癌とがんの違い? 手術前チェック 日本一ノーテンキな?がん研,手術・入院記-11
シリーズ11回目にして,まだ手術どころか入院もしてませんが,それだけいろんなことが多いというでして・・・。
下ネタとオヤジギャグが多いからだろ!
手術が終わるまでは,時系列で書いてく予定です。
それ以降はテーマごとに書こうかと?
いつまで書くつもりだよ!
病院やがんの種類によって,かなり違う部分もあるかと思いますが,私のブログなんで情報量はかなり詰め込むつもりです。
特に今回は瓢箪から生駒ちゃんな話もあったりします。
生駒里奈ちゃんもファンなのかよ!
前回の診察から一週間後。
担当医の診察日が決まってる関係上,基本週イチ。
この日はトリビアルなイベントがいっぱい。
まず最初は「手術前口腔ケア」でがん研内にある歯科(3階)での受診。
これについての説明書きは珍しく1枚で,表のみの潔さ。
ホント,他はページ数ありますからねえ。
読むだけで大変です。
それでも命かかってるんで,読みました。
それには「全身麻酔の手術を受けられる方へ~手術前の歯科チェックのお勧め」とあります。
3つのことが簡潔に書かれています。
CMなんかでもありますが,お口の中はとってお細菌が多い部位。
全身麻酔手術のような大きな治療を行う際は,この細菌がデンジャラスであると。
一番の問題は肺炎のリスクを減らすこと。
人工呼吸器のチューブを喉の奥まで入れる時に,一緒に口の中の最近まで細菌を押し込んでしまう可能性がある。
またグラつく歯や欠けた歯があると,歯が抜けたりして口の中を傷つけてしまう可能性がある。
次が術後の回復には食事が大切なので,口の中を整えておくことが重要。
そして,口腔や咽頭,食道などの手術の場合は口腔内の細菌が傷口の感染の原因となったり,術後の肺炎を含む呼吸器合併症のリスクを減らす。
後顧の憂いを断つリスクマネジメントとなります。
要は,口の中のクリーニングと虫歯などがないかのチェックです。
一応「芸能人は歯がいのち」なんで,ひと月おきぐらいには診てもらってるから,大きな問題はありませんでした。
って,誰が芸能人やねん!
それに,そのフレーズ,古すぎて誰も覚えてねーよ!
で,一通りクリーニングをしたような記憶が・・・。
この診察ですが,念には念を入れて手術の前日(念入りにクリーニング),そして術後チェックもありました。
でも,カミさんに聞いたら,乳がんの手術の時には,そんなのなかったと言ってましたねえ。
このあたりは,もしかするとがん研と他の病院とは違うのかもしれません。
歯科が終わると,今度は担当医の診察(2階)でした。
体調の確認やカメラ・触診など,がんの進行などを確認して,次の予約をして担当医のパートは終わり。
とりあえず急速な悪化はしていませんでした。
カミさんの時は,手術までに期日があったために,その間にタイミング悪く転移してたんで,一安心。
次は「周術期看護外来(8階)」へ。
これ全て予約票に診療日,時間と受診科,内容,コメント欄に階数まで書いてあります。
この日の予定は30分刻みで売れっ子アイドルなみのタイムテーブル。
今回の受診科は患者サポートとなっています。
かなり明るいフロアで,壁なども少なくオープンなデザインとなっています。
アドレスフリーのオフィスのような感じです。
仕切り代わりの本棚にはがんの治療に関する本などが並んでいました。
ここではまず,持病,病歴,コロナワクチン接種の有無,手術・麻酔などをしたことがあるかの確認となります。
骨折とか,けっこう多かったから思いだすのにも勘九郎。
ボケるチャンス狙ってたな!
特に私の場合は心臓に爆弾抱えてるのもあって,そのあたりも説明しました。
食物アレルギーなんかの確認も。
入院中の病院食に関係ありますから。
食事編については,いずれテーマごとの時に詳しく書きます。
以前アレルギー検査をした時のコピーをお薬手帳の最後に貼り付けてあるんで,それも見せての確認。
でも,アレルギー物質ではないのに,反応してしまうヤツがそれなり多くあって,それを告げると,似た構造を持つものに対して,体が勘違いして反応してしまう「交叉反応」ってのがあるようで,私の場合はそれだったようです。
人間,頭だけでなく,体も勘違いまみれのいきものなんですねえ。
果物はものによっては大丈夫なんですが,面倒だし間違いのもとになりそうだから全部NGとしておきました。
他には初体験や性癖,カミさんとの夜の契りの回数など。
って,あるかい!そんな質問!
次は同じ科で同じフロアで「おくすり確認」薬はひらがな表記ですねえ。
「がん」の表記もひらがなの場合が多いのを感じてる方,多いんじゃないでしょうか?
私もその一人でして,これは調べました。
そうすると,それは「がん研」の正式名称とも関係があることだったからビックら仰天。
体の外とつながっている臓器にできたものを「癌」すべての悪性腫瘍を総称して「がん」または「ガン」と表記するとのことです。
難しい説明では上皮組織,つまり体の表面とつながった部分にできるものを「癌」というんんですねえ。
んでもって,骨や筋肉などがガン化したものは「肉腫」,血液細胞が「がん」化したもののうち,白血球が悪性化したものを白血病,リンパ球が悪性化したものをリンパ腫ということです。
とまあ,血液関係が2つになりますが,これら4つの総称が「がん」もしくは「ガン」と表記されていることになります。
したがって,「国立がん研究センター」はすべての診療をし,「がん保険」とか「がん検診」はすべてを含むので,多くは「がん」,そして時にはカタカナで「ガン」と表記しているわけです。
つまりひらがな表記とカタカナ表記には違いはなく,そこから受けるであろうイメージなどを想定して表記していることになります。
こんなこととは,つゆダク知らずでしたねえ。
牛丼屋の注文かよ!
そろそろ本題へ戻ります。
「おくすり確認」とは,これはもう書いて字のごとく。
現在飲んでいる薬とアレルギーの確認。
がん研の場合はがんの治療に特化しているため,それ以外の薬は持ち込み(2週間分まで)となっています。
お薬手帳と現在飲んでいる薬を持っていっていたので,それを見せての確認。
もちろんデンジャラスなお薬系は御法度,ピザハットなので,持ち込み禁止です。
当たり前だろ!
そして全く予想しなかった注意も。
サプリメントは2週間前から以上前から中止。
健康食品,市販薬含む,との説明がありました。
そなの?
赤まむしドリンクもダメ?
いったい何のために飲むつもりだよ!
今日の移動は,
受付(1階)→歯科(3階)→頭頸科(2階)→患者サポート/周術期看護外来(8階)→患者サポート/おくすり確認(8階)→会計(1階)
となりました。
次回は入院準備編2となります。
まだ,準備編あるんかい!