母は95歳、要介護度2で身の回りのことは自分でほぼできる。ケガや病気にならなければもう2、3年は要介護3には届かないだろう。要介護3以上でコミュニケーションも難しくなれば施設にお世話になることも仕方がないと思うが、それまではできるだけ安全で居心地のよい生活をして欲しいと思う。
今の最大の課題は2階で生活をしていること。それと頭への刺激。認知症は家族の関りがもっとも大切で、日常生活の支援にとどまらず感情的な支援や活動の促進は、認知症の進行を遅らせるのにとても役立つ。いろいろな意味でワンオペ介助は限界を迎えている。
いまの時点で具体的に何が必要か考えると
1.日常生活の支援(課題)
・生活している2階へ上り下りするのはもう難しい
・目が行き届かないときの転倒リスク
・転倒したときに自分ひとりで起こせない
・ひとりで通院介助が肉体的にも精神的にもストレス
(病院へ家族二人が付き添うのも必要なときもある)
・階段がネックで日課にしていた散歩もできず、脳への
刺激が減っている
2.感情的な支援
母はときどき不安になったり寂しくなったりして不穏にな
る。同居する家族は多いほうがいい。
3. 活動の促進
散歩や歌やドライブなどの頭の刺激が必要。
在宅時は寝ているか歌番組のビデオ以外することがない。
ただでもワンオペは困難なのに、母が1階で過ごしてキッチンが2階というのは苦労が2倍(これが最大の課題)。1階は底冷えするので冬場は辛いだろう。 やはり老後の生活はマンションがよいと思う。福知山に中古マンションでも買って移住すれば、次兄が助けてくれると期待もしたけど無理っぽい。
結果として今のデイサービスを継続しつつ中古マンションへ引っ越しするには、高野あたりを中心にした地域で見つけるしかない。早ければ冬になる前、遅くても来年の春には引っ越すのがよいだろう。
身体の状態と介護の局面
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240627/10/kanaji-reiwa/e9/bf/j/o0932036515456438774.jpg?caw=800)
局面A(現状)はなんとか我慢しても、局面Bになればマンションしかない。局面BとCまでは自分がひとりで介護を頑張ったとしても、局面D(要介護3)になればひとりで介護していたら肉体的にも精神的にも自分が壊れてしまうだろう。その頃までには長兄も仕事をやめているだろうから、また下鴨の戸建てに戻って介護しつつ、入居のための施設探しを開始するというのがスムーズで了解を得られやすいケアパスではないだろうか?
知らんけど…
<追記>
買えるマンションは70㎡以下(60㎡以下かも)だから、マンションへ移った場合も、自宅で看取りモードになったら多人数が入れないので今住んでいる戸建ては使えるようにしておいて欲しいな。
<さらに追記>
なんて偉そうに書いたら、母が夜に5分おきに起きてくるからイライラして眠れなくなった。怒りでアドレナリンが放出されその後に「いつまた起きてくるか」「このまま寝られないと明日がつらい」と不安が襲ってきてますます寝られない。局面Aで耐えられてない… ほったらかしにしたらより面倒なことになるのは確実だから付き合うしかない。