子供同士のコミュニケーション、意思の伝達というのは、なかなか上手く
いかないことが多い気がします。
うちの近辺だけなのか(苦笑)、最近の子供がそうなのか、ちょっと考えて
しまったりもします。
特に、親子・友達などでも、上手くコミュニケーションが取れているのかな~
などと心配になったりもします。
親子の会話も、ついつい時間に追われて、子供の話にも耳を傾けなかったり、
「後でね…」とか返事をしても聞かなかったり、子供同士でもゲームを持って
集まって、顔は会わせているけれど、会話も無い状態があったりしている風景
も見たりします。
学校の校庭開放で集まっても、グラウンドの片隅で数人が集まってゲームを
している様子は、やはり傍目で見ていても、ちょっと怖い感じがしませんか?
そんな中で、低学年なのですが、面白い場面がありましたので、ちょっと紹介します。
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昨年の1年生大会の時、主審をしていて感心をしたことがありました。
「じゃ、お互いに礼をして、前の人と握手をしてから始めましょう!」
というと、ある子供が、目の前にいた相手チームの子に向かって、
「君、上手そうだね~!」
といきなり言うもので、思わずこちらも
『ほぅ、そんなことを言う子供がいるんだ~』
と微笑んでしまいました。
言われた子供も、ちょっとびっくりしながら、でも何も言わずに握手をして、
試合が始まりました。
試合の内容を見ている上では、誰が飛びぬけて上手いわけでもなく、さっきの
子供たちが、どんなプレーをしているかも、良く分からない状態でした(笑)。
試合が終わり、最後にお互い握手をすると、さっきの子供が、その子に向かって、
「やはり、君、上手かったね!!」
と言っていました。(驚)
このようなことは、この年代も含め、なかなか指導し難いことなのですが、1年生で
できていたということが素晴らしく、早速、チームの子供たちにも話をしました。
すぐにできるようになるとは思いませんが(笑)、少しずつでも、相手を思いやる気持ち、
自分の思ったことを述べる勇気、考えられる力、発想、言葉&表現等などを覚えて
くれるようになったら嬉しいなと思いました。
チームや家庭でも、色々チャレンジしていきたいと思います!