陰陽五行説を知っていると
漢方や薬膳の方のブログや記事も
グッと理解しやすくなりますよ!
ということで
五行学説についてお伝えしています。
今回は第3回。
漢方苦手だった私が楽しめるようになったから
ぜひみなさんにも知って暮らしに活かしてもらえたら
嬉しいなと思って書いてます。
第1回では
▻五行学説とは何か
▻木・火・土・金・水の5つのグループの特徴
世界は5つの要素で成り立っている⁉【漢方・薬膳の基本:五行学説について①】
第2回では
▻5つの要素の関係「相生:矢印の先の相手を助ける、力を与える、成長させる」
▻5つの要素の関係「相克:矢印の先の相手の成長を抑える、働きを妨げる」
木火土金水、5つの要素の関係とは?【漢方・薬膳の基本:五行学説について②】
今回は、この5つの要素がどう漢方・薬膳と関係あるのかな?
というお話です。
木・火・土・金・水それぞれのグループに入るもの
をまとめた表(五行色体表)の一部です。
まだまだたくさんあるんですが
わかりやすいところ、
季節の養生のために知っておくとよいところ
を載せています。
私がこの分類を実感したのは「秋」。
秋って、だんだん寒くなってきて
草木も枯れて散りますよね。
そういうのを見ていると、
物悲しい気持ちになったり、
センチメンタルな気分になったりしませんか??
「秋」と「悲」は繋がってる!と実感しました。
あとは、肺と鼻。
風邪を引くと、鼻水、鼻づまり、咳などの
呼吸器(肺)に影響しますよね。
他の五臓も同じです。
体調が影響するもの、体調に影響を与えるものが
同じグループに分類されています。
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面白いですよね
(私だけかな?)
五臓(臓器)はお腹を開かないと見られないでしょう?
今みたいに検査や手術なんてできない時代なので、
外側から観察できる「目」「耳」などから
体の中の不調を診断していたんですね。
昔の人たちの感覚の鋭さ、観察力には
学べば学ぶほど驚かされます
ちなみに
この学説ができたのは、紀元前ですよ…!
最初知ったときは見間違いじゃないかと思いました
五行と漢方・薬膳の関係についてのお話でした!
次回は、五行のバランスが崩れたときについてです。
続きはこちらから↓
体の不調は放っておくと飛び火する。【漢方・薬膳の基本:五行学説について④】