人間って論理的に理由を分析し、その理由に基づいて意思決定を行うのではなく、まず感情的な決定を下し、その感情を正当化するための理由を見つけるのだと思うのだよね。でも、人に説明するときは前者じゃないと絶対に納得は得られない。だからクドクドと説明をするわけ。
そういう意味では、理由に対してあれこれ反論したり、代替案を出したり、条件闘争をしても成功はしない。納得されられても、そのうちまた同じ感情が湧いて抑えられなくなる。
まあ、生きるということは難しいことでもあるし、気持ちに素直に従えば簡単なことでもある。問題は、その直感による選択が自分勝手な邪心のないものかどうかということ。