ここ数年は、年齢的にも結婚式は年々少なくなっていたので、
久しぶりの結婚式はとても幸せで素敵な時間を過ごす事が出来ました。
また、海外挙式となると
日本でやる結婚式よりとてもシンプルで、
”主賓の挨拶”や”友人スピーチ”、”乾杯の挨拶”などもなく
親族と気心の知れた少数の友人のみで行われる、
とてもアットホームでリラックスした結婚式でした。
そんな海外挙式に参加した際の感じた事や、学んだ事、
今日はそんな事を書いてみようかと思います。
この記事を書いている人 -WRITER-
簡略化されていない厳かなキリスト教式
私が今回参加した結婚式は、教会で式を挙げ、
ホテルで食事会という流れだったのですが、
今まで日本で参加していたキリスト教式よりも
遥かに厳かで、一つ一つがとても丁寧に感じられたのです。
賛美歌を歌う方も、美しい白髪のご年配のマダムで、
マイクなしで、しかもお一人で、見事な声量の方でした。
私は歌を聞いて心を打たれるなんて経験は今まであまりした事なかったのですが、
今回のこちらのマダムの歌声の美しさには鳥肌が立ちました。
そして神父様の式の進行も、
誓いの言葉を新郎新婦それぞれに最初から最後まで
続けて復唱させているシーンもあり、
お二人の決意表明がひしひしと伝わり、
なんだかとても心打たれた箇所でした。
日本だと、新郎新婦は
”誓います”
と言うだけのシーンが多いのですが、
海外の結婚式は挙式セレモニーにとても重点を置いているんだなと
私は感じたのです。
今まで参加していた日本の結婚式との違いに感じた事
考えて見ると、私は今まで身内だけの規模の小さい結婚式に参列した事はなかったのですが、
今回の様なアットホームな挙式に参列して、
”ああ、本来結婚式ってこんなものなんだろうなぁ。”
と感じた部分もあったのです。
日本の結婚式は会社関係の上司などを呼ぶとなると、
挨拶の順番や座る位置など気を使う所が沢山ありますし、
『盛り上げないと!』と思うあまり、演出を凝ってしまったり…
なんだか新郎新婦がとても気を遣ってしまいますよね。
(実際私の結婚式もとてもとても気を遣って、ヘトヘトになったものです笑)
でも今回海外のキリスト挙式に参加してみると、
とてもシンプルで、いい意味で力の抜けた結婚式を経験すると
新郎新婦もリラックスして、参列者もリラックスしていて、
なんだかとてもほっこりとした幸せな気持ちになったのです。
物事で一番重要な事はなんなんだろう?
結婚式にとって一番大事な事は、
『新郎新婦が仲良く幸せにみんなの前で結婚セレモニーを行う事』
なんですね。
現代の日本の結婚式事情はとても豪華になっていて、
様々な演出があったりとしますが、
でも結婚式の一番重要な所は上記に述べた部分です。
そこをしっかりと抑えていれば、その場は幸せオーラで包まれて、
皆が居心地良くその場の空気も良いものに変わっていきます。
私のパン教室でも共通している事
習い事の教室でも同じ事だと私は思いました。
どんなに楽しく私の教室に通われていたとしても、
出来上がったパンの出来が悪かったりすると、生徒さんは自宅に帰って気分が落ち着いた時に
”なんか、せっかくパン教室に通っているのにうまく出来なかった…”
とがっかりした気持ちになってしまいます。
そうですよね。
パン講師の私にとって、パン教室での一番重要な事は
『生徒さんに美味しいパンを作ってもらい、持ち帰ってもらう事』
です。
それをもしおしゃべりに夢中になって焦がしてしまったり、
微妙な仕上がりになってしまったりなどしたら…
生徒さんにがっかりさせてしまい、
そこにはきっと良いオーラが渦巻く事はありません。
まとめ
『物事にとって決して外してはいけない大事なポイントは何なのか?』
私は常にこれを意識していこうと思いました。
どんなに高級マンションでのパン教室で、最高の材料、最高の道具を使って
パン作りを学んだとしても、
講師自身がいい加減に生徒さんを見ていたら
その教室は一見さんは来るかも知れませんが、
リピーターで繁栄し続ける事は難しいと思うのです。
でもしっかりとパン作りの技術をお教えして、
自宅でも再現可能なレシピを提供する教室は
”通い続けたいな。”
と生徒さんもきっと思ってもらえるのではないでしょうか。
そしてそんなリピーターで溢れる教室は、きっと良いオーラが渦巻いているはずです。
私はそんな風に重要なポイントを常に考えて教室運営に生かしていきたいと思いました。
海外挙式からパン教室と、随分かけ離れた内容になってしまいましたが、
『物事はポイントをしっかりと抑える事によって、自然と良い方向に向いていく。』
のではないかな?
と、今回感じた旅でした。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
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