変だと思いませんか?

 

愛・地球博では豊田会長は愛知県名古屋市生まれ、中村事務総長も同じ、神田知事は愛知県一宮市生まれです。招致の時の府知事だった松井一郎氏は八尾市生まれです。大阪市生まれではありません。どおりで会場の夢洲が「大阪北港処分場」の埋立地で軟弱地盤であるとは考えなかったのでしょうか?「※」は豆腐だったのでしょうか?

 

 

「もはや恥と不手際の博覧会」:flashニユース(2/26)

テーマ:大阪万博

大阪市内生まれで大阪府北部に住んでいて「大阪愛」はあります。とてもタイトルを日本語では書けません。説明もできませんm(._.)m。5文字なら'AHOSO' になります。

 

1990年大阪花博 OSAKA SAKASOでした。会場は大阪市鶴見区と守口市、入場料は2,990円、来場者数は2312万6934名(Wikipedia jから)

2005年愛知万博愛・地球博でした。i

 

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