Wie geht's euch?
質問をもらっていたので、紹介します。
「ウムラウト」「エスツェット」って、PCでどう入力したらいいのですか?
って。
今となっては、PCで文を打つ機会は多いと思うので、
ドイツ語話者、ドイツ語勉強中の人にとっては、非常に重要だと思います。
いやいや、ドイツ語だけではなくて、
英語以外の言語をやっている人にとっては、重要なことだと思います。
これは、マルチリンガルには、必須の知識です。
だって、
フランス語話者にとっては、
「 ç 」 が書けなかったら、「français」とすら書けないんです。
スペイン語話者にとっては、
「 ñ 」「 é 」が書けなかったら、「España」「¿Qué?」 も書けません。
自分の国に関する単語すら書けないなんて、いくらなんでも格好悪すぎです。
他にも、
ギリシア文字=「καζυ」
キリル文字 =「ссср」
などローマ文字以外を使う人は、
設定ができなければ、PCすら使えない訳ですから。
では、設定の仕方を紹介します。
キーボード設定の仕方
<Winndows VISTA・7・8の場合>
1:「ウィンドウズボタン」(手前のほうの波打った四角のボタン)を押す
↓
2:「コントロールパネル」を開く
↓
3:「時計、言語、および地域」の「キーボードの設定」を開く。
↓
4:「キーボードと言語」のタブの「キーボードの変更」のボタンをクリック
↓
5:下の「インストールされているサービス」の箱の、右「追加」のボタンを押す
↓
6:言語の一覧が出てくるので、必要な言語を選ぶ
(ドイツ語だったら、「ドイツ語(ドイツ)」→「キーボード」→「ドイツ語」です。)
↓
7:選んだらOKをクリック
↓
8:「インストールされているサービス」の箱に必要な言語が入っているか確認
↓
9:下の「OK」ボタンを押す。
…で、いけるはずです。
下の言語バーに[JP]とあるはずなので、
それをクリックして、ドイツ語なら[DE]が出てくれば成功です。
<Winndows XP以前の場合>
Winndows VISTA・7・8の場合の手順の3番・4番が少し違うだけです。
1:「ウィンドウズボタン」(手前のほうの波打った四角のボタン)を押す
↓
2:「コントロールパネル」を開く
↓
3:「地域と言語のオプション」を開く
↓
4:「言語」タブの「詳細」をクリック
↓
(5番以下参照)
<Macの場合>
Ⅰ:右上の「あ」や「国旗」が書かれているアイコンをクリック
↓
Ⅱ:「言語環境」(一番下)をクリック
↓
Ⅲ:その中で、必要な言語を探してクリック。
(ドイツ語であれば、ドイツ国旗(黒/赤/金)に「German」を探す。)
↓
Ⅳ:「言語環境」のウィンドウを閉じる
右上のアイコンの中に、ドイツ国旗が出てくれば成功です。
ドイツ語キーボードの注意
Winなら[DE]、Macなら[ドイツ国旗]に設定してください。
すると、ドイツ語を自在に打てるようになります。
ä =「*」キー
ö =「+」キー
ü =「@」キー
ß =「-」キー
と、今まで打てなかった、「ウムラウト」も「エスツェット」も、打てるようになります。
あと、大文字にする時は、「Shiht」キーと一緒に押してください。
ただ、問題もあるんです。
配列が変わっている関係で、
・「y」と「z」が入れ替わっている。
・「?」を入力する時=「shift」+「‐」
・「@」を入力する時=「Alt」+「q」
・ 「/」 を入力する時=「shift」+「7」
などなど、慣れが必要になってきます。
だから、たまに私宛のメールに「Kayu」って来るんですね。
私は、お粥さんか!!
とにこやかにツッコミを入れつつ、
ドイツ語キーボード(日本語キーボード)が混じってしまったんだなと思っています。
Macなら、キーボードの配列表が出てくるのでいいのですが、問題はWinの場合。
「○○語 キーボード 配列表」とでも検索して、
配列表をプリントアウトして、慣れるまでは配列表を見るといいでしょう。
環境上「ウムラウト」「エスツェット」が打てない時
これはルールがあります。
ä = 「ae」 der Kaese
ö = 「oe」 Koeln
ü = 「ue」 Muenchen
ß = 「ss」 der Fuss
と打ってください。
特に「エスツェット」、くれぐれも「ベータ」と日本語打ちして「β」にしないように。
形は似ていますが、バランスが崩れて見にくいです。
「ss」でお願いします。
今回はこれまで。
Tschüs!

