冬の養生法をお伝えしています。

 

冬の養生法

①睡眠をたっぷりとる 早寝遅起きでOK!

②頑張りすぎない

③汗をかきすぎない

④腎の働きを助ける食材をとる

⑤体を冷やさない

 

今日は3つ目。

 

腎の働きを助ける食材をとる

 

についてです。

 

まずは、前回の

あったかグッズ用意できてる?【冬の過ごし方②】

を振り返ります。

(前回をお読みくださった方は飛ばしていただいて大丈夫ですOK

 

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冬は腎の季節。

 

これは中医学の五行論に基づいていて

冬も腎も水のグループに入ることを意味している。

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五行論

全ての物事は木、火、土、金、水の5つに分けられる。

それぞれがそれぞれの働きを促したり

抑えたりする関係にある。

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↑五行論についてザックリと

 

腎は

生命エネルギー(腎精)

体を温める熱源(腎陽)

体を潤す水(腎陰)

を蓄えている大切な臓。

 

腎は寒さ・冷えに弱く

不調になると

全身の冷え、むくみ、食欲不振、尿量が減る

などの症状がでる。

 

なので

冬は腎を冷やさないことが大切。

腎のある腰や冷えやすい足元を温める。

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ということをお伝えしました。

 

では、本題に入りますね!

 

冬は…

 

①黒いもの

②元気を補うもの

③鹹味

④寒さを吹き飛ばす辛味

 

を取り入れましょう。

 

①黒いもの

黒も腎と同じ水のグループに属しているので

黒い食材は腎の働きを助けると考えられています。

黒ゴマ、黒米、黒豆、ひじき、海藻類などです。

 

◦黒ゴマはパラパラとごはんにかける

◦練りゴマを和え物に使う

◦黒米は白米と混ぜて炊く

◦飲み物を黒豆茶にする

は私もよく使っています。

 

 

 

 

②元気を補うもの

春に向けてエネルギーを蓄えるためです。

山芋、えび、豚肉などです。

 

③鹹味(かんみ)

塩辛いという意味です。

鹹味も腎と同じ水のグループに入り、腎の働きを助けます。

しょっぱいものを食べればいいの?

と思われる方もいるかもしれません。

鹹味には

塩(塩化ナトリウム)だけでなく、

マグネシウムやカルシウムなどのミネラルも含まれています

単に塩辛いものを食べればいいというわけではないのです。

 

◦塩も精製塩ではなく、天然塩を選ぶ

◦海藻類や魚介類から自然な塩味を摂る

ようにしましょう。

 

④寒さを吹き飛ばす辛味

辛いものは体を温めて血行を良くしてくれます。

ただし、汗をかくほどとってしまうと

逆に冷やしてしまうので、少量使うようにしましょう。

 

◦七味や一味をお味噌汁や鍋物にパラっと

◦生姜をすりおろしてスープやお味噌汁に入れる

は簡単にできます。

 

以上、冬の食材についてでした。

 

取り入れられそうなものはありましたか?

少しでも参考になればうれしいです。

 

次回は、

②頑張りすぎない

③汗をかきすぎない

をまとめてお伝えします。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

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