2022/5/5 第2章その2・終 ありがとう413系新北陸色・帰路 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(いよいよ最終章へ)

これまでの旅路

 

旅行実行から約2ヶ月弱,長らく連載しておりました「【旅行記】2022/5 あいの風413系」もいよいよ最終記事となりました.

 

最後は富山駅で「ありがとう413系新北陸色ラストランツアー」列車を追いかけるだけです.まずは通過シーンを収めておきます.

通過後に「ひだ7号」が引き上げていきました.5/4の際はダイヤの関係でキハ85系は富山駅の4番線におらず,間違いであったかもしれません.とはいえ,キハ85系とラストランツアー列車を同時にカメラに収めると必ず利用者(両列車に関係ない方含む)を写すことになります.やむを得ません.

そして,いよいよ413系が帰ってきました.

動画も作成しております.

 

(一部編集があることをご容赦ください)

 

これにて筆者が新北陸色を見るのは最後です.

と同時に,真っ青,それどころか「413系AM05編成」を見るのも筆者にとっては最後の可能性があります,そして,この瞬間,富山を去らなければなりません.

14番のりばの「つるぎ723」に乗ります.

福岡ICそばを通過します.もちろんこの先に別の高速道路は接続していません.

「つるぎ」の乗客は,富山からの方が指定席を,新高岡からの方が自由席を利用している感がありました.最繁忙期ですのでそれ相当の混雑でした.なお,筆者は北陸新幹線については自由席を利用,分割して購入していますが,JR西日本の株主優待では両方が割引になります.

金沢に着きます.左側が「サンダーバード38号」,右側が「しらさぎ14号」です.お乗り間違いのないようにお願いします,と言いたいところですが,この日は「681系しらさぎ6両+683系0番台サンダーバード新塗装3両+681系サンダーバード旧塗装」なる編成も走っていました.かなり間違いやすい編成です.

「サンダーバード38号」は9両編成です.最繁忙期ですが,JR西日本の社内規定による車掌乗務人数の関係で全列車を12両で走らせることは難しいようです.

ささっと福井県まで行ってしまいます.北陸新幹線と山が美しいです.この区間は数年後に「ハピラインふくい」になります.

敦賀駅の特急ホーム線はハピライン方向にも伸びていました.

敦賀車両基地も出来上がってきました.

新大阪駅に到着です.この列車は文字通りの満席でした.車掌の方が乗客を労うように「本日はこどもの日です.お母様に感謝する日でもあります」と仰られたことが印象に残っています.

最繁忙期ゆえにのぞみ号はほぼ満席です.東海道新幹線は複々線にしたほうが良いのでは思ってしまいます(リニアである必要はありません).

乗車するのは鹿児島中央への最終列車「みずほ615号」です(通常は熊本行きで,鹿児島中央へは後続の「つばめ341号」に乗り換えます).

車内には自動販売機が設置されていますが,そのラインナップは天然水とジュースが150円,お茶とコーヒーが200円というものです.これでは利用されにくく,近年中に撤去されてもおかしくないです.このような列車でありながら車内販売はありません.

なお,岡山から乗客がぐっと増えました.

このような広告があると「かもめ」への期待が高まります.

その後,広島で「こだま865号」へ乗り換え,無事帰宅しました.

これで「【旅行記】2022/5 あいの風413系」を終了します.

最後までご覧いただき,誠にありがとうございました.まだご覧いただいていない記事がある方は,ぜひ以下からご覧いただければと思います.

 

 

413系新北陸色編成の老朽化は目に見えて目立つものでした.ブレーキにおいても停止直前で急制動するなど決して状態は良くありませんでした.長い間大変お疲れ様でした.

そして,現存する413系には,よく目を凝らしてみると「新北陸色」の帯の跡が残ります.「新北陸色」はこれからも人々の記録・記憶の中に残り続けます.

あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道におかれましては,この車両を大切に扱ってほしいと思います.この車両は地域に多くの人々を呼び寄せます.今後ともよろしくお願いいたします.

予告

2022年春季の旅行はこれまで3行程取り上げてきましたが,実はもう1行程があります.近日,目次記事を公開する予定です.