2024/4/5 さらばパノラマやくも など | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(パノラマ編成は一足先に引退)

 

ダイヤ改正まで1ヶ月となった2/16にも,JR西日本から多くの発表がありました.まとめておきます.

 

  北陸新幹線の売れ行き

新幹線開業初日の初列車の切符はすぐに売り切れる傾向があり,今回も,その販売状況がJR西日本より公式に発表されました.今回,金沢駅を6:00に出発する3/16の「つるぎ1号」は約1分で,敦賀駅を6:11に出発する「かがやき502号」と,東京駅から直接敦賀駅へ向かう最初の便となる「かがやき501号」は約4分で売り切れたとのことです.ただし,閏年のために平日の販売開始であった(従って児童・生徒本人は1ヶ月前販売にほぼ確実に参加できない)こと,1ヶ月前販売(10:00:00に合わせた端末の操作)を受け付けていない駅が首都圏を中心に増えていることから,「えきねっと」「e5489」の事前予約,あるいはこれらの10:00ごろの操作でこれらの列車の切符が入手できたという報告が多々上がっています.

(当初の記述に論理の矛盾があったため何度か変更しています)

 

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240216_00_hokurikusinkansen.pdf

 

また,3/15の「サンダーバード49号」「サンダーバード50号」「しらさぎ65号」「ダイナスター4号」は昨日の早い段階で完売になっています.最後の大阪発和倉温泉行きとなる「サンダーバード17号」も記事執筆時点で完売しています.最後の敦賀通過となる「サンダーバード43号」はまだ席に余裕があります.

 

その他,今改正の目玉と言える「E8系」の初列車である「つばさ122・131号」,255系の定期運用最終列車である「しおさい13号」にはまだ,記事執筆時点で空席があります.いかに北陸新幹線の注目度が高いかを思い知らされます.

 

  273系の投入予定

273系の具体的な投入予定も発表されました.6/15の岡山7:05発「やくも1号」を持って,381系の定期運用は終了します.また,特徴的な編成の運行終了予定は以下の通りです.

  • クロ380型・スーパーやくも色:4/5
  • 国鉄色・緑やくも色:6/14
6/15以降も,予備車として381系が運用されることがあるとのことです.特に273系を8両編成で運行した場合,検査を行っている場合は起こりそうです.
 

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240216_00_press_yakumo_1.pdf

 

山口県方面から出雲・松江方面に行く場合,鉄道利用では芸備・木次線の利用が優先され,そうでない場合も広島駅からバスを利用する,あるいは自家用車で乗り付けることが一般的です.よって「やくも」はあまり利用しません.筆者は一度のみクロ380型をやや強引に乗車しましたが,筆者としては一度乗車すればよくそれで十分でした.お疲れ様でした.

 

 

伯備線は115系やEF64の最後の活躍でも注目されており,車両置き換えに向けて沿線で迷惑運転・迷惑撮影行為がないことを深く祈ります.

 

 

  北陸3県2Dayパス

あいの風・IR・ハピラインで使用できる「北陸3県2Dayパス」が.3/16より設定されることを追記しておきます.この3社の路線である「越中宮崎〜敦賀」の区間に乗り放題で価格は2,800円となって,2日間有効になります.「能登かがり火」などの特急に乗車する場合は乗車券として有効になります.販売方法は「tabiwa by WESTER」などのMaasアプリ限定であり,「枝線・えちごトキめき鉄道が使えない」「特急が利用できない」などの違いを踏まえて開業後の環境に合わせて価格・有効期間を調整した,まさしく「北陸おでかけtabiwaパス」の後継商品と言えます.

 

基本は土日の利用となりますが,ゴールデンウィーク・夏休み・シルバーウィーク(9月の2週連続3連休)・年末年始の期間のほか,2024年度は開業直後・秋の北陸DC期間中・開業1周年記念期間中は平日も利用できます.

 

https://www.ishikawa-railway.jp/uploads/media/BLgx9BcQVAA

 

なお,米原発3/15の「しらさぎ65号」の芦原温泉〜金沢において,「北陸おでかけtabiwaパス」「北陸3県2Dayパス」は両方とも無効ですと,両方の切符の説明文に書かれています.