「発音」に対して苦手意識を持っている人が多いかも知れません。
ただ、数十か国出身の留学生の英語を聞いてきましたが、クセのある英語なんて山ほど聞きました。
ドイツ語でも山ほど聞いています。
特に、英語に関しては、英語ネイティブより、それ以外の言語を母語にする人が多いのです。
クセのある英語があって当然です。
日本人が犯しやすい発音の特徴もあります。
ただ、発音に慣れる、慣らす上で、大事だと思っていることが2つあります。
1:カタカナで読み方を書かない
これ、絶対にどこかで行き詰まりが出ます。
英語は一旦脇に置いて話をしますが、ドイツ語の場合はカタカナ書きをするのは学習開始から3か月以内に辞めてください。
何故かと言うと、ヨーロッパのアルファベットで書かれる言語については、読み方がそこに書いてあるからです。
と言うことは、そのアルファベットに慣れることをして欲しいのです。
仮にカタカナで書くことに慣らしてしまうと、
ドイツ語だとウムラウトをどう書けばいいの?とか。
Dachのchと、habenのhを「ハ」で書いたら、発音が違ってしまう訳です。
英語だと、例えば「s/z」と「th」の違いですね。
私は、ドイツ語に関しては、ドイツ語圏の人名を読むことで綴りに慣れるなどしていました。
英語であれば、音読で対応しました。
しかし、今であれば音声教材は十分にあります。そのテキストがある場合は、そのテキストと文字と合わせながら見るといいでしょう。
ただ、最終的には聞いた音で口が動くようにはして欲しいので、ディクテーション(聞いたままどんどん発音する練習)をしてもいいと思います。
もちろん、最初は完璧にできなくて当然です。
自分の中での進歩を見つけるようにした方が続けやすいとは思います。
あと、不規則に見える英語の綴りですが、あれもいくつかヨーロッパの言語をやれば規則がある程度見えてきますが…
手っ取り早いのは、音読やディクテーションすることで慣らした方が早いです。
あくまで、英語を教える人であれば、その言葉の由来をある程度は理解していて欲しい所ではありますが。
2:他人の間違いを嘲笑する・マウントを取る人間を相手にしない
日本の英語の授業で、他人の発音を嗤うヤツ・間違いを嗤うヤツ、結構見かけます。
この「嘲笑する態度」を容認すると、怖くて話せなくなりますから。
(もっとも、授業中に限った話ではないと、私は思っていますが。)
これから外国語を習う人は、間違って当たり前です。
より適切な表現をできるようになるために外国語を習っている訳です。
学習者自身も、厳に慎むべきですが、どちらかと言うと、教える教師側が対処した方がいいです。
この態度を容認して、外国語が上達する訳がないのです。
この変形で、外国で生活していると、外国語能力でマウントを取ろうとする人間が湧いてきます。
それは、相手にしなくていいです。
世の中には話をして面白いと思える相手がいる訳です。
それをわざわざマウントを取るような不快な相手に割く時間がもったいないです。
それに、他人の顔色伺って、外国語を話せるほどあなたにそもそも余裕があるのですか?という話です。
そんなん、まずは通じればいいんですよ。
通じたという成功体験を重ねていくことで、上手くなっていく訳です。
嘲笑したり、マウントを取ろうとする人間は、あなたの足を引っ張ろうとする人間です。
だから、放っておいた方がいいという訳です。
英語は特にそうですが、英語を母語としない人の方が多数派です。
まあ、外国語であれば間違えてもおかしくないとは思っています。
そんなマウントを取ったり、失敗を嘲笑するような奴は、程度の低い人間だと思われます。
そう考えても、相手にする価値のない人間だと思っていると、かなり気が楽になりますよ。
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