8/4はKATOの発表・鉄道模型コンテストに目を奪われた感がありましたが,実はマイクロエースも製品を発表,それも,筆者の導入候補がありましたので,別記事を起こすことにしました.ある意味では,記事を一つ損したとも言えます.
マイクロエース製品のリードタイムは不安定で案内はなされていませんが,約半年になっています.
あいの風とやま鉄道413系
マイクロエースでは413系は昔からラインナップに加わっていましたが,「あいの風とやま鉄道」の車両としては2022年の「とやま絵巻」以来の製品化です.待望の白地に青帯「新北陸色」を纏ったAM02編成,現在でも予備車として活躍する「青色」AM05編成が製品化されます.昨今の素材費・人件費・輸送費の値上がりは凄まじく,なんとマイクロエース独特の塗装技術をふんだんに使用した「とやま絵巻」より価格が高くなってしまいました.しかし,それでも選んで乗った以上は購入候補筆頭であり,TOMIXブランド製品やKATO製品で413系が製品化されるのは考えにくく,仮に出ていても総合的にこの製品が遊びやすいかもしれません.おそらくはこの製品が導入されると思います.
また,あいの風とやま鉄道のNゲージ鉄道模型製品はあいの風とやま鉄道グッズ販売サイトでも取り扱いがあります.ファンクラブに入会していると割引がありますが,量販店ほどではなく予約もできません.
あいの風とやま鉄道の413系には所属表記がJR車と同じ位置にはなく,妻面に「あい鉄」と書かれます.やろうと思えばこの製品でJR時代も再現できなくはないです.
残る「一万三千尺物語」も期待したいですが,金型の新規製作が必要であるほか,実はこの列車はKATOのカタログに「コラム」に掲載されてしまっています.KATO視点でも2023/8月発売予定で475系を作っており,471系の床下機器を作るという点でも検討に値する車両です.
ここで,2022/5に行われた「ありがとう413系新北陸色ラストランツアー」の記事を紹介します.マイクロエース製品にもヘッドマークシールが付属し,2製品を組み合わせることでこの列車が再現可能です.
413系は,JR時代はずっと475系がいたため地味な存在でしたが,えちごトキめき鉄道の鳥塚社長により購入されたことから一際有名になりました.
その他の製品
303系,トキ2種,スロフ62,京成3300が登場されます.値上がりこそしていますがとにかく市場に出回るのはありがたいことです.