本日はご覧いただき、ありがとうございます。
前々から気になっていたアニメ「どろろ」を観ました!
制作会社はMAPPAの方です。
やったね(*‘ω‘ *)
あ、原作漫画は未読です( *´艸`)
■ざっくりあらすじ
国の平安の為、領主・醍醐景光は12体の鬼神と取引をした。
「我が領土を守護し、我に天下を握らせるならばそれよりほかに我が手に入るものをやろう」
その取引を受け入れた鬼神達が欲したのは産まれたばかりの赤子の体であった。
赤子が生まれたとき、手も足も、耳も鼻も皮膚もなかったのであった。
赤子の姿を見た景光は取引が成立したことを知り喜んだ。
そのような赤子は長く生きられまいと、産婆に捨ててくるように命じる景光と悲しみに暮れる奥方。
産婆は水辺に行き、赤子を始末しようとするが、人とは呼べぬような姿ながらも必死に息をしている姿を見てその手を止めた。
「おまえ、生きたいのか」
産婆は命をとることを止め、船に赤子を乗せ逃がしてやった。
そして、時が過ぎ赤子は成長し、作り物の手足を手に入れた。
両手と左足に刀を隠した手足を使い鬼神達を討つ。
奪われた体を取り戻すために。
立ちはだかる強い鬼神に、阻止する醍醐の軍。
彼は体を取り戻すことできるのだろうか……。
■感想
アニメーション制作:MAPPA/手塚プロダクション、製作:ツインエンジン。
私をこんな気持ちにさせた犯人はだれ?
「けものフレンズ2」以来の今後のアニメ視聴に影響するアニメでした。
第一話、だれがどのような理由でこのような状態になり、何をどうすればだれにメリット、そしてデメリットがあるのかがきちんと明記されていて一話を見た私は「こりゃあお勧めしやすいアニメだ!!」と思いました。
一話では
1、どろろとはだれなのか。
2、主人公は何をしたら体を取り戻せるのか。
3、それをして相手方が被る害とは何か。
4、魑魅魍魎がいて、結構グロそう。
5、琵琶丸がいる
というのがきちんと明記されていて、本当に久しぶりにきちんとした一話を見たなぁと思っていました。
絵柄も現代に合わせて美麗だし、どろろを見たことない人にとっての知るきっかけに足ると思いました。
しかし、話が進むにつれて、なんか言いようのない違和感がひしひしと伝わり、3話ぐらいからなんかよくわからないけれど、「おや?」感が現れて、4話で「なぜに人を切ったし」と思い5話で足をとられてから少しわくっとして、「こりゃあいい!」と心沸き立ったのはいいけれど、6話で主人公サイドはチェスではなく将棋のルールが適用されていたことに気づき、7話で少々ホッコリしたけれど、8話で玉子が腐ったにおい+灰が降る=日傘効果か! よし! 妖怪の仕業ではないなと思ったら違い、9話で見たことある! と喜び、10話で多宝丸がオープニングで受けた印象と違うことに違和感を覚え、11話は特に何もなかったけれど、12話であっさりとしすぎていて「あれ? 今、目が切られたと思ったけど違うん?」とそればかりが気になり、13話~20話までなぜこの話作ったしと飽きてきて、21話で・・・・・・と思い、22話ではいはいと思い23話もうわかったからと思い24話でやっと終わったーと思いました。
ギャロップなんて知らなきゃよかった。
12体の鬼神=12回戦ったら終わり=一話一体で12話で終わる! サクサクだね! とも思ってテンション上げていたから後半やばみが強いです。しかも、こちら書いた通り24話まであります。
漫画の神様である手塚治虫の漫画を原作にアニメ作ったから一定以上の出来であるだろうと勝手に思い込んだ私にも非があるから強くは言えないんだけどさぁ、これは本当にひどいなぁと思いました。
特に15話は作画崩壊が起きているし……。
今まで私が作画崩壊と思っていたものは作画崩壊ではなかったのだと思い知らせれるほどの作画崩壊が起きていました。すごい。
今まで作画崩壊を見たことがない人は15話だけでも見てみるとよいでしょう。
凄いよ! あの大物の作品でここまで作画崩壊させるなんて! 初めて手塚プロがアニメを手掛けたとき人出と時間が足りずに結構頑張ったよ! という話を聞いたことがあるけれど、その時の苦労を再現でもしているのではととち狂ったフォローしたくなるぐらいの作画崩壊加減でした。
この回はなぜかよくわからないけれど、作画枚数減らす努力してないのかわざわざアップではなく引きの絵を多用していて、とりあえずぬるりと動く動画に対して「止まれ! STOP! FRIEZE!!」と叫びたくなるほどの動画でした。。
この話で出てくる敵側の鬼神はオープニングにも出てきたやつだらか、気合い入れるべきところじゃなかったのだろうか……。
15話は絵がやばかったから話がいっちょん入ってきませんでした。
なんでどろろは油の入った壺倒しているのにこの惨状を見て驚いているんだろう。
この回から私の中でこのアニメの種別がギャグアニメのジャンルに入ってしまったのでしょう。
ギャグアニメなのに笑いどころがないのはマイナスポイントです。
ですので、何かストーリーがそこそこあっても、で? という感想ぐらいしかわかなくなってしまったのです。
血が出てたり首が飛んでも動いている人が出ても「カエルかなwwワロスww」ぐらいしか感想出てこないし、そもそも血しぶきが顏に掛かっているのに、なんかフェイスシールドでもしているかのようなおかしな感じになっているので、グロイとも思えなかったです。
でも、最後は奥方だけきれいに書かれていて面白かったです。
以前、「ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘」で『手塚作品を知らない人にこそ漫画を読んでもらいたい』みたいなことを言っていたので、このアニメもたぶん見たことない人向けに、現代向けにと作られたと思うのですが……う~ん。2話までとオープニングを見てこれはたぶん原作とだいぶ違うのだろうな、と察しがつかないと原作漫画まで手は伸ばしにくいかな? と思います。
きついなぁ。
昔のアニメを一話だけ観たけど、超面白かった!
原作、買おうかなぁ……。
あと、今思えばアニメの出来がそこそこだったからこそ、原作できちんと確認してみようと漫画を手にするひとが増えるような気がするので、そこまで考えていて、アニメの出来をあそこまで落とす判断を下したのなら、すごいなぁと思いました。もちろんこれは皮肉です。
あれはたぶんちょっと長い原作のCMだったんだ。
知らんけど。
あ、いまYOUTUBEで・・・・・・・
今疲れてるんだよなぁ……。
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