先日美容院に行って来ました。

 

 

私は20代の頃は美容師をしていて、サロンに勤めていたのですが、

今では自分がお客さんとなって色んな美容院に行くのが趣味のようなものです^^

 

 

 

自分が元同業だっただけあって、色んな所に目が行ってしまいますし、

それがなんだか色んな意味で楽しかったりするんです^^

 

 

 

今回はそんな美容院での出来事から学んだ、

コミュニケーション能力についての記事を書いてみようかと思います。

どうぞ最後までお付き合い下さいね。

 

この記事を書いている人 -WRITER-

パン講師:伊東梨美

人の心を動かすことのできるパンを焼けるようになってもらいたいとの思いでパン作りを教えています。パン作りの魅力を是非体感してみて下さい。

詳しい講師プロフィールはこちらから

 

 

 

 

 

 

髪のコンプレックスは誰もが持っている。

でもそれをマイナス表現で言ってしまうと…

 

 

ほとんどの方が、髪に関するコンプレックスはお持ちですよね。

 

 

 

私は小さい頃から髪の毛量が多くて、ハリコシが強めな髪質でして、

自然に髪を下ろすと大きく広がって頭が大きく見えてしまったり、

ピンをさしても跳ね返って来るほどの剛毛なのです。

 

 

 

元々昔美容師になった動機の一つに

”自分自身の剛毛を綺麗に扱える様になりたい!”

という気持ちもあったのですね。

 

 

 

それで今では自分の髪質の癖をしっかりと把握しているので、

自由に髪を上手に扱える様になったのですが…

 

 

 

初めて行く美容院に行くと必ず美容師さんからこう言われるのです。

 

 

 

美容師:”髪の量多くてしっかりしてますねー”

 

 

 

私:”…はい、そうなんです。”

 

 

 

ですが正直な所、この時に私がいつも思っている事はと言いますと…

 

 

 

”そんなの言われなくてもわかってるよ!

コンプレックスなんだから言わないで。”

 

 

 

です笑

 

 

 

私も昔から安室ちゃんの様な、柔らかいサラサラストレートをなびかせる事に憧れていたので、

剛毛で多くて広がる毛質ではどんなに頑張っても

そのようになれない事はもうわかっているんです。

 

 

 

そしてもう諦めの境地に来ていて、

自分の癖を生かす髪型が一番良いという事に落ち着いたのです。

 

 

 

つい最近もセットで美容院に行ったのですが、

お気に入りの髪飾りを二つ持参して伺ったのです。

 

 

 

私は髪飾りを二つともつけて欲しかったのに、仕上がったスタイルを見てみると

一つしかついていなかったのでその理由を聞いてみた所、

 

 

 

”このバレッタタイプの髪飾りは、

伊東さん(←私の苗字です)の毛量だと

跳ね返って取れちゃう恐れがあるので、つけませんでした。”

 

 

 

との事でした。

 

 

 

ここではそれ以上の事は言わないで、

”あ、そうですか〜^^”でさらっと流しましたが、

正直”これはちょっと違うかな〜”と私は思いました。

 

 

 

私の場合、”髪多いですねー”、”髪が太くて硬いですねー”がコンプレックスで

そこをどうにか工夫して綺麗にして欲しいのに、

なんだかこんな風に言われると逆に、

 

 

 

”私の髪が多くて硬いからダメなんだ”

”私の髪質が悪いから、理想のスタイルに仕上がらないんだ”

 

 

 

と、自分の髪質のせいにされている感じがするのです。

 

 

 

 

 

 

言い方次第で物事の捉え方は大きく変わる

 

 

今回の美容院での会話のやりとりは、日常でもよくある事ではないでしょうか。

美容師さんとしては何気なく言った一言なのですが、

それが相手にとってマイナスに捉えられてしまう。

 

 

 

今回の様な場合は、髪質の良い所を引き出して

 

 

 

”健康でボリュームもあって、若々しい髪質ですね!”

とか、

”もっと年齢を重ねても、この毛質ならボリュームに悩まずに色んなスタイルが楽しめますよ!”

 

 

 

という風にプラスに変えた言い回しだと、相手の気持ちを明るく出来、

その後の会話もきっと変わっていた事でしょう。

 

 

 

 

 

 

パン教室や日常でも共通する事

 

 

 

例えば私のパン教室では、パン作りの他にも中に入れる具材やトッピング材料も

手作りする時があるのですが、

そんな時に包丁使いが上手く出来ない生徒さんに対して講師が

 

 

 

”日頃お料理とかされます?”

 

 

 

なんて声がけをしてしまっては、あたかも

 

 

 

”あなたは包丁使いが下手ね。”

 

 

 

と言ってるのと同然になってしまいますし、

この発言から相手の生徒さんの心を傷つけたり、

 

 

 

”ああ、私は他の人と比べても下手な方なんだ…”

 

 

 

と自信を無くさせてしまい、変に気を遣わせてしまう事にもなりかねません。

 

 

 

”言葉の暴力”という表現がある様に、

言葉の言い回しというのは本当に難しいもので

人によって捉え方が全然変わってくるので、私は自分の発する言葉からは、

常にマイナスの表現ではなくプラスの表現を心がけるようにしています。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

ジムや美容院、パン教室の様な習い事の教室などなど…

こういった仕事場や家庭以外の場所って、

”非日常の空間”だと思うのです。

 

 

 

私の主人なんかは、休日になるとジムに行くための時間を無理にでも作って

週一回でもジムで汗を流す様にしています。

彼曰く、ストレス発散出来て仕事に対するモチベーションも全然違ってくるそうなのです。

 

 

 

この様に、その場所に行く事によってリフレッシュして帰って来れる様な空間が作れると

男女限らず人と言うものは

”また行きたい”

という気持ちになると思うのです。

 

 

 

私は今回の美容院での出来事を通じて、

常にプラスの表現を口にする様心がけて、

パン教室にいらしてくれた生徒さん達には常にリフレッシュして帰ってもらえるよう

心がけたいなと学んだのです。

 

 

 

そして何気なく発する言葉がマイナス表現だったりプラス表現だったりで

相手に与える印象というものは大きく変わり、

その後の会話や流れが大きく変わるんだと言う事も学びました。

 

 

 

きっとコミュニケーション能力が高い人というのは、

このプラス表現が上手く、相手の気分を害する事なく自分のペースに

巻き込める能力が長けているのでしょう。

 

 

 

私もその様な高いコミュニケーション能力を身につけて、

出会いの幅を広げていければなと思います^^

 

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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パン講師:伊東梨美

人の心を動かすことのできるパンを焼けるようになってもらいたいとの思いでパン作りを教えています。パン作りの魅力を是非体感してみて下さい。

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