留学中は自炊をするという人も多いですね。
日本食を作るなら、日本食材を扱うアジア系のスーパーに行くのがベストですが、そうはいかない場合もあるでしょう。
そこで今回は、アメリカのスーパーで野菜を購入する際のポイントを環境スペースが解説します。
■アメリカの野菜の売り方が独特
現地のスーパーで食材を調達する際に困るのが野菜です。
アメリカでは基本的に1個単位で販売されており、ハーフカットなどはありません。
小ぶりな野菜に至っては、数個がまとめられていることも。
日本のようにサイズを揃えるという概念はないため、基本的に不揃いです。
傷んでいるものや熟れすぎているもの、熟していないものなども一緒に並べてあるので、購入の際はよく見て選ばなければなりません。
■アメリカでポピュラーな野菜とは?
アメリカのスーパーに行くと、日本では見かけないような野菜も多く目にします。
ポピュラーなものを少しご紹介しましょう。
・トマティーヨ
ホオズキの仲間であるトマティーヨは、メキシコ料理に欠かせない野菜です。
手のひらに乗るくらいのサイズで、緑のトマトのような見た目をしていますよ。
メキシコではトマティーヨを刻んでサルサを作ります。
アメリカではメキシコ料理を日常的に食べるため、トマティーヨも定番野菜として親しまれています。
・ヒカマ
マメ科のヒカマは、地下の茎部分を食用にします。
見た目も味もジャガイモに近いですが、生でも食べられるのが特徴。
スライスしてサラダに入れたり、カットして炒めたりするのが定番の調理法です。
油で揚げてフライドポテトのようにするのも人気ですよ。
・ベビーキャロット
アメリカの定番野菜といえば、ベビーキャロットです。
一口サイズの小さなニンジンで、そのまま食べられます。
スーパーでは袋に入れられた状態で売っていますよ。
ベビーキャロットはランチボックスの定番アイテムで、アメリカの子どもたちはお昼にポリポリと食べます。
■アメリカで野菜を買う時の注意点
アメリカのスーパーには、日本の野菜と見た目が似ている、名前が同じというものも数多く売られています。
つい手に取ってしまいますが、よく調べないで購入するのは危険です。
たとえば「キュウリ」はアメリカではズッキーニであることが多いです。
アメリカのズッキーニは、生では食べられません。
キュウリだと思って食べるとお腹を壊してしまうことも・・・。
食材選びに自信がない場合は、日本食材を扱うアジア系スーパーを利用するといいかもしれません。
アメリカ人は野菜を食べないというイメージがありますが、実際はそんなことはありません。
ただ、アメリカでは多くの人種が暮らしているため、取り扱う野菜も多種多様です。
購入の際は食べ方を調べたり、お店の人に聞いたりすると安心ですよ。