それでは、
今日は、「不定冠詞+形容詞+名詞」の形についてやります。
本題に入る前に、
Sakuraの音読をしてくださいね。
【Lektion 10-1】 Was für eine Kleidung
http://ameblo.jp/kantan-doitsugo/entry-11727597380.html
形容詞の変化については、
・「定冠詞+形容詞+名詞」
・「不定冠詞+形容詞+名詞」
・「形容詞+名詞」
とあります。
そのうち、「不定冠詞+形容詞+名詞」を今日はやります。
冠詞の活用に慣れてきている方であれば、
そんなに難しくありません。
安心して欲しいのは、多少間違えても大丈夫です。
ただ、表現を何度も読み返して練習しておくことで活用に慣れるようにしましょう。
それは、先日お話したとおりです。
【予告】 形容詞の格変化、表を見ずに、表現を読もう
http://ameblo.jp/kantan-doitsugo/entry-11728789579.html
不定冠詞とありますが…
・所有代名詞 (meinなど)
・否定の冠詞 kein
も、その仲間です。
では、
いずれも、男性・女性・中性・複数の順番で、例文を書きます。
それでは始めます。
主格(Nom.1格)
Mein neuer Pullover ist sehr toll.(m)
Meine neue Bluse ist sehr toll.(f)
Mein neues Kleid ist sehr toll.(n)
Meine neuen Schuhe sind sehr toll.(Pl)
女性ものばかりですが…(汗)
男性だったら、恥ずかしいので、所有代名詞を「dein」に変えるか、
Meine neue Hose ist sehr toll.(f)
Mein neues Hemd ist sehr toll.(n)
あたりに変えてもいいですね。
下線部の主語をよく見てください。
男性・女性・中性の形容詞の語尾ですが、定冠詞に似ていませんか?
嘘だと思ったら、活用表見ながらでいいので、
実際に自分の手で定冠詞に書き換えて文を書いてみてください。
「das」か「-es」の違いはありますが、似ていますよね。
それに、
女性と複数で、「不定冠詞」の形は同じですが、
形容詞の語尾で、一発で分かります。
対格(Akk.4格)
Ich wasche jetzt meinen neuen Pullover(m).
Ich wasche jetzt meine neue Bluse(f).
Ich wasche jetzt mein neues Kleid(n).
Ich wasche jetzt meine neuen Schuhe(Pl).
男性の方であれば…
Ich wasche jetzt meine neue Hose.(f)
Ich wasche jetzt mein neues Hemd.(n)
にでも変えてください。
ここでもそうです。
形容詞の語尾に注目すると、「定冠詞」の活用に似ています。
嘘だと思ったら、活用表見ながらでいいので、
実際に自分の手で定冠詞に書き換えて文を書いてみてください。
「das」か「-es」の違いはありますが、似ていますよね。
で、相変わらず、複数の場合は「-en」で終わっています。
それで、
あと与格(Dat.3格)と属格(Gen.2格)ですが、めちゃくちゃ簡単です。
与格(Dat.3格)
Ich bin jetzt in meinem neuen Pullover.(m)
Ich bin jetzt in meiner neuen Bluse.(f)
Ich bin jetzt in meinem neuen Kleid.(n)
Ich bin jetzt in meinen neuen Schuhen.(Pl)
属格(Gen.2格)
Die Farbe meines neuen Pullovers gefällt mir.(m)
Die Farbe meiner neuen Bluse gefällt mir.(f)
Die Farbe meines neuen Kleides gefällt mir.(n)
Die Farbe meiner neuen Schuhe gefällt mir.(Pl)
男性の方、
die Hoseと、das Hemdを使って、文章を書き換えてみてください。
単純に名詞を入れ替えればいいだけです。
与格(Dat.3格)と属格(Gen.2格)については、
形容詞の後に、「-en」をつけてしまえば終わりです。
考え方としては、
・主格(Nom.1格)・対格(Akk.4格)が重要だから、
形容詞の形も性や格を分かりやすくしている。
と思っていてください。
この考え方が、ドイツ語学的に正しいかどうかは存じませんが、
そう信じて練習するとやりやすいと思います。
あと、この文章に慣れる時に、
"Klar und deutlich!"(分かりやすくはっきり)を心がけるといいと思います。
英語と違って、
ドイツ語は、早口でまくし立てる言語ではありません。
最初のうちは、おそらくかみます。
私もよくかみました。(爆)
でも、何回もやっているうちに慣れてきます。
そのうち、他の単語でも対応できるようになってきますから。
練習のお題はまた用意します。
次回は、
「年上の」兄弟・「年下の」兄弟を言い分けられますか? 【比較級・最上級の形容詞の活用】
http://ameblo.jp/kantan-doitsugo/entry-11731962304.html
それでは。
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