引き算の人生か・足し算の人生か? | 道元のブログ

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ものの見方・考え方そして生き方に関すること。

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引き算というのは、あと何カ月、あと何日という、だんだん手持ちの時間の存在が消えていく。生きるということは、一日生きれば、一日引き算です。また一日が過ぎてしまったという。そういう引き算の行き先は、こんな私になってしもうて、という嘆きしかでてこない。

それに対して「引き算から足し算の変換」。つねに「今をもらって生きている」。これが「因縁生」。足し算の人生。その今というのはつねに出遇いたまわる一点です。
生から死への人生は引き算の人生、逆に死から生へという視点に開かれてくる人生というのは足し算の人生でしょう。

宮城しずかさんの講話より
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