~指導者も親もコーチングを考えて~(少年サッカー・コーチング)

~指導者も親もコーチングを考えて~(少年サッカー・コーチング)

少年サッカーチームの指導を始めて今年で21年目。コーチングの楽しさ・難しさ、メンタル部分、感情(EQ)のコントロール、コーチングの重要性等を綴っていければと思っています!

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~サッカーにおける「本当の敵」とは…~

前回、「対戦相手は敵ではない」という話を書きました。
 

では、サッカーに「敵」がいるとすれば、それは何なのでしょうか?
本当の「敵」は、実は自分の中にいる!

「今日は練習に行きたくないな~」
「疲れたから、これくらいでいいや」
「苦手だからやりたくない」
「どうせ自分にはできない」
「ミスしたら怒られるから、チャレンジしない」


大人でもそうですが、こんな気持ちは誰にでもあると思います。

もちろん、毎日モチベーションを高く保つことなんてできません。
疲れている日もあれば、気持ちが乗らない日もある。

だから、「そんな気持ちを持ってはいけない」という話ではありません。

大切なのは、そんな自分が出てきた時に、どうするか。

※コーチングの考えも、これに通じます!

ま、いわゆる感情コントロールで、勉強や仕事などにも使えます!

「あと1本だけ走ってみよう」
「もう1回だけチャレンジしてみよう」
「苦手だけど、少し練習してみよう」


その小さな積み重ねが、半年後、1年後には大きな差になっていきます。



試合では、自分より足の速い選手もいます。
身体の大きな選手もいる。
技術が上手な選手もいる。

そういう選手に、今日すぐ勝てないことはあります。

でも、

「まぁ、いいか」
「どうせ無理だから」

「面倒くさいな」

という自分の中にいる「敵」とは、毎日戦わなくてはなりません。

そして、もう一つ怖い「敵」があります。
それは、「人のせいにしてしまう自分」です。

・パスが悪かった。
・味方が走ってくれなかった。
・審判が悪かった。


もちろん、本当にそういうこともあるでしょう。

でも、その前に、
「自分にできることはなかったかな?」
と考えられる選手は、少しずつ成長していきます。

対戦相手は、自分たちを成長させてくれる大切な存在。
だとすれば、本当に乗り越えなければならない「敵」は、相手チームではなく、
「自分の成長を止めようとする、自分自身の心」かなと。

サッカーが上手になることと同じくらい、そんな自分に少しずつ勝てるようになることも、子供たちにはサッカーを通して学んでほしいと思っています。

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これも先日、コーチ会の時にお話をさせて頂きました。

■相手の呼び方
↑
※もう、27年前の記事か~~。長いな~~。苦笑

■対戦「相手?」「敵?」何て呼ぶ?
↑
これも4年前ですか。。。

まぁ、この記事に書いてある通りなのですが、なかなか「口癖」というのは直らないかな、というのは、自分でも実感しています。

「敵が来てるぞ!」
「敵の裏を取れ!」
「敵に取られるな!」

サッカーの指導をしていると、ついつい出てしまう言葉でもあります。

では、そもそも「敵」という言葉には、どんな意味があるのでしょう。

大きく分けると、

①戦う相手――戦争や競技などで争う相手
②害になるもの――自分に悪い影響を与えるもの
③競い合う相手――力や技を競い合う相手
④恨みの相手――憎しみや恨みを持つ相手


などがあります。



もちろん、競技という意味では、対戦するチームを「敵」と呼んでも間違いではありません。
ただ、少年サッカーでは、やはり「対戦相手」という言葉を使いたいと思っています。

なぜなら、その「相手」がいなければ、TMも公式戦もできないからです。

自分たちだけで、いくら練習をしていても試合は成立しません。
わざわざ同じ日にグラウンドへ来て、一緒にボールを追い、真剣に勝負をしてくれるチームがいる。

その相手がいるから、自分たちの良いところも、足りないところも分かる。
そして、また次の練習につなげることができます。

試合中は、本気で勝ちにいけば良いと思います。

でも、試合が終われば、
「ありがとうございました」と声を掛け合います。

勝っても負けても、試合をしてくれたことへの「感謝」と「リスペクト」は忘れてはいけないと思っています。

そう考えると、やはり「敵」ではないんですよね。
自分たちを成長させてくれる、大切な「対戦相手」です。

では――
サッカーに「敵」がいるとすれば、本当の敵は何なのでしょうか?

これは、また次回に。

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先日、久々に全学年のコーチ会議(いわゆる飲み会)を行いました。(笑)
低学年の新しいコーチ達と話をするのは「初めて」ということで、大いに盛り上がりました。

子供達のPlayや指導の内容、練習メニューのことなど、話題はやはりサッカーのことばかり。

その中で改めて話題になったのが、「コーチング」と「ティーチング」の違いです。

このBlogのテーマでもあり、16年も前に書いた記事にも、そのことを書いてあります。

■コーチングとティーチングの違い


当時、近隣の監督たちとの飲み会で、結構、この話をしましたが、なかなか受け入れて貰えなかったというか良く判らなかったのかな、という感じでしたが、色々な監督たちから、

「それ、結構面白い!!」と言われて、方法論を話をした覚えがあります。


復習になりますが、ティーチングは、コーチが「こうした方がいい」「ここにパスを出そう」「この場面ではこう動こう」と、答えや方法を教えること。

もちろん、サッカーを始めたばかりの低学年には、基本的な蹴り方や身体の使い方、ポジショニングなど、まず教えなければ分からないこともたくさんあります。

一方のコーチングは、すぐに答えを教えるのではなく、

「今、どこが空いていた?」
「他にどんなプレーができた?」
「味方はどこにいた?」

などと問いかけ、子供達自身に考えさせること。


サッカーでは、試合中にコーチがすべての答えを教えることはできません。

ボールを受ける前に何を見るのか。
相手が来たらどこへ逃げるのか。
パスなのか、ドリブルなのか、それともシュートなのか。

最後に判断するのは、ピッチに立っている選手自身です。

だからこそ、「教えること」と「考えさせること」の両方が必要なのだと思います。

特に低学年では、何でも「自分で考えなさい」では分からない。一方で、高学年になってもコーチがすべて指示してしまえば、指示がなければ動けない選手になってしまいます。

ティーチングで材料を渡し、コーチングでその材料の使い方を考えさせる。

学年や一人ひとりの成長に合わせて、そのバランスを変えていくことが大切なのでしょう。

そんな話をしながら、「あの子は最近こんなプレーをするようになった」「ここはもっと伸ばしてあげたい」と、結局最後まで子供達の話。

コーチ会議という名の飲み会でしたが(笑)、学年を越えて指導について話せる、なかなか有意義な時間になりました。

PS:でも、「コーチングは難しい」という話は、結構出ていました!
あと、「相手を《敵》と呼ばない」…。(笑)
結構、自分は苦労した方なので。

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今やっている練習の一つに「追い込み」があります。

例えば、相手DFが自分たちのGKへバックパスをした場面。
ここは前線の選手にとって、相手を追い込むチャンスです。

FWがGKへプレッシャーをかけながら、SBへのパスコースのどちらかを切る。あるいは、あえてSBへ出させて、そこへパスが来た瞬間を狙って味方がインターセプトする。
縦の部分(CBや相手Top下)はTop下がケアをしておく。

当然、この守備は一人ではできません。

FWが一生懸命GKを追いかけても、味方の他の選手が連動していなければ、空いているSBへ簡単にパスを出されて終わってしまいます。

だからこそ重要なのが、「予測」と「声がけ」です。

例えばFWが、

「右を切って!」
「左へ追い込むよ!」

と声を出す。

その声を聞いたMFは、

「では、自分はどのパスコースを消すのか(インターセプトするのか)」
「相手MFへ来る縦パスを狙うのか」
「SBへ出たところを取りに行くのか」

を判断します。



ここで大切なのは、何でもかんでも追いかければ良いわけではないということです。
MFまで飛び出すことによって、その後ろに大きなスペースができてしまいます。

「ここは一緒に追い込むのか?」

それとも、

「ここは無理に行かず、相手に自由にやらせてもいいのか?」

この判断が必要になります。
その判断をするためには、次に何が起こるのかを予測することが大切です。

・相手GKの体の向きはどうか
・右SBと左SB、どちらへ出しそうなのか
・中央へのパスコースはあるのか
・味方FWはどちらを切っているのか
・味方MFは連動できる位置にいるのか


こうした状況を見ながら、

「次はここへパスが来る」

と予測しておけば、ボールが蹴られてから動くのではなく、蹴られる前から準備できます。

順序としては、FWが追い込む
→ MFが連動してパスコースを消す
→ 相手のパスコースの選択肢を少なくする
→ 出てくるパスを予測する
→ インターセプトする


ここまで全員の考えがつながれば、非常に良い守備になります。

そして、連動からパスカットが出来て、シュート、そしてゴールまで繋がれば、サッカーはもっと面白くなってくると思います。

ただ誰かが点を取るということでは無く、連携したPlayからの得点は、みんなが共有できる喜びでもありますので。

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チーム内では、結構受験組が増えてきたこともあり、退部、休部という人数が増えてきました。

そして、相変わらず、ハイスキルな子供たちの移籍流出というのも、悩みの種です。


強いチームは、人数が居て、上手い子が集まるということもありますが、J出身のコーチがいるとか、○○大会に常時出場(JFA関連)などが、目を引いているみたいです。

その先にプロと言う視野があるかどうかは、定かではありませんが、コマーシャルや噂が広がると、興味が出てそんな感じになるのでしょうね。

そんな残留組では、楽しむサッカーということもあるのかもしれませんが、それでも個人的には、勝ちに拘りたいとは思っています。

その戦力になるかどうかは、下の学年と女子の力です。

下の学年は、まだ高度なことができませんし、戦術的にも連携が良く判らないということもあります。
女子も、まだ強いボール、早いボール、高いボールには対応が出来ないことが多いのですが、それでも以前に比べれば、遥かに上達はしています。

 



でもまだフィジカルでは負けてしまうことも多いので、それなりの練習はしているのですが、まだ怖いみたいですね。

ただ、キック力は、毎回の練習でロングやミドルシュートの練習をやっているので、結構な距離を飛ばせるようになってきました。


DFでも、随分身体を入れられるようにはなってきましたが、それでも強い相手だと当たり負けて、そのままになってしまうことが多いので、少なくても食らいつく姿勢だけは持って欲しいと思っています。

女子のメンタル、下級生のフィジカル、スキルアップが急務になってきました。

言い訳をせずに頑張って欲しいと思います。(笑)
 

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