2022/5/4 第2章その1 富山貨物駅を車窓で見学 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(いよいよ出発)

これまでの旅路

 

 

 

 

それでは,受付を行って列車に乗車しましょう.受付時に「新北陸色へのメッセージカード」を渡し,ネックストラップで座席指定を受け,「複製運転時刻表」「魚津の麦茶」などのグッズを受け取り,富山駅4番線へ向かいます.筆者には「モハ412・立山連峰側」が割り当てられました.

この「団体」が乗車する列車です.一般の方はご乗車になれません.

この頃,2番線に目を向けると「ひだ3号」が到着していました.すぐに「ひだ14号」として折り返します.

そして列車が入線してきますが,ラストランだけあって多くの方々が集まります.三脚・脚立の使用禁止も当然であると言えます.「黄色い線の内側」に関しては,ホームの端に立って撮影している方は非常に多かったです.

ちょうど「一万三千尺物語 1号」が到着していました.

やはり人気があるのはこのシーンでしょうか.JR西日本同様,先頭部分の連結時にはヘッドライトが点灯された状態となります.ただしこの場所はエスカレーター通路であるため長居はできません.

その間に車内外各地を撮影しておきますが,多数あるため次の記事で紹介します.なお,乗車時には車両間の移動は行わないように指示されていました.

それでは出発します.

早速ですが,国鉄・JR西日本の路線としては廃止になった富山港線の説明が行われました.現在富山地方鉄道の路線に戻って,市内電車と直通して運転されています.富山港線とは富山駅のみならず,富山貨物駅からも支線が伸びていたこともあったともアナウンスされていました.しばらくすると列車は本線を外れます.

やってきたのはJR貨物富山車両所・JR西日本金沢総合車両所富山支所,そしてあいの風とやま鉄道運転管理センターです.JR西日本・あいの風とやま鉄道のDE15が集められていましたが,そのうち,あいの風とやま鉄道の「DE15 1004」は2021-22シーズンをもって引退したとのことでした.内部では「AL01編成」と呼ばれていたようです.

さらに多くの車両・多くのあいの風とやま鉄道・関連企業の社員の方に見送られます.

しばらくすると富山貨物駅に到着,そこでも,今度はJR貨物の社員の皆様からも見送りを受けました.このイベント自体にJR貨物とのコラボ要素があり,配布されているグッズにはJR貨物のグッズが含まれていました.

ここで列車は5分間停車します.

列車内で車両を跨いで移動することはできませんが,筆者は編成の越中宮崎側(新新北陸色・AM05編成)に乗車していたため,「つるぎ」を拝めることができました.

その後,トップリフターが「バンザイ」をする珍しい光景が見られました.

そして本線へ戻ります.

列車は2022/3/14ダイヤ改正で開業した「新富山口駅」を通過します.この駅に限らず,多くの駅でこの列車を一目見ようと多くの方々の姿を見ることになります.

駅でこうですので,有名撮影地はご覧の通りとなっています.乗車側からしても絶好の車窓スポットであり,「進行方向右手に鉄道ファンの皆様が集まっております.手を振ってあげてください」との旨のアナウンスが流れるほどです.

途中で富山地鉄の電車を抜かします.

早月川河口には「魚津ミラージュランド」の観覧車がよく見えますが,そこで列車が停車し,多くの方々がこの列車を見送っています.通常でも「一万三千尺物語」はこのポイントで停車し,毎回地元の方が同じように見送っていらっしゃるとのことです.

魚津駅に停車しました.ここで折り返し,参加者は富山駅に乗車した編成と別の編成に乗り換えます.これによりツアー参加者全員が「新北陸色」編成に乗車できることになります.

ここでは撮影タイムとなりました.

 

動画はこちらをご覧ください.

(12/31に修正版を公開しました)

 

 

 

次回の記事は,その際や富山駅で撮影した,413系各車の細部の画像を紹介します.いわゆる「車両詳細編」です.

 

続く

 

 

なお,ツアー参加者には本来「あいの助」のピンバッチ(500円相当)が配布される予定でしたが,手違いにより5/4の参加者には配布されておらず,後日,2021年の「413-7;AM04編成」の引退記念シールと合わせて郵送されました.筆者にも本日届きました.