山田小説 (オリジナル超短編小説) 公開の場

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 夜、顔面に異物が乗っていると感じたので驚いて意識が覚醒した。私は咄嗟にそれを両手で除けそうと試みたのだが、そこには目や鼻や口などがあるばかりだった。

 そういえば、夢の中で魚の仮面を被って住宅街を歩いていたと思い出した。私は頻繁に通行人と擦れ違っていたのだったが、彼等も悉く魚の仮面を被っていた。それらは本物の魚そっくりに造られた仮面で口がぱくぱくと開閉していた。しかし、その口の隙間の中は空洞があるばかりで人間の顔が見えていなかった。私は自分の素顔もなくなっているかもしれないと思い、背筋に寒気が走った。

 意識が覚醒してからも私はしばらく両手で顔を撫でて続けていた。そこに人間の顔があると確認していた。頬があり、鼻があり、唇があった。しかし、それでもまだ安心できていなかった。


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