2023/11/27 その3 停車駅の少ないサンダーバード30号 | 金屋代かずおのお部屋

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停車駅と誤乗車に注意!

 

これまでの旅路

 

 

 

いよいよ「【旅行記】23/11大糸線雪月花」も帰路に入ります.往路同様,「停車駅の少ないサンダーバード」である「サンダーバード30号」を選びました.途中,福井・京都・新大阪に停車します.新幹線の停車駅も容赦なく通過するタイプです.

 

 

行きはこちらをご覧ください.

 

性質上,動画の方がわかりやすい内容になっておりますので,こちらも合わせてご覧ください.

 

 

 

「サンダーバード30号」は2023年度ダイヤでは臨時列車であり,車両は「サンダーバード」色の683系のみならず,「しらさぎ」色の681・683系も使用されます.今回はまさしくそれで,充当されたN12・W07編成はそれぞれ2000番台付属編成・0番台基本編成のトップナンバーです.

 

  幕回し

到着後,列車名部分の幕回しが行われました.この組み合わせですと「びわこエクスプレス」を思い起こしそうです.

その「びわこエクスプレス」は収録されています.2024/3/16より,列車名が「らくラクびわこ」に変更になります.

懐かしの列車名もちらほらと出てきます.「らいちょう」が新幹線の列車名になるのは難しいので貴重とも言えます.

廃止になる列車名も入っていました.

引き続き運転されればすごい楽ではないかと思いますがそうはなりませんでした.

しらさぎは米原・名古屋行きです.

この際,隣のホームには「しらさぎ12号」が入線しています.今回のように,全くの同形式・同塗装の車両が使われることも珍しくないです.くれぐれもお乗り間違いのないようにお願いします.

そして,「サンダーバード 大阪」が表示されました.

 

  乗ってみた

それでは乗車します.臨時列車ゆえに自動放送はなく,車内チャイムは「しらさぎ・くろしお」などでお馴染みの9音のチャイム,そして肉声による放送が印象的でした.車内上部のLED表示器にもひたすら「次は 福井」「次は 京都」などとのみ繰り返されるという光景が見られました.このLED表示器は通常はJR西日本のサービス・キャンペーンの案内が表示されます.

ただいま 西松任 付近を通過中です.西松任駅は白山総合車両所の隣にあり,通勤・見学が楽になります.

ただいま 小松 付近を通過中です

隣の栗津駅で普通列車を抜かします.これも,新幹線開業後は見られない光景です.
金沢駅の1・2番のりばにはもはや売店はありません.下の階にあるセブンイレブンで買った「ビーバーあられ」は石川県ならではのお菓子としてお土産にも最適です,として大量に売られていました.

ただいま 加賀温泉 付近を通過中です

ただいま 芦原温泉 付近を通過中です

九頭竜川を越えます.この川を越える北陸新幹線は道路と一体になっているということで注目して見ておきたいです.

えちぜん鉄道の車庫を左手に見ると,まもなく福井です.

福井駅の新幹線駅もかなり出来上がってきています.

越前花堂駅を通過します.「青春18きっぷ」で越美北線に乗り換える場合はこの駅で乗り換えになります.

ただいま 鯖江 付近を通過中です

ただいま 武生 付近を通過中です

この2駅は東側に駅施設がほとんどないです.

今庄駅で貨物列車を抜かします.もちろん,新幹線が開業するとこのようなことにはなりません.

 

  ただいま 敦賀 付近を通過中です

北陸トンネルを抜けると交流→直流に切り替わるデッドセクションがあります.車両は惰性で通過します.かつての国鉄時代の車両は通過時に室内灯のほとんどが消えていた(現在も関門トンネル区間やトキ鉄「観光急行」で体験できます)のですが,この681系はLED表示器や空調装置といった補助機器の電源が落とされます.

直流に切り替わりました.特急ホームの試運転列車が左側に見えます.

ただいま 敦賀 付近を通過中です

敦賀駅の先には車両基地があり,このように北陸本線に近いレベルになっています.この先米原方面につなげるのも一つの手ではありますが,東海道新幹線とのダイヤ編成が困難であることなどから見送られました.北陸新幹線の早期の京都周辺への乗り入れを期待したいところです.

 

  到着

金沢から乗ること約2時間10分,福井から飛ばし続けること約1時間24分,京都に到着しました.見覚えのある車両が隣に停まっていました.

 

 

新大阪に到着です.やはり「大阪」の文字に黄色帯の681系が入るのは何かと見間違えているのではないかと思ってしまいます.新幹線開業後,敦賀駅ではそこまで時間がない中で,並んでいる2本の特急に乗り換えることになります.お忘れ物・落とし物・乗り間違いのないようにしたいものです.681系は引退の可能性がありますが,このような形で乗車できてよかったと思います.

 

この後は帰るだけなのですが,1記事に値する内容になっています.最後までご覧いただけると幸せます.

 

To be concluded