入国できない!授業が受けられない!突然の規制に慌てず対処するには? | 環境スペースと海外留学

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環境スペースが海外留学の魅力について紹介します。

社会情勢の悪化や感染症の流行を理由に、当局が海外からの入国を規制することもあります。
海外留学をお考えの方は、渡航先の現状について調べておくとともに入国の条件を満たすための準備をしておかなければなりません。
また、入国できなかった時はどうするか、あらかじめ対応策を考えておく必要があります。
今回は、海外留学の前におさえておきたい、渡航先で感染症などによる入国規制や行動制限が起こる可能性について環境スペースが解説しましょう。


■複数の留学先・留学目的を持つべし

入国規制が敷かれる可能性は、世界中どの国にもあると環境スペースは考えています。
渡航先の状況によっては留学する地域や学校を変更せざるを得なくなる場合もあり、留学の目的が果たせなくなってしまう学生もいるでしょう。
入国はできても、政権の交代や内乱・暴動をきっかけに国内の情勢が不安定になったり、テロ行為によって一般市民の安全が脅かされたりする事態が起こっているかもしれません。
勉強どころか日常生活を送ることさえ難しくなり、帰国を余儀なくされる可能性もあります。
そこで、海外留学を検討している学生のみなさんには、渡航先や留学の目的について複数の選択肢を持つことをおすすめします。
例えば語学留学を目的とする場合、アメリカやイギリスのほかオーストラリアでもネイティブな英語が習得できるでしょう。
無理をせず安全に留学するため、柔軟に計画を変更する準備をしておくと良いですね。


■ワクチン接種が必要になる場合も

留学先によっては、特定の感染症についてワクチンを接種しておかなければならない場合もあります。
一部の国や地域、学校、滞在先ではワクチンを接種したことを証明する書類の提出を求められることもあるため、事前に調べておきましょう。
新たな感染症が流行した際は、渡航先にて自分でワクチン接種の予約を取ったり、医療機関へ足を運んだりする必要があります。
入国の際だけでなく、海外から日本へ帰国する際にもワクチン接種が必須条件となる場合があるため、各国の最新情報を調べたうえで余裕を持って対応しましょう。


■対面授業が停止されることも

留学中に感染症が流行し、自分やホストファミリーが感染して学校へ通えなくなることも考えられます。
また、感染予防のため学校で対面授業が停止され、オンライン授業に切り替わったという経験のある学生も。
ただでさえ慣れない環境に置かれているのに、急に授業内容が変更され、現地の先生や生徒までもが混乱している状況を目の当たりにすれば、留学生はなおさら不安に思うことでしょう。
不明な点や心配な点は編入先の先生や留学サポートのスタッフに相談し、授業体制が目的に合わない場合は留学日程の見直しを含めた対応も検討しなければなりません。



渡航先で入国規制が敷かれたり、予定していた授業が受けられなくなったりすると、ガッカリしてやる気がなくなってしまう学生も多いです。
しかし、これを乗り越えれば、どんな国でも生きていける力が身に付くかもしれません。
あまりネガティブにならず、これも良い経験と気持ちを切り替えてみてはいかがでしょうか。