2022/5/4 第2章その3 快走する413系・富山駅通過・交直セクション通過擬似再現 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(まさかの光景に)

これまでの旅路

 

 

富山駅で乗車した車両の別の編成の同じ形式の車両に乗り換え魚津駅を出発します.ここで筆者は新北陸色車両に乗車することになりました.ここで全員にクイズ用紙が配られます.クイズの内容は413系などに関する内容3択・6問なのですが,「知らないと答えられない」内容でありながら絶妙な難易度でした.調べることはできますが解答時間は僅かに約10分しかありません.その間に,「魚津発敦賀行きの再現車内放送が行われる」「列車が全速力で走っている」などの出来事が起こっています.クイズの成績によっては413系AM02編成の吊革が合計12名に進呈されるため頑張りたいところです.なお,クイズの具体的な内容に関してましては,今後のあいの風とやま鉄道の企画に差し支えるため書くことは致しません.同じような企画は少なくともあと2回行うことができます.

 

さて,クイズの解答が終わる頃には富山市内に入っていました.

常願寺川周辺のこのスポットは立山連峰を背景に列車を撮影できるということでJR時代から非常に人気があります.列車が奥から手前にやってくるこのタイミングが本番でしょう.

続けて新富山口駅(修正しました),富山貨物駅を通過していきますが,EF510-18のヘッドマークはすでに取り外されており,車両基地であいの風とやま鉄道などの関連社員からの歓迎を再度受けるのみでした.

そして,富山駅へ向かうために徐行するのですが,

なんと,富山駅を通過しております!

富山駅は「一万三千尺物語 2号」以外の全ての旅客列車がJR時代(夜行列車除く)から停車していますが,非常に貴重な機会です.「一万千全尺物語」の乗車料金は高額ですのでなおさらと言えます.

2番線には美祢色の車両が止まっていました.そして神通川を渡ります.神通川はトラス式鉄橋で撮影には向きません.

その後,列車は惰性での運転を始め,非常灯を除く電灯が消灯されます.あいの風とやま鉄道線に存在しない「交直切り替えセクション」の通過を擬似体験することができました.そのまま呉羽トンネルに入る演出もなされていました.

なお,「交直切り替えセクション」で車内の電灯が消える現象は国鉄型の交直流電車に起こる出来事であり,えちごトキめき鉄道の「観光急行」で体験できる他,そもそも門司〜下関では全ての列車でこの出来事が起こります.

さらに列車は西に向かい,庄川でも多くの撮影者の方の姿がありました.

高岡駅が近くなりました.JR氷見線・城端線では藤子不二雄A氏の出身地ということもあり,「忍者ハットリくん列車」が運行されています.ここに,藤子不二雄A氏のご冥福をお祈りいたします.

列車は高岡駅に停車しましたが,何かがおかしいです.詳しくは次回の記事で紹介します.

 

続く

 

 

動画

この区間の運行は動画でご覧いただければわかりやすいと思います.

(12/31に修正版を公開しました.)

 

 

 

 

なお,筆者は吊革を入手することができませんでしたので,代わりに吊革の画像を撮影して帰ることとしました.入手できた皆様はおめでとうございました.